服の処分方法8選!

服の処分方法は意外にもたくさんあります。ここでは以下の8つの方法について詳しく解説していきます。
- 自治体の資源ごみで処分
- 自治体の可燃ごみで処分
- リサイクルショップで売却する
- 買取専門店へ売却する
- フリマサイトやネットオークションを利用する
- 販売店の衣類回収ボックスを利用する
- 支援団体へ寄付する
- 不用品回収業者へ依頼する
処分方法1.自治体の資源ごみで処分
多くの自治体では、服を「資源ごみ」として回収しています。
回収方法は地域によって異なりますが、新聞紙や古紙などと一緒に回収している場合や、地域の回収拠点で定期的に回収を開催している場合などさまざまです。
例えば愛知県名古屋市の場合は、衣類のみを透明か半透明の袋に入れて、新聞紙や雑誌と一緒に古紙回収の日に出すだけで、資源ごみとして回収してもらえます。
その際、名古屋市では染みや汚れが付着したものでもOKですが、地域によっては汚れのある衣類は「可燃ごみ」扱いとなる場合もあるため、ルールを確認した上で出すようにしましょう。
また「濡れている衣類」はカビが発生する恐れがあるため、資源ごみでは回収していないことがほとんどです。
同じ理由から雨の日の回収はしていないという場合もあるため、こちらもあわせて回収ルールを確認しておくことをおすすめします。
処分方法2.自治体の可燃ごみで処分
自治体によっては服を資源ごみではなく、「可燃ごみ」として回収している地域もあります。
その際は自治体が指定するごみ袋に服を入れて、収集日に出すだけです。
また、お伝えしたように染みや汚れのある服は資源ごみとして回収されないこともあり、その際は可燃ごみで出すように指定されることが多いでしょう。
ただし大量に服がある場合は、自治体で一度に出せる量を確認しておかなければなりません。
多くの自治体では「一度に出せるごみ袋は3袋まで」としているところが多く、引っ越しや断捨離時など、大量に服を捨てたい場合は何回かに分ける必要があるでしょう。
特に冬物の衣類はかさばるためすぐに袋がいっぱいになってしまいます。
急いで処分したいときや、ごみ袋の運搬が大変なときなど、状況によっては別の処分方法を検討してみましょう。
処分方法3.リサイクルショップで売却する
キレイな状態の服はリサイクルショップで売却することも可能です。
特にブランド物や新品未使用の服などは高く買い取ってもらえる場合もあるため、捨てる前に査定に出してみてはいかがでしょうか。
リサイクルショップは服以外の家電や家具、日用品といったさまざまなジャンルも取り扱っているため、不用品を一度に処分できるチャンスでもあります。
近くに店舗があれば直接店に持ち込むことで、その場で現金化できる手軽さもメリットのひとつでしょう。
ただし取り扱いジャンルが多い分、店舗側としては抱える在庫が多く、売り場のスペースや管理するためのコストがかかることから買取額が安くなってしまう傾向にあります。
また、高級ブランドの服やダウンジャケット、毛皮のコートといった買取額が高くなりやすいジャンルの衣類は、買取専門店へ出した方が高値が付きやすいでしょう。
処分方法4.買取専門店へ売却する
服の種類によっては、買取専門店へ出したほうがより高く売れるためおすすめです。
買取専門店は自社が得意とするジャンルに特化した買取店も多く、ブランド品や衣類を専門に扱う買取店であれば、そのときの流行や相場価格を考慮した適正な価格で買い取ってもらえます。
さらに買取専門店には買取に関しての知識が豊富な査定士や鑑定士が在籍していることが多いため、より正確な査定額を出してもらいやすいのもメリットと言えるでしょう。
ただし買取専門店は店舗を持たずに「宅配買取」や「出張買取」をメインとして営業している店も多く、利用するには出張買取の予約や日程調整、買取の申し込みなどが必要な場合もあります。
買取店によってはLINEやメールであらかじめ大体の査定額を出してもらえることもありますので、査定額を知ってから買取依頼するという方法も検討してみましょう。
▼こちらの記事もおすすめです
宅配買取と出張買取の違いとは?自分に合った買取方法の選び方も解説
買取の手続きで必要なものとは?状況別に用意するものも解説!
