飲んでいないお酒が売れるって知っていましたか?古くても高額で買い取れるお酒をご紹介します!


コレクションしていたウイスキー、いただいたけれど好きじゃない銘柄の日本酒、故人の部屋から見つかった数十年前の洋酒…。
吞む人にはもったいない話ですが、呑まない・呑めない方からするとお酒の消費にも一苦労です。
そんなお酒が買取できるとご存じでしたか?なんとプレミアがついているものもあり、定価より高くなるものもあるんです!
せっかくの銘酒も、ホコリをかぶって眠っているだけではかわいそうです。今回はそんなお酒を救う方法についてご説明いたします。

私が監修致しました

飲んでいないお酒が売れるって知っていましたか?古くても高額で買い取れるお酒をご紹介します!監修者
寺坂 健吾

買取いちばんスタッフの寺坂です。 ウイスキー、ワイン、ブランデー、日本酒、焼酎、シャンパンにビール…。世の中には美味しいお酒が溢れていますが、そもそもお酒に興味がない方からしてみるとお酒が売れるというイメージすらわかないのではないでしょうか? 実は開封さえしていなければお酒って買取が可能なものが多いんです! 一般に買取は新しいものの方が高額になるイメージですが、お酒の場合はブランデーのように、年月を重ねるほど味に深みが出て金額もアップしているものも。 あなたの台所にも、熟成に熟成を重ねて飲み頃、もとい売り頃になったお酒が転がっているかもしれません。

お酒の買取とは?

古本や古着、家具や家電など、私たちは日頃「まだ使えるものを、欲しい人へ譲る」という考えから中古で売買しています。リサイクルショップや不用品買取業者なども当たり前のように受け入れられていますし、今はメルカリやジモティーなど、個人間でやりとりができるサービスも便利です。

そうした中古市場において、お酒の買取ができるというのはまだあまり知られていないかもしれません。
リサイクルショップや不用品買取業者の中でも、お酒の買取ができるところはありますが、業態によっては「酒類販売免許」が必要なので店舗数がまだまだ少ないためです。

ボトルを集めていたけど飲める量も減ってきて開いていないお酒や、贈答でいただいたものの手を付けていないお酒。またこのような情勢下ですから閉店してしまった飲食店で、大量に残ったストックのお酒もあるでしょう。

お酒の買取を専門で行っているショップもあり、多くは写真を送ってのLINE査定や宅配買取を受け付けているので、近くにお酒の買取ができるお店がなかったり大量にあり運ぶのが手間という場合はそうしたところも利用してみるといいかもしれません。

お酒を高く売るには?

状態をきれいにしておく

お酒にかかわらず中古品の買取においては、どんな商品でも「見た目のコンディションが良い」ことが買い取れるかどうかの大きな分かれ道です。
とくにお酒は体に入るものですから、中身に問題がないとはいえボトルがホコリだらけだったりラベルにカビが生えていたりしたら衛生的にも査定にも良くないです。
床下収納などにしまっておいた場合は水害などで泥汚れがついているかもしれません。
査定の前にはボトルのほこりや汚れはしっかりと拭き取っておきましょう。無理に拭いてラベルを剥がしてしまうと買取ができない場合もありますので、ご自身でできる範囲で見た目を良くしておくことが大切です。

査定を受ける前には、瓶のホコリや泥汚れなどはキレイに拭き取っておくことで査定額がアップします。

付属品を揃えておく

海外からのお土産のブランデーやウイスキー、ワインなどは豪華で美しい化粧箱や木箱に入っているものや、クリスタル製の替栓、グラスまでセットになっている物もあります。
こういった付属品が揃っていて新品で買った状態に近ければ近いほど、コレクターの方の需要も高まり査定額は高くなります。
品物によっては、付属品のあるなしによって倍以上も買取価格が変わってしまうこともあります。

また、後で説明しますがバカラ製のボトルに入っているお酒もあります。
このような銘柄は、中身のお酒は勿論ボトルだけでも工芸品としての価値が有るため、空瓶でも高額査定が付きます。

不要なら早めに売る

基本的に賞味期限のないお酒ですが、お酒も食料品なので古くなれば劣化したり、品質が変化してしまいます。
数十年寝かせたブランデーやワインなどもあるので、「お酒は古ければ古いほど価値がある」と思われがちですが、保管状況が悪ければコルクが乾燥して割れてしまったり、蒸発して液量が減ってしまいます。
色が濃くなっていたりお酒の表面に澱が浮いているような劣化があるものは買取が難しい場合があります。

ビールや日本酒の様に、賞味期限が設定してあるお酒もありますので、そうしたものは勿論賞味期限より前に買取を依頼しましょう。
こだわる人やお店では専用のワインセラーなどを用意するくらいですから、お酒をいい状態で長期間保管しておくのは大変なことなのです。
「いつか飲むからもしれないから…」と転がしておいて劣化させてしまうくらいなら、この際買取価格の確認だけでもしてみてはいかがでしょうか?
お酒によっては現在の相場が跳ね上がっているものもあるので、思いがけない収入になるかもしれません。

どんなものが高く売れるの?

