一人暮らしから実家に戻る際、家具・家電はどうする?2つの選択肢

一人暮らしを解消して実家に戻る際に、まず決めるべきは「使っていた家具・家電をどう扱うか」という基本方針です。
選択肢は大きく分けて次の2つになります。
1. 実家に持っていく
実家で使っている家具・家電が古くなって買い替えを検討している場合や、自分の部屋だけで使うものであれば、持ち帰って使い続ける選択肢があります。
ただし、家族が暮らす実家では「単身用とファミリー用のサイズの違い」に注意が必要です。
冷蔵庫(100〜150L)
容量が100〜150Lの一人暮らし用は、複数人分の食材が入らないため、家族が暮らす実家でメインに使うのは難しいでしょう。
飲み物用などサブ用途にしない限り、場所を取るだけになってしまいます。
洗濯機(4.5〜6.0kg)
容量が4.5〜6.0kgの単身用は、家族数人分の洗濯物をまとめて洗うには容量不足です。
電子レンジ(単機能)・炊飯器(2合)
温め機能のみのレンジや2合炊き炊飯器などは、家族の生活パターンには合わないケースがほとんどです。
2. 引っ越し前に手放す
実家で使う予定がない家具・家電は、持ち帰らずに退去前までに手放すのが現実的です。
実家のスペースを圧迫したり、家族とのトラブルに発展したりする可能性もあります。
また、単身用を無理に実家に持ち込むと、引っ越し費用が無駄にかかるのです。
「実家で放置されるリスク」と「運搬コスト」を考えると、実家に持ち込む荷物は自分の部屋で使う最小限にしぼり、不要な家財は手放してしまうのが賢明です。
単身用家具・家電の処分方法5選!メリット・デメリットを比較

不要になった家具・家電を手放す手順として、代表的な5つの方法を比較します。
ご自身にあった方法を選びましょう。
| 処分方法 | 手間 | 費用・換金性 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 1. 出張買取業者 | 最も手軽 | 現金化の可能性あり | 手間なく一括で処分・売却したい人 |
| 2. 自治体の粗大ゴミ | 手間がかかる | 安い(数100〜数1,000円) | 処分費用を最小限に抑えたい人 |
| 3. フリマアプリ・オークション | 手間が非常に大きい | 現金化の可能性あり | 高額なブランド家具や時間がある人 |
| 4. 引っ越し業者の引き取り | 楽 | 処分費用がかかる | 引っ越し作業と同時に処分したい人 |
| 5. 不用品回収業者 | 楽 | 処分費用が掛かる | 退去日まで時間がなく一括処分したい人 |
1. 出張買取業者に依頼する
査定スタッフが自宅まで訪問し、その場で査定・買取、回収をおこなってくれます。
- メリット:状態がよい家電やブランド家具であれば、その場で現金化できる
- デメリット: 買取対象外となった家具・家電は、別の方法での処分が必要
回収もできる出張買取業者を選ぶ
おすすめは、回収もおこなえる出張買取業者を選ぶことです。
買取対象外となった家具・家電を回収してくれるので、改めて自治体の回収を利用したり、不用品回収業者に依頼したりする必要がありません。
買取で得た収入を回収費用にあてられる、お得感もあります。
弊社「買取いちばんドットコム」は名古屋市を中心に営業する、買取・回収業者です。
出張料・査定・見積もりは無料なので、まずはお気軽にお問い合わせください。
2. 自治体の粗大ゴミとして処分する
お住まいの自治体のルールに従って、使わない家具・家電を処分しますが、洗濯機・冷蔵庫・テレビ・エアコンの家電4品目は回収してくれないのでご注意ください。
- メリット: 処分費用が数100〜数1,000円と安くすむ
- デメリット: 指定日の朝までに、自分で指定場所まで運び出す必要がある。繁忙期は予約が埋まっている可能性もあり、退去日に間に合わないリスクがある
家電4品目3つの処分方法
自治体では、洗濯機・冷蔵庫・テレビ・エアコンの家電4品目は回収してくれません。
家電リサイクル料金を支払い、定められた方法で処分する必要があります。
1. 購入店・近隣量販店に依頼する
使用しない家電4品目を、家電販売店に処分を依頼する方法です。
家まで来てくれるので手間はかかりませんが、リサイクル料金とは別に収集運搬料金がかかります。
2. 指定引取場所へ持ち込む
最寄りの指定引取場所を探して、軽トラックなどで家電4品目を持ち込む方法です。
運搬手段の手配や積み込み、リサイクル料金の郵便局窓口での支払いといった手間がかかりますが、収集運搬料金を節約できます。
3. 不用品回収業者に依頼する
一人暮らしから実家に帰る際に、おすすめしたい方法です。
家電4品目だけで利用すると収集運搬料金は高めに感じますが、不要になったほかの家具・家電といっしょに依頼するとお得感が増します。
回収もできる出張買取業者を選べば、家具・家電の回収、買取、家電4品目の回収が一度に片付きます。
家電4品目の処分方法について、詳しくは次のコラムも参照してください。
家電リサイクル券ってどこで入手するの?入手方法や注意点も解説
3. フリマアプリ・オークションに出品する
メルカリやヤフオク!などを利用して、自身で販売する方法です。
処分費用が節約できる大きなメリットがありますが、その分デメリットも大きいので、忙しい引っ越しの機会では利用しないほうが無難でしょう。
- メリット:処分費用がかからないばかりか、収入が得られるケースも多い
- デメリット:出品が面倒。設定価格によっては売れるまでに時間がかかる。大型の家具・家電は梱包に手間がかかり、出品者が送料を負担するシステム(メルカリなど)では負担が大きい。到着後のクレームが心配など
4. 引っ越し業者の不用品引き取りを利用する
引っ越し見積もりの際、不用品の引き取りオプションを申し込む方法です。
- メリット: 引っ越し当日にそのまま持って行ってくれるため、スケジュール調整が一度で済む
- デメリット: 対応している引っ越し業者が限られていることや、処分費用がやや高めに設定されているケースが多い
5. 不用品回収業者に処分をまとめて依頼する
民間の不用品回収業者に依頼し、部屋の中の不用品をまるごと回収してもらう方法です。
- メリット:手間がかからない。業者のスケジュール次第では、申込み即日での対応も
- デメリット: パック料金などで一括処分できるが、事前見積もりを取らずに依頼するとトラブルになるケースも。業者選びは慎重に
一人暮らしから実家に戻るとき「処分すべきもの」の判断基準

