冷蔵庫の処分にかかる費用は?

冷蔵庫は「家電リサイクル法」対象品目のため、処分する際にはリサイクル料金と収集運搬料金が必要です。
具体的な金額を確認しておきましょう。
冷蔵庫のリサイクル料金
パナソニックやシャープ、東芝などの主要メーカー製冷蔵庫の場合、リサイクル料金の目安は以下の通りです。
- 170L以下:3,740円(税込)
- 171L以上:4,730円(税込)
※2026年8月時点の情報です
ただし、冷蔵庫のリサイクル料金はメーカーによって変わることもあります。
処分前には詳しい金額を「一般財団法人 家電製品協会」のホームページで確認するようにしてください。
冷蔵庫の収集運搬料金
冷蔵庫の処分を依頼する際には、リサイクル料金のほかに収集運搬料金も負担する必要があります。
収集運搬料金とは、不要な冷蔵庫を自宅から回収し、指定引取場所まで運搬するためにかかる費用です。
料金は依頼先によって異なりますが、一般的には2,500~6,000円程度が相場となっています。
処分費用の総額はおおよそ6,000~10,000円程度になると考えておくとよいでしょう。
冷蔵庫を引き取ってもらう方法

ここからは実際に、冷蔵庫を引き取ってもらう方法を5つ紹介します。
- 新しい冷蔵庫の購入時に販売店で引き取ってもらう
- 近くの家電量販店で引き取ってもらう
- 自治体と連携している業者に依頼し、指定引取場所へ搬入してもらう
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
- 知人・他人に引き取ってもらう(譲渡)
費用や注意点などもあわせて解説しますので、処分方法を選ぶ際は参考にしてみてください。
1.新しい冷蔵庫の購入時に販売店で引き取ってもらう
冷蔵庫を処分する方法として最も手軽なのが、新しい冷蔵庫の購入時に販売店へ引き取りを依頼する方法です。
家電リサイクル法は対象家電を販売した店舗に回収義務を定めているため、買い替え時には古い冷蔵庫を引き取ってもらえます。
新しい冷蔵庫の配送と同時に回収してもらえるため、自分で運搬する手間もかかりません。
ただし、引き取りにはリサイクル料金と収集運搬料金が必要です。
| 家電量販店 | リサイクル料金(税込) | 収集運搬料金(税込) | サービスの有無 |
|---|---|---|---|
| ヤマダ電機 | 3,740円~ | 3,300円 | 下取りサービスあり |
| ビックカメラ | 3,740円~ | 3,300円 | 下取りサービスあり |
| コジマ | 3,740円~ | 2,200円 | 下取りサービスあり |
| ノジマ | リサイクル料金+収集運搬料金 ~170L 7,040円 171L~ 8,030円 | 下取りサービスあり | |
| ジャパネットたかた | ~170L 3,740円~ 171L~ 4,730円~ | 2,750円~4,400円 | 下取りサービスあり |
| ケーズデンキ | ~170L 3,740円~ 171L~ 4,730円~ | 3,300円 | 下取りサービスなし |
| ヨドバシカメラ | ~170L 3,740円~ 171L~ 4,730円~ | 550円 | 下取りサービスなし |
| エディオン | ~170L 3,740円~ 171L~ 4,730円~ | ●購入商品と同商品 250L以下 1,100円 251L以上 1,650円 ●購入商品が冷蔵庫以外 250L以下 2,200円 251L以上 2,750円 | 下取りサービスなし |
| ジョーシン | ~170L 3,740円~ 171L~ 4,730円~ | 1,650円 | 下取りサービスなし |
家電量販店によっては下取りサービスや買い替えキャンペーンを実施しており、処分費用の負担を軽減できる場合もあります。
下取り額が購入代金に充当されたり、期間限定で特典が付いたりするケースもあるため、事前に確認しておくのがおすすめです。
冷蔵庫の下取りに関して詳しく知りたい方はこちらもどうぞ
2.近くの家電量販店で引き取ってもらう
冷蔵庫の引き取りだけを家電量販店に依頼することも可能です。
| 家電量販店 | リサイクル料金(税込) | 収集運搬料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|
| ヤマダ電機 | 3,740円~ | 3,300円 ※訪問回収費2,750円~が必要 | 家電リサイクル回収のお申込について |
| ビックカメラ | 3,740円~ | 9,500円 | 大型家電 引き取りのみのリサイクルについて |