処分方法5.フリマサイトやネットオークションを利用する
中古の服を売る方法のひとつが、フリマサイトやネットオークションを利用する方法です。
フリマサイトやネットオークションはインターネット上での売買となるため利用者が多く、商品が売れやすいといったメリットがあります。
また、スマホがあれば自宅から手軽に出品できるため、隙間時間に利用できるのも魅力のひとつです。
人気の高いブランドや状態が良い服などは思ったよりも高値で売れる場合もあるため、まずは出品してみるというのもいいかもしれませんね。
ただしフリマサイトやネットオークションで売るためには、商品の写真を撮り、商品説明や傷・汚れの有無を記載するなどの出品作業をしなくてはなりません。
また買い手側とのやり取りや、売れた場合の梱包・発送作業などが必要となります。
ほかにも運営サイト側に支払う手数料の発生や、必ず売れる保証がないといったリスクもあるため、状況に合わせて上手く活用するのがおすすめです。
処分方法6.販売店の衣類回収ボックスを利用する
服を販売する店舗では、不要になった衣類を回収する「回収ボックス」を設置していることもあります。
店頭にあるボックスに入れるだけで簡単に衣類が処分できるため、買い物のついでに持って行くのもおすすめです。
店舗で回収された衣類は被災地や海外など、服を必要とする人へ届けられたり、資源や燃料として再利用されたりします。
こうした取り組みを利用することで環境保護や社会貢献に参加できるため、回収ボックスのある店舗を探してみてはいかがでしょうか。
以下は衣類の回収サービスを実施している企業です。
店舗名 | 回収内容 |
---|---|
ユニクロ | ・ユニクロ・ジーユー・プラステで販売した全商品 (インナーやソックス、グッズ商品も含む)が対象 ・支援先へ良い状態で届けるために、洗濯済みのものを持ち込むこと |
ZARA | ・ブランド・服の状態問わず、回収可能 |
無印良品 | ・無印良品で販売している衣料品全般が対象(下着・靴下・靴・バッグ・帽子等の服飾雑貨は対象外) |
H&M | ・ブランド・服の状態問わず、回収可能 ・H&Mの会員メンバーなら1袋の持ち込みにつき500円OFFクーポンと20ポイントがもらえる |
イオン | ・ブランド問わずトップス・ボトムス・ジャケット・コート・シャツ・スカートが対象 ・破れ・染み・カビ・過度の毛玉があるものは回収不可 |
処分方法7.支援団体へ寄付する
まだ着られる服であれば、支援団体やNPO法人などへ寄付をする方法もあります。
これらの団体は服以外にも日用品や雑貨類など、さまざまなジャンルの品物の寄付を受け付けていることが多いため、ほかにも同時に寄付したいものがあるときは問い合わせてみましょう。
ただし支援団体によっては寄付をする側に費用が発生する場合もあります。
例えば寄付品は基本的には宅配便で送ることになっており、その際の送料や段ボール箱の用意は、自身で負担することがほとんどです。
なかには支援団体の運営施設へ無料で直接持ち込める場合もあるため、近くに寄付先がないか調べてみるのもよいでしょう。
処分方法8.不用品回収業者へ依頼する
「大量に処分したい服がある」「服以外にもたくさんの不用品がある」という場合には、不用品回収業者を利用するという方法もあります。
不用品回収業者は服だけでなく、家具や電化製品といった大きなものも回収してもらえるため、自分での処分が大変なものをまとめて依頼すると便利です。
また、不用品回収業者は電話やメールなどで依頼したあと、自分の都合に合わせて回収に来てくれるのもメリットのひとつです。
基本的にどの業者も年中無休で対応しているため、土日や祝日、夜間なども利用できます。
処分を急いでいるという方は即日対応が可能な業者へ依頼をすれば、その日のうちに回収してもらうこともできますよ。
特に「引っ越し前で家の中を急いで片付けたい!」「大掃除や断捨離で処分品がたくさんある」という場合には、ぜひおすすめしたい方法です。
▼こちらの記事もおすすめです
買取が期待できる服とは?売れる服・売れない服の違い

服は基本的に無料で処分できるものですが、お得に処分したい方には「売却」がおすすめです。
ここでは売れる服・売れない服の違いや査定ポイントを解説します。
売れるのは状態がキレイな服が大前提
中古で服を売るのであれば、やはりキレイな服であるというのが条件になります。
リサイクルショップや買取専門店では「買ってくれる人がいること」を前提として古着を買い取っていますので、目立つ汚れや染み、臭いやダメージのある服は買い取ってもらえないでしょう。
反対に購入してから間もない服や、臭いや汚れがほとんどない服は高額買取が期待できます。
ボタンなどの部品がきちんと残っているかどうか
古着で注意したいのが、ボタンやビジューなどの細かいパーツの紛失です。
