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北欧家具を代表するブランド、カールハンセン＆サン。

北欧家具ならではの上質でシンプル、それでいて個性的なデザインは日本でも高く評価されています。

そんな歴史あるブランド、カールハンセン＆サンは中古家具でも大人気！

今回は、カールハンセン＆サンの歴史や魅力、人気商品や高く売るためのコツをご紹介します。

 

１．カールハンセン＆サンとは

カールハンセン＆サンは1908年に創業した100年以上の歴史を持つブランド。

リーズナブルで質の高い家具を提供することを理念としており、歴史や流行に左右されない普遍的なデザインの家具を作り続けています。

見た目はシンプルながらも、その技術力の高さは長年家具を作り続けてきた職人の魂が感じられます。

創業当時はダイニングと寝室用の注文家具の製造をメインにしていましたが、職人の高い技術力を維持しつつも、量産できる環境を両立させたことで、間もなく人気の家具メーカーとして、世間に名が知られるようになりました。

そして、1940年代に新しくカールハンセン＆サンに加わったのが、ハンスJ.ウェグナー。

ウェグナーは現在も生産が続いているロングセラーのYチェアやイージーチェアなどを生み出したデザイナーで、海外でもカールハンセン＆サンの名前が広がるきっかけになりました。

世代を超えてずっと受け継がれる家具を作る。

そんな100年に渡って大事にされてきたクラフトマンシップのもと、今もシンプルで誰からも愛される家具を生み出し続けています。

 

２．カールハンセン＆サンの人気商品

数々の名作チェアを生み出してきた、カールハンセン＆サンの中でも人気の高い家具たちを集めてみました！

 

Yチェア

ブランドを語る上で外せない、1950年代の名作中の名作であるYチェア。

名前の由来であるY字の形をした背もたれとフレームが特徴で、美しい曲線バランスは何十年経っても愛され続けています。

この曲線は、背中に程よくフィットする極上の座り心地も叶えてくれます。

また、座面は手作業で1本ずつペーパーコードを編み込んで作っています。

ペーパーコードは樹脂を含ませた紙のことで、弾力があり体重をやさしく支える素材。

木部も木本来の風合いをそのまま残していて、色合いの変化が長年楽しめるずっと使いたくなるイスです。

 

ウイングチェア

ウェグナーが1960年代に手掛けたチェアです。

丈夫なビーチ材で作ったフレームは、しっかり背中から腰まで体を支えてくれます。

ゆったりしたサイズ感に、くつろぎやすい背もたれの角度で、どんな方でも最高のくつろぎを味わえます。

ちなみに素材もレザーとファブリックが用意されていて、また違った表情を楽しめますよ。

一度は50年前に廃盤になったものの、今は復刻され人気のチェアとして世界中で支持されています。

 

SAFARI CHAIR（サファリチェア）

かつて英国軍が使っていた、インディアン・ロッキーチェアをもとに作られたイスです。

こちらは接着剤を使わずに、組立から分解ができる携帯用のイスが原型。

座ることによって接合部がしっかりと締まって安定感が増すという独特の構造をしています。

木材はナチュラルな質感のアッシュ材、そして座面と背面はリネン100％の丈夫な素材でできています。

すべて木材でできたチェアとはまた違った、カジュアルな印象のデザインになっています。

 

ドリームチェア

建築家、安藤忠雄とカールハンセン＆サンがタッグを組んで生まれた、まさに夢のチェアであるドリームチェア。

2年の歳月をかけて研究を重ねて作られたこのチェアは、まるで一枚の紙が体を包み込んでいるような、不思議なデザイン。

通常のチェアは背もたれと座面に脚とパーツでわかれていますが、こちらのチェアはすべてのパーツが一枚のバーチ材で作られています。

これまでのチェアの概念を覆す、紙のような見た目はまさに安藤忠雄とのコラボレーションだからこそ生まれたデザインです。

 

３．カールハンセン＆サンの魅力

カールハンセン＆サンが長年人気を集めている、その魅力をご紹介します。

 

北欧家具を代表する美しく上品なデザイン

カールハンセン＆サンのチェアは、50年以上にわたって発売されている名作アイテムが数多くあります。

人気の理由は、やはりその時代にとらわれないシンプルで完成されたデザイン。

上質な木を使い、職人の高い技術で作られる曲線ラインのYチェアをはじめ、シンプルで上品な佇まいの家具たちは、見る人の心をつかんで離しません。

シンプルなのに、見るだけで美しさが伝わってくる、そんな計算されつくしたデザインは、年代も国籍も問わず幅広い場所で親しまれています。

 

カラフルなカラーリングと豊富な素材から選べる

カールハンセン＆サンの家具たちは、希望によって素材やカラーリングも選ぶことができます。

同じYチェアでも背もたれ部分だけのカラーリングを変えたバイカラースタイルや、座面のペーパーコードのカラーを変えたもの。

さらに使っている木材の種類自体も、オークやウォルナットなど好みに応じて選べますよ。

この空間になじむ自由なカスタマイズができるのも、カールハンセン＆サンが支持され続けている理由。

自分だけの1脚にこだわってデザインしてみてはいかがでしょうか。

 

４．カールハンセン＆サンを高く売るために出来ること

カールハンセン＆サンは中古でも人気が高く、ある程度の年数使い込まれたものでもアンティークとしての価値が高い家具です。

ここでは、そんなカールハンセン＆サンの家具を少しでも高く売るために、知っておきたいポイントを解説します。

 

保証書などの付属品をとっておく

カールハンセン＆サンのチェアたちは、意匠が切れたリプロダクト品も多く発売されています。

リプロダクト品は、別のメーカーがデザインを模して作ったジェネリック家具のこと。

見た目は同じYチェアですが、カールハンセン＆サン名義ではないため、どうしても買取値は下がってしまいます。

そこで、カールハンセン＆サンで購入した家具であることの証明ができるように、説明書や保証書などの付属品も忘れずに提出しましょう。

こうした書類をしっかり保管しておくことで、その分本物としての価値が高まり買取値アップにつながりますよ。

 

できるだけきれいな状態にする

カールハンセン＆サンの家具だけでなく、中古買取に出す前にはできるだけきれいに掃除することで、査定額に影響します。

特に木材部分は、軽く拭き掃除をするだけでも光沢が戻ってきますよ。

また、布地やレザーなど素材によってもお手入れ方法は異なりますが、全体的に掃除機をかけてホコリや細かいゴミをとっていけば、汚れによる減額を防ぐことができます。

 

カールハンセン＆サンの買取実績があるお店を選ぶ

高級ブランド家具は、まずその価値をきちんと把握している業者に査定してもらうことが大切です。

幅広いジャンルの商品を買い取っているリサイクルショップよりも、高級ブランド家具の買取実績が豊富な業者を選びましょう。

できるだけ事前に見積もりを出してもらい、高く買い取ってくれる業者に依頼するのがおすすめです。

 

５．まとめ

カールハンセン＆サンは、中古でも高価買取が期待できる人気ブランドです。

特にYチェアをはじめとする名作家具たちなら、状態が良ければ数万円以上の買取値がつく可能性も。

ぜひ自宅に使わない家具が眠っている方は、ぜひ買取してもらうことをおすすめします。

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