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着なくなった服の正しい処分方法!大量の衣類の捨て方・お得な買取方法も紹介

■投稿日 2017年7月21日
■更新日 2025年8月19日
着なくなった服を処分しようと思ったとき、捨て方に悩む方も多いのではないでしょうか。
例えば「可燃ごみで捨てても大丈夫?」「一度に大量に捨てても問題ない?」など。
そのほか「まだ着れるからもったいない」「高かったから捨てるのは惜しい」というように、ごみとして捨てることに躊躇してしまう方もいますよね。

衣類はただ捨てるというだけではなく、資源として再利用できる方法や、売却してお金に換えるお得な方法もあります。
今回の記事では衣類の処分方法について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

服の処分方法8選!

ごみ袋に入れた服

服の処分方法は意外にもたくさんあります。ここでは以下の8つの方法について詳しく解説していきます。

  1. 自治体の資源ごみで処分
  2. 自治体の可燃ごみで処分
  3. リサイクルショップで売却する
  4. 買取専門店へ売却する
  5. フリマサイトやネットオークションを利用する
  6. 販売店の衣類回収ボックスを利用する
  7. 寄付する
  8. 不用品回収業者へ依頼する

処分方法1.自治体の資源ごみで処分

多くの自治体では、服を「資源ごみ」として回収しています。
回収方法は地域によって異なりますが、新聞紙や古紙などと一緒に回収している場合や、地域の回収拠点で定期的に回収を開催している場合などさまざまです。

例えば愛知県名古屋市の場合は、衣類のみを透明か半透明の袋に入れて、新聞紙や雑誌と一緒に古紙回収の日に出すだけで、資源ごみとして回収してもらえます。
その際、名古屋市では染みや汚れが付着したものでもOKですが、地域によっては汚れのある衣類は「可燃ごみ」扱いとなる場合もあるため、ルールを確認した上で出すようにしましょう。

また「濡れている衣類」はカビが発生する恐れがあるため、資源ごみでは回収していないことがほとんどです。
同じ理由から雨の日の回収はしていないという場合もあるため、こちらもあわせて回収ルールを確認しておくことをおすすめします。

処分方法2.自治体の可燃ごみで処分

自治体によっては服を資源ごみではなく、「可燃ごみ」として回収している地域もあります。
その際は自治体の指定するごみ袋に服を入れて、収集日に出すだけです。
また、お伝えしたように染みや汚れのある服は資源ごみとして回収されないこともあり、その際は可燃ごみで出すように指定されることが多いでしょう。

ただし大量に服がある場合は、自治体で一度に出せる量を確認しておかなければなりません。
多くの自治体では「一度に出せるごみ袋は3袋まで」としているところが多く、引っ越しや断捨離時など、大量に服を捨てたい場合は何回かに分ける必要があるでしょう。

特に冬物の衣類はかさばるためすぐに袋がいっぱいになってしまいます。
急いで処分したいときや、ごみ袋の運搬が大変なときなど、状況によっては別の処分方法を検討してみましょう。

処分方法3.リサイクルショップで売却する

キレイな状態の服はリサイクルショップで売却することも可能です。
特にブランド物の服や新品未使用の服などは高く買い取ってもらえる場合もあるため、捨てる前に査定に出してみてはいかがでしょうか。

リサイクルショップは服以外の家電や家具、日用品といったさまざまなジャンルも取り扱っているため、不用品を一度に処分できるチャンスでもあります。
近くに店舗があれば直接店に持ち込むことで、その場で現金化できる手軽さもメリットのひとつでしょう。

ただし取り扱いジャンルが多い分、店舗側としては抱える在庫が多く、売り場のスペースや管理するためのコストがかかることから買取額が安くなってしまう傾向にあります。
また、高級ブランドの服やダウンジャケット、毛皮のコートといった買取額が高くなりやすいジャンルの衣類は、買取専門店へ出した方が高値が付きやすいでしょう。

