冷蔵庫の寿命はいつ?寿命のサイン・買い替えにおすすめのタイミングが知りたい!
「冷蔵庫」は現代の家庭において、食材の保管に欠かせない家電です。
そんな必要不可欠なものである一方で、生活に必要な家電の中でも金額が高く、突然の故障などで急に買い替えなくてはいけなくなったら困りますよね。
今回のコラムでは、古い冷蔵庫をどう処分するかや少しでもお得に買い替えるためにおすすめの時期、古い冷蔵庫から新しい冷蔵庫へ食材を無駄なく移行させる方法などをまとめています。
計画的に冷蔵庫を買い替えるために、寿命に近くなるとどのような現象が起こるのか、また買ってからどのくらいで寿命と言えるのかを知っておくと心構えができ安心です。
冷蔵庫の買い替えをお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね!
私が監修致しました
買取いちばんスタッフの寺坂です。 夜、真っ暗で静かな中「ブーン…」と冷蔵庫のうなる音が聞こえてきたことはありますか? そう、普段あまり意識することはありませんが冷蔵庫は毎日休まず動き、食品を冷たくキープし、氷まで作ってくれる働き者の家電です。 そんな冷蔵庫が突然壊れてしまうと食品が傷んでしまい、冷凍庫で溶けたアイスや水分で台所を汚してしまうこともあります。かといって食材全部を無理に食べるわけにもいきません。 できれば寿命となるタイミングを知っておき、壊れて困ってしまう前に買い替えスムーズに新しいものに移行したいですよね。 今回は冷蔵庫の寿命の目安や判断基準をご紹介しています。 家電リサイクル法に含まれている冷蔵庫のお得な処分方法も解説しているので、「そろそろ買い替えようかな?」とお考えの方はぜひご一読ください!
目次
冷蔵庫は買ってからどのくらい使える?
私たちの生活に今やなくてはならない存在の「冷蔵庫」。
生鮮食品の保存には欠かすことができない家電ですよね。
まずは、そんな冷蔵庫の寿命についてフォーカスしていこうと思います。
冷蔵庫の寿命はおよそ10年前後
開閉の頻度や各ご家庭の使用状況によっても変わってきますが、冷蔵庫の寿命はおよそ8〜12年と言われています。
内閣府の2022年3月消費動向調査によると、2人以上世帯の平均使用年数は12.9年で、買い替えの主な理由は故障によるものというデータが発表されています。
このことから、購入から10年経ったあたりで「いつ使えなくなってもおかしくない」と思っておいたほうが良いのかもしれませんね。
■ メーカー部品保有期間は9年
冷蔵庫の調子が悪いときは修理が必要になると思いますが、修理するための部品をメーカーが保有する期間は実はきちんと決まっています。主要メーカーによる冷蔵庫の部品保有期間は製造終了から9年とされており、この期間以降になると部品の保有をやめてしまいます。
すなわち、冷蔵庫の製造終了から9年以降に故障して修理に出した場合、部品がないため修理できない可能性があるというわけです。
■ 耐用年数は6年
冷蔵庫の寿命は約10年ほどでしたが、耐用年数(その資産を使用できる期間)の観点からはもう少し短めに捉えられているようです。
国税庁の調査によると冷蔵庫の耐用年数は6年ほどとされています。
したがって、冷蔵庫の故障や修理のタイミングは思った以上に早くやってくるという見方もできると言えます。
冷蔵庫の寿命にムラがあるのはどうして?
5年ほどで全然冷えなくなってしまうものもあれば、いやいや実家の冷蔵庫は15年近く使っているけどまだまだ現役だぞ!という口コミもあり、その寿命は冷蔵庫によって差があります。
”最新のものが耐久性もある”というわけでもなさそうですが、これはどういう要因が関係しているのか気になりますよね。
先程、冷蔵庫の寿命は10年程度だとお伝えしましたが、これはあくまで正しい使い方をした場合です。個体そのものの差ももちろんあるでしょうが、やはり寿命には各ご家庭での使い方が大きく影響していると言えます。
中に食品がぎっしり詰まっていれば、コンプレッサー(強い圧力をかけて気体を圧縮し送り出す装置)はフル回転で庫内を冷やそうとするため大きな負担がかかります。
また何度も開け閉めして冷気が逃げてしまい、庫内の温度を低く保てないときにもコンプレッサーにとっては負担がかかっている状態です。
ご自宅での冷蔵庫の使い方を考えたとき、もしも過酷な使い方に心当たりがあるようなら、9年や10年より早く冷蔵庫の寿命は来てしまうかもしれません。
冷蔵庫の寿命が近づいているサインは?