ワイン

熟成させた方がおいしいと思われがちなワインですが、実はウイスキーやブランデーとは違い古ければ古いほど高く買い取れるというものではありません。
重視されるのは「生産年」「商品の状態」です。
ワインは非常にデリケートで、保存の仕方が悪いと色が抜けてしまい、澱が多く出てきてしまいます。
こうなってしまっては高級ワインでも買い取ることができなくなってしまうのでご注意ください。

買取の際人気のワインは

  • ボルドー…フランス南西部ボルドーを中心とした一帯で産出されるワインで、重厚な赤ワインが有名
  • 五大シャトー…ボルドーワインの中でも最高級のワイン。シャトーとは「生産者」のこと
  • ブルゴーニュ…フランス東部ブルゴーニュ地方特産のワイン
  • DRC…世界最高峰のワイン、「ドメーヌ・ラ・ロマネ・コンティ」

シャンパン

シャンパンとは黒葡萄と白葡萄を合わせ瓶内で二次発酵を行い、封をしてから15ヶ月以上熟成した発泡ワインの事ですが、フランスのシャンパーニュ地方で生産されたものだけを「シャンパン」と言うことができ、それ以外の産地・製法で作られた発泡ワインは「スパークリングワイン」と呼ばれます。

ドン・ペリニヨンやクリュッグ、ヴーヴ・クリコなどが有名どころです。

ウイスキー

ウィスキーはアルコール度数が高いため長期保存に向いています。
ワインとは違い数十年経過していても買取には問題がありません。

キャップの部分が針金で止められているものを「ティンキャップ」といい、同じお酒でもこのキャップのタイプですとかなり買取金額が上がります。
日本を含め全世界でウイスキーブームが到来しており、価格が高騰している銘柄もあるため一度お部屋を探してみてはいかがでしょうか。
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本で造られたウイスキーのことを「五大ウイスキー」と言い、それぞれに違った魅力や特徴があります。

五大ウイスキーとは

  • ウイスキーの名門、スコッチウイスキー
    ピートを焚くことで生まれるスモーキーフレーバーが特徴の一つです。原料:大麦麦芽、トウモロコシ、小麦など
  • 風味が豊かなアイリッシュウイスキー
    古い歴史があり、香りが豊かでありながら味わいはライト。原料:大麦麦芽、大麦、小麦、オート麦、ライ麦、トウモロコシなど
  • 内側を焦がした新樽で熟成させたアメリカンウイスキー
    独特な赤みと香ばしさが特徴のバーボンウイスキーが有名。コーンウイスキーやライウイスキーなども。原料:トウモロコシ、大麦麦芽、来意麦、小麦など
  • 最もクセがなく飲みやすいカナディアンウイスキー
    軽快で風味が穏やか。3年以上の貯蔵が規定されている。原料:大麦麦芽、ライ麦麦芽、ライ麦トウモロコシなど
  • 調和のとれた味わい、ジャパニーズウイスキー
    スコッチウイスキーに近い味わいで、スモーキーフレーバーは控えめ。歴史はまだ浅いが世界的に注目されつつある。原料:大麦麦芽、小麦、トウモロコシなど

ジャパニーズウイスキーの中でも・・・

  • 山崎25年
  • 響30年

などはファンも多く、買取価格も高い傾向にあります。

ブランデー

ウイスキーは穀物を発酵、蒸留させて作るお酒ですが、ブランデーは「果物」を発酵させてつくる蒸留酒です。
こちらもウイスキー同様アルコール度数が高いので、数十年経過していても状態が良ければ買取は可能です。
また古いブランデーには価値が上がっている商品もあります。

  • コニャック(ぶどう)
  • レミーマルタン (ぶどう)
  • ヘネシー XO(ぶどう)
  • アルマニャック(ぶどう)
  • マール(ぶどう)
  • グラッパ(ぶどう)
  • カルヴァドス(リンゴ)

高級ブランデーの代名詞、レミーマルタン ルイ13世って?

世界を代表すると言っても過言ではない高級ブランデー「RÉMY MARTIN LOUIS XIII(レミーマルタンルイ13世)」は、レミーマルタン一族が1874年に作ったコニャックです。

コニャックとは、フランスのコニャック地方で作られたブランデーの一種を言います。
そのコニャック地方グランド・シャンパーニュ地区の最高級のぶどうを100%使用しているのがルイ13世です。
名前の由来は勿論フランスのブルボン朝第2代の国王として君臨した、あのルイ13世から。

1900年には万国博覧会で最大級の賞賛を得ており、そのあともエリザベス女王に献上されたことがあるほど。
100年以上も最高級のブランデーとしての地位を確立している、最高級の名に恥じない歴史あるお酒です。

バカラのボトルだけでも買取ができる!?