処分方法4.買取専門店へ売却する

服の種類によっては、買取専門店へ出したほうがより高く売れるためおすすめです。
買取専門店は自社が得意とするジャンルに特化した買取店も多く、ブランド品や衣類を専門に扱う買取店であれば、そのときの流行や相場価格を考慮した適正な価格で買い取ってもらえます。

さらに買取専門店には買取に関しての知識が豊富な査定士や鑑定士が在籍していることが多いため、より正確な査定額を出してもらいやすいのもメリットと言えるでしょう。

ただし買取専門店は店舗を持たずに「宅配買取」や「出張買取」をメインとして営業している店も多く、利用するには出張買取の予約や日程調整、買取の申し込みなどが必要な場合もあります。
買取店によってはLINEやメールであらかじめ大体の査定額を出してもらえることもありますので、査定額を知ってから買取依頼をするという方法も検討してみましょう。

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処分方法5.フリマサイトやネットオークションを利用する

中古の服を売る方法のひとつが、フリマサイトやネットオークションを利用する方法です。
フリマサイトやネットオークションはインターネット上での売買となるため利用者が多く、商品が売れやすいといったメリットがあります。
また、スマホがあれば自宅から手軽に出品できるため、隙間時間に利用できるのも魅力のひとつです。

人気の高いブランドや状態が良い服などは思ったよりも高値で売れる場合もあるため、まずは出品してみるというのもいいかもしれませんね。

ただしフリマサイトやネットオークションで売るためには、商品の写真を撮り、商品説明や傷・汚れの有無を記載するなどの出品作業をしなくてはなりません。
また買い手側とのやり取りや、売れた場合の梱包・発送作業などが必要となります。

ほかにも運営サイト側に支払う手数料の発生や、必ず売れる保証がないといったリスクもあるため、状況に合わせて上手く活用するのがおすすめです。

処分方法6.販売店の衣類回収ボックスを利用する

服を販売する店舗では、不要になった衣類を回収する「回収ボックス」を設置していることもあります。
店頭にあるボックスに入れるだけで簡単に衣類が処分できるため、買い物のついでに持って行くのもおすすめです。

店舗で回収された衣類は被災地や海外など、服を必要とする人へ届けられたり、資源や燃料として再利用されたりします。
こうした取り組みを利用することで環境保護や社会貢献に参加できるため、回収ボックスのある店舗を探してみてはいかがでしょうか。

以下は衣類の回収サービスを実施している企業です。

店舗名回収内容
ユニクロ・ユニクロ・ジーユー・プラステで販売した全商品
(インナーやソックス、グッズ商品も含む)が対象
・支援先へ良い状態で届けるために、洗濯済みのものを持ち込むこと
ZARA・ブランド・服の状態問わず、回収可能
無印良品・無印良品で販売している衣料品全般が対象(下着・靴下・靴・バッグ・帽子等の服飾雑貨は対象外)
H&M・ブランド・服の状態問わず、回収可能
・H&Mの会員メンバーなら1袋の持ち込みにつき500円OFFクーポンと20ポイントがもらえる
イオン・ブランド問わずトップス・ボトムス・ジャケット・コート・シャツ・スカートが対象
・破れ・染み・カビ・過度の毛玉があるものは回収不可
2025年8月調べ

処分方法7.寄付する

まだ着られる服であれば、支援団体やNPO法人などへ寄付をする方法もあります。
これらの団体は服以外にも日用品や雑貨類など、さまざまなジャンルの品物の寄付を受け付けていることが多いため、ほかにも同時に寄付したいものがあるときは問い合わせてみましょう。

ただし支援団体によっては寄付をする側に費用が発生する場合もあります。

例えば寄付品は基本的には宅配便で送ることになっており、その際の送料や段ボール箱の用意などは、自身で負担することがほとんどです。
なかには支援団体の運営施設へ無料で直接持ち込める場合もあるため、近くに寄付先がないか調べてみてはいかがでしょうか。