年数が経ったり酷使され寿命が近くなってきた冷蔵庫は、その寿命が近いことをさまざまなサインで知らせてくれます。
主なサインとして挙げられるのは、
- 庫内があまり冷えていない・冷え方にムラがある
- 氷ができない・冷凍庫が冷えない
- 水漏れしている
- 異常な音がするようになった
などがあります。具体的にどういうことなのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
庫内があまり冷えていない、冷え方にムラがある
原因にもよりますが、食材を冷やすスピードが遅くなってきたら、買い替えのサインかもしれません。
冷蔵機能が正常動作しないということは、温度調節をする装置や冷媒回路が故障している可能性があります。故障個所によりますが、この場合の修理費用は数万円になることもあります。
ただし、冷えの悪化は冷蔵庫の使い方を変えることで改善するケースも。
冷蔵庫はドアの開閉が多いと冷気が逃げて庫内の温度が上がりやすくなります。そのため開閉頻度を減らせば、またしっかり冷えるようになるかもしれません。
食材がどの程度入っているかにも注目しましょう。なぜなら、食材を詰め込みすぎると冷気の流れが悪くなり、冷蔵庫の中が冷えにくくなる場合があるからです。
食材の量はなるべく増やしすぎないように意識し、食材と食材の間に隙間を作るように心がけましょう。
氷ができない・冷凍庫が冷えない
氷ができなかったり、冷凍室のアイスが溶けていたりする場合は、モーターの故障や製氷皿をひねる機構の不具合が考えられます。
しかし、中には給水タンクや製氷皿が正しくセットされていない場合や、氷を作らない設定になっているだけの場合もありますので、まずはそれらをチェックすることをおすすめします。
それでも改善されない場合は故障している可能性があるので、メーカーなどに問い合わせましょう。
水漏れしている
冷蔵庫の下や庫内に水が漏れている場合は、本体に何か不具合が生じている可能性があります。
- 床に水が漏れる…冷蔵庫内で発生した水をためる蒸発皿がずれている or 故障している
- 庫内で水が漏れる…冷気が出る部分にホコリやカビが付着している
このように、掃除や蒸発皿の調整で改善される場合もありますが、故障している場合は修理や買い替えを検討しましょう。
上記以外にも、ドア部分のパッキン(ドアの淵についているゴム製の部品)が劣化し、ドアの閉まりが悪くなることもあります。そうなると冷蔵庫内の温度が上がり、食品が溶けて水漏れにつながる場合もあるためご注意ください。
異常な音がするようになった
先程も登場しましたが、冷蔵庫を冷やす際はコンプレッサーと呼ばれる圧縮装置が動作しています。
このコンプレッサーは機能している時は振れて動いているため「ブーン」という音がするのですが、先述したような何らかの異常があり庫内が冷えにくくなってしまうと、通常以上に庫内を冷やそうと出力を上げて稼働し、その運転音が大きくなってしまうのです。
また、コンプレッサー自体の故障の場合も異音がします。
通常冷蔵庫内が冷えると、コンプレッサーの音が止まるのが普通ですが、音が止まらず長時間鳴り続ける場合は、コンプレッサー自体に何らかの異常が発生している可能性があります。
コンプレッサーは、冷蔵庫にとって重要な部品のため、故障した際はすぐに対応するようにしてくださいね。
中には故障と勘違いしやすいトラブルも
冷蔵庫の様子がいつもと違うと”故障かも…”と思いがちですが、実はそうではなく、故障と勘違いしやすい現象もあります。その場合は、原因を取り除けばそのまま問題なく使用できるはずなので、一度確認してみましょう。
- 冷蔵庫内が冷えにくい
- パッキンの劣化でドアが閉まらない
これらの場合、ものを詰め込みすぎているか、パッキンに汚れが付着しているといったケースも多いです。
