引っ越しで出た不用品を処分するのにお得で楽な方法はどれ?


引っ越しをすると、不用品が思った以上にたくさん出て困ったという経験はありませんか。
通常のゴミとして出せないものも案外多く、処分方法に悩んだ人も少なくないはずです。

この記事では、引っ越しで出た不用品を処分する方法を紹介し、
手間をかけずにお得に処分するにはどの方法を選べばよいのかということについても解説します。

1.引っ越しで出た不用品を処分する方法6つ

不用品を処分する方法はいろいろありますが、主なものはこれから紹介する6つです。

引っ越しで出た不用品をもっともお得に、なおかつ楽に処分する方法を選ぶためには、
それぞれの特徴を理解する必要があります。

ここでは、不用品の処分方法のうち主な6つの方法について解説します。

1-1.自治体の粗大ゴミ回収を利用する

不用品の処分方法としてもっとも一般的なのが自治体に粗大ゴミとして回収してもらう方法です。
しかし、引っ越しの際出た不用品をすべて粗大ゴミとして出せるわけではありません。

ここでは、自治体の粗大ゴミ回収を利用する方法について詳しく解説します。

1-1-1.粗大ゴミとして出せるものは?

粗大ゴミとして出せるものは、布団や家具類、自転車など、家庭で使っていた大型の耐久消費財が中心です。
小型でも家電製品や台所用品など、焼却する前に部品を取り除いたり、砕いたりしなければならないものも粗大ゴミにあたります。最も長い辺が30cmを超えるものはおおむね粗大ゴミとして扱われると考えてよいでしょう。

ただし、粗大ゴミとして回収する品目やサイズは、自治体ごとに定めています。
自治体によって判断が分かれるものもあるので、出す前にどちらにあたるのか確認することが大事です。

粗大ゴミに該当する品目でも、分解して規定以下のサイズにすれば、一般の家庭ごみとして出せる地域もあります。
一方で、いくら分解して小さくできても粗大ゴミの対象品目であれば粗大ゴミとして扱う地域もあるため、自己判断はいけません。必ず住んでいる自治体のルールを確認してから処分するようにしましょう。

特に、これまでとは異なる自治体に引っ越す場合は、引っ越しの前後で粗大ごみのルールも変わります。
間違えないように注意が必要です。

1-1-2.粗大ゴミとして出せないものは?

粗大ゴミとして扱われることが多い家電製品の中でも、家電リサイクル法の対象品目は粗大ゴミとして回収されません。

家電リサイクル法とは、家庭からゴミとして出される家電リサイクル製品からリサイクル可能な部品を取り出し、有効活用することを推進する法律です。家電リサイクル法の対象品目には、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機があります。

家電リサイクル法の対象品目には入っていないものの、
パソコンも資源有効利用促進法に基づく、メーカー等が回収やリサイクルを義務付けられているのが家電製品です。
デスクトップパソコン、ノートパソコン、ディスプレイのいずれもリサイクル対象になっているため、
粗大ゴミとしては回収できません。

ただし、プリンターなど周辺機器はリサイクルの対象外なので、粗大ゴミとして出すことができます。

1-1-3.粗大ゴミとして出す方法

粗大ゴミの出し方はほとんどの自治体で2通りあります。
ひとつは粗大ゴミ受付センターに回収を依頼する方法、もうひとつは自分で粗大ゴミ処理施設に持ち込む方法です。

自治体の粗大ゴミ受付センターに回収を依頼する場合は、
電話やオンラインなどで事前に日時を予約し、自宅近くの収集場所まで取りに来てもらいます。

粗大ゴミを出すときには、スーパーやコンビニなど自治体が指定する取扱所で購入し、
必要事項を記入した粗大ゴミ処理券を貼り付けなければなりません。
処理券が貼ってあることが、料金を支払った証明になるので、忘れずに貼りましょう。
粗大ゴミは回収日当日に指定の場所まで運びます。

粗大ゴミを処理施設へ直接持ち込む場合は、自治体によって扱いが異なります。
事前に日時の予約が必要な自治体と予約なしで直接持ち込んでもかまわない自治体があるので、
持ち込む前に必ずどちらなのか確認しましょう。

持ち込む粗大ゴミひとつひとつに処理券を貼らなければいけない自治体がある一方で、
持ち込んだときにまとめて料金を支払う自治体もあります。

持ち込んだ粗大ごみの種類や個数に関係なく、総重量で料金が決まる自治体もあるため、
自治体によってかかる料金の差はかなり大きいといってよいでしょう。

1-1-4.粗大ゴミとして出せないものの処分方法

引っ越しによって部屋の大きさが変わると、エアコンやテレビ、冷蔵庫などの買い替えが必要になることがあります。
引っ越しを機に処分が必要になる不用品には、家電製品など粗大ゴミとして出せないものが少なくありません。

