引っ越し時の不用品処分方法と費用相場一覧

不用品の処分方法は「費用」「手間・作業量」「対応までの日数」のどれを優先するかで最適な選択肢が変わります。
それぞれの特徴を表にまとめたので、ご自身に合った依頼先を選んでください。
| 依頼先 | 費用感 | 手間・作業量 | 対応までの日数 | メリット・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 不用品回収業者 | 中〜高 | スタッフにおまかせ | 日時指定OK | 大型品や家電を、一括で処分できる。手間と時間をかけたくない方向け |
| 自治体の回収 | 最安 | 自力で指定場所へ搬出 | 月1〜2回・要予約 | 費用を最小限に抑えられる。時間に余裕があり、ご自身で作業できる方向け |
| 引っ越し業者 | 高 | スタッフにおまかせ | 引っ越し当日に回収 | 窓口が1つで済み、手間がかからない。処分するものを直前まで使いたい人向け |
ここからは、それぞれの処分方法における詳しい費用相場や、メリット・デメリットを順に解説していきます。
不用品回収業者に依頼する場合の費用相場

まとまった量の不用品が出る引っ越しのようなケースで、不用品回収業者の主流になるのが「定額パック」です。
「積み放題」と名付けている業者もありますが、いずれも処分するものの量に応じて数段階に分かれる定額料金制になっています。
以下は、定額パックの処分費用相場です。
| 不用品の量 | 容量 | 費用相場(税込) | 利用シーン・目安 |
|---|---|---|---|
| カゴ台車 | 〜1.5立方m | 4,950円〜 | 大型アイテムを含まない、小物の処分 |
| 軽トラック | 〜2.5立方m | 9,900円〜 | 引っ越し・大掃除の際の不用品 |
| 1t車 | 〜4.5立方m | 19,800円〜 | 一人暮らしで多めの不用品 |
| 2t車 | 〜7.0立方m | 39,600円〜 | ファミリーの引っ越しで出る、多めの不用品処分 |
※料金は弊社グループ「出張回収センター」のもので、訪問見積もり・出張費・日時指定・基本清掃・家電取り外し・家具解体などを含んでいます。
カゴ台車サイズ(〜1.5立方m程度)
冷蔵庫・洗濯機・ベッドなど大型のアイテムを含まず、衣装ケースや小型家電、布団、ダンボール数箱程度を処分したい場合に適しています。
一人暮らしの方の、ちょっとした片付けに最適です。
軽トラックサイズ(〜2.5立方m程度)
単身での引っ越しや、大掃除で出る不用品処分にぴったりです。
単身用の冷蔵庫や洗濯機、テレビ、シングルベッドフレーム、カラーボックスなど、一人暮らしの主要な処分品が一通り収まります。
1t車サイズ(〜4.5立方m程度)
一人暮らしで不用品が多めの場合や、カップルでの引っ越しの際によく使われます。
2人掛けのソファやダイニングセット、中型クラスの家電など、大きめの家具・家電が複数含まれるケースで重宝します。
2t車サイズ(〜7.0立方m程度)
ファミリーでの引っ越しや、長年住んだお部屋の家財一括処分などで選ばれます。
婚礼タンスや大型冷蔵庫、3人掛けソファ、複数のベッドなど、自力で動かすのが難しい大型アイテムが複数含まれる場合に必要なサイズです。
不用品回収業者を利用するメリット
不用品回収業者は、手間をかけずに早く処分できるのが最大の強みです。
また、買取もまかせられる業者を選ぶと、さらに大きなメリットが得られます。
搬出から解体まで全ての作業を任せられる
重い大型家具の運び出しや、ベッドの解体、エアコンの取り外しなどをスタッフがおこなうため、力仕事や怪我のリスクがありません。
自分の都合に合わせて日時を指定できる
土日祝日や夜間など、都合のよい日時を指定して回収に来てもらえます。
業者の予約状況やスケジュール次第では、問い合わせ当日の回収に対応できる場合もあります。
家電リサイクル対象品を含めて一括で処分できる
自治体では回収できない家電リサイクル対象品(冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン)も、ほかの不用品とまとめて処分できます。
ごみの回収も引き受けてくれるケースが多く、その際に分別の必要はありません。
買取も任せられる業者を選ぶと大きなメリット
買取にも対応している不用品回収業者なら、状態のよい家具や高年式の家電を現金化できるため、回収費用から査定額を差し引いてお得に利用できます。
弊社「買取いちばんドットコム」は、名古屋市を中心に回収・買取の両方に対応している専門業者です。
料金は上の表に準じますが、見積もり・査定、出張費はすべて無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
不用品回収業者を利用するデメリット
一方で、不用品回収業者にもデメリットは存在します。
状況に応じた他の手段との使い分けが、賢い処分方法の鍵となります。
単品での依頼は割高感が出やすい
不用品が1点だけでもトラックとスタッフを手配する必要があるため、少量だけでの利用は割高になりがちです。
タンスなど大型のアイテムが1つだけ不要になるようなケースでは、自治体の回収を利用した方が費用を抑えられます。
引っ越しギリギリまで使えないケースがある
回収作業を事前に済ませてしまうと、不用品となった家具や家電を引っ越し当日まで使い続けることができなくなります。
生活に必要な品を処分するタイミングには配慮が必要です。
自治体の回収を利用する場合の処分費用相場

