実家の片付けで売れるもの15選

では早速「実家の片付けで売れるもの15選」を紹介していきます。
売れやすいブランドや特徴もお伝えしていますので、実家の不用品を捨てる前のチェックにぜひお役立てください。
1.家具(ブランド家具・アンティーク家具など)
古くて価値がなさそうに思える家具でも、有名ブランド製であれば高額査定につながるケースもあります。
- 天童木工
- カリモク家具
- 飛騨産業
- Cassina(カッシーナ)
- arflex(アルフレックス)
- FRITZ HANSEN(フリッツハンセン)など
ブランド名や型番は、側面や底面、引き出しの内側などに貼られたシールや刻印で確認できます。捨てる前に一度、チェックしてみるといいでしょう。
2.家電(製造5年以内、未使用・動作品)
使用済みの家電でも、製造から5年以内で正常に動作するものであれば、問題なく買い取ってもらえます。
近年発売された最新モデルや、パナソニックや日立といった国産・人気メーカー製の冷蔵庫・洗濯機などは中古でも需要が高いため、さらに高価買取が期待できることも。
製造年・メーカーは本体の側面や裏面のラベルに記載されていることが多いので、まずは確認してみてください。
3.着物
「売れない」と思われがちな着物ですが、大島紬や結城紬といった伝統工芸品や、有名作家による作品、証紙付きの反物などであれば、高く評価されることもあります。
- 大島紬
- 牛首紬
- 加賀友禅
- 志村ふくみ
- 羽田登喜男 など
シミや虫食いがないかを確認し、保存状態が良好であれば、一度査定に出してみるのがおすすめです。
4.貴金属・ジュエリー
高価なジュエリーといえば、ティファニーやカルティエ、ブルガリなどの有名ブランドが思い浮かびますが、それだけが価値のあるものとは限りません。
金・プラチナ・シルバーといった素材を使ったアクセサリーなら、ノーブランド品や壊れてしまったものでも、グラム単位で買取対象となることがあります。
「もう使えない」と判断して処分する前に、まずは査定を受けてみるのがおすすめです。
5.ブランド品(バッグ・財布・腕時計など)
ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネル、グッチなどのブランドバッグや財布、ロレックスやオメガといった腕時計は、年式が古くても価値が落ちにくいアイテムです。
多少の使用感があるものや年代物でも買い取られるケースが多く、希少なものには数十万~数百万円以上の価格がつくことも珍しくありません。
箱やギャランティカードなどの付属品が揃っているものであれば、さらに高評価です。
6.カメラ(フィルムカメラ・デジタル一眼など)
フィルムカメラや一眼レフ、レンジファインダーなどは根強い人気があり、古くても動作品であれば高額査定が期待できます。
ライカやニコン、キヤノン、ペンタックスなどの老舗ブランドの製品や希少モデル、付属レンズ付きのセットなどは特に評価が上がりやすいため、処分する前に一度専門店での査定を検討してみるのがおすすめです。
7.楽器(ピアノ・ギターなど)
実家の押し入れや物置に眠っていたピアノやギター、サックスなどの楽器も、査定対象です。
- フェンダー(Fender)
- ギブソン(Gibson)
- ヤマハ(YAMAHA)
- カワイ(KAWAI)
- ローランド(Roland)
- パール(Pearl) など
上記のような有名ブランドの楽器は特に中古市場でも人気が高いため、状態が良いもの、ケースや説明書、メンテナンス用の付属品などが揃っているものなら高価買取も期待できるでしょう。
8.本・CD・DVD類
本や雑誌、CD・DVD類は、安価での買取や引取処分になることが多いため、ついまとめて捨ててしまいがちですが、中には貴重な品が紛れている場合もあります。
誤って処分してしまわないよう、整理の際は注意が必要です。
【高価買取されやすい書籍・CD・DVD】
- 昔の週刊少年ジャンプ
- 漫画の全巻セット
- 専門書
- 特典付きCD・DVD
- 生産限定盤や数量限定生産盤のレコード
- 入手困難なアーティストのカセットテープなど
上記のような希少品が見つからず単価が低いものばかりだったとしても、一定量以上まとめて査定に出すことで、想像以上の値がつく可能性もあります。
「単価が低いから」とあきらめず、一度査定に出してみてください。
9.ゲーム・ホビー用品
