いらなくなってしまった絨毯を買い取ってもらうには?絨毯の買取・処分の方法!
目次
部屋に高級感を出すのに欠かせない、上質な絨毯たち。
インテリアとして長年使っていたものの、引っ越しでいらなくなった、模様替えで部屋のテイストに合わなくなったなどの理由から古い絨毯を手放したい。
でも大きく重い絨毯は処分しようと思っても、どうやって捨てればいいのかわからないとお悩みの方もいるのではないでしょうか?
まだ使える絨毯は、中古品としての買取が可能です。
ここでは売れやすい絨毯とは何なのか、人気のブランドや、売れない絨毯の処分方法までご紹介します。
絨毯の処分に困っている方はぜひ参考になさってください。
1.高く売れる絨毯ってどんなもの?その査定ポイントとは?
まずは絨毯の中でも高価買取が見込めるのは、どんなものなのかそのポイントを見ていきましょう。
汚れや色あせがない絨毯
絨毯は床に敷いているため、人が歩くたびに汚れがついたり、毛先がへたってきたりしてしまいます。
利用頻度が高いものだからこそ、傷みが目立ったり部分的に色あせがあったりと、汚れが目立ちやすい家具でもあります。
こうしたい汚れが目立たない絨毯なら、中古でも高く買い取ってもらいやすいですよ。
ほかにも、絨毯によけいな臭いがついていないのも、高価買取の必須条件!
絨毯は布製のためどうしても臭いが染み込みやすい家具でもあります。
タバコ、ペット、食べ物の臭いなどの生活臭があると、たとえ見た目がきれいでも次の人が使いづらいため買取値がダウンしてしまいます。
絨毯がある部屋ではタバコを吸わない、もしくはこまめに消臭スプレーなどで臭いケアをすることが大切です。
ペルシャ絨毯などの高級モデル
絨毯と言ってもブランドや種類によって価値は大きく変わります。
特に高級絨毯を代表するペルシャ絨毯なら、元値が数十万円から数百万円とあって、多少古いものでも骨董品としての価値があります。
自分では古くて使い道がない絨毯だと思っていても、実はアンティーク価値が高いものかもしれません。
むやみにごみに出さずに一度査定してもらうことをおすすめします。
手触り・デザインなどの美しさ
絨毯は機能面だけでなく、絵画のような美しさや手触りも重視されます。
色の鮮やかさ、素材の美しさ、そして模様に至るまで、美しくて幅広い時代に対応するデザインは、多少状態が悪くても高価買取してもらえます。
流行に左右されるような派手なデザインは買取手がつきにくいですが、高品質な毛並み、美しく価値のあるデザインの絨毯は買取につながりやすいので、ぜひ複数の業者から見積もりを出してもらいましょう。
2.売れない絨毯ってどんなもの?
絨毯の中でも値段がつきにくいものは、状態が悪いもの、デザインが流行に左右されるものです。
絨毯は数十年にわたって使い続けられる頑丈さがあるからこそ、デザインは重要視されます。
流行に左右されない、シックなデザインのもの、ペルシャ絨毯などの伝統工芸品は古い絨毯でも価値が高いですが、極端に奇抜なデザインや汚れが目立つものは買取ができません。
また、タバコなどの臭いが強いものも買取を断られてしまう原因。
普段からよけいな臭いや汚れがつかないように、こまめに掃除をしたり陰干しをしたりして、きれいな状態をキープしましょう。
3.売れない絨毯の処分方法!
売れなかった絨毯はどうやって処分をすればいいのでしょうか?