| ノジマ | リサイクル料金+収集運搬料金 ~170L 10,340円 171L~ 11,330円 ※配送料金4,950円~が必要 | お客様サポートページ | |
| ケーズデンキ | ~170L 3,740円~ 171L~ 4,730円~ | 6,600円 ※出張費3,300円~が必要 | 家電リサイクルについて |
| エディオン | ~170L 3,740円~ 171L~ 4,730円~ | ●過去にエディオンで購入した商品 250L以下 4,400円 251L以上 5,500円 ●エディオンでの購入でない場合 250L以下 6,600円 251L以上 7,700円 | 家電リサイクルページ |
| ジョーシン | ~170L 3,740円~ 171L~ 4,730円~ | ●訪問 4,950円 ●店頭持ち込み 3,300円 | 家電リサイクルページ Joshin webショップでは引き取りのみの対応不可 |
ただし表からもわかるように、買い替えを伴わない「処分のみ」の依頼では、収集運搬料金が買い替え時より割高になる傾向があります。
店舗によっては自店での購入品かどうかで料金を分けているケースもあるため、申し込み前に確認しておくことをおすすめします。
3.自治体と連携している業者に依頼し、指定引取場所へ搬入してもらう
冷蔵庫を含む家電リサイクル法対象の4品目(エアコン、テレビ、電気冷蔵庫・電気冷凍庫、電気洗濯機・衣類乾燥機)は、自治体では回収していないことがほとんどです。
そのため自分で冷蔵庫を処分する場合は、自身で「リサイクル券」を購入して、最寄りの「指定引取場所」へ持ち込む必要があります。
とはいえ、冷蔵庫のような大きな家電は自分で運搬が困難なことが多いでしょう。
その場合は、自治体と連携する「一般廃棄物収集運搬業許可業者」への依頼を検討してください。
回収を依頼すれば自宅まで引き取りに来てもらえるため、買い替えの予定がない方や、家電量販店での引き取りを断られた場合でも利用できます。
提携している運搬業者については、各自治体のホームページで確認可能です。
ただし、提携業者が存在しない自治体もあるため、その場合は自己搬入や他の処分方法を検討する必要があります。
なお、提携業者を利用する際もリサイクル料金と収集運搬料金は発生します。
費用や料金の支払い方法は業者によって異なるため、依頼前に問い合わせて確認しておくと安心です。
家電リサイクル券について詳しくはこちら
4.不用品回収業者に引き取ってもらう
冷蔵庫の引き取りを不用品回収業者に依頼するという選択肢もあります。
不用品回収業者は、家電リサイクル法対象の4品目をはじめ、その他の家電・家具・衣類・雑貨など、家庭内のあらゆる不用品を回収する民間業者です。
電話やメールから申し込めて、即日対応も可能な業者もあるため気軽に利用できるのが大きなメリットです。
複数の不用品をまとめて依頼する場合でも分別作業は不要で、家具や大型家電の取り外し・解体といった作業も対応してもらえます。
引っ越しや大掃除、断捨離などで処分したいものが多い場合には特に適した方法といえるでしょう。
ただし、不用品回収業者を利用する場合も「リサイクル料金」の支払いは必要です。
冷蔵庫単品の回収費用相場は、小型冷蔵庫で2,000~8,000円程度、大型冷蔵庫で6,000~15,000円程度ですが、料金体系は業者によって異なるため、問い合わせの際に見積もりを依頼することをおすすめします。
5.知人・他人に引き取ってもらう(譲渡)
まだ問題なく使える冷蔵庫に限られた方法ですが、必要としている人に譲るという選択肢もあります。
リサイクル料金がかからないだけでなく、使える品物を処分せずに再利用できる点が大きなメリットです。
身近に引き取り手がいない場合は「ジモティー」のような地域掲示板やフリマアプリなどを活用してみるのもよいでしょう。
地元での直接取引であれば運送費をかけずに済むため、最も費用を抑えて手放せる方法といえます。
ただし、大型の冷蔵庫を自分で運ぶにはかなりの労力がかかり、軽トラックなどの運搬手段も必要です。
自力での運搬が難しい場合は配送業者へ頼むことになりますが、その際はどちらが送料を負担するのか事前にしっかり話し合っておく必要もあります。
また、後々のトラブルを防ぐためにも、製造年数やメーカー、型番、傷や汚れの状態については、事前に細かく伝えておくことが大切です。
冷蔵庫をお得に手放す方法

ここまで冷蔵庫の引き取りについて解説してきましたが「とにかく冷蔵庫をお得に処分したい」という方は売却がおすすめです。
ここでは買い取ってもらえる冷蔵庫の条件や、冷蔵庫の売却方法について紹介します。