一度冷蔵庫内をキレイに掃除し、それでも改善されなければ修理や買い替えを検討しましょう。
「買い替え」か「修理」か迷ったら
冷蔵庫の寿命のサインについて見てまいりましたが、冷蔵庫の寿命が来た場合の対処法は「買い替え」か「修理する」の2つの選択肢があります。
冷蔵庫のように大型の家電は高額なため、急に買い替えるとなれば家計にも大きな負担になってしまいますよね。お持ちの冷蔵庫が不調だからと言って、必ずしも買い替えなければならないというわけではありません。
ここでは「買い替え」と「修理」のどちらが適しているのか解説いたしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
購入後8年以内の場合は「修理」
購入後8年以内で故障が見つかった場合は、まず修理することを検討しましょう。メーカー部品保有期間は9年とお伝えしましたが、購入から8年以内であれば部品保有期間内である可能性が高いため、メーカーに相談し修理できるかもしれません。
修理費用が安く済む場合は修理したほうがもちろんお得ですが、このタイミングで思い切って最新のものに買い替えるのもアリでしょう。
新しく買い替えることで高性能になり、電気代を抑えられるメリットもあります。電気代を節約できれば結果として出費を抑えることにもなるため、どちらがお得かしっかりと検討するのをおすすめします。
購入から8年以上経ち古くなっている場合は「買い替え」
購入から8年以上経過している場合や、いつ購入したか分からないような場合は買い替えるのが無難です。何度もお伝えしているように、メーカーの部品保有期間は製造終了から約9年です。この部品保有期間を超えているとそもそも修理ができない場合があります。
また寿命を過ぎた冷蔵庫が故障した場合、仮に修理したとしてもすぐに別のパーツが故障してしまう可能性も。そうなると修理費用がかさんでいき、買い替えたほうが良かったと後悔してしまうかもしれません。
最新モデルであれば高性能で使いやすく、電気代を節約できるなどのメリットもたくさんあるため、思い切って買い替えを検討するのをおすすめします。
故障以外にも買い替えのタイミングはある!
冷蔵庫の買い替えをすべきタイミングは故障や劣化以外にもあります。ライフスタイルに合わせて、使い勝手の良い冷蔵庫へ買い替えましょう!
電気代が高いと感じたとき
家庭の中で、消費電力の大きい家電は冷蔵庫です。電気代が高いと感じる場合は、冷蔵庫を買い替えることで改善する場合があります。
とくに、古い冷蔵庫のモーターは一定の回転数で稼働しているものが多く、大量の電力を消費してしまいます。近年の製品はインバーター制御機能が付いており、開閉や室温によってモーターの回転数を調節することで電力消費を抑えることができるんです。
また、断熱効果に優れた素材も使用され、省エネ性能の高い製品が多く展開されています。
電気代を抑えたい!とお考えなら、新しいモデルの冷蔵庫に買い替えるのが手っ取り早いかもしれません。
家族が増えたとき
結婚や出産など家族が増えたときも冷蔵庫の買い替えのタイミングと言えます。
買い物する食材が増えたのにも関わらず容量の小さい冷蔵庫を使い続けるのはおすすめしません。
冷蔵庫に食材を詰め込みすぎると冷気が循環しにくくなり、その分故障しやすく、さらに電気代も多くかかってしまいます。また、出し入れしづらいため不便を感じることもあるでしょう。
一般的に一人暮らしに適した冷蔵庫のサイズは200L程度、家族3~4人向けは400~500Lとされています。多少余裕のあるサイズを選ぶと使いやすいためおすすめです。
よりお得に!冷蔵庫の買い替えならこのタイミングを狙え!
冷蔵庫を買い替えよう!と決めたらすぐに新しい冷蔵庫を買いに出かけたいですよね。
でもちょっと待ってください!
実は、冷蔵庫の買い替えにはおすすめの時期がいくつかあるのはご存知でしょうか?