昔遊んでいたソフビ人形や昭和のブリキのおもちゃ、プラモデルなどに、コレクター市場で高値がつくこともあります。
特に限定版や廃番品は希少性が評価されやすく、状態によっては購入時以上の価格がつくケースもあるため、古いからと安易に捨てないよう注意が必要です。
また、ファミコンやスーパーファミコン、ゲームボーイ、初代プレイステーション、セガサターンなど、いわゆる“レトロゲーム”も国内外で人気です。
箱や説明書が揃った完品はもちろん、動作確認ができるだけでも買取対象となることが多いため、気になるものは一度査定に出してみるとよいでしょう。
10.釣具
釣り竿やリールなどの釣具も、中古市場で高値がつきやすいアイテムのひとつです。
- リール類
- ロッド
- ルアー・仕掛け類
- タックルボックス・収納用品
- 釣り用アクセサリー(偏光サングラス・魚群探知機・フィッシングツールなど)
シマノやダイワ、メガバスなど有名メーカー製のものであれば多少ジャンク寄りの状態でも価格がつきますが、あまりに破損や汚れが目立つものは買取を断られてしまうこともあります。
査定前には、可能な範囲でお手入れや簡単なメンテナンスを済ませておくことが大切です。
11.ゴルフ用品
ゴルフクラブやバッグなどのゴルフ用品は、新品価格が高いこともあり、中古市場でも活発に取引されています。
特に以下のような有名メーカーの製品であれば、高価買取が期待できるでしょう。
- タイトリスト(Titleist)
- キャロウェイ(Callaway)
- テーラーメイド(TaylorMade)
- ダンロップ(Dunlop)
- ブリヂストン(Bridgestone)
長年放置していたゴルフ用品は、クラブに錆が出たり、グリップにカビが生えたりと、状態が悪くなっているケースも多いです。
査定前にはクラブをバッグやカバーから取り出し、状態を確認したうえで、必要に応じたお手入れを行ってください。
12.食器
普段は気にも留めない実家の食器棚の中にも、箱入りの贈答用セットや、未使用のまま長期間保管されていた食器など、価値のある品が眠っているかもしれません。
また、箱がないものや、ほかの食器が割れて不揃いになっている場合でも、ウェッジウッド、マイセン、ノリタケ、有田焼といったブランドの食器であれば、買取対象になる可能性は十分にあります。
食器の数が多いと仕分けが面倒に感じるかもしれませんが、セット内容やブランドを確認しながら、状態の良いものから査定に出してみるのがおすすめです。
13.骨董品・美術品
掛け軸や絵画、茶器などの骨董品・美術品は、昭和以前に作られたものや希少性の高い品、保存状態の良いものほど高値がつきやすい傾向です。有名作家や人間国宝による作品、鑑定書付きのものはさらに高額査定が期待できます。
ただし、一般的なリサイクルショップでは真贋の判断が難しい場合があり、本来の価値を正しく評価されず、相場よりも安く買い取られてしまうリスクもあるためご注意ください。
値打ちがありそうな品を実家で見つけた際は、まず骨董品や美術品に詳しい専門店で査定を受けることをおすすめします。
14.お酒
サントリー山崎・白州・響といったジャパニーズウイスキーや、レミーマルタン、マッカラン、バランタインなどの洋酒は、銘柄や年代、ボトルの種類によっては数万円単位の査定がつくことも珍しくありません。
また、焼酎やワイン、日本酒も、有名酒蔵の製品や入手困難な銘柄であれば買取対象です。
お酒は一度開封すると品質の劣化や衛生面の問題から再販が難しくなるため、未開封品のみが買取対象となるのが一般的です。
しかしボトルデザインが珍しいものや、コレクターズアイテムとして価値がある場合は、中身が空でも買取可能なケースもあります。
実家で珍しいお酒や空瓶を見つけた際は、捨てずに一度査定を受けてみるといいでしょう。
15.仏壇・仏具
大型の仏壇や仏具は処分に悩むことが多い品のひとつですが、金仏壇や唐木仏壇、黒檀・紫檀製の高級仏壇など素材の価値が高いもの、芸術的価値が認められるものであれば、買い取ってもらえる可能性があります。
売却する際は線香立てや仏具セット、りん(鈴)、位牌台などの付属品も含めて、まとめて査定してもらうとスムーズです。
ただし、不要になった仏壇は「供養してから手放すもの」と考える方も多いため、無理に売却を進めるのは避けたほうがいいでしょう。
宗教的な配慮を大切にしつつ、家族や専門業者と相談のうえ、適切な方法で処分を進めてください。
実家の片付けで出た不用品はどこで売る?

