使用していた”場所”で処分方法が変わる!オフィスチェアの正しい処分方法とは?
自宅や会社でパソコン作業をされる方にはおなじみのオフィスチェア。
名古屋は全国でも有数の商業地域ですから、オフィスの移転や拡大または残念ながら廃業などで、オフィスチェアが不用になることもあります。
家庭であれば粗大ごみで処分すれば良いですが、オフィスで使用していたオフィスチェアは同じ方法では処分ができません。
不用になったオフィスチェアはどのように処分すればよいのでしょうか?
今回はオフィスチェアを処分する方法を、家庭で使用していた場合とオフィスで使用していた場合の2パターンご紹介いたします。
ご自身に合った最適な方法で、オフィスチェアを処分していただければと幸いです。
私が監修致しました
買取いちばんスタッフの寺坂です。 テレワークや在宅勤務スタイルが普及しだして、自宅の椅子では腰に負担がかかったため、まずは自宅にもオフィスチェアを購入したという方も多いのではないでしょうか。 「椅子だけはいいものを買え」という言葉もあるくらい、自宅で作業するにしろ会社で作業するにしろ、一日の大半をそこで過ごす方の健康を左右するのがオフィスチェアです。 そんなオフィスチェアですが、いざ処分しようと思うと何ごみか分からなくて困った経験はありませんか? キャスターもついているし、なんとか一人で運べるサイズではあるけれど…オフィスの移転などで複数処分するとなるともうどうしたらいいか分かりませんよね。 今回はオフィスチェアの家庭用・事業用それぞれの処分や回収方法についてそれぞれ詳しくまとめましたので参考になさってください。
目次
オフィスチェアは何ごみで処分すれば良い?
「オフィスチェア」とはその名の通り主に会社のオフィスで使用される目的を想定した椅子です。
事務仕事やパソコンでの作業の際にデスクとともに使う、一人がけの椅子のことを指します。
周りの人とコミュニケーションを取ったり少し離れた場所の電話を受けたりするときに体の向きを変えやすいよう、キャスターがついていて座る、立つなどの動作がしやすくなっているのが特徴です。
オフィスでの使用が主だったオフィスチェアですが、テレワークや在宅勤務の機会が増加し、自宅で活用されている方も多いのではないでしょうか。
自宅でソファや座椅子でパソコン作業をしているとどうしても首や肩・腰へ負担がかかりがちなため、骨盤をサポートする機能や前傾姿勢に対応したものなど、負担の少ないオフィスチェアを自宅用に購入される方も増えています。
またオフィスチェアは基本的に様々な体型の人が使用することを想定して一律に設計されているため、人によってはオフィスでも、自分の体型や姿勢に合ったものを探し求め使用している人もいます。
そんなオフィスチェアが不用になった場合は、通常カラーボックスや布団などを処分するときと同じように自治体の回収を利用して廃棄ができます。
ただし、それには条件があり「家庭で使用していたオフィスチェア」に限った話となります。
会社や事業所で使っていたオフィスチェアは、廃棄物処理法で定められている通り廃棄物として扱われるようになります。
- 家庭で使用していたオフィスチェアは粗大ごみとして出せる
- 事業所・会社で使用していた粗大ゴミではなく産業廃棄物となる
廃棄物処理法では、事業者が自らの責任で適切に廃棄物を処理しなくてはいけないと定められています。
これはオフィスチェアに限った話ではなく、デスクやワゴン、ロッカーなどオフィスで使用していたものはすべて産業廃棄物の扱いになります。
家庭での利用なら粗大ごみとして処分できる
木製の椅子であれば一般ごみの袋に入るサイズまで細かく裁断し可燃ごみなどで処分ができます。
しかしオフィスチェアやワークチェアと呼ばれる椅子は、金属やレザー・メッシュ生地など様々な素材が使われているため簡単には分解ができません。
そのため家庭で使用していたオフィスチェアは分解して一般ごみで処分するよりも、自治体に依頼して粗大ごみとして処分してしまったほうが楽かもしれません。
自治体により処分ルールやかかる費用は異なりますので、ホームページや電話で確認してみると良いでしょう。
一般的な粗大ごみ回収の流れ
- 電話やホームページから自治体に連絡し、回収依頼をする(この際に金額がわかります)
- 金額分の粗大ごみ手数料納付券をコンビニやスーパーなどで購入し、必要事項を記入しオフィスチェアに貼り付けておく
- 収集日当日の朝、指定された回収場所にオフィスチェアを出す
粗大ごみとしてオフィスチェアを処分する場合は、名古屋市の場合ですと一つに付き250円かかります。
回収日はほとんどの自治体で月1回程度設けられており、その日まではオフィスチェアを手元においておかなくてはいけないため、引っ越しなどで期日が迫っている場合は計画的に処分に動かなくてはいけません。
会社・事業所で使っていたオフィスチェアの処分方法は?
