今話題の”北欧家具”の特徴って?その魅力・人気ブランド9選をまとめてご紹介!
近頃テレビや雑誌でもお馴染みの北欧インテリアスタイル。
日本では初めてブームが起きたのはおよそ10年前でしたが、今もなお北欧家具を使ったシンプルで居心地の良いインテリアは幅広い世代に愛されています。
しかし、「北欧家具」という言葉は度々耳にするものの、実際にはどんなデザインのことを指すのかよく分からない…なんて方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は北欧家具とはどんなものなのか、その特徴や魅力、そして人気ブランドまでまとめてご紹介したいと思います。
私が監修致しました
買取いちばんスタッフの黒田です。 「北欧家具」というと、IKEAのあの黄色と鮮やかなブルーや、マリメッコのように独創的なプリントや色使いのものを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は北欧家具の特徴はそれだけではありません。 シンプルで木の素材を活かしたものから、座り心地や使用感などの実用性を重要視したものなど、北欧家具には皆さんが知っているイメージ以外にもさまざまな特徴があります。 今回はそんな魅力溢れる「北欧家具」に焦点をあて、北欧家具とはどういった家具なのか、なぜ人気なのかを徹底解説していきます!
北欧家具ってどんな家具のこと?
近頃はインテリアショップも随分増えましたし、「北欧家具」というワードも至るところで目にしますよね。
なんとなく北欧のイメージはつくものの、結局どんなものなのかはっきりとは分からない方も多いでしょう。
そもそも「北欧家具」とは、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマークなどのヨーロッパの北に位置する国々で作られた家具のことを指します。
ナチュラルで見ているだけで元気が出るような独特の色合い、そして家具や小物を使って温かみのある空間を演出している家具たちです。
北欧家具の特徴は?
北欧は基本的に年中気温が低く、夏でも朝晩は暖かいジャケットが必要なほど寒く厳しい気候の地域です。
それに加え冬場は日照時間も短いため、北欧の人々は日が落ちてから朝までの長い時間、自宅で過ごす習慣があります。
目で見て楽しく、そして使いやすい北欧家具たち。
北欧で作られる家具にさまざまな工夫が施されているのは、そんな長い時間を過ごす大切な場所だからこそなのです。
ここからはそんな北欧家具ならではの特徴についてご紹介していきたいと思います。
特徴① 流行り廃りのないシンプルさ
北欧家具のデザインは主に、
- シンプル
- ナチュラル
- モダン
- スタイリッシュ
このようなデザインのものが多いです。
奇抜ではなく飽きのこないデザインなため、長く使い続けられるのが大きな特徴でしょう。
無駄のないフォルムや洗練されたシンプルなデザインは、年代・性別を問わず使用でき、どんなお部屋にも合います。すでにお持ちの家具や小物とも喧嘩しませんし、不思議と調和し馴染んでくれるはずです。
また、北欧家具は必要最低限の少ないアイテムでもお部屋を魅力的に見せることが可能です。
近頃はものを減らして必要最低限のもので暮らすライフスタイル”ミニマリスト”も注目されていますが、このようにシンプルを追求する方にとっては、とても相性の良い家具と言えますね。
特徴② 木材にこだわった温かみのあるデザイン
北欧家具に使用される代表的な木材は、”ツキ板”という無垢材を薄くスライスしたものを合板に貼り付けたものや、水に強い丈夫なチーク材などが挙げられます。
北欧はもともと緑が多く、暮らしのすぐそばに自然が溢れています。大自然で育まれた上質な木々たちに囲まれており、その自然な素材感を活かした家具作りが行われるようになりました。
木は同じ木肌のものはひとつとしてありません。
北欧家具は上質な木材の自然な風合いを大切にし、木の温かみ、優しさが感じられるデザインが施されています。
特徴③ 品質が良く実用性がある
先ほどもお伝えしたように、北欧家具はどなたでも使いやすくシンプルなデザインが多いのですが、実はデザイン性だけでなく、実用性を兼ね備えていることも大きな特徴のひとつです。
長い時間快適に使用するのを目的としており、ソファや椅子であればずっと座っていても疲れにくく、また肌触りを重視したウールやリネンといった天然素材が使用されています。
長時間使っていても疲れやストレスを感じにくく、機能性に優れているのが北欧家具が世代を問わず人気である理由かもしれません。
特徴④ 職人たちの高い技術
北欧では、数々の著名な家具職人・建築家・デザイナーが活動しており、1900年代からはその高い技術力を活かした家具作りが盛んに行われてきました。
シンプルなデザインの中に光る魅力は、こうした優れた技術の上で成り立っているのです。
これまで培われた木材の加工技術・独自の装飾技術はそう簡単には真似できるものではないため、熟練の職人が手掛けた作品に至っては世界中から常に高値で取引されています。
特徴⑤ 白を基調にカラフルなさし色
北欧家具は基本的にモダンかつシンプルなデザインのものが比較的多いですが、アクセントに置くものはカラフルなものやデザイン性の高いものを取り入れています。
近年は同じように白をベースにした韓国インテリアと混同してしまう方も多いようですが、大きな違いはこの「さし色」でしょう。
韓国インテリアは全体的に彩度を落とし、ナチュラルにまとめる一方で、北欧家具は色とりどりの柄やビビッドなカラーをポイントに配置します。
日本でも大人気の家具量販店のIKEAや、ファブリックブランドであるマリメッコを思い浮かべてもらうとイメージしやすいかもしれませんね。
北欧家具が日本人に人気なのはどうして?
