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ウッドカーペットの処分はどうする?費用比較・売却できるケース・安全な処分方法まとめ

■投稿日 2021年10月5日
■更新日 2025年9月9日
ウッドカーペットを使うと、畳の敷かれた和室でも敷くだけで簡単に雰囲気を変えられます。
畳を撤去して大掛かりなリフォームをする必要がなく、費用をかけずに和室を洋室風に変えられるのが魅力です。

またお子様やペットによる汚れや傷がついても、ウッドカーペットなら手軽に交換できて便利です。
しかしウッドカーペットも永久に使えるものではなく、いつか寿命がきます。
使い古したウッドカーペットを処分する際に慌てなくてもいいよう、正しい処分方法や売却方法を知っておきましょう。

この記事では、ウッドカーペットの処分方法や費用相場、売却のポイントまで詳しく解説しています。
自治体の粗大ごみ回収や不用品回収業者の利用など、状況に応じた最適な処分方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

ウッドカーペットの特徴と処分が必要になる理由

ウッドカーペットは、簡単にフローリングのような見た目に仕上げられる敷物で、賃貸住宅や模様替えの際によく利用されています。
畳やカーペットの上からそのまま敷ける手軽さが魅力ですが、一方でサイズが大きく重量があるため、処分の際には搬出や分別に手間がかかってしまいます。

長年使用することで表面に傷や汚れが目立つようになったり、裏面の素材が劣化したりすることも少なくありません。
引っ越しや模様替えで不要になるケースも多く、結果として「どうやって捨てればいいのか分からない」という悩みに行きつきやすい品ともいえます。

ウッドカーペットの寿命

ウッドカーペットの寿命は、素材や使用環境によって異なりますが、一般的には2年~5年程度が目安とされています。
天然木や無垢材を使ったタイプは耐久性が高く長持ちしますが、表面の塗装や合板タイプのものは傷や変色が起こりやすく、より早く劣化する場合があります。

使用中に以下のようなサインが見られたら、処分や交換を検討するタイミングです。

  • 表面のひび割れや欠けが目立つ
  • カビ・汚れ・シミが掃除しても落ちない
  • 裏面の素材が劣化してめくれている
  • 床に設置した際に反りやたわみがある

寿命が近いウッドカーペットは安全性や見た目の問題だけでなく、売却しても価値が下がりやすいため状態が良いうちにリユースや売却を検討するのもおすすめです。

ウッドカーペットは粗大ごみで処分できる?

ウッドカーペットはその大きさや重さから、一般的に「粗大ごみ」として扱われるケースがほとんどです。
家庭ごみとしては収集できないため、自治体の粗大ごみ受付窓口に申し込みを行い、回収または指定の処分場へ持ち込む形になります。

自治体によっては 切断して一定サイズ以下にすれば可燃ごみとして出せる」 場合や、逆に 素材や大きさによって粗大ごみ料金が変わる」 などルールが異なります。
そのため、事前にお住まいの自治体のホームページや粗大ごみ受付センターで確認するのがおすすめです。

費用の目安

処分費用の目安は、1枚あたり数百円〜数千円程度。
サイズが大きいものや複数枚まとめて処分する場合はその分費用がかさみます。
切断して指定ごみ袋に入れば可燃ごみに出せる場合は、指定ごみ袋代で収まります。

ウッドカーペット処分方法と費用比較 5選

ウッドカーペットの処分にはいくつかの方法があり、それぞれ費用や手間が異なります。
ここでは代表的な5つの処分方法を比較し、自分に合った選び方を解説します。

1. 自分で解体して分別処分(労力がかかるが安い)

ウッドカーペットを自分で解体して処分する方法は、費用を最も抑えられる手段のひとつです。
労力と時間がかかるもののノコギリやカッターを使って小さく切断し、可燃ごみや資源ごみに分別すれば、粗大ごみ扱いよりも低コストで処分できます。

