1838年にドイツのクリスチャン・フレデリック・マーティンが創業したメーカーです。長い歴史を持つブランドであり、世界中のミュージシャンが愛用しているため、世界的に人気を集めています。
Dシリーズ・Xシリーズ・Iシリーズは定番商品ですが、弾くものと聴くもの両方を魅了する音色が特徴的です。
戦前に40本だけ製造された「オリジナルOM-45」や91本だけ製造された「プリウォーD-45」は高価買取の対象商品です。

1946年にレオ・フェンダーが創業した楽器メーカーで、世界で初めて量産型エレクトリックギターを開発しました。そのため、エレクトリックギターでは不動の地位を誇るメーカーです。
音色よりは、弾きやすさや機能性を重視して作られています。引き味が軽くて、長時間弾いていても疲れないのが最大の魅力となっています。
日本製フェンダーのFender Japanは、エレキギターブーム時代にストラトキャスターをコピーして製造されたものです。いつの時代に製造されたかによって買取価格は変動します。

1883年にフレデリック・グレッチによって創業をされたメーカーで、サウンドが程良く低出力でホロウボディによる軽やかさと煌びやかさが大きな特徴です。この音色に魅了され、愛用するアーティストが続出しました。美しいデザインだけではなく、音色も優れていると、ギタリストからも高い評価を獲得しているメーカーです。
憧れのアーティストがグレッチを愛用しているという理由で、「6120」「ホワイトファルコン」「カントリージャントルマン」などは買取市場で需要があります。

職人のオーヴィル・ヘンリー・ギブソンが、フェンダーに対抗すべく設立したメーカーです。
1958年に誕生した「レスポール」は、ギブソンの代名詞で、ギター市場を席捲しました。
このレスポールには、スタンダード・カスタム・スペシャルなどのシリーズが存在します。
他のメーカーが出せない音色を奏でることができるギブソンは、多くの方に認知されているブランドのため査定額も高いです。ヴィンテージモデルは、1,000万円以上の価格で取引されることもあります。

1985年にポール・リード・スミスによって創業されたメーカーです。エレクトリックギターとエレクトリックベースを製造しています。
老舗ギターメーカーと比較をすると若いメーカーですが、工芸品のような高級感溢れるルックスと演奏性などの楽器自体の評価は高いです。
ビジュアルが素晴らしいため、スミソニアン博物館やメトロポリタン美術館にも展示されています。
「Single Cut」「snatana」「513」などのシリーズが代表的で、最高品質のギターを演奏してみたいという方が多いため、買取市場では一定の需要があります。