例えばシャツのボタンが1つ不足していた場合、まったく同じボタンを探して付け直すには時間も手間もかかってしまいますし、見つからないことも多くあります。
ほかに女性の服に多いビジューなどのパーツ類も、購入時と比べて欠けているものがあれば、服としての価値が下がってしまいます。
ボタン付きの服は失くしたときのためにボタンが1~2個付属していますが、古着として売るときのことを考えると捨てずに取っておくのがおすすめです。
トレンド・ニーズに合ったデザインのもの
服を含めファッション関連の品は、そのときのトレンドであるかどうかも重要な査定ポイントです。
特に直近に販売されたモデルのものや、最新シーズンのデザインのものなどはより高値で買取される傾向にあります。
ただしこのようなトレンド感の強いものは、流行時期を過ぎてしまうと極端に買取値が下がるというリスクも考えられます。
そのため、不要になったらすぐに手放すのが高値で売るコツです。
人気の高いブランド物の服は高価買取も期待できる
バッグや財布などと同様に、服も人気の高いブランド物であれば高値での買取が期待できます。
特にハイブランドと言われる「シャネル」や「エルメス」、「プラダ」や「ルイ・ヴィトン」などは洋服ラインも高い人気を誇っており、高値で取引されています。
これらハイブランドの服は多少古いものでも「ヴィンテージ」としての価値があるため値下がりしにくく、状態によっては高く買い取ってもらえるでしょう。
ほかにも「ビームス」や「ユナイテッドアローズ」といったミドルブランドのものや、「ラルフローレン」「ザ・ノース・フェイス」などのカジュアルブランドも状態によっては高く買い取ってもらえます。
ただしミドルブランドやカジュアルブランドはそのときの流行や需要にも大きく左右されるため、アイテムによって買取価格の幅が出る傾向にあります。
買取NGの服はどんな服?
目立つ汚れや染み、臭いなどのダメージがある服は買取してもらえないことがほとんどですが、それ以外にも買取されにくいものがあるため知っておきましょう。
- ノーブランドの服
- 元値が安すぎる大量生産品
- 10年以上前の服(ヴィンテージ品は除く)
- 下着類や靴下
- 学生服
- 作業着
- 着られる人が限られるサイズ展開の服(XXSやXXLなど)
このほか「真夏にダウンジャケットを持ち込む」というような、季節外れの服も買取を断られる場合があります。
しかし買取店によって取り扱いのルールが異なるため、ここで挙げた服でも売りたいという場合は、複数の店舗へ問い合わせてみるとよいでしょう。
ユニクロ・GUなどのファストファッションブランドは商品によって買取が期待できる
服の買取でよくある疑問が「ユニクロやGUなどのファストファッションブランドは買い取ってもらえるのか?」ということです。
買取店にもよりますが、ファストファッションブランドの買取は一般的に低く設定されており、状態によっては買取自体を断られることも少なくありません。
ただし、ほかのブランドや有名企業とのコラボ商品や限定品、人気アイテムなどは例外として高い需要があり、買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
高値での買取は期待せず、まずは一度査定に出してみることをおすすめします。
査定額アップも期待!古着を高く売るためのコツ

服を売るときには、少しでも高く買い取ってもらいたいものですよね。
ここでは査定額アップのためにやっておきたいことや、お店選びのコツをご紹介します。
洗濯やアイロンで見た目をキレイにしてから出す
古着を売るときは見た目をキレイにしておくことで査定額アップが期待できます。
査定に出す前には洗濯をして、清潔な状態にしておきましょう。
デリケートな素材や洗濯ができないという場合でも、ブラッシングをしたりスチームアイロンをしたりするだけで見た目が良くなります。
また、長期間着ていなかった服の場合は防虫剤や家の臭いが染みついているということもあります。
臭いが染みついていると査定額に影響が出てしまいますので、売る数日前に洗濯してから買取してもらうのがおすすめです。
ほかに、袋やケースに入れるときは通常の洗濯物のように、丁寧に畳んでからしまっておくと査定スタッフへの印象もよくなります。
清潔なショッパーや衣装ケースに服を入れて、査定をしてもらいましょう。
ノーブランドの服は買取対象か確認!まとめ売りがおすすめ
買取店によっては、ノーブランドやファストファッションブランドの服は買取NGとしているところもあります。
なかには有名ブランドの商品のみの査定を受け付けていて、ノーブランドや元の値段が安価なブランドのアイテムは、買取ができず返品しているというところも。
これらの服を売りたいという場合には、店舗の取り扱いブランドを確認し、ノーブランドの服も買取してもらえるか確認しておくと手間が省けます。
