STEP 1:不要な服を3つのカテゴリーに分ける

不要な服は行き先別に「自治体回収」「売却」「店舗回収・リサイクル」という3つのカテゴリーに分けます。
【1】「自治体回収(可燃ごみ)」に出す服
他人へ譲ったり売却したりするのが困難な、明確なダメージや衛生上の懸念がある服です。
- 落ちない汚れ・ダメージ:カビ、油汚れ、落ちない染み、酷い黄ばみ、虫食い穴、生地の破れ、生地の極端な伸び・へたりがある
- ニオイの付着:タバコ臭、ペット臭、防虫剤や香水のニオイが強い
- 衛生上の理由:直接肌に触れる下着やインナー類、使い古した靴下・タイツ・ストッキング類
- 改造・加工:自分でリメイクして形が変わってしまった服
【2】「売却(買取・フリマ)」に出す服
中古市場で需要があり、現金化が期待できる状態のよい服です。
- ハイブランド品:ルイ・ヴィトン、シャネル、グッチ、エルメス、プラダなど
- 人気ブランド品:ザ・ノース・フェイス、パタゴニア、シュプリーム、ビームス、ユナイテッドアローズなど
- まだ新しい服:購入から2〜3年くらいで、現在のトレンドに合っている服
【3】「店舗回収・リサイクル」に出す服
売却するのは難しいものの、資源や寄付として再利用できる普段着です。
- ファストファッション・ノーブランド:ユニクロ、GU、しまむら、ZARA、H&Mなど
- 季節外れの服:シーズンが過ぎて売りづらいが、状態は綺麗な普段着
STEP 2:カテゴリー別・具体的な処分方法

【1】「自治体回収(可燃ごみ)」に出す服
服は基本的に「可燃ごみ」として出せますが、自治体によっては「古布・資源ごみ」として別途回収している場合もあるため、事前に地域のゴミ分別カレンダーを確認しておきましょう。
1. 普段の収集日に出す
最もコストがかからず、指定のごみ集積所に出すだけのやり方です。
- 一度に出せる上限の目安:
自治体によりますが、一般的には1回につき「2〜3袋(45L袋)」までと定められているケースが見られます。
収集車に積み込めなかったり、集積所を占領して近隣トラブルの原因になったりしないよう、自治体のルールを守りましょう。 - 大量にある場合の対処法:
可燃ごみ収集日にあわせて少しずつ出すか、次項を参考に地域のクリーンセンターに持ち込んでください。 - 雨の日の注意点:
資源ゴミ(古布)として出す場合、濡れるとカビが発生してリサイクルできなくなるため、雨の日の排出を禁止している自治体が多くあります。
天気予報を確認して出しましょう。
2. クリーンセンターへ持ち込む
引っ越しが迫っている場合など大量の服を一気に処分したい場合は、地域の処理施設へ車で直接持ち込むのが便利です。
- 処理手数料の目安:
10kgあたり100〜200円程度が、処分手数料の目安です。 - 搬入の流れ:
事前予約が必要な施設が増えているため、自治体のHPなどで確認のうえ車で持ち込みます。
受付で車ごとの重量を計測し、ゴミを取り降ろした後に再度計測して差額の重量分を精算する流れが一般的です。
【2】「売却(買取・フリマ)」に出す服
まだ十分に着用できる服は、お金に換えることができます。
売却ルートには大きく分けて「フリマアプリ・オークション」と「古着買取専門店」があり、服のジャンルや売りたい量に合わせて選ぶのが失敗しないコツです。
1. フリマアプリ・ネットオークション(メルカリ・ヤフオク!)
個人間で取引する方法です。フリマ形式とオークション形式では「適した服」や「売れるスピード」などの性格が異なります。
| サービス名 | 適した服 | 特徴・メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|---|
| メルカリ | トレンド服、レディース、キッズ、状態がよい普段着 | ・ユーザー数が多く、需要が合えばすぐ売れる・匿名配送や補償制度が充実していて安心 | ・フリマ形式のため相場感が難しく、高めに価格設定するといつまでも売れ残る・値下げ交渉のやり取り、撮影・梱包・発送の手間がかかる |
| ヤフオク! | メンズブランド、ヴィンテージ、古着、スーツ、ネクタイ | ・「1円スタート」を使えば、ほぼ確実に売り切ることが可能・コレクター需要がある服には高値がつく可能性も | ・撮影・梱包・発送の手間がかかる・写真の選定や状態の説明文をしっかり書かないとトラブルになりやすい |
2. 古着・ブランド専門店
専門バイヤーや、独自の査定システムを持つ店舗へ持ち込む方法です。
フリマアプリのような出品・発送の手間がなく、その場で一括現金化できるのが強みです。
STEP 1で仕分けた服の種類・状態に合わせて、最適な持ち込み先を選びましょう。
①ハイブランド品
行き先:コメ兵、ブランドオフなど
該当する服:ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメス、グッチ、プラダ、高級テーラーのスーツなど
特徴:数10万円クラスの価値がある服は、真贋鑑定の精度が高く、独自販売ルートを持つハイブランド専門店に託すのが安心です。
価値に見合った高額査定が期待できます。
②人気ブランド品
行き先:セカンドストリート、RAGTAGなど
該当する服:ザ・ノース・フェイス、パタゴニア、シュプリーム、ビームス、ユナイテッドアローズなど
特徴:全国に店舗が多く、トレンドに敏感な層が集まる総合古着店が最適です。
人気ブランドの流行や、市場価値を反映して査定してくれます。
③まだ新しい服・トレンドカジュアル
行き先:ドンドンダウン・オン・ウェンズデイ、キングファミリーなど
該当する服:ノーブランドやファストファッションも含め、購入から日が浅く現在のトレンドに合っている服
特徴:トレンドに強い総合古着店では査定額がつきにくい、ノーブランドやカジュアル服でも、デザインが新しく状態がよければ、1着ずつ値段をつけて買取ってもらえる可能性が高まります。
またキングファミリーは、再販できる服は1kgあたり50~150円、できない服は1kgあたり1円で買取ってくれるので、大量に処分したい服がある場合に特に便利です。
【3】「店舗回収・リサイクル」に出す
捨てるのは罪悪感があるが、買取に出すまでもない普段着は、アパレル店舗の回収ボックスなどを利用するのがおすすめです。
| 店舗名 | 対象となる服 | 特典・備考 |
|---|---|---|
| ユニクロ・GU・プラステ | 自社で販売した商品のみ(全品) | 店舗内の「RE.UNIQLO回収ボックス」に投函。難民支援や燃料などに再利用 |
| H&M | 他社ブランド・状態不問(古着、下着、破れたものも可) | 持ち込み1袋につき、次回使える割引クーポンがもらえる |
| 無印良品 | 自社販売の衣料品全般(下着・靴下・靴・バッグ等を除く) | MUJI passport会員は、電子ポイントが付与される場合あり |
| ZARA | 他社ブランド含む衣料品全般 | 店内の専用コンテナで回収し、寄付やリサイクルへ |
| 地域のリサイクル回収箱 | 自治体やNPOが設置する古布回収ポスト | 24時間いつでも投入可能。地域福祉や海外支援に貢献できる |
店舗回収に持ち込まれた服は、難民支援の物資として再利用されたり、自動車の断熱材や工業用ウエス(雑巾)に活用されたりします。
次に使う人や加工工程で扱いやすい状態にしておくのがマナーなので、事前に洗濯を済ませ、しっかり乾かしてから持ち込みましょう。
大量の服とあわせて不用品も処分したい場合
大掃除や引っ越しなどの機会で、大量の服とともに家具や家電製品なども処分したい場合は、不用品回収業者の利用が便利です。
弊社「買取いちばんドットコム」は、不用品回収もおこなう買取業者です。
服だけの買取には対応していませんが、大量の服の回収や100カテゴリ以上の幅広いアイテムを買取っているので、お気軽にお問い合わせください。
不用品回収業者を利用するメリット
手間がかからない:服とあわせて紙ゴミやプラゴミ、不燃物など、回収してほしいものをまとめて置けば、分別、袋詰め、搬出・積み込みまですべて任せられます。
素早い対応が可能:引っ越し直前など、時間が限られている場合でもスピーディーに対応してくれます。
他の不用品も一括回収:タンス、ハンガーラック、ベッド、家電など、大型の不用品もまとめて回収してくれます。
不用品回収業者を利用するデメリット
自治体ゴミや買取と異なり、人件費・車両費を含んだ回収作業料金が発生します。
古い服は基本売れない?和服・毛皮・スーツの処分法