ホテルや旅館、さらにはドラマのインテリアを見てみると、必ずと言って良いほど北欧デザインのチェアなどの家具が取り入れられています。
北欧家具がどんなものでどのような意図で作られたのかは分かりましたが、どうしてこれほどまでに日本人の心を掴んでいるのかも気になりますよね。
ここからはその人気の理由について詳しく深掘りしていきましょう。
日本家屋との相性が良い
シンプルで自然の素材感や温もりを大切にした北欧デザインは、日本家屋との相性がとても良いのです。
天然木の重厚感は日本の住環境にもマッチし、一見すると個性的で合わないかな?と思うような家具やファブリックでも、和の空間のアクセントして自然に馴染みます。
また、欧米諸国と比べ面積が狭い日本家屋でも、パッと目を引くカラーの家具があれば一気に空間が華やぎますよね。限られたスペースでも楽しめるのも、北欧家具が日本人から注目される理由のひとつでしょう。
日本人の価値観や好みに合っている
北欧家具の特徴について解説した際にも触れましたが、日常生活の快適さを追求し誕生した北欧家具はとても品質が良く、長く使える耐久性があります。
「良いものを長く使いたい」「職人の技術に価値がある」という、古くから伝統工芸に慣れ親しんできた日本人らしい考え方も、実は北欧の人々と共通する部分なのです。
また、日本人は過度に華やかなものよりもシンプルで控えめなものを好む傾向にあるため、こうした理由から北欧家具が日本で支持されるようになったのかもしれません。
絶対外せない!北欧家具メーカー9選
北欧家具は有名なブランドやデザイナーが多く、何十年にも渡ってデザインが変わっていないロングセラー商品も少なくありません。
その中で日本でも知名度と人気が高く、外すことのできないブランドを7つご紹介いたします。
Carl Hansen & Son(カール・ハンセン&サン)
デンマークで1908年に創業した100年以上の歴史ある家具ブランドです。
ウェグナーが手掛けたYチェアは、現在まで世界で70万脚以上が売れており、まさに世界を代表するチェアと言えるでしょう。
別ページにてカール・ハンセン&サンについて詳しく解説していますので、気になる方はそちらもぜひご覧ください。
Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)
1982年に創業した家具ブランドで、かの有名なセブンチェア、エッグチェアなど、独創的で洗練された有名家具たちを多数生み出す人気ブランドです。
現在も世界中のホテルや有名建築の中にフリッツ・ハンセンの家具が設置されており、訪れた多くの人々を魅了し続けています。
伝統を重んじ、家具としての「本物」を追求することを何よりも大切にしているブランドで、流行に左右されないモダンデザインを中心に手掛けています。
FREDERICIA(フレデリシア)
1955年に創業したデンマークの家具メーカー、フレデリシア。
北欧家具デザイナーの巨匠として有名なボーエ・モーエンセンをデザイナーに起用したブランドで、洗練されたデザインである北欧家具の素晴らしさを世に知らしめた名作「トリニダッドチェア」が大変有名です。
老舗の名門ブランドではありますが、現在も積極的に若手デザイナーを起用しており、今後も注目のブランドです。
PP Møble(PPモブラー)
PP モブラーは、1953年に設立された、伝統ある小さな家具工房で家具作りを手掛けるデンマーク発のインテリアブランドです。
創業以来、PPモブラーの職人と北欧家具の巨匠として知られるハンス・J・ウェグナーらがタッグを組み、数多くの名作家具を世に送り出してきた名門ブランドです。
かわいらしいものからモダンでシックなものまで椅子の種類がとにかく多く、さまざまなデザインから自分にあったものを選べる楽しさもこのブランドの魅力でしょう。
MUUTO(ムート)
ムートは、ピーター・ ボーネンと クリスチャン・ビエらによって2006年にコペンハーゲンで創立されました。
ブランド名の”muuto”はフィンランド語で「変革・新鮮な視点」という意味を持ち、その名のとおり北欧デザインに新たな考え方を取り入れており、最前線で活躍するデザイナーを積極的に起用しています。