これまではあくまで「家庭で」使用していたオフィスチェアの処分方法をお伝えしてきました。
しかし会社や事業所で使用していたオフィスチェアが不用になった場合は、オフィスチェアは事業ごみという扱いになり粗大ごみで回収してもらうことはできません。
事業ごみとしてオフィスチェアを適切に処分するには、廃棄物を廃棄物処理施設へ持っていくか自治体からの許可を得ている一般廃棄物処理業者などに処理を依頼することになります。
処理施設への持ち込みは手数料がかかる場合がありますので、不安であればお住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
オフィスチェアやワークチェアであっても、会社で使っているチェアの場合には地域の粗大ごみ回収を利用することはできないので、注意が必要です。 会社で使用しているものに関しては事業ごみ扱いとなってしまいますので、廃棄物処理法にそって適切な方法で処分するようにしてください。
▼事業で出たオフィスチェアの処分についてはこちらでも説明しています!
その他の処分方法
粗大ごみや廃棄物処理施設へオフィスチェアを持ち込む以外の処分方法をまとめてみました。
中にはオフィスチェアをお金に変えることができる方法もあるので、状態のいいものであれば試してみてもいいかもしれません。
不用品回収業者に依頼する
粗大ごみ回収に出すのが難しい場合や急いでいる方、または移転や廃業などで大量にオフィスチェアがあるという場合は不用品回収業者にオフィスチェアを回収してもらうとよいでしょう。
オフィスチェアひとつで来てもらうと少し割高になってしまいますが、引っ越しなどで他にも処分したい不用品がある場合にはお得なパック料金などで処分できますので相談してみましょう。
早ければ即日に対応してくれますし、面倒な運び出しも業者の方で行ってくれるので、費用がかかっても手間をなるべくかけたくないという方にはおすすめの方法です。
まだまだ使えそうなオフィスチェアならリサイクルショップへ
傷や傷みの少ないオフィスチェアなら、リサイクルショップへ持っていくと買い取ってもらえる場合があります。
もし古かったり痛みがあり値段がつかなくても、0円で引き取ってもらえる可能性もあるのでお金をかけて処分するよりはお得です。
オカムラやハーマンミラー、エルゴヒューマンなどオフィスチェアの名門ブランドのものであれば、10万円以上するものもあり長く使えるので高額査定も期待できます。
ノーブランドのオフィスチェアであっても製造から3~5年と比較的新しく、使用感があまりなけれな買い取ってもらえる可能性が高いです。
見積もりは無料のところが多いので、処分の前にまずはリサイクルショップへ相談してみることをおすすめします。
メルカリやヤフオクに出品する
メルカリなどのフリマサイトや、ヤフオクなどのネットオークションを利用してオフィスチェアを処分する方法もあります。
出品者が自由に販売価格を設定できるため、もし購入希望者が見つかれば収入にもなりお得です。
ただし出品してすぐに買い手がつくことは少ないため、急いでいる方には向かない方法になります。
また梱包や発送を自分で行わなくてはならず、オフィスチェアは大きく送料も高額になりがちなので送料をどちらが負担するかは双方でよく話し合う必要があります。
友人・知人に欲しい人がいないか探してみる
友人や親戚など身近な人で、最近テレワークになったなどオフィスチェアを必要としている人がいれば譲ってあげるという方法もあります。
貰い手が見つかれば費用をかけることなくオフィスチェアを手放すことができますし、相手は喜んでくれる良い方法と言えるでしょう。
友人同士や知り合いに譲るのであればネットオークションやフリマアプリで顔のわからない相手にオフィスチェアを売るよりトラブルが少ないのも良い点です。
高価格での買取が期待できるオフィスチェアのブランド
オフィスチェアには人気のブランドがいくつかあります。
疲れにくさ・デザイン性・機能性の面でおすすめできるブランドは
- オカムラ
- ITOKI
- コクヨ
- ウチダ
- Herman Miller
- パームワークチェア
- エルゴヒューマン
- バウヒュッテ
などが挙げられます。
お使いのオフィスチェアが上記のブランドの人気モデルだった場合は、処分の前に買取を検討しても良いかもしれません。
処分にかかる費用の目安
オフィスチェアの主な処分方法をご紹介してまいりましたが、費用を基準にしてどの処分方法をとるか選びたい方もいらっしゃるかもしれませんね。
粗大ごみに出す・リサイクルショップでの売却・不用品回収業者へ依頼する、この3つが主な方法になりますが、かかる費用の相場をまとめてみたのでご参考までにどうぞ。
- 自治体(粗大ごみ)での回収・・・・・・数百円程度(自治体による)
- リサイクルショップ・・・・・・0円 処分費用はかからず、買取価格はオフィスチェアの状態やブランドによって変動
- 不用品回収業者・・・・・・2,500円程度 オフィスチェア一つの処分では割高。
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まとめ
オフィスチェアは家庭で使用していた場合と、会社で使用していた場合で処分方法が変わります。
どちらで使用していた場合も、状態のいいものはリサイクルショップへ相談したり欲しがっている人に譲るとよいでしょう。
会社で使っていたオフィスチェアを処分する際には、大量に処分しなくてはいけない可能性もありますので不用品回収業者にまとめて依頼するのが便利です。
費用の負担はどうしてもありますので、手間をかけずに他の不用品もろとも一気に処分を済ませたいときには自分で処理施設に持ち込むより、不用品回収業者を活用するとよいでしょう。
買取いちばんドットコムでもオフィスチェアの買取を行っておりますので、使わなくなったオフィスチェアにお困りの際はぜひ一度ご相談ください。
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