家電リサイクル法の対象品目やリサイクル対象のパソコンは、以下のいずれかの方法で処分することが必要です。

まず、処分が必要になった電化製品を購入した小売店か、買い替えで新しい製品を購入した小売店に回収を依頼します。

小売店で回収を断られた場合には、自分で家電リサイクル受付センターに回収を依頼しなければなりません。
郵便局においてある家電リサイクル券に指定事項を記入し料金を支払ったうえで、処分する家電にリサイクル券を張り付けて指定場所に持ち込みます。

パソコンを処分する場合は、まずPCリサイクルマークが貼られているかどうかの確認が必要です。
リサイクルマークが貼られているものは、購入時にあらかじめリサイクル料金が支払われているため、メーカーに依頼すれば無料で回収してもらえます。

一方、シールが貼られていないものは、パソコンのリサイクルが法律で決まる前のものなので、
リサイクル料金が支払われていません。
その場合は、料金3000円を支払って、メーカーに引き取ってもらいましょう。

パソコンは、メーカーの受付窓口に連絡したうえで郵送するか、自治体が設置している回収ボックスに入れることによって処分できます。

1-2.リサイクルショップに持ち込む

比較的新しい家電や、傷や汚れの少ない家具なら、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。
買取の条件や買い取ってもらえるアイテムはショップによって異なるので、持ち込む前に電話等で確認しておきましょう。

出張買取に対応しているところなら、持ち込みが難しい大型のものでも自宅まで来て査定してくれます。
買取の際には運び出してもらえるので、自分で運ぶのが難しいものは出張買取を利用するとよいでしょう。

ただし、状態の悪いものや古いものは買い取ってもらえません。ブランド物や貴重品でなければ、高額での買取は難しいといえますが、元々お金を支払って処分しなければならないものなら、費用をかけずに処分できる点はメリットといえるはずです。

1-3.フリマアプリやネットオークションを利用する

フリマアプリやネットオークションを利用して欲しい人に買ってもらうという処分方法もあります。
特に、ブランド家具や状態の良い家電などは、フリマアプリやネットオークションの売れ筋です。

フリマアプリで売るときは、他に出品されている似た商品がいくらで取引されているかを見て値付けの参考にするとよいでしょう。
リサイクルショップでは買い取ってもらえない古い品物もフリマアプリやネットオークションではジャンク品やアンティークとして買い手が付く場合もあります。

ただし、メリットばかりではありません。フリマアプリやネットオークションに出品したからといって必ず売れる保証はなく、引っ越しまでに処分できない可能性がある点はデメリットです。
また、登録手続きや購入者とのやりとりが必要で、売れたときには発送準備などの手間がかかります。購入者や落札者によってはトラブルになることもあるので、引っ越し準備で忙しいときには煩わしく感じるかもしれません。

1-4.引っ越し業者に引き取りを依頼する

引っ越し業者によっては、引っ越しの際に出た不用品を回収してくれるサービスを行っているところもあります。
引っ越しギリギリまで家電や家具を使ったうえで、当日処分できる点が最大のメリットです。

ただし、不用品を回収するだけで、買取サービスは行っていない引っ越し業者が多いので、必ず確認しましょう。
また、家電は製造から6年以内のもののみ、カーペットやマットレスなどの引き取りは不可など、引き取りの条件が厳しい引っ越し業者もあります。思ったとおりに引き取ってもらえなければ、引っ越し先まで運んで処分することになりかねません。見積もりや申込みの際に、回収の条件をしっかり確認することが大事です。

1-5.不用品回収業者に回収を依頼する

不用品回収業者に回収しに来てもらう方法もあります。

不用品回収業者を利用するメリットは、都合のよい日時を指定して自宅まで取りに来てもらえる点です。
即日対応している業者もあるので、引っ越しまでの日にちが残り少ないときでも処分できます。

また、不用品回収業者に依頼した場合、重くて自分では動かせないような家具や大型の家電は、家の前まで運び出す必要がありません。業者の担当者が自宅の中まで入って搬出してくれるので安心です。

ただし、引き取り料金がかかるので、大型の家電などは回収費用が高額になってしまうケースもあります。不用品回収業者によって料金設定が異なるので、きちんと見積もりをとることが大切です。

1-6.不用品買取業者に買い取りを依頼する

不用品買取業者に買取を依頼する方法も忘れてはいけません。
不用品買取とは、不用品の価値を査定し、値段をつけて買い取るサービスのことです。
他の処分方法ではお金を払って回収してもらいますが、不用品買取の場合は、お金をもらって買い取ってもらうという点が大きく違っています。
少しでも処分費用を抑えたいなら、回収よりも買取サービスを利用する方がおすすめです。