処分方法8.不用品回収業者へ依頼する

「大量に処分したい服がある」「服以外にもたくさんの不用品がある」という場合には、不用品回収業者を利用するという方法もあります。
不用品回収業者は服だけでなく、家具や電化製品といった大きなものも回収してもらえるため、自分で処分するのが大変なものをまとめて依頼すると便利です。

また、不用品回収業者は電話やメールなどで依頼したあと、自分の都合に合わせて回収に来てくれるのもメリットのひとつです。
基本的にどの業者も年中無休で対応しているため、土日や祝日、夜間なども利用できます。

特に「引っ越し前で家の中を急いで片付けたい!」「親の実家の整理をお願いしたい」というような、自分だけでごみ捨てをするのが大変なときには、ぜひおすすめしたい方法です。

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買取が期待できる古着とは?

服を査定する人

それでは、買い取ってもらいやすい古着とはどんな状態のものなのでしょうか?
ここでは買取されやすい服と査定ポイントを解説します。

状態がきれいな服

買い取ってもらいやすい古着は、まず大前提として次の人が問題なく着用できる状態のものです。

たとえば汚れが目立つものや虫食い穴があるもの、カビが生えている服は、たとえ人気ブランドの商品でも買取ができません。

特に長期間クローゼットにしまっていると、見えない部分にカビが生えていたり、防虫剤の臭いが染み込んでいたりすることも。

反対に購入してから間もない服や、臭いや汚れがほとんどない服は高額買取が期待できます。

ボタンなどの部品がきちんと残っている服

古着で注意したいのが、ボタンやビジューなどの細かいパーツの紛失です。

たとえばYシャツのボタンが1つ不足していた場合、まったく同じボタンを探して付け直すには時間も手間もかかってしまいますし、見つからない服も多くあります。

ほかにも、女性の服に多いビジューなどのパーツ類も、購入時とくらべて欠けているものがあれば、服としての価値が下がってしまいます。

ボタン付きの服はなくしたときのために、余分にボタンが1~2個付属していますが、古着として売るときのことを考えてできるだけ捨てずにとっておきましょう。

売れない古着ってどんな状態のもの?

反対に売れない可能性が高い古着は、やはり汚れや傷、そして臭いが目立つ状態のものです。

たとえ新しい商品でも、タバコやペットなどの生活臭が残っていると、次の買取手がつきにくく査定額にも影響してしまいます。

また、そもそも定価が安い服は買取ができないものが多い傾向にあります。

最近はファストファッションが当たり前になり、服一枚の価格が1,000円未満のものも多くありますよね。

このような低価格商品は、中古として売る場合お店にほとんど利益が出ないため、買取をしていないお店もあります。

安い服は品質もあまりよくない商品も多く、ある程度年数が経った服は劣化が進んでいて中古として販売しても長く着られない商品も多いのも買取をしていない理由の一つ。

このように1,000円台など定価が安い古着は、値段がつかない可能性もあることをお覚えておきましょう。

4.古着を高く売るために出来ること

古着を1円でも高く買い取ってもらうためには、どんな点に気をつければいいのでしょうか?