ルイ13世は中身だけでなくそのボトルも最高級で、基本的にバカラ製の高級クリスタルボトルに入れられています。丸みのあるボトルに繊細なデザインが施されています。
中央にはシンボルとして、「人と自然の調和」を意味するケンタウロスがあしらわれているのもポイントです。

芸術品と言ってもいいような美しいボトルは、熟練の職人さんしか作れない貴重なものなので、ボトルだけでも高値で取引されるほど需要があります。
バカラ社製品のクリスタルボトルだけでなく、希少性のあるお酒の空ボトル、そして珍しい陶器(磁器)などで作られたボトルは買取が可能なものもございます。

日本酒

日本酒は、米を原材料として発酵させて作る醸造酒で、言わずと知れた日本を代表する伝統的なお酒の一つです。
近頃は「SAKE」として、欧米でも日本酒の人気は高くなっています。
また製造メーカーによっては、年に一度限られた本数しか作れず、しかもその蔵元のある地域にしか出回らないような希少なものもあるため、中には買取価格が定価を上回る商品も。
そんなプレミアムな日本酒は勿論、地酒から有名な十四代や黒龍、獺祭など日本全国の日本酒は買い取れる場合が多いです。
お酒には基本的に賞味期限はありませんが、ほとんどの日本酒にはラベルの正面や裏に製造年月が記載されています。
この年月が1年以上古かったり消えてしまっていると買取が難しくなります。

焼酎

日本の酒税法においては蒸留酒のうち、

  • 発芽した穀類を使用していないこと
  • 白樺の炭などで濾過していないこと
  • 蒸留の際に別途定められている物品以外を添加しないこと
  • アルコール度数が連続式で36度未満(焼酎甲類)、単式で45度以下であること(焼酎乙類)

以上を満たすアルコールを焼酎としています。
焼酎は、南九州を中心となって醸造されており、

  • 芋焼酎
  • 米焼酎
  • 麦焼酎

などが有名ですが、栗やそば、じゃがいもや黒糖からも作られています。

泡盛

焼酎の中でも沖縄県特産の蒸留酒を泡盛と言います。
アルコールが高いお酒として有名ですが、名前の由来の1つにはアルコール度数の高いお酒を注ぐ時に泡立つことからその名前が付いたという説があります。
「残波」「まさひろ」(比嘉酒造)、「菊之露」(菊の露酒造)、「南光」(神谷酒造所)などの銘柄が人気ですが、その他の珍しい泡盛は、特別価格で買取ができる場合があります。

中国酒

4000年の伝統を持つ中国には、紹興酒・老酒・黄酒や白酒などさまざまなお酒があります。
あまりお酒に詳しくない方でも、紹興酒くらいなら「中華料理屋さんで甕に入って出てくるあれね!」とピンとくるかと思います。

有名な中国酒は

  • 黄酒(ほわんちゅう)穀物を麹で糖化して醸造するお酒で、紹興酒や老酒はこの分類
  • 白酒(ぱいちゅう)穀物を原料とする蒸留酒
  • 強精補酒(ちゃんちんぷーちゅう)白酒、黄酒、果酒に動物や人参などを浸漬した混成酒
  • 薬味酒(やぉうぇいちゅう)白酒、黄酒、果酒に香味付けした混成酒
  • 果酒( くあちゅう)ぶどう以外の果実から造る甘口のお酒

などです。

スピリッツ

広い意味では蒸溜酒のことを指しますが、醸造酒(発酵液)を熱して沸点の違いを利用し水よりも低い沸点のアルコールを気化させ、さらにそれを冷却して液化させて作った、もとの発酵液よりもアルコール濃度(度数)の高い液体。
この液体がスピリッツとなります。

  • ウォッカ
  • ラム
  • ジン
  • テキーラ

これらは世界の四大スピリッツと呼ばれています。

リキュール

リキュールとは先ほどのスピリッツ(蒸留酒)に果実や砂糖、香草、薬草などを添加し風味付けをした混成酒です。お菓子作りでもよく使われるコアントローやゴディバが出しているチョコレートのリキュールなど、様々な味のリキュールがあり見た目にも華やかです。
卵やヨーグルトリキュールなどもありますが、こちらは中のリキュールが固形になりやすいため買取ができない事があります。

ビール

この時期欠かせないビール!
サントリーやアサヒ、サッポロ、エビスビールの日本のビールは勿論ハイネケンやバドワイザーなど世界中でビールは親しまれています。最近はクラフトビールも人気ですね。
ビールはほかのお酒に比べアルコール度数が低く味が落ちやすいため、売るのなら早ければ早いほどよいでしょう。
製造日から6か月以内であれば買取は可能ですが、缶ビールの場合缶に傷や凹みがあると、買取価格が減額されてしまうので保管の際は気を付けましょう。

まとめ

お酒が好きでない人にとっては、お中元など贈答でもらったり、ご家族がコレクションしていたものを譲り受けても持て余してしまうかもしれません。そんな時には、ぜひ「お酒は買取ができる」ことを思い出してください。

お土産でいただいたブランデーなどはボトルも含め予想外の金額が付くことも多いです。捨ててしまう前に、一度ご検討くださいね!



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