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北欧家具の特徴とは?人気ブランドランキング9選や代表作を徹底解説

■投稿日 2017年9月29日
■更新日 2024年8月7日
北欧リビング

北欧家具は、木の風合いを生かしたシンプルなデザインと、暮らしになじむ機能性を備えた家具として親しまれています。

一方、北欧には歴史ある老舗から現代的なブランドまで数多くあり「代表的なブランドには何があるのか」「それぞれ何が違うのか」と迷う方もいるでしょう。

この記事では、北欧家具ブランドを比較したい方に向けて、カール・ハンセン&サンやフリッツ・ハンセンなど代表的な9ブランドを紹介します。
あわせて、北欧家具の特徴や代表的なデザイナー、正規品とリプロダクト品の違い、長く使うためのメンテナンス方法も解説します。

購入候補を探している方はもちろん、すでに愛用している北欧家具について詳しく知りたい方も参考にしてください。

目次

北欧家具とは?基本の定義と歴史的背景

アンティーク感のある北欧ヴィンテージ風ソファセット

北欧家具は、シンプルな造形と使いやすさを両立し、木などの素材が持つ風合いを生かしたデザインで知られています。

見た目の美しさだけを追求するのではなく、日常生活で快適に使えることや、暮らしになじむ機能性を重視している点も特徴です。

北欧デザインが発展した地域と時代背景

北欧地域には、デンマーク・フィンランド・アイスランド・ノルウェー・スウェーデンなどが含まれます。
家具の分野では、とくにデンマークやフィンランド、スウェーデン、ノルウェーのデザインが広く知られています。

これらの地域に共通するのが、冬が長く、室内で過ごす時間が長くなりやすい気候です。
木材をはじめとした素材の風合いを生かしながら、日々の暮らしで使いやすい家具が数多く生み出されてきました。

北欧のモダンデザインは20世紀前半から発展し、第二次世界大戦後にはデンマーク家具をはじめとするデザインが国際的な注目を集めました。
シンプルな造形に機能性や職人技を組み合わせる考え方は、現在の北欧家具にも見られる特徴のひとつです。

ヒュッゲと北欧の暮らしに根づく心地よさ

デンマークの暮らしを語るうえで、よく知られているのが「ヒュッゲ(Hygge)」です。
日々の慌ただしさから離れ、家族や友人、あるいは一人でくつろぎながら、何気ない時間を楽しむ考え方を指します。

長い冬を室内で過ごす時間が多い北欧では、住まいを心地よく整えることが大切にされてきました。
木の質感ややわらかな照明、手触りのよいファブリックなどは、落ち着いた空間づくりと相性のよい要素です。

北欧家具にも、装飾を抑えながら、有機的な曲線や軽やかなフォルムを取り入れたデザインが見られます。
家具そのものの存在感を保ちつつ、空間をすっきりと見せられるのも魅力です。

すべての人に、美しく実用的な家具を

北欧デザインでは、美しさと実用性を両立させ、良いデザインを日常の暮らしへ取り入れる考え方が重視されてきました。

フィンランドをはじめとする北欧の機能主義では「すべての人のための美」という考え方が広がり、使いやすさや価格、生産方法まで含めて暮らしに役立つ製品が追求されています。

こうした北欧デザインを代表するのが、アルヴァ・アアルトやハンス・J・ウェグナーなどのデザイナーです。
アアルトは家具の構造や素材に新しい技術を取り入れ、ウェグナーは家具職人として培った技術を生かしながら、機能性と美しい造形を追求しました。

北欧家具に見られるシンプルさや使いやすさは、単なる装飾の少なさではなく、素材・機能・暮らし方まで考えて生み出されたデザインといえます。

北欧家具ブランドランキング9選|名作を生んだ定番ブランド

カラーバリエーション豊かなデザインチェア

北欧家具を選ぶなら、デザインの好みだけでなく、ブランドごとの歴史や得意とする家具、代表作まで知っておきたいところです。

北欧には、100年以上もの歴史を持つ老舗ブランドから、現代の暮らしに合わせた新しいデザインを提案するブランドまで、それぞれ異なる魅力があります。Yチェアやセブンチェアのように、誕生から長い年月を経ても生産され続けている名作家具も少なくありません。