冷蔵庫は大型の家電で値も張るものですから、少しでもお得に買い替えたいはず!
壊れてしまう前の急を要していない買い替えであれば、次のようにお得な購入時期を待って買い替えるのがおすすめです!
新年度の準備にむけた2月〜3月
春は新しい暮らしが始まるシーズン。
4月から始まる新生活に備えて、2月頃から冷蔵庫や洗濯機などの大型家電のセールが行われやすいです。新生活セットとしてポットやコーヒーミルなど小さいキッチン家電セットで安く買えたり、機種を限定して大幅に値引きされていたりとお得なサービスも行われているため、買い替えのタイミングが春頃なら家電屋さんをぜひチェックしてみましょう。
またほとんどの家電量販店の決算セールは年に2回で、3月と9月に行われます。春の決算セールと重なる3月がとくに狙い目です!
決算セールはとにかく値引きされます。お店としても売れ残るよりは多少安くしても売ってしまいたいはずなので、交渉次第でさらに安く買うこともできるかもしれませんよ!
最新機種にこだわらないのであれば、新機種が出る前の7月〜8月
いわゆる「白物家電」と呼ばれる生活に欠かせない家電製品の多くは、1年に1回はモデルチェンジがあります。冷蔵庫も例外ではなく、9月中旬頃から新機種が登場します。
そのため、その前の7月や8月には型落ちや旧型モデルをセールで販売することが多いので、最新機種にこだわらないのであれば冷蔵庫をかなり安く買うことができます。店頭でのディスプレイも入れ替わるため、展示品処分が頻繁に行われるのもこの時期です。
型落ちはお得なこともありすぐに売り切れてしまう場合もあるため、早めに細かく情報をチェックしておきましょう!
新機種を希望するなら9月〜10月
冷却状態をAIで制御したり、野菜のおいしさを1週間以上キープしたりと、冷蔵庫の機能の進化は目覚ましいものですよね。
最新機能が搭載された冷蔵庫がどうしても欲しい!ということであれば新機種が登場する9月〜10月を狙うのがおすすめです。
新機種なのでお得に購入するのは無理かもしれませんが、値段よりも機能を重視したい方にはおすすめの時期です。
ボーナスシーズン・年末年始などのセール時期もおすすめ!
7月や12月のボーナスの時期や、年末年始などは家族みんなで検討・相談もしやすいため家電のセールが行われることが多いです。
また、3月の決算シーズンはお店の売上目標が高く設定されている場合が多く、店舗によっては何が何でも売上を作りたいためにセールを行うこともあります。
どちらもかなり前からチェックしておかないと目当てのものは売り切れてしまう可能性が高いので、日頃からネットやチラシをチェックしておくと安心ですよ!
家電量販店で買うなら週末も狙い目!
なるべく出費は抑えたくても予期せぬ故障に見舞われ、お得な時期まで待ってられない…とお悩みの方もきっといらっしゃるでしょう。
家電量販店では、週末の土日限定でメーカーとコラボして大幅値引きを行っていることが多々あります。メーカーにこだわりが無いのであれば、土日に足を運んでみるのもひとつの手です。
このとき注意してほしいのは冷蔵庫の有名メーカーであるPanasonicと日立です。
この2つは「指定価格制度」を採用しており、この場合メーカーが指定した価格で販売を行ない、店舗主導による値下げや在庫処分時の値引き販売ができなくなります。
例え週末だったとしても同一価格で固定され値引きがされることはないためご注意ください。
ただし、メーカーが市場環境の変化などを理由に値下げを決めると、それにあわせて値下げ販売ができるようになっているため、”絶対に値下げされない”というものではないのでご安心くださいね。
買い替えにおすすめの冷蔵庫メーカー5選!
