テレビが映らないとき6つのチェックポイント

引っ越し先でテレビが映らないなら、次の6つのポイントを順番に確認してください。
- コンセントや主電源は確認しましたか?
- B-CASカード・ACASは確認しましたか?
- アンテナと接続しましたか?
- 配線は正しく接続されていますか?
- アンテナの状態や契約状況を確認しましたか?
- チャンネル設定はおこないましたか?
これらを確認してもテレビが映らなければ、不動産管理会社や大家さん、テレビメーカー、ケーブルテレビ会社など、原因に応じた問い合わせ先へ相談してください。
1. コンセントや主電源は確認しましたか?

リモコンのボタンを押してもテレビが映らないときは、まずはコンセントにテレビの電源プラグが差さっているか、主電源が入っているかを確認してください。
テレビの電源プラグや主電源は、慌ただしい引っ越しの最中に抜けたり、オフになったりすることがあります。
電源プラグが中途半端に差さっていると、接触不良などの原因になるため、根元までしっかり差し込まれているか確認してください。
コンセントや主電源に問題がないのにテレビが映らないなら、ブレーカーが落ちたままになっている可能性もあります。
新居の分電盤も確認してみてください。
2. B-CASカード・ACASは確認しましたか?

コンセントや主電源に問題がないときは、B-CASカードを使用するテレビなら、カードが正しく差し込まれているか確認してください。
B-CASカードが差し込まれているのに映らないときは、一度カードを抜き、正しい向きを確認して差し直してみてください。B-CAS公式サイトでも、カードの抜き差しで症状が改善するケースが案内されています。
なお、近年のテレビにはB-CASカードではなく、ACASチップを内蔵している機種もあります。B-CASカードの差込口がないテレビでは、無理にカードを探す必要はありません。
B-CASカードを確認する際は、次の手順を参考にしてください。
- テレビの電源を切る
- 必要に応じて電源プラグを抜く
- B-CASカードを抜き、正しい向きを確認する
- B-CASカードを差し直す
- 電源プラグを差す
- テレビの電源を入れる
※カードの抜き差し時に電源を切る必要があるかどうかは、テレビによって異なります。詳しくは取扱説明書を確認してください。
B-CASカードを引っ越し時に紛失・破損した際は、B-CAS公式サイトから再発行を申し込めます。現在の再発行費用は、送料・消費税込みで2,310円です。
3. アンテナと接続しましたか?

B-CASカードなどに問題がないのにテレビが映らないなら、アンテナケーブルが接続されていない可能性があります。
地上デジタル放送を視聴する際は、壁の「アンテナ」端子とテレビの「地デジ入力」端子をアンテナケーブルで接続するのが基本です。
正しく接続されているのにテレビが映らないときは、ケーブルの端子が緩んでいないか、またはケーブル自体に破損や劣化がないかを確認してください。
BS・CSが視聴可能な物件
BS・CSが視聴できる物件では、壁にあるアンテナ端子の数によって接続方法が異なります。
壁のアンテナ端子が1つのとき
地デジとBS・CSの電波を1つの端子で受けているケースです。
テレビとの接続には、電波を地デジとBS・CSに分けるための分波器が必要になります。
- 壁の「アンテナ」端子と分波器をアンテナケーブルで接続
- 分波器の「地デジ出力」をテレビの「地デジ入力」に接続
- 分波器の「BS・CS出力」をテレビの「BS・CS入力」に接続
地デジ・BS・CSそれぞれの対応する端子同士が正しく接続されているか確認してください。
壁のアンテナ端子が2つのとき
地デジとBS・CSを別々の端子で引き込んでいる環境では、2本のアンテナケーブルを使ってテレビと接続します。
- 壁の「地デジアンテナ」端子とテレビの「地デジ入力」端子を接続
- 壁の「BS・CSアンテナ」端子とテレビの「BS・CS入力」端子を接続
地デジ同士、BS・CS同士を正しく接続できているか確認してください。
ケーブルテレビで視聴する物件
ケーブルテレビで視聴する物件では、セットトップボックス(STB)が設置されていることがあります。
STBを使用する際は、壁のアンテナ端子とSTB、STBとテレビが正しく接続されているか確認してください。
- STBの「ケーブル入力」と壁の「アンテナ」端子を接続
- STBの「ケーブル出力」とテレビの「地デジ入力」を接続
- STBの「HDMI出力」とテレビの「HDMI入力」をHDMIケーブルで接続
テレビ側でSTBを接続したHDMI入力に切り替えることも必要です。
テレビにHDMI入力端子が複数あるときは、実際に接続した端子番号を確認し「入力切替」でその番号を選択してください。
4. 配線は正しくなされていますか?