実家の片付けで出てきた品物は、状態やジャンルに適した売却先を選ぶことで、より高く・効率よく手放せます。
ここでは、主な売却手段として「リサイクルショップ」「専門買取店」「フリマアプリ・ネットオークション」の3つを紹介します。
リサイクルショップ
衣類や家電、雑貨など幅広いジャンルの製品を扱っているリサイクルショップは、売却のハードルが低く、気軽に利用できる点が魅力です。
持ち込み査定だけでなく出張買取や宅配買取に対応している店舗も多いため、商品ジャンルが混在している場合や、まとめて手放したいときにも便利に使えます。
ただし幅広いジャンルの製品を扱う特性上、査定額は全体的に控えめです。高額査定を狙うより「とにかく早く整理したい」という場合に向いている手段といえるでしょう。
専門知識が必要な品や価値の見極めが難しい商品については、専門店で査定を受けるのをおすすめします。
専門買取店
ブランド品・骨董品・カメラ・着物・楽器など、専門性の高い商品は、ジャンルに特化した専門店に依頼するのがおすすめです。
専門店は市場価値や希少性を正しく評価できる知識と実績を備えているため、リサイクルショップに比べて高額かつ適正な価格での買取が期待できます。アイテムの取り扱いに慣れていることもあり、大切な品を安心してまかせられるのもメリットです。
その反面、専門店では基本的にそのジャンルの商品しか扱っていないため、不用品の種類ごとに店舗を探す必要があり、手間や時間がかかるという難点も。
不用品が大量にある場合や、まとめて一括で処分したい場合には、やや不向きな方法といえるでしょう。
フリマアプリやネットオークション
出品価格を自分で設定できるフリマアプリやネットオークションを活用すれば、実家の不用品をより高く売却できるかもしれません。
リサイクルショップで買取を断られたようなニッチなジャンルの品や、多少の傷・汚れがあるものでも、需要次第では値がつくことがあるため、捨てる前に一度出品してみるのがおすすめです。
ただし利用する際には、撮影・商品説明の作成・問い合わせ対応・梱包・発送など、すべての作業を自分で行う必要があります。
買取店で売却するよりも手間も時間もかかるため、大量の不用品をまとめて処分したい場合や、急いで現金化したいときには、別の方法を検討したほうがいいでしょう。
不用品を高く売るコツ

ここでは、実家で見つけた不用品を「より高く売るためのコツ」をまとめて紹介します。
汚れやホコリを落としておく
ホコリや汚れ、べたつきが残ったままの不用品は「保管状態が悪い」と判断され、減額される可能性があります。
査定前には表面を乾拭きしたり、専用のクリーナーで汚れを拭き取ったりと、軽くお手入れしておくのがおすすめです。
しかし、誤った方法で手入れすると、塗装や布地、金属パーツが劣化・破損する可能性があり、むしろマイナス査定になるケースも。
落としきれない汚れがある場合は無理に手を加えず、そのまま査定に出すほうが安心です。
付属品は揃えて査定に出す
元箱や説明書、保証書、替え部品などの付属品が揃っている製品は「完備品」として再販しやすくなるため、そのぶん買取額の上乗せが期待できます。
また、付属品があることで真贋や型番の確認がしやすくなり、査定がスムーズに進むのもメリットです。
手元に付属品が残っている場合は、忘れずに本体とあわせて査定に出すようにしましょう。
複数の業者に査定を依頼する
同じ品物でも買取業者によって査定額は異なるため、1社だけで決めず、複数の業者に見積もりを取るのがおすすめです。
より高い査定額を提示してくれた業者を選びやすくなるだけでなく、対応やサービス内容を比較することで、悪質な業者に気づきやすくなるというメリットもあります。
複数の業者と連絡を取るのはちょっと面倒ですが、できれば3社以上から見積もりを取って比較してみてください。
まとめ

実家のものは古くて売れないと思い込んでしまいがちですが、意外な価値がある品が紛れていることもあります。
「本当は高く売れたのに捨ててしまった」「面倒で安く手放してしまった」と後悔しないよう、この記事を参考に、売れるものを見極めながら片付けを進めてみてください。
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