引っ越し費用を少しでも安く抑えるためには、家具や家電だけでなく、身の回りの荷物も事前にしっかり仕分けることが重要です。
持っていく荷物の量が増えるほど、引っ越し料金は高くなります。
実家で使わないものは、家具・家電と合わせて不用品回収・買取業者にまとめて引き取ってもらうなど、引っ越し費用削減を目指しましょう。
実家に何を持っていき、何を捨てるべきかで迷ったときは、以下の3つの基準で仕分けるのがおすすめです。
1. 「自分の部屋」だけで完結するか
リビングやキッチンなど実家の共有スペースに置く前提のものは、基本的にすべて手放す対象と考えましょう。
一人暮らしで使っていたダイニングテーブルやソファなどを持ち込んでも、置く場所がありません。
自分の部屋の中に無理なく収まるものだけを厳選してください。
2. 実家で「消耗・共有」できるか
洗剤やティッシュなど、一人暮らしで余った日用品のストックは、実家でもそのまま消費できるため持ち帰ります。
一方で、使いかけの調味料やフライパン、食器など個人用のキッチン用品は、実家にすでにあるものと重複するケースがほとんどです。
引っ越し前までに使い切るか、思い切って手放しましょう。
3. 「過去1年」で使った実績があるか
服や本、余分なハンガー、収納ボックスなど、実家でも使うかどうか迷うアイテムは、過去1年間で使ったかどうかが判断基準です。
使わなかったものは実家でも使わないと考え、思い切って処分します。
使わない荷物で実家を物置のようにしないためにも、持ち込む荷物は最小限まで減らしましょう。
【直前で慌てない】一人暮らしから実家に戻る際の「やることリスト」