シンプルでナチュラル、それでいて機能的なデザインで知られ、今回ご紹介した中では1番若いブランドではありますが、すでに北欧家具の注目ブランドとして世界的に高い評価を得ています。
Louis Poulsen(ルイスポールセン)
北欧を代表するルイスポールセンは、1874年に創業したデンマークの老舗照明ブランドです。
ポール・ヘニングセンをはじめとする照明デザイナーが手掛ける照明は、シンプルかつ美しいデザインで知られています。
飽きのこないデザインと機能性が人気の秘密であり、どんなお部屋にも調和し上質な空間へと変えてくれます。シェードのみならず光までデザインされた繊細な照明は一切無駄がなく、使う人に心地良さを与えてくれるでしょう。
Artek(アルテック)
アルテックは、フィンランドの首都ヘルシンキで生まれた北欧インテリアブランドです。
北欧家具の黄金時代と言われる1940~1960年代に”アートとテクノロジーの融合”をコンセプトに、4人の若者によって立ち上げられました。
家具だけでなく小物や照明器具など、暮らしにまつわるさまざまな北欧インテリア製品を取り扱っているのが特徴です。
シンプルかつ遊び心のあるデザインが魅力で、北欧家具の歴史と文化に大きな影響を与え続けています。
BoConcept(ボーコンセプト)
1952年にデンマークで誕生したボーコンセプトは、現在は高級ライフスタイルブランドとして注目されています。
「Bo」はデンマーク語で「生活」を意味しており、 ソファ、コーヒーテーブル、ラグ、ランプ、アクセサリーといったインテリア全般を取り扱っています。
歴史あるモダンデザインを大切にしながらも、先進的でどこか未来的なデザインが特徴的です。
ボーコンセプトの家具は、どれもスタイリッシュでエレガントなものばかりであるため、洗練された上品なお部屋を作りたい方におすすめしたいブランドです。
eilersen(アイラーセン)
アイラーセンはデンマークでは誰もが知る、快適な座り心地に定評のあるソファブランドです。
もとは馬車のシートを作るメーカーとして創業し、丈夫さと座り心地を重視したものづくりに力を注いできました。
その追及された技術は製品にもしっかりと反映されており、全体をバランス良く支える丈夫なフレームと絶妙な硬さのクッション性のシートによって、まるで包み込まれるような座り心地を実現しています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、今人気の「北欧家具」について詳しくご紹介いたしました。この記事をとおして北欧家具がなぜ人気なのかご理解いただけたかと思います。
北欧家具の特徴をおさらいすると、
- 流行り廃りのないシンプルさ
- 木材にこだわった温かみのあるデザイン
- 品質が良く実用性がある
- 職人たちの高い技術
- 白を基調にカラフルなさし色
などが挙げられましたね。
北欧家具はお部屋にひとつあるだけで、おしゃれで垢抜けた印象にできる優れものです。
上質な木材をもとに洗練された技術で作り込まれた北欧家具は、日本の暮らしにもうまく調和し、一段と素敵な空間にしてくれるでしょう。
日本のみならず世界的にも人気を誇る北欧家具ですから、当然中古での需要もとても高いです。
もしも処分したい北欧家具があるなら、まずは「買取」を試してみませんか?
弊社買取いちばんドットコムでも北欧家具を含め、さまざまなジャンルの製品の買取を行っています。
ご依頼やご相談はこちらから受け付けています。
価格相場や人気ブランドは以下のボタンからご覧いただけますので、気になる方はご参照ください。
関連記事
選べる3つの買取方法
HOW01
早く売りたい、
商品が多い・
大きい、梱包が面倒な方
出張買取
おすすめ!
リサイクルショップに行かなくてもOK
名古屋市16区・愛知県全域・三重県(近部エリア)・岐阜県(近部エリア)は最短30分で集荷
HOW03
空いた時間に、
手間をかけたくない方
宅配買取
全国どこでも対応
ノーリスク!
着払いでの発送なので、送料無料!
本査定に納得いかなくても、返送料は当社負担!