おすすめの買い替え時期について見てまいりましたが、冷蔵庫の種類は豊富すぎてどのメーカーにすれば良いのか決められない!という方もいらっしゃいますよね。
最近の冷蔵庫は各メーカーのカラーバリエーションが豊富な商品揃えになっており、同じデザインでも野菜室や冷凍室・冷蔵室などの容量をニーズに合わせて選べる製品が多くなってきています。
ここでは、その中でもとくにおすすめしたい国内メーカー5つをご紹介したいと思います。
HITACHI(日立)
2020年度における冷蔵庫のおすすめメーカーランキングで1位を獲得した日立。
日立の冷蔵庫は、「真空保存」や「プラチナ触媒」など自社開発の技術を製品に導入しており、肉や魚などの食材の鮮度をキープする機能に対してとくに力を入れています。
その中で有名な「真空チルド」は、食材の栄養を損なわない形で鮮度を維持してくれる機能です。
真空チルドルームの中の空気を小型真空ポンプで吸引することで、保存してある食品の酸化を抑制して鮮度を保ってくれます。
MITSUBISHI(三菱電機)
三菱電機の冷蔵庫は、とくに冷蔵室に力を入れています。
解凍することなく調理を可能にする「切れちゃう瞬冷凍」は、冷凍された食材をそのまま包丁で切ることができる状態になっているので時間の有効活用ができ、解凍が面倒な方、忙しい方にもぴったりな機能と言えます。
三菱電機が独自に開発を行った過冷却現象を応用したとされる「氷点下ストッカーD A.I.」も、肉や魚など、鮮度を維持しながら長期保存を行うときに大変便利です。
一般的に、冷蔵室やチルド室などで3~4日程度しか保存ができない食材も、1週間〜10日間程度保存ができるので、まとめ買いをすることが多いご家庭でもきっと食材を無駄なく利用できるのではないでしょうか。
Panasonic(パナソニック)
パナソニックの冷蔵庫には食品の細胞破壊を抑えながら冷凍することで、旨味が食品にとどまる「はやうま冷凍」という機能が搭載されています。
また冷凍保存一部の製品には、コンプレッサーを本体の上側に搭載しているトップユニット方式を採用している製品もあります。
トップユニット方式は、下側の野菜室や冷凍室の容量を大きくできるメリットや最上段の奥の方に保管してある食材を楽に出し入れできるなどの使い勝手が魅力でしょう。
SHARP(シャープ)
シャープが独自開発した「プラズマクラスター」は、付着菌を除菌する効果があると謳っているのは皆さんもご存知ですよね。
シャープでは「プラズマクラスター冷蔵庫」を発売しており、食材の付着菌を除菌して食品を清潔にキープすることができる優れものなんです。
さらに「大容量冷凍室メガフリーザー」を採用したモデルなら、たっぷりと冷凍食品を保存可能。中が見やすく整理もしやすいなど、使い勝手も抜群です。
また、両開きのドアを採用しているものがあるのもシャープの特徴で、設置場所が限られないのも嬉しいポイントですね。
TOSHIBA(東芝)
東芝は、「VEGETA」シリーズを発売しているのが特徴です。約10日間鮮度を保てる「もっと潤う摘みたて野菜室」という製品をはじめ、野菜の保存にとにかくこだわっており、野菜をまとめ買いする機会が多い方におすすめです。
冷蔵庫は日中何度も使用する家電なので、使いやすさももちろん大切ですよね。
東芝の冷蔵庫は、両手がふさがっていても扉を開けられる「タッチオープン」や、ワンタッチでドアポケットの高さを変えられる「フリードアポケット」など、スムーズに食材を出し入れできる機能が揃っています。
買い替えた冷蔵庫を長持ちさせるコツ
せっかく買い替えたのなら少しでも長く使い続けたいですよね。
冷蔵庫は電化製品なので、お伝えしたようにいつかは寿命を迎えてしまいます。しかし、使い方をちょっと工夫するだけで長持ちさせることだってできるんですよ!