査定前にやっておきたいことやお店選びのコツをご紹介します。

洗濯をしてから売りに出す

古着を売る前は必ずすべてを洗濯して、きれいな状態で査定してもらいましょう。

当たり前のことのように思いますが、実際のところもう着ることがない服を洗濯してから査定に出す人は意外と少ないのです。

もう売りに出すからと着たあとに洗濯をしないで放置している服は、汗や皮脂によってベタベタした質感になったり、臭いやシミが出たりすることがあります。

すると、本来であれば十分に買い取ってもらえるきれいな状態だったのに、洗濯をしなかった結果査定額が下がってしまう可能性も。

また、洗濯はしていたもののクローゼットに長期間放置していた服は、防虫剤の香りが移っていることもあります。

服は直接肌に身に着けるものだからこそ、中古品の中でも状態の良さが買取価格に強く影響する傾向があります。

防虫剤の臭いを消すためにも、売る数日前に洗濯をしてから買取をしてもらいましょう。

また、袋やケースに入れるときは通常の洗濯物のように、ていねいに畳んでからしまっておくと査定スタッフへの印象もよくなります。

清潔なショッパーや衣装ケースに服を入れて、査定をしてもらいましょう。

ノーブランドの服の買取もできるお店に売る

古着をまとめて売る場合は、ノーブランドのものも買取をしているお店がおすすめです。

古着買取業者の中には、有名ブランドの商品のみの査定を受け付けていて、ノーブランドやファストファッション系のアイテムは、買取ができず返品しているところも。

また、買取ができても1枚1円という低価格の査定額をつけているお店もあります。

すべてハイブランドの古着を売りたい、という方はあまりいないかと思いますので、いらない服を処分する場合はあらかじめノーブランドの服の買取もできる業者を選びましょう。

万が一値段がつかない古着があった場合も、そのままお店側で処分もできるところにすると、査定不可の商品を返品されず一括で手放すことができますよ。

ハイブランドの買取実績が豊富な業者に査定を依頼する

人気ブランドの古着の買取を依頼する場合は、ブランド品の買取実績が豊富な業者に依頼しましょう。

たとえば査定員の経験が浅く、アルバイトの方が鑑定しているようなお店では、本来なら価値のあるブランド古着をノーブランドの服と同等の査定額がつけられてしまう恐れがあります。

最近では古着買取の実績をホームページに掲載している業者も多くあります。

自分が売りたいブランドの商品をチェックすれば、どれくらいの査定額がつけられるのか目安を知るきっかけにもなりますよ。

1円でも高く売るために、ぜひ複数の業者のサイトを調べてブランド品の知識が豊富か、高額買取をしてもらえそうなお店かを見ておきましょう。

季節に合わせて服を売る

服はその季節によって買取強化をしている種類に違いがあります。

たとえば新品の夏服を購入する場合、春から夏にかけての時期に購入する人が多いですよね。

これは古着でも同じことで、半そでや薄手の素材の服が売れやすいのは1月~8月にかけて、秋服や冬服、そしてコートなどのアウターは9月から12月がねらい目です。

より細かくご説明すると

春物:2~3月
夏物:5~6月
秋物:8月
冬物:10~11月

このように、季節を1~2か月先取りしたタイミングで、古着を売るのがベストです。

ただし、その年の気候によっても若干売り時に差が出るので、基準としては自分がそろそろ衣替えをしたくなった時が旬と考えるのが良いでしょう。

お店にとっては冬にショートパンツを持ち込まれたとしても、お客様への需要がなければそのまま在庫を抱えることになります。

そのため、業者の中には春夏は冬服の買取を受け付けていないところもあるので注意しましょう。

できれば季節に合わせて、高く買い取ってもらいやすい古着を先に持ち込み、残りの服は時期が来るのを待つよう工夫してみましょう。

5.まとめ

古着を売れば買取額で新しい服を購入する資金にもなりますし、ごみに出すのではなくリサイクルしたと思うと手離す側も気分がいいですよね。

着なくなった服が手元にたくさんある人は、まず売る前に洗濯をしてきれいな状態にしてからぜひリサイクルショップなどで買い取ってもらいましょう。

監修者

寺坂 健吾
流行が目まぐるしく変化する服は、ついたくさん購入してしまい着なくなった服がクローゼットに溜まっている……という方も多いのではないでしょうか。特に引っ越しや断捨離・大掃除のときに衣類は大量に処分することも多く、どうやって処分しよう、と迷われる方も多いものです。服・衣類は処分に関する正しい知識を持つことで資源になったり、別の場所で再利用されたりと地球環境に優しい方法を選択できる場合もあります。また、売却できれば服の処分と同時に収入を得られるため、お得ですよね。服を含め、バッグや靴などファッション小物をまとめて売りたいとお考えの際は、買取いちばんまでぜひご相談ください!
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