解体・分別の基本手順

  1. ウッドカーペットを広げ、作業スペースを確保する
  2. ノコギリやカッターで、搬出しやすいサイズにカットする
  3. カットした木材部分を可燃ごみまたは資源ごみとして分別する
  4. 裏面にPVCや不燃素材が含まれる場合は、自治体の不燃ごみや指定の処理場で処分する
  5. まとめて搬出場所に運び、自治体のルールに沿って出す

安全のため作業中は手袋・マスク・保護メガネを着用し、無理のない範囲での作業をおすすめします。

2. 自治体の粗大ごみ回収に出す(最安・時間がかかる)

ウッドカーペットを最も安く処分できるのは、自治体の粗大ごみ回収に申し込む方法です。
名古屋市では、1辺が30cmを超えるものは粗大ごみとして処分しなくてはいけません。
そのため、折りたたんだり分解するなどして30cmに収めることができないウッドカーペットは、粗大ごみとして処分するケースがほとんどでしょう。

費用は1枚あたり数百円〜千円前後と低コストで済みます。
ただし回収日が限られているため、申し込みから収集まで時間がかかる点には注意が必要です。
回収までの一般的な手順は以下の通りです。

  1. 自治体のホームページや粗大ごみ受付センターで、ウッドカーペットが粗大ごみに該当するか確認する
  2. インターネットや電話で申し込みを行い、回収日と処分料金を確認する
  3. コンビニやスーパーで「粗大ごみ処理券」を購入し、ウッドカーペットに貼り付ける
  4. 指定された収集日の朝、指定の場所に搬出する

搬出は自分で行う必要があるため大型のウッドカーペットは家族に手伝ってもらうか、事前にある程度カットして持ち運びやすくすると安心です。

処理施設へ直接持ち込みも可能

回収日を待たなくても、自分で処理施設へウッドカーペットを持ち込んで処分もできます。
この方法はご自身でウッドカーペットを運搬しなくてはならないので、ウッドカーペットが積めるだけの自家用車やトラックなどを用意できる方のみできる方法になります。

粗大ごみで出すとき同様、費用を抑えて処分ができます。

自治体によってはいつでも受け付けているわけではなく、事前予約が必要な場合もありますので確認してから持ち込みましょう。

3. 購入店・ホームセンターに回収を依頼(買い替え時は無料)

新しいウッドカーペットを購入する際、購入店やホームセンターで古いカーペットの引き取りサービスを提供している場合があります。
特に買い替え時には、無料で回収してもらえることもあるため、処分費用を抑えたい方におすすめです。

この方法の最も大きなメリットは、搬出や運搬の手間を大幅に省ける点です。
自宅まで回収に来てくれる場合もあり、大型で重いウッドカーペットでも安心して処分できます。

一方で、対応している店舗や条件が限られていることが多く、引き取りできない場合もあるため、事前にサービスの有無や条件を確認しておきましょう。
また、状態によっては回収できないケースもあるため、購入前に確認しておくと安心です。

4. リユース・売却する(状態次第でお得)

状態が良いウッドカーペットは、廃棄せずに売却することで費用をかけずに処分できるだけでなく、むしろ収入につながる場合もあります。
傷や汚れが少なく、使用年数が浅ければ売却の可能性が高く、フリマアプリやリサイクルショップなどさまざまな方法があります。

フリマアプリ・ネットオークションを利用する

フリマアプリやネットオークションを利用すると自宅で写真を撮って出品できるため、手軽に個人間で売却可能です。
また売却額を自分で決められるため、納得できる金額で手放せるのもメリットといえるでしょう。
出品時にはサイズ・素材・使用感を詳しく記載すると購入希望者に安心感を与え、さらに売れやすくなります。

ただしサイズが大きい場合は梱包に手間も費用もかかります。
「梱包・発送たのメル便」といった梱包から発送まで配送業者に頼めるサービスもありますので、手数料や送料は販売金額に上乗せしてうまく活用しましょう。

