引っ越しが終わったらまずはコレ!引っ越し後にやるべきこと!


引っ越しは新居に荷物を運べば、それで終わりというわけではありません。引っ越し後は荷ほどきだけでなく、住所変更といった各種手続きが必要になります。

そこで今回は、引っ越しが終わったらまず優先的にやりたいことをまとめました!

 

1.電気やガス、水道などの手続き

新居に引っ越して当日に行いたいのが、電気やガス、水道などのライフラインの手続きです。

事前に引っ越し日を申請しておくことで、当日に電気や水道が使えるようにしましょう。

 

電気

電気は引っ越し当日から使えることがほとんどです。

使用開始したい日に合わせて、事前に引っ越し先の地域を管轄している電力会社に手続きをしておきましょう。

ただし電気は電球がないと点灯しません。

電力会社への申し込みだけでなく、必ず電球を購入しておき当日に設置するのを忘れないでください。

 

水道

水道も基本的には引っ越しした日から使うことが可能です。

水道は専用の開始申込書が、引っ越し先に用意されるケースが多くあります。

賃貸物件は、郵便受けか玄関に書類が置いてあるところがあるのですが、アパートによっても違いがあるため、見つからない場合は水道局に直接連絡をしましょう。

 

ガス

ガスは電気と水道とは違って、自分だけで使用を始められません。

ガス会社の係員が立ち会った状態で、開栓をするという決まりがあるので、引っ越し当日から使うには、前もって希望日の訪問予約を取り付けておきましょう。

特に春の繁忙期は係員のスケジュールも埋まりやすいので、遅くとも引っ越し日の1週間前までには連絡するのがおすすめです。

ちなみに、電気などのライフラインは、電話や郵送だけでなくインターネットでも申し込み可能です。

 

2.住所変更などの手続き

ライフラインのほかに、役所などを通じて行いたいのが住所変更などの各種手続きです。

引っ越し後に優先的に行いたい、手続きをご紹介します。

 

役所での手続き

まず役所では、主に次のような手続きが必要です。

・転入届
・マイナンバーの住所変更
・国民健康保険の加入手続き
・国民年金の手続き
・印鑑登録
・子供手当の手続き
・転校届け

絶対に必要なのが転入届です。

また、国保の方は保険の手続きも行うので、身分証明書も忘れずに持参しましょう。

お子さんがいる家庭は子供手当と、転校の手続きも役所で行います。

 

警察での手続き

免許の住所変更手続き

運転免許証を持っている場合は、免許証更新センターか警察署に足を運んで、免許証の住所変更手続きを行います。

その際、印鑑と転入届を提出した後の新しい住民票が必要になるので、先に役所での手続きを済ませるのがおすすめです。

 

車庫証明申請

引っ越し先でも自動車が必要な場合、その車庫の住所を警察署に届ける義務があります。

この車庫証明の申請書は警察署のホームページからダウンロードするか、直接足を運んで記入する方法があります。

つい忘れてしまいがちな車庫証明申請ですが、手続きをしていないと違法駐車の扱いになるため、早めの手続きを行いましょう。

持ち物は次の3つです。

・自動車検査表(車検証)
・手数料納付書
・新しい住所の住民票
・申請書

ちなみに、ナンバープレートの変更代、検査登録印紙代など、合計3000円程度の費用が必要です。

 

パスポート・銀行の住所変更

パスポートも銀行も、住所変更手続きに細かい期限は設けられていません。

ですが早く済ませておかないと、重要な書類が旧住所に届けられてしまう可能性があります。

手続きが必要な書類が前の住所に届いていて、申し込まなかった結果期限が切れていた、改めて手続きをするのに時間がかかるなどのトラブルにつながってしまいます。

引っ越し後はバタバタと忙しく、つい手続きを後回しにしたくなりますよね。

ですが、こうしたトラブルを防ぐにも、荷ほどきを進めるよりも先に各種手続きを済ませておくことをおすすめします。

 

クレジットカードの変更手続き

クレジットカードは住所や氏名、電話番号などの個人情報が変わった場合、すみやかに届け出る義務があります。

転入届を提出したら、クレジットカード会社のサイトや電話に問い合わせをして、住所変更手続きをしましょう。

 

