ドア数が多い分、食品分類の点で使い勝手がよく、6つのドアを設置するだけの製品本体の大きさを備えているということも言えます。よって、500リットルを超える大容量収納に対応したモデルが多いのも6ドア型の特徴です。こうした魅力的な条件を揃えた6ドア型冷蔵庫は高い買取金額が付きやすくなります。特に高額で買い取られる傾向があるのは、AI機能も完備したシャープのフラグシップモデルと言える製品で、最先端の機能性は中古市場でも高く評価されることがわかります。また、発売から10年近く経った製品にもしっかりと価格が付いており、古いものでも6ドア型には十分なニーズが存在すると捉えることができるでしょう。

こちらも買取価格の幅としては、6ドア型と大差ない価格帯で取引されています。5ドア型であっても、シャープ独自の技術が存分に備わっており、機能面で6ドアと見劣りしない製品が多いと考えられます。ただ発売から5年を過ぎた時点で、5ドア型冷蔵庫は買取価格が極端に下がる傾向があり、この点では6ドア型との違いが見て取れます。

4ドア型冷蔵庫の場合は、上限の買取価格が5ドアや6ドア型より下がります。4ドアになると、冷蔵庫の収納容量が6ドア型等と比べると少なくなり、この辺りのスペックの違いが買取価格にも影響していると考えられます。ただ、古いものでも良い買取価格が付いている4ドア型冷蔵庫があり、それらは黒や赤といった個性的なカラーでデザインされた製品という共通点があります。

3ドア型冷蔵庫も容量があまり大きいものがデザインされていない分、多少ニーズが限定的となるようです。中古買取金額も4ドア型よりさらに一段階下がる印象を受けます。4ドアのケースと同様、やや古めでもカラーや形状などデザインが洗練されている製品であれば、意外に高い買取価格が成立する傾向があるようです。

2ドア型冷蔵庫は簡易的な用途でデザインされるケースが多く、新品価格も低めに設定される傾向にあります。しかし、それでも状態が良いものであればきちんとした中古の買取価格が付いているようです。