ここでは、日本でも知られる北欧家具・インテリアブランドの中から、代表的な9ブランドを紹介します。ブランドごとの特徴や名作を比較しながら、購入したい家具や好みに合うブランドを探してみてください。

また、将来的な売却も考える場合は、ブランドやモデルだけでなく、正規品と確認できるラベル・刻印、付属品、家具の状態なども査定時のポイントになります。

Carl Hansen & Søn(カール・ハンセン&サン)

カール・ハンセン&サンは、1908年にデンマーク・オーデンセで家具工房として始まったブランドです。

代表作として知られるのが、ハンス・J・ウェグナーがデザインしたCH24。日本では「Yチェア」の愛称で親しまれ、1950年の発売以来、継続して生産されてきました。

木材の特性を生かした造形と職人技を受け継ぎながら、ウェグナーをはじめとするデザイナーの家具を現在も製造しています。

Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)

フリッツ・ハンセンは、1872年にデンマークで創業した歴史あるデザインブランドです。

アルネ・ヤコブセンとの協働から生まれたセブンチェアやエッグチェア、スワンチェアなど、現在まで受け継がれる数々の家具で知られています。

クラシックな名作だけでなく、現代のデザイナーによる家具・照明・インテリアアクセサリーも展開。時代を超えて使える造形と機能性を重視したコレクションが特徴です。

Fredericia(フレデリシア)

フレデリシアは、1911年にデンマークで創業した家具メーカーです。

1955年にはボーエ・モーエンセンとの協働が本格化し、素材の特性と機能性を重視した家具を数多く生み出しました。
その後も世代の異なるデザイナーと協働し、クラフトマンシップを受け継ぎながらコレクションを広げています。

代表作のひとつであるトリニダードチェアは、ナナ・ディッツェルが1993年にデザインした椅子です。
背もたれに施された特徴的なスリットが、軽やかな表情を生み出しています。

PP Møbler(PPモブラー)

PPモブラーは、1953年にデンマークで設立された家族経営の家具工房です。

木工職人による家具づくりを続け、1960年代からはハンス・J・ウェグナーとの協働を深めていきました。
現在もウェグナーの家具を数多く手がけており、素材選びから木工、仕上げまで職人技を生かしたものづくりを大切にしています。

家具を大量に展開するブランドとは異なり、一つひとつの素材や構造に向き合う工房としての姿勢がPPモブラーの特徴です。

MUUTO(ムート)

ムートは、2006年にピーター・ボーネンとクリスチャン・ビエによってコペンハーゲンで設立されたデザインブランドです。

ブランド名は、フィンランド語で「新しい視点」を意味する「muutos」に由来します。
北欧デザインの機能性やクラフトマンシップを受け継ぎながら、新しい素材や技術、発想を取り入れている点が特徴です。

家具だけでなく照明やアクセサリーまで幅広く展開しているため、現代的な北欧インテリアを取り入れたい方にも選択肢となるでしょう。

Louis Poulsen(ルイスポールセン)

ルイスポールセンは、1874年にコペンハーゲンで創業したデンマークの照明ブランドです。

ポール・ヘニングセンやアルネ・ヤコブセンをはじめとする建築家・デザイナーとの協働を通じ、器具の形だけでなく「どのような光を生み出すか」まで考えた照明を手がけてきました。

家具と照明を組み合わせて北欧らしい空間をつくりたい場合、照らし方や光の広がりまで考えられたルイスポールセンの照明は代表的な選択肢のひとつです。

Artek(アルテック)

アルテックは、1935年にフィンランド・ヘルシンキで設立された家具・インテリアブランドです。

創設したのは、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人です。
「アート(Art)」と「テクノロジー(Technology)」を組み合わせたブランド名には、芸術と技術を結び付ける思想が込められています。

アルヴァ・アアルトが1933年にデザインした「スツール60」をはじめ、家具・照明・インテリアアクセサリーを幅広く展開。
シンプルな構造と使い方を限定しない実用性が、現在まで受け継がれています。

