アルフレックスの「マレンコ」を高価買取してもらうには?特徴や魅力をご紹介!


アルフレックスが1970年代に発表したソファ、マレンコ。

ブランドの代表ソファの一つとして、発売から40年以上経った今も世界中の人々から支持されています。

今回は、マレンコとはどんなソファなのか、特徴や魅力をくわしく解説します。

また中古で売る際のマレンコの査定ポイントなど、買取についての情報もご紹介します。

 

1.マレンコとは

マレンコを発表したアルフレックスは、世界を代表する家具ブランドの一つです。

1970年代当時は、日本は洋風家具を取り入れつつもソファを置くのは応接間がメインでした。

そんな文化の中、家族全員で過ごすリビング空間にソファを置くライフスタイルを提唱したのが、当時のアルフレックス。

今では当たり前となったリビングにソファがあるインテリアを日本の定番にした、ブランドです。

そんなアルフレックスの代表ソファである「マレンコ」は、デザイナーであり俳優というマリオ・マレンコが描いたスケッチがきっかけで生まれたもの。

ふんわりした座布団を座面にしたような、丸みのあるフォルムは日本でも高く評価されて暮らしに根付いていきました。

このマレンコ独特のフォルムは、内部がすべてウレタンになっているため。

モールドウレタンという耐久性に富んだ素材によって、マレンコのどこに触れてもやわらかい感触は見た目の美しさはもちろん、最高の座り心地を約束してくれます。

 

2.マレンコの魅力

マレンコが世界中で愛されている、数多くの魅力ポイントをご紹介します。

 

木枠を使っていないやわらかな感触

マレンコはソファの構造でよくある、木枠などを一切使っていない中身になっています。

木枠を使わない代わりに、中身に詰まっているのは柔軟に変化するのに形状記憶能力の高いモールドウレタン。

モールドウレタンによって、まるでマシュマロのような丸みのある座面と背面、ひじ掛けの形状を実現しました。

中に木枠が入っていないので、ぶつかっても痛みがなく小さいお子様がいる家庭でも安心して使えるソファです。

見ているだけで癒されるような、やさしいデザインは日本の和の空間にもすっとなじみます。

 

数々のコラボで生まれる多彩なデザイン

マレンコは基本的な形状はそのままに、素材やカラーなどをチェンジすることで個性的なタイプもラインナップされています。

たとえばテキスタイルデザイナーの鈴木マサル氏とコラボしたマレンコは、ビビッドカラーの和傘やクジャクなどの和のテイストを活かしたデザインを盛り込んだ、世界で1つだけのアイテム。

短期間での注文を受け付けた限定品ですが、マレンコというやわらかい形状はどんなデザインにもなじみ、誕生から40年以上経った今も新しい可能性を秘めていることが感じられます。

ほかにも、マレンコはトヨタのクロスオーバーSUVである「ハリアー」の内装材とコラボしたモデルも存在します。

こちらは特別仕様者のハリアーに採用された専用の内装色である、スティールモーヴを使ったマレンコ。

オリジナルの重厚な紫の素材をマレンコと組み合わせることで、フォーマルで色気のアルマレンコを生み出しました。

1971年に発表されて以来、これまでずっと愛され続けているマレンコ。

どちらかと言えば、カジュアルな佇まいがあるマレンコですが、こうして都会的な素材を組み合わせることでまた違ったクールな表情を見せてくれています。

ちなみにマレンコは2011年に発売40周年を記念して、限定仕様タイプを発売した経歴もあります。

こちらは、合計40色から自分好みのカラーのマレンコを選べる仕様になっていて、定番の単色使いからバイカラーまで、パーツごとにカラーをチョイスできるタイプ。

個性的な見た目のようで、どんなカラーにでもピタッとなじむマレンコの完成されたデザインの美しさを改めて体感できるスペシャルアイテムです。

 

9割以上が日本の旭川で製造されている

アルフレックス自体は海外のブランドですが、日本で発売している家具の多くは国産のもの。

なんと全体の9割を北海道の旭川にある自社工場の旭川ファクトリーで作っています。

生地の裁断をはじめ、検品までマレンコのすべてがこの旭川で行われています。

国内の自社工場があることで、マレンコの張り替えなどのメンテナンスをしてもらいやすいのも大きな魅力です。

購入するだけでなく、使用者が長年ずっと愛用できるサポートを強化しているのも、アルフレックスのマレンコが長く愛される理由と言えるでしょう。

 

3.マレンコの査定ポイント

アルフレックスの名作家具、マレンコは中古でも長年根強い人気があります。

ですが、中古だからこそ気を付けたい査定ポイントがいくつかあります。

今まで使っていたマレンコを手放したいと考えている人は、ぜひ査定ポイントを覚えておきましょう。

 

座面や背面のへたりがないかどうか

マレンコはウレタンのみで木製フレームが使われていないからこそ、長年使っていると座っていた部分の座面や背面がへたったり、変形したりすることがあります。

こうして変形したマレンコは、見た目の美しさが損なわれてしまい中古品としての価値が下がってしまう原因になります。

メーカーや専用の修理店で修繕してもらうこともできますが、普段から同じ場所ばかりに座らないなどのちょっとした工夫で極端な凹みを予防できますよ。

ただし、長年使っていて凹みが出てしまうのは仕方のないこと。

できれば定期的にメンテナンスとして、布の張り替えなどの修繕をしてもらうのも、マレンコの本来の美しさをキープでき、なおかつ売るときの高価買取につながっていきます。

 

汚れや破損がないか

シミやほつれなど、汚れや破損が目立つものは買取値が下がってしまいます。

マレンコは日本人が季節に合わせて衣替えするように、着脱可能なカバーが発売されています。

本来はアイボリーのやさしい色合いのマレンコですが、汚れをつきにくくするにはカバーをつけての使用がおすすめです。

汚れがほつれなどの破損が少なく、新品のような状態のマレンコはその分高価買取が期待できますよ。

 

4.マレンコを高く売るために出来ること

アルフレックス社のマレンコを高く売るために、おさえておきたいポイントをご紹介します。

 

複数の業者から見積もりしてもらう

ブランド家具は同じ商品でも、査定する人によって査定金額はかなり違いが出てきます。

特にマレンコは定価が50万円以上の高額な家具のため、数万円の査定金額の差が出ることもめずらしくありません。

少しでもマレンコを高く売るには、必ず複数の業者から見積もりしてもらうのが大切。

その中でも対応の雰囲気が良いと感じたお店、そして高く見積もってくれた業者を選びましょう。

 

マレンコを掃除する

マレンコはシート部分にジョイントパーツがついていて、それぞれを連結してレイアウトを変更できる構造です。

そのため、売る前はぜひ分解をして細部の汚れをしっかり掃除しましょう。

特に隙間部分には、うっかり綿棒やヘアピンなどの細かい小物が入り込んでいる可能性があります。

これまで使ってきた感謝の気持ちを込める意味でも、ぜひマレンコのホコリを掃除機などできれいにしてから、査定に出しましょう。

見た目がきれいだと、その分買取値もアップしやすくなります。

 

5.まとめ

マレンコはモダンでありながら、やさしさのあるデザインが長年日本でも愛されています。

形はもちろん、気分に合わせて変えられるカバーなど日本人のライフスタイルに合った構造も、高く支持されている理由の一つです。

中古でも大人気のソファですので、もし自宅に使わなくなったマレンコソファがあったら、買取一番ドットコムにお任せください!



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