実家への引っ越しは、新居などへの通常の引っ越しとは手続きや注意点が少し異なります。
「何をいつまでにやればいいか」が一目でわかるタイムスケジュール表とチェックリストを活用して、計画的に進めましょう。
実家への引っ越し前にやること・スケジュール一覧
| 時期 | やること |
|---|---|
| 〜1ヶ月以上前 | □ 1. 持ち帰るものについて実家とのすり合わせ □ 2. 賃貸物件の解約通知(管理会社・オーナーへ) |
| 1ヶ月〜2週間前 | □ 3. 不用品の処分・買取の手配 □ 4. 引っ越し業者の手配(見積もりは荷物を減らした後で) □ 5. ネット回線の解約・撤去手続き |
| 2週間前〜前日 | □ 6. ライフライン(電気・ガス・水道)の停止連絡 □ 7. 役所で転出届の発行・郵便物の転送手続き □ 8. 家具・家電の回収立ち合い |
| 引っ越し当日〜後 | □ 9. 部屋の明け渡し・鍵の返却 □ 10. 実家自治体での転入届提出・各種住所変更 |
「やること」の詳しい手順と注意点
いろいろとやることがあり大変ですが、後からあわてないよう、各注意点を意識して引越し準備を計画的にすすめましょう。
1. 持ち帰るものについて実家とのすり合わせ
自分の判断だけで、持ち帰るものを決めるのは避けましょう。
持っていく予定の家具・家電のサイズを計測するなど、必ず実家の両親に相談・確認してください。
事前にすり合わせておくことで、引っ越し当日の搬入トラブルや家族間の不要な摩擦を防げます。
2. 賃貸物件の解約通知(管理会社・オーナーへ)
賃貸アパート・マンションの場合、解約通知は「退去の1ヶ月前まで(物件によっては2ヶ月前)」と契約書に定められているのが一般的です。
退去日が決まったら、無駄な家賃を払わないですむよう、まずは管理会社やオーナーへ連絡しましょう。
3. 不用品の処分・買取の手配
処分・売却するものが決まったら、速やかに手配を開始します。
不用品回収・買取業者などの予約は、引っ越しシーズンになると一気に埋まります。
遅くとも退去の1ヶ月〜2週間前には手配を完了させておきましょう。
家具・家電だけでなく身の回りの細かな不用品もまとめて回収・買取できる業者を選ぶとスムーズです。
4. 引っ越し業者の手配(見積もりは荷物を減らした後で)
引っ越し業者の見積もり依頼は親とのすり合わせや、回収・買取を依頼するものが決まり、荷物を最小限に絞った状態で依頼するのが安く抑えるコツです。
単身積載プランなどを活用することで、引っ越し費用を大幅に削減できます。
5. ネット回線の解約・撤去手続き
撤去工事が必要な場合や、ルーター機器の返却手続きが発生するため、最低でも1ヶ月前には契約中のプロバイダや回線事業者へ連絡を入れておきましょう。
6. ライフライン(電気・ガス・水道)の停止連絡
- 電気・水道: Webや電話で退去日(解約日)を指定します。
- ガス: 退去時の閉栓作業で立ち合いが必要になるケースが多いため、早めに訪問日時を予約します。
7. 役所で転出届の発行・郵便物の転送手続き
- 転出届: 一人暮らしの自治体で事前に「転出届」を提出し「転出証明書」を受け取ります。
- 郵便物の転送届: 郵便局の「e転居」などを利用し、旧居宛ての郵便物が実家に届くよう転送手続きをおこないます。
8. 家具・家電の回収立ち合い
搬出時の傷チェックや最終確認のため、業者の作業当日は立ち合いが必要です。
買取と不用品回収を別々に依頼すると立ち合いも複数回発生するため、一括対応できる業者(「買取いちばん」など)でまとめるのが便利です。
9. 部屋の明け渡し・鍵の返却
荷物の搬出後、管理会社と原状回復のチェックをおこないます。
敷金の精算に関わるため、掃除を済ませて臨みましょう。
確認後に合鍵を含むすべての鍵を返却すれば退去完了です。
10. 実家自治体での転入届提出・各種住所変更
- 転入届: 引っ越し後14日以内に「転出証明書」を持って実家の自治体で手続きをおこないます。
- 各種住所変更: 銀行口座、クレジットカード、携帯電話、各種サブスクや通販サイト(Amazon、楽天等)の登録住所を忘れずに実家へ変更しておきましょう。
まとめ

一人暮らしから実家に戻る際は、単身用の家具や家電を無理に持ち込まず「事前に行う仕分け」と「適切な手放し方」を意識することが大切です。
実家の生活スタイルや部屋の広さに合わない家財を持ち込んでしまうと、無駄な引っ越し費用が発生するだけでなく、実家でのスペース圧迫やトラブルの原因にもなりかねません。
「実家で本当に使うもの」だけを厳選し、不要になった家具・家電は退去前のタイミングで一括処分・売却してしまいましょう。
なお、業者に任せるなら「買取いちばん」のような、回収もできる出張買取業者を選ぶのがおすすめです。
早めの計画と準備を進め、すっきりとスマートな状態で実家での新生活をスタートさせてください。
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