アンテナとの接続以外で少し複雑なのが、テレビを録画するためのレコーダーとの配線です。
レコーダーが正しく接続されていないと、テレビ放送を受信できないことがあります。
基本的には、壁のアンテナ端子からレコーダーを経由してテレビへアンテナ信号を送る形で接続します。
- 壁の「アンテナ」端子とレコーダーの「地デジ入力」端子を接続
- レコーダーの「地デジ出力」端子とテレビの「地デジ入力」端子を接続
- レコーダーの「HDMI出力」とテレビの「HDMI入力」を接続
1と2はアンテナケーブル、3はHDMIケーブルを使用します。
また、テレビ側でレコーダーを接続したHDMI入力を選択しているかも確認してください。
BS・CSが視聴可能な物件
BS・CSをレコーダー経由で視聴する際は、地デジだけでなくBS・CSのアンテナケーブルも接続します。
壁のアンテナ端子が1つの物件
壁の「アンテナ」端子が1つしかないときは、分波器で電波を地デジとBS・CSに分離し、レコーダーを経由してテレビへ信号を供給します。
- 分波器からの「地デジ出力」をレコーダーの「地デジ入力」に接続
- レコーダーの「地デジ出力」をテレビの「地デジ入力」に接続
- 分波器からの「BS・CS出力」をレコーダーの「BS・CS入力」に接続
- レコーダーの「BS・CS出力」をテレビの「BS・CS入力」に接続
- レコーダーの「HDMI出力」とテレビの「HDMI入力」を接続
壁のアンテナ端子が2つの物件
アンテナ端子が2つある物件では、地デジとBS・CSの電波はすでに分かれています。
地デジのアンテナ端子をレコーダーの「地デジ入力」に、BS・CSのアンテナ端子をレコーダーの「BS・CS入力」にアンテナケーブルで接続してください。
その後、レコーダーの各「出力」とテレビの対応する「入力」を接続します。
ケーブルテレビで視聴する物件
ケーブルテレビでテレビを視聴する物件では、STBとテレビの間にレコーダーを接続する方法があります。
- 壁の「アンテナ」端子とSTBの「ケーブル入力」を接続
- STBの「ケーブル出力」とレコーダーの「地デジ入力」を接続
- レコーダーの「地デジ出力」とテレビの「地デジ入力」を接続
- レコーダーの「HDMI出力」とテレビの「HDMI入力」を接続
1~3はアンテナケーブル、4はHDMIケーブルを使用します。
ただし、STBやレコーダーの機種によって接続方法が異なるため、各機器の取扱説明書も確認してください。
5. アンテナの状態や契約状況を確認しましたか?

正しく配線してもテレビが映らないなら、一戸建てではアンテナの状態、集合住宅では共用設備や契約状況などを確認してください。
引っ越し先が一戸建てのとき
新居が一戸建てであれば、地デジやBS・CSのアンテナが正常に機能しているかを確認します。
テレビには「アンテナレベル」「受信強度」などを確認できる機能があります。表示方法や基準値はメーカー・機種によって異なるため、詳しくはテレビの取扱説明書を確認してください。
(例:シャープ製テレビでは目安値60以上)
一般的な確認手順は以下の通りです。
- テレビのリモコンの「メニュー」や「ホーム」ボタンを押す
- 「設定」「テレビ放送設定」「放送受信設定」などを選択する
- 「アンテナ設定」や「アンテナレベル」を選択する
- 表示された受信強度を確認する
受信強度が低いときは、アンテナケーブルの接続を確認したうえで、改善しなければアンテナ業者などに相談してください。
賃貸住宅に住んでいるときは、不動産管理会社や大家さんへの相談が先です。
BS・CSだけ映らないケースでは、BS・CSアンテナが設置されていない、または受信設備に問題がある可能性もあります。物件の設備や契約内容を確認してください。
引っ越し先が集合住宅のとき
集合住宅では、建物の共用アンテナやテレビ設備を利用していることがあります。
他の部屋でもテレビが映らない状態であれば、建物側の設備に問題がある可能性が高いため、管理会社や大家さんへ相談してください。
また、BS・CSやケーブルテレビを利用する際は、視聴契約の有無やSTBの設置状況なども確認しておきます。
6. チャンネル設定はおこないましたか?