そこでここでは、冷蔵庫を長く使うための5つのコツをご紹介します。
コツ① ドアの開閉回数を少なくする
ドアの開閉が多いと、冷気が逃げて庫内の温度が上がりやすくなります。
庫内の温度が上がってしまうと庫内を冷やすために余分な冷却運転が必要になるので、寿命を早める可能性があります。
そのため、食材を出し入れする際はなるべくまとめて素早く行うのがコツです。
また、出し入れの頻度が高いものは手前に置くなど、最低限の開閉で済むようにしましょう。
コツ② ものを詰め込み過ぎない
冷蔵庫の中に食料品や食材などを詰め込み過ぎると、冷気の流れが悪くなります。
冷気の流れが悪くなると、冷却するまでの時間が長くなって冷蔵庫に負担がかかるため、寿命を早めてしまう可能性があるのです。
冷蔵庫の中のものは詰め込みすぎず、適度に隙間を空けるようにしましょう。
コツ③ 熱いものは”冷やしてから”入れる
熱いものをそのまま冷蔵庫に入れてしまうと、上記と同様に庫内の温度が上昇します。
庫内の温度が上がると冷やすためにエネルギーが必要になるため、冷蔵庫に負担をかけてしまうことにつながります。
熱いものは必ず冷やしてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。
コツ④ 冷蔵庫の周りにものを置かない
冷蔵庫を長持ちさせるためには、中だけでなく、外側にも気を配りましょう。
冷蔵庫の周りにものがあるとうまく放熱できなくなり、冷却力が低下したり、無駄な電力を消費したりします。
そのため、大抵の冷蔵庫は左右と上部には隙間をあけて設置するように説明書に書かれています。
年式やサイズによって異なりますが、側面は0.5〜2cm、上部は5〜30cmほど隙間を確保すると良いでしょう。
コツ⑤ 定期的に冷蔵庫内の掃除をする
こまめな掃除をすることもおすすめです。内部の異変にいち早く気づきますし、冷蔵庫自体が壊れにくくもなります。
冷蔵庫内やその周辺は
- 冷気の送風口
- ゴムパッキン
- 放熱板
などにホコリや汚れがつくことが多いため、定期的な掃除は必須です。
また食材の詰め込みすぎを防ぐためにも庫内の食材を定期的に整理し、賞味期限切れのものを捨ててスペースを空けることも意識しましょう。
寿命を迎えた冷蔵庫を処分するには?費用はどのくらいかかる?
ここまでは冷蔵庫の寿命やお得な買い替え時期などについて解説してまいりましたが、いざ冷蔵庫を処分するとなるとその方法や費用についても知っておきたいですよね。
最後に、冷蔵庫を処分する際にかかる費用とおすすめの方法についてご紹介していきたいと思います。
冷蔵庫の処分には「リサイクル料金」+「収集・運搬料」がかかる
冷蔵庫は「家電リサイクル法」に則って処分しなくてはならず、本来は「リサイクル料金」+「収集・運搬料」を支払って処分する必要があります。
定められた法律や冷蔵庫の詳しい処分方法についてはこちらを参考にご覧ください。
冷蔵庫のリサイクル料金は、冷蔵庫の容量(大きさ)によって以下のように定められています。
冷蔵庫のサイズ | リサイクル料金(税込) |
---|---|
170L以下(小) | 3,740円 |
171L以上(大) | 4,730円 |
リサイクル料金は全国一律でどこでも同じですが、収集・運搬料が利用する業者によって大きく異なるので、事前に確認しておくと安心です。
処分費用を抑えたいなら「買取処分」がおすすめ!
冷蔵庫をはじめとした家電製品を買取依頼する際は、必ずしもすべての製品が買取対象となるわけではありません。
- 正常に機能するもの
- 製造年数が5年以内のもの
- 保証期間内のもの
- 国内の大手メーカーのもの
- 大容量のもの(容量400L以上)
これらの条件に当てはまるようでしたらぜひ一度査定に出してみましょう!
「買取」で処分できた場合は、費用がかかるどころか逆にプラスになることも!
もしかしたら思いもよらない金額で売れるかもしれませんよ!
冷蔵庫の買取は「出張買取」一択!
買取できる業者は数多くありますが、冷蔵庫は何十kgもする重く大きな家電です。その買取をお願いするのであれば当然自宅まで引き取りに来てくれる「出張買取」ができる業者を選びましょう!