和服や毛皮・レザー、スーツなどは、購入時いくら高額だったとしても、古くなればなるほど中古価値は下がり、基本的には買取不可になるケースがほとんどです。
ここでは、処分に迷いがちな服について、現実に即した判断基準とおすすめの手放し方を解説します。
1. 和服(着物・帯・和装小物)
小物を含む和服の処分方法は、自治体回収と専門店での買取の2通りです。
自治体回収へ
昭和のウール着物、ポリエステル製の普段着、シミやカビ・カビ臭があるもの、丈が短い(身丈150cm未満など、現代人の体型に合わない)ものは、基本的に買取できません。
自治体の可燃ゴミや、古布回収へ出すのが現実的です。
着物専門の買取店に売却
「正絹(絹100%)」「作家物(落款あり)」「伝統工芸品」「状態が良く身丈が長い」といった条件が揃っている場合のみ、着物専門の買取店で値段がつく可能性があります。
2. 毛皮・本革製品
毛皮や本革製品の処分方法は、自治体回収と専門店での買取の2通りです。
自治体回収へ
毛が大量に抜ける毛皮や、水分が抜けて硬くなった本革製品、合成皮革が劣化してポロポロ剥がれているものは、可燃ゴミとして処分します。
古着専門店に売却
ショットなど有名ブランドのレザーや、状態がよいミンク・フォックスなどのリアルファーは、専門買取店で査定してもらう価値があります。
3. スーツ・礼服
着なくなったスーツ・礼服は、下取りサービスの利用がおすすめです。
ネーム刺繍が入っているものや、型が古いノーブランドスーツは古着店で買取拒否されることがほとんどです。
洋服の青山やAOKIなど、スーツ専門店の下取りサービスを活用すれば、他社製品や古く傷んだスーツでも、買い替え時に使える割引クーポンと交換してもらえます。
4. ネクタイ
専門店での買取が期待できるのは、使用感のないエルメス、グッチなどのハイブランド品に限られます。
それ以外のノーブランド品や傷みのあるネクタイは、自治体の可燃ゴミ回収や古布回収で処分しましょう。
まとめ

服の処分で大切なのは、状態や価値に合わせて「自治体回収」「売却」「不用品回収業者」の3つへ賢く振り分けることです。
傷んだ服はゴミや資源へ、状態のよいブランド服や普段着は買取やフリマアプリへ出すことで、損せずスムーズに手放せます。
また、引っ越しや大掃除などで大量の服や家具・家電をまとめて片付けたい時は「買取いちばん」など、一括回収できる業者の利用が便利です。
自分に合った無理のない方法を選び、クローゼットをすっきり整えましょう。
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