リサイクルショップに持ち込む

リサイクルショップに持ち込む方法は、即日現金化ができる点が大きなメリットです。

自宅まで出張買取を行っている店舗もあり、重くて大きいウッドカーペットでも搬出の心配が少ないのが嬉しいポイントといえます。
ただし売却価格は状態や需要によって左右されたり、店舗によって買取金額が異なったりするため、高額買取は期待できない側面もあります。

5. 不用品回収業者に依頼する(即日対応・費用は高め・買取サービスがあればお得)

重くて大きなウッドカーペットでも、プロの不用品回収業者に依頼すれば手間なく処分できます。
費用は1枚あたり数千円〜と自治体より高めですが、即日対応や搬出サービスがある点が大きなメリットです。特にマンションの高層階や搬出経路が狭い場合でも安心して依頼できます。

不用品回収業者の中には「買取サービス」を行っている業者もあります。
対象となるウッドカーペットの状態次第では買い取ってもらえる可能性もありますので、業者選び時に確認しておきましょう。

以下は依頼までの流れの一例です。

  1. 公式サイトや電話で問い合わせ、処分したいウッドカーペットのサイズや枚数を伝える
  2. 見積もりをもらい、料金や回収日時を確認する
  3. 指定された日時に業者が訪問、搬出・回収を行う
  4. 料金を支払い、処分完了

不用品回収業者に依頼する時の注意点

不用品回収業者の中には悪徳な業者が紛れていることも否定できません。
業者選びを誤ると高額な請求や不法投棄などのトラブルに巻き込まれる可能性があるため、注意が必要です。

「基本料金無料」「トラック積み放題」といった広告だけを信じるのではなく、搬出費・人件費・オプション料金の有無まで確認しましょう。

以下ではチェックポイントをまとめました。

  • 自治体の許可を受けている「一般廃棄物収集運搬業許可」や「古物商許可」を持つ業者か確認
  • 契約前に見積書を出してくれるか
  • 費用は自治体より高くなるため、複数社で見積もりを取る
  • 不用品回収業者によってサービス内容が異なるため、搬出・解体・運搬の有無を事前に確認すると安心

信頼できる業者を選べば、ウッドカーペットの処分もスムーズかつ安心して行えます。

まとめ

ウッドカーペットの処分方法は、自治体の粗大ごみ回収や不用品回収業者、購入店での引き取り、自分で解体して分別処分、さらに状態が良ければリユースや売却など、さまざまな選択肢があります。

ウッドカーペットの寿命や使用状況を見極めまだ使える場合は売却やリユースがおすすめです。
またウッドカーペット以外にも処分したい不用品があれば、不用品回収業者に回収依頼するのも一案です。
それぞれ費用や手間、即日対応の可否が異なるため、自分の状況に合った方法を選びましょう。

買取いちばんドットコム」では、ウッドカーペットの買取にも対応しています。
もし買取不可な状態であっても有料で回収できますので二度手間になりません。

電話やメールのほかLINEでも無料査定を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

▼以下の記事もご参考にどうぞ。

監修者

河上 洋介
買取いちばんスタッフの河上です。床の模様替えは大仕事ですが、ウッドカーペットなら床に敷くだけで簡単に雰囲気を変えられるため多くの家庭で利用されています。私も白いフローリングに憧れていたのですが、引っ越し先は残念ながら普通の茶色いフローリング…。そんなとき、ウッドカーペットを敷くだけでお部屋の印象はガラリと変わります。ただ、長く使っていると家具で傷がついたり、塗装が剥がれたりして見栄えが悪くなってしまいます。そろそろ交換したいと感じたとき、ウッドカーペットはどのように処分すればよいのでしょうか?今回は、ウッドカーペットのお得で安全な処分方法についてご紹介します。引っ越しで撤去を検討している方や、お部屋の雰囲気を手軽に変えたい方は必読です。
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