出張買取ができる業者でおすすめなのは以下の業者です。
家電専門買取業者
家電を専門に取り扱う買取業者であれば家電を適正価格で査定することが可能です。多少故障したものももちろん修理することができますし、ネットで簡単に無料査定することもでき、「出張買取」「宅配買取」そして「店頭買取」も利用可能です。
ただし、いくら家電専門の買取業者であっても、あまりにも壊れていたり製造年数が5年以上経過してしまっているものは買取は難しくなるので、売却を考えるのならなるべくお早めに査定に出すことをおすすめします。
不用品回収業者
不用品回収業者と聞くと、多くの方は”ただ不用品を処分するだけの業者”と思われるかもしれません。
しかし、実は不用品回収業者の中には、「買取」により力を入れ、各ジャンルの専門知識を持った査定士が常駐している業者もあるんです!
そんな不用品回収業者に依頼すれば、冷蔵庫も価値を分かったうえでしっかり査定してもらえますし、仮に故障していても自社で修理をすることも可能なんです!そしてもちろん「出張回収」が可能なのも魅力のひとつでしょう!
不用品回収業者に依頼するメリットは、以下のとおり。
- 自分の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれる
- 不用品回収・買取を全てワンストップで行える
- 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる
- 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる
- 自分で運び出す必要がない
- ほかの不用品もまとめて処分してもらえる(まとめて処分する方がお得に!)
悪徳業者に要注意!
しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方、中には悪徳業者も紛れている場合があるため注意が必要です。
どういった点を気を付けるべきなのかというと、
- 「無料」を謳い文句にする
- チラシ投函を積極的にしている
- トラックで町を巡回している
こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も結構あるんです。
ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も法で裁かれるので、決して他人事ではありません。
- 会社の情報を確認できる
- 実績が開示されている
- 料金が分かりやすい
- スタッフの対応が丁寧
- 値段交渉に応じてくれる
- 口コミが高評価
など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫!信頼できる業者であれば、楽してお得に冷蔵庫を処分することができます。
なるべく費用は抑えたい、ほかにもたくさんの不用品をまとめて手間なく処分したい!という方はぜひ検討してみてくださいね!
リサイクルショップは避けたほうが無難かも…
店舗も数多くあり、「出張買取」もできるリサイクルショップも多いです。
「買取」と言えば「リサイクルショップ」と思い浮かべる方も多いかもしれませんが、今回のように価値のある冷蔵庫に関しては、あまりおすすめできません。
というのも、リサイクルショップは数多くのジャンルを幅広く取り扱う便利なお店ではありますが、その分専門性に欠けるというデメリットがあります。本来なら価値のある冷蔵庫でも、値段が付かない、あるいは相場の半分以下の値段で査定されてしまうこともあるのです。
そのような事態を避けるためにも、まずは専門的な知識のある家電専門店・不用品回収業者に依頼することをおすすめします!
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「冷蔵庫の寿命」に焦点を当て、冷蔵庫が寿命を迎えるとどんな現象が起こるのか、また買い替えにおすすめの時期について解説してまいりました。
限界に達する目安や兆候を知っていれば、不調が起き冷蔵庫が壊れてしまう前にゆとりを持って新しい冷蔵庫を選ぶことができるはずです。
冷蔵庫の寿命をおさらいすると、約8〜12年程度。また寿命以外にも、
- 庫内があまり冷えていない・冷え方にムラがある
- 氷ができない・冷凍庫が冷えない
- 水漏れしている
- 異常な音がするようになった
このようなサインがみられたら、もしかしたら修理か買い替える必要があるかもしれません。
新しい冷蔵庫の購入にはまとまった金額が必要になるためちょっと憂鬱ですが、お得な時期に買い替えれば、きっと安心して新しい冷蔵庫を迎えられるはず!
また、故障したわけではないけど大きなものに買い替えたい場合、お持ちの冷蔵庫がまだまだ新しいから処分するのはもったいないと感じてしまいますよね。
そんなときは、お得な処分方法である「買取」を試してみてはいかがでしょう?
弊社でも冷蔵庫の買取・回収を行っています。
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冷蔵庫の処分でお悩みなら、ぜひ一度「買取いちばんドットコム」までご相談くださいませ!
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