アンテナが正しく接続されているのにテレビが映らないときは、チャンネル設定を確認してください。
引っ越しによって居住地域が変わると受信できる中継局の周波数が異なるため、地域設定の変更とチャンネルスキャン(再設定)が必須となります。B-CASや各テレビメーカー(ソニー等)のサポートページでも、転居後の再設定が推奨されています。
メーカーによって操作方法は異なりますが、基本的には次のような流れです。
- リモコンの「メニュー」や「ホーム」ボタンを押す
- 「設定」「チャンネル設定」「デジタル放送受信設定」などを選択する
- 「自動チャンネル設定」「チャンネルスキャン」などを選択する
- 引っ越し先の地域を設定する
- 「初期スキャン」または「再スキャン」を実行する
ソニーでも、引っ越しなどで地域が変わった際は、地域設定をおこなったうえでチャンネルスキャンをするよう案内しています。
具体的な操作方法はテレビのメーカーや機種によって異なるため、取扱説明書やメーカー公式サイトを確認してください。
それでもテレビが映らないとき

ここまで確認してもテレビが映らなければ、不動産管理会社やテレビメーカー、ケーブルテレビ会社、引っ越し業者など、原因に応じた問い合わせ先へ相談してください。
スムーズに対処してもらうために、あらかじめ症状や確認した項目を切り分けた上で連絡することが大切です。
不動産会社などに問い合わせる
賃貸物件の共用アンテナやテレビ設備に問題がありそうなときは、ご自身で修理しようとせず、不動産管理会社や大家さんに相談してください。
契約内容にもよりますが、物件の設備としてテレビのアンテナなどが用意されており、入居者の故意・過失ではない故障であれば、管理会社や大家さん側で修理・対応してもらえる可能性があります。
勝手に工事業者を手配すると工事費用が全額自己負担になるおそれがあるため、まずは物件の管理会社や大家さんへ相談してください。
ケーブルテレビの会社に問い合わせる
新居でケーブルテレビを利用しているときは、ご契約中の事業者へお問い合わせください。
STBの操作・リセット方法や契約状況など、専用設備に関する問題を確認できます。
テレビのメーカーに問い合わせる
テレビ本体に原因がありそうなときは、メーカーのサポートセンターやチャット、問い合わせフォームなどを利用してください。
問い合わせる前に、テレビの裏側などに記載されているメーカー名や型番を確認しておくとスムーズです。
引っ越し業者に問い合わせる
引っ越し業者に問い合わせるのは、画面が割れている、筐体が破損しているなど、運搬中の破損が疑われるケースです。
補償の有無や範囲は、引っ越し業者との契約内容や約款によって異なります。運搬中の破損が疑われる際は、できるだけ早く業者へ連絡し、契約書や約款も確認してください。
まとめ

引っ越し後にテレビが映らない原因はさまざまですが、まずは次の6つを確認してみてください。
- コンセントや主電源
- B-CASカード・ACAS
- アンテナケーブル
- テレビ・レコーダー・STBの配線
- アンテナや共用設備、契約状況
- 地域設定・チャンネルスキャン
とくに、引っ越し直後はアンテナケーブルやHDMIケーブルなどの接続、テレビの地域設定・チャンネルスキャンを確認することが重要です。
すべてのケーブルが正しい入力・出力端子につながっているか、接続部分に緩みがないかも確認してください。
それでも改善しなければ、テレビ本体、アンテナ設備、集合住宅の共用設備などに原因がある可能性があります。原因に応じて、不動産管理会社や大家さん、ケーブルテレビ会社、テレビメーカーなどへ相談してください。
また、引っ越し先でテレビの大きさやデザインが部屋に合わないというケースもあります。
そんなときは、買い替えを検討する前に、ぜひ買取いちばんドットコムにご相談ください。
テレビやレコーダーなど、状態やメーカー、年式によって査定対象となるものがあります。引っ越しを機にテレビを手放したいときも、お気軽にご相談ください。
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