引っ越しで出た不用品処分の費用を、できる限り安く抑えたい場合に適しているのが自治体の粗大ごみ回収です。
ここからは、名古屋市を例に処分費用の相場を見ていきましょう。
自治体の粗大ごみ処理手数料相場
名古屋市に限らず、多くの自治体では処理手数料がアイテムの大きさ(区分)ごとに一律で定められています。
1点ごとに処理券(シール)を購入して出すのが一般的な方法です。
| サイズ | 手数料 | 対象となる不用品の具体例 |
|---|---|---|
| 小 | 250円 | 衣装箱、布団、ベビーカー、換気扇、掃除機など |
| 中 | 500円 | 自転車、1人掛けチェア、ガスコンロ、レンジ台など |
| 大 | 1,000円 | 電子レンジ、ファンヒーター、テーブル、シングルベッド枠など |
| 特大 | 1,500円 | 2人掛け以上のソファ、大型タンス、電子ピアノなど |
※具体的な手数料や品目ごとの詳細は、名古屋市の「粗大ごみ受付センター」のWebサイト等で確認できます。
自治体の回収を利用するメリット
費用を抑えられるのが、自治体の回収を利用する最大のメリットです。
処分費用を最も安く抑えられる
1点あたり250〜1,500円程度と、他の処分方法と比べても圧倒的に安い費用で処分できます。
行政サービスのため料金体系が明確で安心
品目ごとの金額が公表されており、当日に追加料金を請求される心配がありません。
自治体の回収を利用するデメリット
日時の融通が利かず、搬出の手間がかかるのが自治体回収のデメリットです。
引っ越しの忙しいスケジュールの中では利用が難しいケースもあります。
収集日が月に1回程度しかなく日時を選べない
地域ごとに収集日が月1回程度と決まっているため、事前申し込みのタイミングによっては引っ越し当日までに処分が間に合わないリスクがあります。
指定場所まで自力で搬出する必要がある
部屋からの運び出し作業はおこなってもらえません。
大型のタンスやベッドであっても、指定日の朝8時までに自分で玄関前や指定の集積場所まで運び出す必要があります。
家電リサイクル法対象品は回収不可
家電リサイクル法の対象であるエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は、自治体の粗大ごみとしては収集できません。
指定引取場所へ自力で持ち込むか、販売店や専門業者へ別途引き取りを依頼する必要があります。
ご自身での指定引取場所への持ち込みについては、次のコラムをご覧ください。
家電リサイクル券ってどこで入手するの?入手方法や注意点も解説
引っ越し業者に処分を依頼する場合の費用相場