BoConcept(ボーコンセプト)

ボーコンセプトは、1952年にデンマークの2人の家具職人が始めた家具メーカーをルーツとするブランドです。

ソファやチェア、テーブル、収納家具から照明・ラグ・アクセサリーまで、住空間をトータルで整えられる幅広いアイテムを展開しています。

デンマークデザインらしいシンプルさを保ちながら、都市部の住まいにも取り入れやすいモダンなデザインが特徴。
家具を単品で選ぶだけでなく、部屋全体のテイストをそろえたい方にも検討しやすいブランドです。

eilersen(アイラーセン)

アイラーセンは、1895年にデンマークで馬車づくりから始まったブランドです。

創業当初から培ってきた木工技術を生かし、時代の変化とともに自動車やバスの車体製造を経て、家具づくりへと事業を広げてきました。
現在はソファを中心に、素材や座り心地にこだわった製品を展開しています。

代表的な「ストリームライン」は、イェンス・ユール・アイラーセンがデザインしたシンプルなソファです。
サイズや組み合わせを選べる構成も、長く使う家具を探している方にとって魅力のひとつでしょう。

ここが違う!北欧家具の5つの大きな特徴

シンプルな木製チェアと丸型スツールを配した北欧ミニマル空間

北欧家具は、シンプルな見た目だけでなく、日々の暮らしで使いやすい機能性や素材の生かし方にも工夫が見られます。

木の質感を感じられる素材使いや、空間に圧迫感を与えにくい軽やかなフォルムなど、実用性と美しさを両立している点が特徴です。

ここでは、北欧家具によく見られる5つの特徴を紹介します。

1. 機能性と美しさを両立したシンプルなデザイン

北欧家具には、過度な装飾を抑え、家具として必要な機能を生かしたシンプルなデザインが多く見られます。

見た目をすっきりと整えながら、座り心地や使い勝手にも配慮されている点が特徴です。
直線だけで構成するのではなく、木の質感や丸みのあるフォルムを取り入れることで、空間にやわらかな印象を加えています。

主張が強すぎないため、ナチュラル・モダン・和風など、さまざまなテイストの住空間に合わせやすいデザインです。

2. 木材の風合いと経年変化を楽しめる

北欧家具では、オークやビーチ、バーチなど、木の色合いや木目を生かした家具が数多く作られてきました。

天然木は、日光や使用環境などによって少しずつ色や質感が変化します。
新品の状態だけでなく、使い続けることで生まれる風合いを楽しめる点も、木製家具ならではの楽しみ方です。

ただし、木材の変化の仕方は樹種や仕上げによって異なります。長く使うためには、家具に合った方法で定期的に手入れすることが大切です。

3. 曲げ木などの技術を生かした有機的なフォルム

北欧家具には、直線的なデザインだけでなく、身体に沿うような曲線や丸みを取り入れた家具も多くあります。

こうした造形を支えてきた技術のひとつが「曲げ木」です。
フィンランドの建築家・デザイナーであるアルヴァ・アアルトは、家具職人のオット・コルホネンと木材を曲げる技術を研究し、バーチ材を曲げた「L-レッグ」を開発しました。

木が持つあたたかな質感を残しながら、脚や背もたれに滑らかな曲線を取り入れられる点は、北欧家具を特徴づける要素のひとつです。

4. 照明やファブリックと組み合わせた空間づくり

北欧インテリアでは、家具だけでなく、照明やラグ、クッションなども組み合わせて心地よい空間をつくります。

たとえばデンマークの照明ブランド「ルイスポールセン」は、照明器具そのものの形だけでなく、光の向きや広がりまで考えて設計していることが特徴です。
やわらかく眩しさを抑えた光は、木製家具やファブリックとも調和します。

ラグやクッションには色や柄を取り入れれば、シンプルな家具を中心とした部屋にも変化を加えられます。
家具だけで完成させるのではなく、素材・光・色を組み合わせて空間全体を整えるのが北欧インテリアの楽しみ方です。