もちろん、状態によっては買取の値段が付かないものもあります。しかし、有償で引き取りをしてもらえる場合もあるので、一度業者に相談してみるとよいでしょう。

他の方法で処分するより、処分費用がかからない可能性があります。
出張買取をしている業者を選べば、自宅まで査定に来てくれるので、引っ越しの準備で忙しいときにも便利です。

2.引っ越しで出た不用品を処分する際の3つの注意点

引っ越しで出た不用品の処分方法は複数あり、それぞれ細かい決まりがあります。
トラブルに合わないように処分するためにはどのような点に気を付けたらよいのでしょうか。

ここでは、引っ越しで出た不用品を処分する際に注意したいポイントについて解説します。

2-1.自治体の粗大ゴミに出すときはルールをよく確認

自治体の粗大ゴミ回収のルールは、地域ごとに細かく分かれています。
粗大ゴミとして扱うものの定義ですら異なっているので、何を粗大ゴミとして出せるのか、事前にしっかり確認することが大事です。

粗大ゴミとして扱うアイテムの種類だけでなく、サイズに関する規定も異なり、料金設定も違います。
分別のルールを正確に理解し、ルールを守って出すようにしましょう。

粗大ゴミを処理場まで持ち込む場合でも、事前予約が必須の自治体と、不要な自治体があります。
粗大ゴミが多く出る時期は予約できる日時がかなり先になってしまうかもしれません。
事前予約が必須のところに予約せずに直接持ち込んだら、その日に回収してもらえないだけでなく、引っ越しまでに処分できない可能性もあるので、持ち込みのルールについても必ず確認しましょう。

2-2.許可を得ている回収業者に依頼

業者として不用品を回収するためには、一般廃棄物処理業の許可が必要です。
買取専門業者が回収を行う場合も同様に一般廃棄物処理業の許可をとる必要があります。

しかし、不用品の回収を行っている業者の中には、無許可で回収を行っている業者もいるので、注意が必要です。

無許可で営業している回収業者は、回収した不用品を不法投棄するなど、
不適切な方法で処分している可能性があります。
不当に高額な費用を請求する悪質業者もあるため、十分信頼できる業者を選んで依頼するようにしましょう。

2-3.家電リサイクル法対象品目はリサイクル料金が必要

家電リサイクル法の対象品目を家電量販店などの小売業者に回収してもらう際は、リサイクル料金と、別途収集運搬費用がかかります。

リサイクル料金はメーカーが、収集運搬費用は小売業者が決めるため、どこに回収してもらうかによって、支払う費用に差が出ることを覚えておきましょう。

リサイクル料金および収集運搬費用の目安は以下の通りです。
・エアコン:リサイクル料金990円、収集運搬費用 3157円
・テレビ(16型以上):リサイクル料金2970円、収集運搬費用2750円
・冷蔵庫・冷凍庫(171リットル以上):リサイクル料金4730円、収集運搬費用3157円
・洗濯機・衣類乾燥機: リサイクル料金2530円、収集運搬費用3157円

洗濯機は縦型かドラム式かは問われません。ここで例示した料金はあくまでも目安でメーカーや小売店ごとに異なります。
依頼する前に必ず確認することが大切です。

3.引っ越し費用を抑えるなら買取業者がおすすめ

不用品の処分方法にはさまざまなものがありますが、ほとんどの場合は料金を支払って処分を依頼する方法です。
そのような中で、買取業者への依頼だけはお金をもらって処分できる点が異なります。

買取の対象にならなくても、安い料金で回収してもらえる可能性もあるため、少しでも費用を抑えて不用品を処分したいなら、買取専門業者の利用がおすすめです。

たとえば、買取いちばんドットコムの場合、独自の販売ルートを持っています。
そのため、同じものでも、他店よりも高価での買取が可能です。出張買取にも対応しているので、電話1本で都合のよいときに自宅まで来て査定してもらえます。依頼する先の都合に合わせなくても処分できる点はとても便利です。引っ越しで出た不用品の中に買取できないものがあったとしても、有料で回収してくれるため、処分に困ることもありません。

他店の査定価格も調査しているため、ブランド家具や新しい家電などは地域最高値で査定してもらえます。
大事にしていたものをより高く買い取ってもらいたい人におすすめです。

引っ越しで出た不用品は賢く処分しよう

引っ越しの際には大量に不用品が出ます。
引っ越し当日までに手元からなくすためには、計画的に処分しなければなりません。

さまざまな不用品の処分方法がある中でも、費用をかけたくないなら買取専門業者を利用することをおすすめします。

買取いちばんドットコムは、申込みから最短30分での訪問が可能です。待たずに処分できるので、不用品の処分に困っている人は相談してみてはいかがでしょうか。



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