サカイ引越センターやアート引越センターなど、引っ越し作業を依頼する業者に不用品回収をオプションで申し込む方法です。
引っ越しと不用品の処分を一気に終わらせたい方に選ばれる傾向があります。
引っ越し業者の処分費用相場
引っ越し業者の不用品回収費用は、荷物の運搬料金とは別に加算されます。
| 不用品の品目 | 費用相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 冷蔵庫・洗濯機 | 7,000〜12,000円程度 | リサイクル料金 + 収集運搬費 |
| テレビ・エアコン | 6,000〜9,000円程度 | リサイクル料金 + 収集運搬費 取外工事費が含まれる場合あり |
| ベッド(フレーム、マットレス) | 4,000〜8,000円程度 | 引っ越し会社により対応可否が分かれる |
| ソファ・大型タンス | 5,000〜10,000円程度 | 粗大ごみ収集の委託代行となる場合あり |
※引っ越し業者によって「家電リサイクル対象品のみ対応」「不用品回収は一切不可」など、対応範囲が大きく異なります。
詳しくは利用予定の業者にお問い合わせください。
引っ越し業者の処分を利用するメリット
引っ越し作業と処分を一本化できる点が、引っ越し業者による回収の大きな強みです。
引っ越しギリギリまで使い続けられる
引っ越し作業と同じ業者が回収するので、ベッドや冷蔵庫、テレビなどを引っ越し当日の搬出直前まで使用できます。
窓口が1つで済み手続きの手間がかからない
引っ越しの見積もりと同時に不用品処分の手配も完結するため、別の回収業者や自治体へ個別に申し込む手間を省けます。
引っ越し業者利用のデメリット
利便性が高い反面、費用面や対応できる品目の少なさに注意が必要です。
処分費用が他の方法に比べて高くなりやすい
引っ越し業者自体は処分業務を行わず、提携している不用品回収業者やリサイクル業者へ再委託するケースが多いため、中間手数料が乗って費用が高めになる傾向があります。
処分できる品目が限られている場合が多い
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの家電リサイクル法対象品のみ対応可能で、普通の家具や生活ごみ、粗大ごみは回収してくれない会社が少なくありません。
引っ越し時の不用品処分費用を賢く抑える3つのポイント

引っ越しは何かとお金がかかるタイミングだからこそ、不用品の処分費用はできる限り安く抑えたいものです。
処分方法を少し工夫するだけで、出費を大幅に減らすことができます。
1. 業者と自治体を併用する
すべての不用品を不用品回収業者に任せると楽ですが、その分費用は高くなります。
費用をできるだけ抑えたい場合は、処分したいものの種類や大きさに応じて自治体と業者を使い分けるのが賢い方法です。
- 自力で外まで運べる小型の家具や寝具は自治体の回収
- 運べない大型家具や家電リサイクル法対象品、急ぎのものは不用品回収業者
このように分担することで、不用品回収業者の定額パックのサイズを下げることができ、全体の処分費用を安く抑えられます。
2. 定額パックの隙間を利用する
不用品回収業者の多くが採用している「定額パック」は、規定の容量までであれば、不用品をどれだけ積み込んでも料金が変わらないのが一般的です。
この仕組みを賢く利用するために、以下の工夫をするのがおすすめです。
- 家具の中に細かな生活ごみや衣類・ダンボールを詰めて積載量を限界まで使う
- 自治体で処分する予定だった小型の不用品も、隙間に一緒に載せてもらう
とはいえ、中には見積もり時になかった不用品の回収を嫌う業者もいます。
見積もり時には「定額パック」の隙間が利用できるかを確認してください。
3. 複数の業者から見積もりをとる
不用品回収業者を利用する場合は、必ず2〜3社から見積もりを取り、内容を比較してください。
業者によって出張費は別途、追加費用が必要など料金体系が異なります。
金額だけでなく、提示された条件をしっかり比較して選ぶことが大切です。
また、見積もりを担当したスタッフの様子から、業者のおおよその質も推測できます。
まとめ

引っ越し時の不用品処分は、ご自身のスケジュールや予算、手間に合わせて最適な処分方法を選ぶことが大切です。
- 時間がなく手間をかけずに一括で片付けたいなら「不用品回収業者」
- 費用を最優先し、搬出の手間や時間が確保できるなら「自治体の粗大ごみ回収」
- 手間をかけず引っ越しギリギリまで使いたいなら「引っ越し業者の不用品処分」
さらに処分費用を安く抑えたい方は、出張買取にも対応している不用品回収業者へ相談してみましょう。
「買取いちばん」では、名古屋市を中心に不用品の回収と買取を同時におこなっています。
見積もりや査定、出張は無料ですので、引っ越しに伴う不用品処分にお悩みの方はお気軽にご相談ください。