5. 修理や手入れをしながら長く使える家具も多い

北欧家具ブランドの中には、購入後も修理やメンテナンスを重ねながら、長く使い続けられるようサポート体制を整えているところがあります。

椅子のペーパーコードの張り替えなどに対応するカール・ハンセン&サンや、一部製品向けにスペアパーツの提供・修理サービスを設けるフリッツ・ハンセンが代表例です。

座面の張り替えや部品交換ができる家具なら、傷みが出てもすぐに買い替える必要はありません。
適切に手を入れながら使い続け、次の世代へ受け継げることも、北欧家具が長く親しまれてきた理由のひとつといえます。

なぜ日本で北欧家具が人気なのか?

木目を活かしたテレビボードと北欧ミッドセンチュリー家具

北欧家具は、シンプルなデザインや木の風合いを生かした素材使いなど、日本の住空間にも取り入れやすい要素を備えています。

主張の強すぎないデザインは、洋室だけでなく和の要素を取り入れた空間とも合わせやすく、手持ちの家具になじませやすい点も特徴です。

ここでは、日本の暮らしと北欧家具の相性がよいとされる理由を3つの視点から紹介します。

日本の住空間になじみやすい

北欧家具には、木の質感を生かしたものや、細い脚を取り入れた軽やかなフォルムの家具が多く見られます。

床が見えるデザインのチェアやソファは、家具の存在感を保ちながらも視線を遮りにくいのが特徴です。限られたスペースでも重たい印象になりにくく、部屋をすっきりと見せられます。

また、オークやビーチなどの木製家具は、フローリングだけでなく、木の柱や建具、畳のある和室にも自然になじみます。
北欧家具だけで統一せず、手持ちの家具や和の要素と組み合わせながら取り入れられる点も、日本の住空間と相性がよい理由のひとつでしょう。

日本と北欧の要素を取り入れた「ジャパンディ」

日本と北欧のインテリアを組み合わせたスタイルとして知られているのが「ジャパンディ(Japandi)」です。

日本のすっきりとした空間づくりと、北欧デザインに見られる機能性やあたたかみを組み合わせ、木・石・リネンなどの自然素材や落ち着いた色を取り入れるのが特徴。
装飾を増やしすぎず、素材の質感や家具の形を生かして空間を整えます。

たとえば、次のような組み合わせがあります。

  • 畳や木の建具がある空間に、シンプルな北欧チェアを合わせる
  • 木製のテーブルに、北欧デザインのペンダントライトを取り入れる
  • 落ち着いた色の家具を中心に、ラグやファブリックであたたかみを加える

北欧家具を一式そろえなくても、素材や色、家具の形を意識すれば取り入れられるスタイルです。
和と北欧のどちらかに寄せすぎず、落ち着いた部屋に整えたい方にも向いています。

素材の風合いや経年変化を楽しめる

日本と北欧のデザインには、木をはじめとする自然素材を生かし、素材そのものの表情を楽しむという共通点も見られます。

天然木の家具は、使い続けるうちに色味や艶が変わったり、小さな傷が加わったりするものです。
年月とともに生まれる変化も、その家具ならではの風合いとして楽しめます。

北欧家具の中には、手入れや修理を重ねながら長く使えるものもあります。
素材の変化を楽しみながら家具を使い続ける考え方は、一つの家具を長く大切に使いたい方とも相性がよいでしょう。

北欧家具を代表する3人の巨匠デザイナー

木の温もりを感じるナチュラルな北欧インテリアと照明

北欧家具には、時代を超えて受け継がれてきた名作が数多くあります。その背景にあるのが、素材や機能性に向き合いながら独自のデザインを追求したデザイナーたちの存在です。

ここでは、デンマーク家具を語るうえで欠かせない3人と、それぞれの代表作を紹介します。

ハンス・J・ウェグナー|椅子を極めた職人デザイナー

ハンス・J・ウェグナーは、家具職人としての経験を持つデンマークのデザイナーです。
「椅子の巨匠」として知られ、生涯で500脚以上の椅子をデザインしました。

代表作のひとつが、1949年にデザインされたCH24(Yチェア)です。
背もたれとアームを一体化した滑らかなラインと、Y字形の背が特徴的な一脚で、1950年の発売以来、生産が続いています。