また、ノーブランドやファストファッションブランドに関して単体では買取NGだとしても、まとめ売りであれば買い取ってもらえる場合もあります。
多くの買取店ではまとめ売りに対する「査定額アップ」や「ポイント特典」といったサービスを実施しているため、少数で出すよりはより多くの数を出す方がおすすめです。
ハイブランドの服は買取実績が豊富な業者に査定を依頼する
人気ブランドの古着の買取を依頼する場合は、ブランド品の買取実績が豊富な業者に依頼しましょう。
というのもブランド品の買取実績の少ない店舗では査定員の経験が浅く、アルバイトの人がマニュアルを見て鑑定しているようなお店もあるからです。
そのような店舗では、本来なら価値のあるブランド古着をノーブランドの服と同等の査定額が付けられてしまう恐れがあります。
最近では買取店のホームページに「買取実績」や「買取強化ブランド」を掲載している業者が多くあります。
自分が売りたいブランドの商品をチェックすれば、どれくらいの金額で売れるのか目安を知るきっかけにもなりますよ。
1円でも高く売るためには、できれば複数の業者のサイトやSNSを調べて、ブランド品の知識が豊富かや高額買取をしてもらえそうなお店かを見ておきましょう。
季節に合わせて服を売る
服はその季節によって買取を強化している種類に違いがあります。
例えば新品の夏服を購入する場合、春から夏にかけての時期に購入する人が多いですよね。
これは古着でも同じことで、半袖や薄手の素材の服が売れやすいのは3月~8月にかけて、秋服や冬服、そしてコートなどのアウターは9月から12月です。
お店にとっては冬にショートパンツを持ち込まれたとしても、お客様への需要がなければそのまま在庫を抱えることになります。
そのため買取店によっては季節外れの服に関して、買取を受け付けていないところもあるので注意しましょう。
買取店を選ぶときはサービス内容も比較しよう

服を売る時は少しでも高く買い取ってもらいたいと思うものですが、買取店を選ぶ際にはサービス内容もチェックしておきましょう。
買取店によって、査定時の対応の丁寧さや査定後のキャンセル費用、手数料など、内容に違いがあります。
特に以下のことに注目してみましょう。
手数料・送料の有無
特に「出張買取」や「宅配買取」に関わることですが、買取店によっては査定後のキャンセルや返品時に手数料や送料がかかる場合があります。
出張買取とは自宅までスタッフが査定に来てくれて、その場で買取してくれる方法です。
一方、宅配買取は自宅でいらない服を段ボール箱に詰めて、買取店まで発送し査定を待つという流れです。
どちらの方法も「査定無料」「出張無料」としていることが多いですが、場合によっては手数料が発生する場合もあり、その際は査定額が高くても実際の手取り額は減少してしまいます。
買取店選びの際には、おおよその査定額とかかる手数料を総合的に見て判断することが大切です。
査定・買取までにかかる時間
査定や買取までにかかる時間についても、買取店によって異なることがあります。
例えば「店頭買取」の場合、土日や祝日などは混雑していることも多く、お店の状況によっては受付から査定完了までに1時間以上待たされてしまうということも珍しくありません。
一方「出張買取」は日程調整が必要になるため、査定申し込みをしてから実際に自宅に来てもらうまでに数日かかることもあるでしょう。
また、「宅配買取」は段ボール箱の発送期間もあり、店舗側が受け取ってから査定完了までに1週間ほどかかるのが一般的です。
このように、買取店によっても買取方法によっても、実際にお金を受け取るまでの時間に差があります。
早く服を処分したい場合や急いで現金化したい場合には、早く対応してもらえる店舗を選ぶようにしましょう。
まとめ

いらなくなった服は簡単に処分することも可能ですが、状態やブランドによっては買取サービスを利用するのがおすすめです。
本記事で挙げたようなキレイなコンディションの服や、需要の高いブランド品、流行のデザインなどは高く買い取ってもらえるかもしれません。
服の買取方法はさまざまな手段がありますので、自身の状況や希望に合わせて最適な方法を選択しましょう。
当社「買取いちばん」は名古屋市、東海エリアを中心に買取を行う専門業者です。
買取可能なジャンルは服を含め100以上、ブランド品から家具・家電、工具やおもちゃ、オフィス家具まで多岐にわたります。
また買取方法は「店頭買取」だけでなく、「出張買取」や「宅配買取」からも選択可能、査定後のキャンセルは無料です。
「まとめ売り」で買取額がアップしますので、服以外の不用品もぜひご一緒にお申し込みください!
▼こちらの記事もおすすめです
【意外!】家にある売れるもの15選!買取相場もあわせてご紹介!
【中古品買取】高く売れるものとは?査定のポイント・コツも解説!
【2025年最新】中古品の買取方法3選!メリットや注意点も解説