粗大ごみに出す
一般的な方法は、自治体の粗大ごみに出す方法があります。
粗大ごみの場合は絨毯1つあたりに処分費用がかかるため、料金がいくらなのか自治体に問い合わせておきましょう。
また処分方法も、自宅前に出しておけば引き取ってもらえるところもあれば、指定の場所まで持ち出す必要がある自治体も。
特に大型で重い絨毯は自力で持ち運ぶのが困難なものもあるので、大型の絨毯は別の方法で処分することをおすすめします。
不用品回収業者に引き取ってもらう
粗大ごみに出すのがむずかしい、指定の日時に捨てに行くのが面倒だという人は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
不用品回収業者は自宅まで、家具をはじめとする不用品を回収に来てもらえるので、自分で重い絨毯を外に運び出す手間がありません。
ただし自治体の絨毯の処分費用は1,000円前後なのに対して、不用品回収業者はその数倍の料金がかかると見ておくと良いでしょう。
時間帯も自分のスケジュールに合わせて来てもらえるので、仕事が忙しくて朝に指定の場所まで絨毯を持ち出せないという忙しい方にもおすすめです。
4.絨毯の高価買取ブランド
絨毯の中でも特に人気の高いブランドをご紹介します。
ペルシャ絨毯
高級絨毯の王様と言えるペルシャ絨毯。
長い歴史のあるペルシャ絨毯の魅力は、何と言っても美しいデザインです。
細部までこだわったクラシカルなデザインは、洋室にも和室にもなじむワンランク上のアイテムです。
質感もフカフカでやわらかく、目で見るだけでなく足元の感触の良さでも満たされる上質さが魅力。
特に絹絨毯の代表産地の「クム」、落ち着いたカラーリングで日本の住環境にもなじむ「ナイン」などのペルシャ絨毯は高価買取が期待できます。
山形緞通
山形緞通(だんつう)の絨毯は、糸づくりに始まり、染めや織りまで一貫生産のこだわりの絨毯が人気の老舗ブランド。
ひとつひとつ職人の技術と思いを込めて編まれる絨毯は、まさに絵画と変わらない芸術品そのもの。
日本生まれの絨毯らしく、桜や松の木などの日本モチーフデザインが多く、淡く繊細な色合いは長年にわたって使えるものばかりです。
パキスタン緞通
オリエンタルな柄が魅力のパキスタン緞通。
かつて王朝で使用するために、織匠に敷物を折らせたのがはじまりで、今もさまざまな部族のモチーフを編み込んだ絨毯を作り続けています。
特に幾何学模様の絨毯が多く、ひし形、バラの花などの続き柄で等間隔に並んだ模様の美しさが楽しめます。
色彩も落ち着いたものが多く、流行に左右されずに部屋を上質に見せてくれる美しさが魅力です。
5.絨毯を高く売るために出来ること
絨毯は定価が高額なものも多く、せっかく価値のある商品でも安い買取値をつけられる可能性があります。
正当な値段で高く買い取ってもらえるように、ぜひ次のポイントをおさえて査定に出しましょう。
普段から掃除をする・日光に当てすぎない
絨毯の管理において注意したいのが、汚れをそのままにしないこと、そして直射日光を避けることです。
特に飲み物などをこぼしてしまったら、掃除をするまで時間がかかると線維に染み込んで汚れを落とせなくなってしまいます。
汚れたらすぐに染み抜きをする、定期的に掃除をしてきれいな状態を保ちましょう。
それと同時に、絨毯は直射日光に当たり続けると変色する原因になります。
せっかくの美しいデザインの価値が下がってしまうので、できるだけ強い日光が当たらない場所で管理しましょう。
ちなみに窓がそばにあるときは、レースカーテンなどを使って直接日光が当たらない環境にすることをおすすめします。
複数の業者に見積もりを出してもらう
ペルシャ絨毯をはじめとする、高級絨毯を売るときに注意したいのが業者選びです。
同じ絨毯でも査定する業者によって買取価格は大きく違ってきます。
なかには数万円レベルで査定額に差が出ることもあるため、いきなり一社にしぼらずに複数の業者から見積もりを出してもらいましょう。
今は見積もりサイトで複数のお店から同時に査定してもらえるサイトもあります。
また、出張買取とまではいかずともスマホで撮影した写真をラインに添付することで、だいたいの査定額を計算してもらえるライン査定も定番。
手間をかけずにだいたいの査定ができるので、ぜひサービスを利用して高く買取してくれる業者を見つけましょう。
6.まとめ
絨毯はインテリアに欠かせないものの、いざ使わなくなると収納スペースを圧迫してしまう家具でもあります。
特に伝統のあるペルシャ絨毯をはじめとする絨毯は、アンティークとしての価値が高いです。
買い替えや引っ越しで使わなくなった絨毯があれば、ぜひ捨てる前に査定に出しましょう。
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