1脚の製造には100以上の工程があり、座面には約120mのペーパーコードを使用。
職人が手作業で編み上げる工程からも、ウェグナーが重視した機能性とクラフトマンシップを感じ取れます。

アルネ・ヤコブセン|建築から家具まで手がけたデザイナー

アルネ・ヤコブセンは、建築から家具、照明、インテリアまで幅広く手がけたデンマークの建築家・デザイナーです。

1955年に発表されたセブンチェア(Series 7)は、成形合板を用いた滑らかなシルエットで知られる代表作のひとつです。
1958年には、コペンハーゲンのSASロイヤルホテルのためにエッグチェアとスワンチェアをデザインしました。

SASロイヤルホテルでは建物だけでなく、家具や照明、ドアハンドルなど細部までヤコブセンが担当しています。
家具単体ではなく、空間全体を一つのデザインとして捉えた仕事からも、その設計思想がうかがえます。

フィン・ユール|彫刻のようなフォルムを追求したデザイナー

フィン・ユールは、彫刻を思わせる有機的なフォルムで独自のデザインを築いたデンマークの家具デザイナーです。

1940年に発表したペリカンチェアは、身体を包み込むような曲線が印象的な作品です。
翌1941年には、コンパクトな二人掛けのポエットソファを発表しました。

その後も1949年のチーフテンチェアをはじめ、木部と座面が浮いて見えるような構造や大胆な曲線を取り入れた家具を数多く残しています。
機能だけを優先するのではなく、家具そのものを造形として楽しめるデザインがフィン・ユール作品の大きな特徴です。

これらのデザイナーズ家具には、現在も生産されているモデルや復刻された作品があります。
売却時にはデザイナー名だけで判断せず、製造ブランドや年代、ラベル・刻印、家具の状態まで確認することが査定のポイントです。

正規品とリプロダクト品(ジェネリック家具)の違いとは?

北欧スタイルのラウンジに並ぶモダンソファとラウンドテーブル

北欧家具やデザイナーズ家具を売却する際は、正規品かリプロダクト品かによって査定時の見方が異なります。

正規品ではブランドやモデル、製造年代などが確認される一方、リプロダクト品では素材や構造、仕上がり、家具の状態などが評価のポイントです。

それぞれの違いを知っておくと、売却前に確認しておきたい情報や準備するものが分かります。

リプロダクト品とは

リプロダクト品(ジェネリック家具)とは、一般に意匠権などの保護期間を終えた名作デザインをもとに、正規メーカー以外が製造した家具を指します。

名作家具のフォルムを比較的取り入れやすい価格で楽しめる一方、素材や構造、仕上げは製造メーカーごとに異なります。
たとえば、レザーの質やガラスの厚み、フレームの溶接、座面のつくりなどは、家具の品質を見極める材料のひとつです。

買取いちばんでは、リプロダクト品もデザイン性や素材、状態、中古市場での需要などを確認して査定しています。
ノグチテーブルやLC2、ワシリーチェアなどのリプロダクト家具をお持ちの方は、処分を決める前に買取対象になるか無料査定でご確認ください。

正規品はブランド・モデルを確認できる情報が重要

正規品の北欧家具やデザイナーズ家具では、どのブランドが製造した家具なのか、モデルや製造年代を特定できる情報が査定の重要な手がかりとなります。

同じデザインが長く作られている家具では、製造された年代によって素材や細かな仕様が異なる場合もあります。そのため、家具本体の状態に加えて、ブランドやモデルを確認できる情報も一緒に見てもらうことが大切です。

査定前には、次のようなものが残っていないか確認してください。

  • ブランド名やメーカー名が記載されたラベル・刻印
  • 型番や製造番号
  • 保証書や取扱説明書
  • 正規販売店の納品書・購入明細
  • 購入時に付属していたパーツやメンテナンス用品