買い取ってもらえる冷蔵庫の条件
家電の買取査定では、特に「製造年数」が重視されます。
その他、ブランドや使用状況も評価の対象です。
買い取ってもらえる冷蔵庫の条件
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 製造年数 | 5年以内 |
| メーカー | 人気の高い国内メーカー (パナソニック・東芝・三菱・シャープ・日立など) |
| 容量 | ファミリー向け大容量が人気 |
| 使用状態 | 傷・汚れ・臭いが少ないもの 棚、トレイ・取扱説明書など付属品が揃うもの |
古い冷蔵庫は故障リスクが高まるだけでなく、機能性や省エネ性能の面でも不利になるため、買取価格が下落しやすい傾向があります。
買取を検討している場合は、価値が下がる前にできるだけ早く査定へ出すことをおすすめします。
「出張買取」の利用がおすすめ
出張買取を利用すれば、大型で運びにくい冷蔵庫を自分で搬出せずに済みます。
マンションの高層階や狭い通路がある住宅でも、スムーズに運び出してもらえるので安心です。
出張買取のメリット
- 査定から取り外し、搬出までスタッフにまかせられる
- 車の手配や梱包の手間が不要
- 処分費用をかけずに売却できる可能性がある
- 家具や家電などをまとめて査定してもらえる
ただし「3点以上から利用可能」や「別途出張費が必要」といった条件が設けられている場合もあります。
申し込み前にサービス内容をしっかり確認しておくことが大切です。
出張買取について詳しくはこちら
リサイクルショップと買取専門店の特徴を理解して選択
冷蔵庫の出張買取を依頼できる店舗には、リサイクルショップと買取専門店の2種類があります。
両者の主な違いは以下の通りです。
| 項目 | リサイクルショップ | 買取専門店 |
|---|---|---|
| 特徴 | 幅広い商品を取り扱う | 特定ジャンルの買取に特化 |
| 査定力 | 相場重視で査定されることが多い | 専門知識が豊富で高額査定を期待しやすい |
| 買取対象 | 家電・家具・衣類・雑貨など幅広い | 家電専門、ブランド品専門など |
| 売却のしやすさ | まとめ売りに向いている | 専門ジャンルの商品向き |
| おすすめな人 | 不用品をまとめて処分したい人 | 少しでも高く売りたい人 |
リサイクルショップは、さまざまなジャンルの商品を扱っているため、引っ越しや大掃除などで大量の不用品をまとめて処分したいときに便利です。
一方、買取専門店は家電など特定分野の査定に強く、商品の価値を細かく評価してもらえるため、冷蔵庫をより高値で売却できる可能性があります。
「手間をかけずにまとめて売りたいならリサイクルショップ」「買取価格を重視するなら買取専門店」というように、目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。
まとめ

今回は、冷蔵庫の主な引き取り・処分方法について解説しました。
冷蔵庫の処分には費用がかかるイメージがありますが、売却や下取り、譲渡ができれば、リサイクル料金や収集運搬料金を負担せずに済むケースもあります。
大切なのは、お使いの冷蔵庫の状態や年式に合った方法を選ぶことです。
| 方法 | 向いている冷蔵庫 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 売却(買取) | 製造5年以内で正常に動作する冷蔵庫 | 処分費用がかからず現金化できる | 年式が古いと買取不可になりやすい |
| 下取り | 買い替えを予定している古い冷蔵庫 | 新品購入と処分をまとめて依頼できる | 買取よりお得になるとは限らない |
| 譲渡 | 問題なく使える冷蔵庫 | 処分費用が不要で再利用してもらえる | 運搬方法や引き渡し相手を探す手間がかかる |
| 処分(リサイクル回収) | 故障品・古い冷蔵庫・買取不可の冷蔵庫 | 確実に手放せる | リサイクル料金や収集運搬料金がかかる |
どの方法が最適かわからない場合は、まず買取査定を受けてみましょう。
思わぬ高値が付き、処分費用を節約できる可能性があります。
冷蔵庫を少しでもお得に手放したいなら、買取いちばんドットコムがおすすめです。
出張費や査定料はもちろん、査定後のキャンセル料も無料なので、気軽に冷蔵庫の価値を確認できます。
また、査定の結果、買取が難しかった場合の引き取りにも対応しているため「売れるか処分になるか分からない」という場合でも安心です。
冷蔵庫の売却から処分まで、まとめてご相談ください。