生命保険などの住所変更

国保とは別に、加入している生命保険などがあれば、早い段階で住所などの変更手続きを届け出ましょう。

今は電話ではなくインターネットを通じて、手軽に変更手続きができる企業が増えてきました。

あらかじめ保険会社のホームページで、手続き方法を調べましょう。

 

インターネット・電話回線の申し込み

自宅のインターネット、固定電話の開通工事は、申し込みから2週間~1か月程度の期間が必要です。

繁忙期は1か月以上先になることもあるので、ネットがない環境で何日も過ごせない場合はポケットWi-Fiを利用したり、携帯会社に通信量の上限をあげてもらったりして対処しましょう。

また、固定電話の移転や新設をする場合は、立ち合い工事が必要になるケースもめずらしくありません。

インターネットと同じく1か月程度前からの申し込みが必要ですので、電話とネット回線セットでの申し込みがおすすめです。

 

3.諸手続きを行う上で気をつけたいポイント

 

各種手続きをしていく上で、注意したいポイントをご紹介します。

 

必要書類を用意しておく

役所や銀行などの手続きをする際に、必要となることが多い書類をセットで用意しておきましょう。

必要書類を忘れると、また改めて足を運ばなければいけない可能性が出てきてしまいます。

手続きの際に、最低限持っていきたいのは次の道具です。

・印鑑
・運転免許証(身分証明証)
・マイナンバー
・ダウンロードした申請書
・手数料

特に身分証明証はどの手続きでも必要になるケースが多いです。

また、印鑑も身分証明証と同じくセットで用意しておきたいアイテムです。

手続きには手数料が発生するものもあるので、忘れずに現金も持っていきましょう。

 

引っ越しから何日後が期限なのかを調べる

引っ越し後の変更手続きは、期限が定められているものもあるのを知っていますか?

荷ほどきが済んで落ち着いてから手続きをしようとすると、期限が過ぎる可能性があるので何日までに済ませるべきなのか調べておきましょう。

特に転入届と国民健康保険の加入手続きは、引っ越し日から14日以内の届け出が必要です。

また、不動産や車などの大きな買い物をする際は、印鑑登録した実印を押すことになります。

引っ越し後は、転居先で印鑑登録をする必要があるので、早めに手続きしましょう。

 

4.引越し後の荷解きのコツ

 

引っ越し後に一番の大仕事となるのが、運び込んだ荷物の片付けです。

荷ほどきはある程度順番を決めておくことで、片付けにかかる時間を節約できますよ。

 

大きな家具を設置する

まずは優先的に、大きな家具や家電を設置しましょう。

家電は引っ越し業者に指定の位置へ設置してもらえますが、大型家具はインテリアによって場所が変わります。

スムーズに荷ほどきするには、あらかじめソファなどの大型家具も、設置場所を決めておくことで、業者にそのまま設置してもらえますよ。

 

段ボールに置く部屋の名前を書いておく

荷造りした段ボールは何が入っているのかを書く人が多いですが、ほかにも置く部屋の名前も記入するのがおすすめです。

荷物を部屋に運んでもらえば、段ボールを動かす必要がなくその部屋で荷ほどきできますよ。

 

段ボールは1つずつ開ける

段ボールを何個も開けると、その分早く片付くイメージがありますが、開ければ開けただけ片付けなければならないものが増えることになります。

中途半端に段ボールの中の道具を出すよりも、1つずつ空にしていく方が荷物も散らからずに効率よく片付けができます。

よけいな段ボールを開けないためにも、すぐに使うものは2~3個の段ボールにまとめて、当日のうちに荷ほどきできる準備をしておくのがおすすめですよ。

 

5.まとめ

引っ越しが終わったら、まず行いたい手続きはいろいろとあります。

特に転入届などの役所の手続きは、引っ越しから14日以内と期限が決まっているので、決して後回しにはしないで足を運んでください。

また、荷ほどきも一工夫すれば、かかる時間を短縮できるので、ぜひ引っ越しの際は意識して荷造りをしていきましょう。



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