こうした情報があると、製造元やモデル、仕様を確認する際の判断材料として役立ちます。
書類が見当たらない場合も、ラベルや刻印は剥がさず、そのままの状態で査定に出してください。

正規品かリプロダクト品か分からない場合は、家具全体とラベル・刻印が分かる写真を用意して無料査定をご依頼ください。
買取いちばんでは、ブランド家具・デザイナーズ家具の査定に対応しています。

北欧家具を長く使うためのメンテナンス方法

明るい日差しが差し込む北欧風リビングとベージュのソファ

北欧家具のお手入れ方法は、木材の仕上げや張地、ブランドによって異なります。

長く使うには、汚れを落とすことだけでなく、家具に合った方法で手入れすることが基本です。自己判断で洗剤や研磨剤を使う前に、メーカーのメンテナンス方法も確認しておきましょう。

ここでは、オイル・ソープ仕上げの木製家具、ファブリック、革のお手入れと、傷や汚れが気になるときの対応を紹介します。

オイル仕上げ・ソープ仕上げのケア方法

北欧家具では、木部の仕上げにオイルやソープを用いた製品が見られます。

同じ木製家具でも、無垢材か突板か、どのような仕上げが施されているかによって適したケアは変わります。まずは取扱説明書やメーカーが案内するメンテナンス方法を確認することが大切です。

オイル仕上げ

オイル仕上げは、木の質感や木目を生かしながら表面を保護する仕上げです。日常は乾拭きを基本とし、汚れや乾燥が気になるときは家具に合った方法で手入れします。

基本的な流れは次のとおりです。

  1. 乾いた布で表面のホコリや汚れを落とす
  2. 必要に応じて、固く絞った柔らかい布で拭く
  3. 表面の乾燥や摩耗が目立つ場合は、専用オイルを使用する
  4. メーカーの手順に沿って余分なオイルを拭き取り、十分に乾燥させる

再塗装前に研磨する方法もありますが、突板などサンドペーパーの使用に適さない素材もあります。家具の素材とメーカーの案内を確認してから作業してください。

また、オイルが染み込んだ布やスポンジは自然発火するおそれがあります。
使用後は、メンテナンス用品に記載された方法で適切に処理することが大切です。

ソープ仕上げ

ソープ仕上げは、石けんの成分を木部に残し、自然な木肌を生かしながら表面を保護する仕上げです。

普段は柔らかい布で乾拭きし、汚れがついた場合は薄いソープ溶液などを使って手入れします。水分を多く含ませると、シミやひび割れ、反りにつながることがあるため注意が必要です。

また、ソープの濃度や使い方は木材によっても異なります。家具へ直接液体をかけず、メーカーが指定する方法で全体を均一に手入れしてください。

ファブリック・革のメンテナンス

ファブリックや革張りの家具は、素材に合った方法で定期的に手入れすることが大切です。

ファブリックのお手入れ

基本的な流れは次のとおりです。

  1. 柔らかいブラシノズルを使い、表面のホコリを掃除機で取り除く
  2. 水分を含んだ汚れはこすらず、ぬるま湯で湿らせた布やスポンジで軽くたたく
  3. シミ取り剤などを使う前に、張地ごとの取扱方法を確認する

フリッツ・ハンセンでは、週1回程度の掃除機がけを案内しています。
ただし、水洗いやクリーニングの可否はファブリックによって異なるため、メーカーの手順に沿って対応してください。

革のお手入れ

革張り家具も、まずは表面のホコリを取り除くところから始めます。

  1. 柔らかいブラシを付けた掃除機などでホコリを落とす
  2. 革の種類を確認し、メーカーが指定する方法で手入れする
  3. 直射日光や暖房器具の熱が長時間当たる場所を避ける

アニリンレザーやセミアニリンレザーなど、革の種類によって適したケア方法は異なります。
市販のクリーナーやコンディショナーを自己判断で使わず、家具に合った方法を選ぶことが重要です。

傷や汚れが気になるときは?

長く使っている家具には、擦り傷や輪ジミ、張地の汚れなどが出てくることがあります。

ただし、傷を自分で削ったり、市販の補修剤を塗ったりしてよいかは、素材や仕上げによって異なる点に注意が必要です。
とくに突板は表面の木材が薄く、研磨によって仕上げを傷めるおそれもあるため、自己判断で削らない方がよいでしょう。

次のような状態では、メーカーや家具のリペア業者への相談を検討してください。

  • 木部に深い割れや大きな欠けがある
  • 脚やフレームにぐらつきがある
  • 張地に広範囲の破れやシミがある
  • 革にひび割れや大きな傷が見られる
  • 塗装や表面材が剥がれている

ブランド家具やデザイナーズ家具を売却する予定がある場合も、無理に補修してから査定へ出す必要はありません。
現在の状態を確認してもらい、修理するか、そのまま売却するかを判断するのも一つの方法です。

北欧家具の買い替え・処分前に買取を検討

木製シェルフとライトブルーのキャビネットが映える北欧風リビング収納

北欧家具やデザイナーズ家具には、長く生産されている定番モデルや、中古市場でも取引されている家具が数多くあります。

Yチェアやセブンチェアをはじめ、ブランドやモデル、製造年代を特定できる家具は、状態や付属品なども含めて査定されます。
買い替えや引っ越しで手放す場合は、粗大ごみとして処分する前に買取対象になるか確認しておくのも一つの方法です。

査定では、主に次のようなポイントが確認されます。

  • ブランド・メーカー
  • モデルやシリーズ
  • 製造年代
  • ラベル・刻印
  • 傷や汚れ、ぐらつきなどの状態
  • 保証書や付属パーツの有無

買取いちばんドットコムでは、北欧家具を含むブランド家具・デザイナーズ家具の査定に対応しています。
大型のソファやダイニングセットなどは出張買取を利用できるため、自分で店舗まで運ぶ必要はありません。

買取いちばんドットコムのブランド家具買取

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引っ越しや模様替えで北欧家具を手放す予定がある方は、処分を決める前に査定を受けて、買取対象になるか確認してみてください。
ブランド名やモデルが分からない家具も、本体全体とラベル・刻印が分かる写真を添えて無料査定をご依頼いただけます。

まとめ

白を基調とした北欧ダイニングと奥に見えるシックなキッチン

北欧家具には、カール・ハンセン&サンやフリッツ・ハンセンなどの歴史あるブランドから、現代的なデザインを展開するブランドまで幅広い選択肢があります。
シンプルな造形や素材を生かしたデザイン、機能性などに共通点がある一方、代表作や得意とする家具はブランドごとにさまざまです。

手放す際は、ブランド名だけでなく、モデル・製造年代・家具の状態・付属品なども査定を左右するポイントになります。
ラベルや刻印、保証書、購入時の書類が残っている場合は、家具と一緒に査定へ出すと製造元やモデルを確認する手がかりになるでしょう。

引っ越しや模様替えで北欧家具が不要になった方や、正規品・リプロダクト品を含めて現在の査定額を知りたい方は、処分前に買取を検討するのも一つの方法です。
とくにソファやダイニングセットなど、自分で運び出すのが難しい大型家具には出張買取が向いています。

買取いちばんドットコムでは、北欧家具を含むブランド家具・デザイナーズ家具の査定に対応しています。
出張買取なら、自宅で査定を受け、そのまま搬出まで依頼可能です。お持ちの北欧家具がいくらになるか知りたい方は、写真から申し込める無料査定をご利用ください。

監修者

黒田 真一
買取いちばんドットコムの黒田です。 北欧家具は、ブランドやデザイナーによって素材・構造・仕上げにさまざまな特徴があります。長く使われてきた家具でも、ブランドやモデル、製造年代、現在の状態によっては査定対象となります。 売却時には、ラベルや刻印、保証書など、製造元やモデルを確認できるものも大切な判断材料です。正規品だけでなく、素材や仕上げのよいリプロダクト家具も査定しています。 引っ越しや模様替えで北欧家具を手放す予定がある方は、処分を決める前に現在の査定額をご確認ください。ブランド名やモデルが分からない場合も、本体全体とラベル・刻印が分かる写真から無料査定をご依頼いただけます。
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