【より手軽でお得に!】いらなくなった家具・家電の捨て方10選を徹底解説!
皆さんは、引っ越しや大掃除によっていらなくなった家具や家電の処分をどのように行っていますか?
家具や家電の中でも、タンスやベッド、洗濯機や冷蔵庫など大きなものは外に運び出すだけでも一苦労ですよね。
自分で運び出さなくても一気に処分ができる方法があれば良いのに…そうお考えの方も多いはずです。実はある方法を使えば、一人暮らしの方やお年寄りの方でも、気軽に安心して不用品をまとめて捨てることができるのです。
今回は「いらなくなった家具や家電の捨て方」に焦点をあて、とにかく費用を抑える方法からまとめてスッキリできる方法まで徹底解説していきたいと思います。
私が監修致しました
買取いちばんスタッフの黒田です。引っ越しや大掃除で大変なことのひとつに、「不用品の処分」があります。大がかりな片付けをしたら思った以上にいらないものがあった…なんて経験、どなたも一度はありますよね。普段の燃やせるごみや燃やせないごみとは違い、大きな家具・家電の処分には手間や時間、場合によっては費用もかかります。ただでさえ荷造りや掃除でヘトヘトな上に、搬出で大変な思いをするのはできれば避けたいものです。もしも全部まとめて処分できる便利な方法があるとしたら、皆さんも知りたいと思いませんか?今回は、引っ越しや大掃除で出たいらない家具や家電の処分方法を解説していくと共に、忙しい方必見の”手軽でお得な処分方法”をご紹介したいと思います!
目次
まずはいらない家具・家電の状態をチェックしよう!
家具や家電など、何か処分したいものがある際は、はじめに「状態」を確かめましょう。
不要なものがあるとすぐに捨てる方法を考えてしまいがちですが、それでは少しもったいないかもしれません。
というのも、家具や家電の状態によっては再利用ができ、お得に処分できる場合もあるからです。
まずは「再利用できないもの」と「再利用できるもの」の基準や、考えられる処分方法について見ていきたいと思います。
「再利用できないもの」の基準
- 故障・破損しているもの
- 大きな傷や汚れが目立つもの
- 製造から5年以上経過しているもの(家電)
- 購入から10年以上経過しているもの(家具)
■ 再利用できない場合の処分方法
- 粗大ごみとして処分する
- 家電リサイクル法に従って処分する
- 引っ越し業者に引き取ってもらう
- 買い替え時に店舗に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に回収を依頼する
再利用できないものは残念ながら廃棄処分するしかありません。必要な費用を支払い、正しく処分しましょう。
「再利用できるもの」の基準
- 問題なく使用できるもの
- 傷や劣化が少ないもの
- 製造から5年以内のもの(家電)
- 購入から10年以内のもの(家具)
■ 再利用できる場合の処分方法
- 地元の情報掲示板を利用する
- 支援団体へ寄付する
- リサイクルショップに買取を依頼する
- ネットオークション・フリマアプリに出品する
- 不用品回収業者に買取を依頼する
再利用できるものは人へ譲ることも可能ですし、業者へ買い取ってもらうこともできます。
このように、いらない家具や家電がどのような状態かで処分方法の選択肢が変わってきます。まずは状態を確かめ、そこから処分方法を選択しましょう。
家具・家電が再利用できない場合の処分方法5つ
ここからは具体的な処分方法について解説していきたいと思います。
まずはその中の「再利用できないもの」の処分方法について詳しく見ていきましょう。
1.粗大ごみとして処分する
粗大ごみの一般的な定義は、「最大辺が30cm以上の家具や家電」とされており、椅子やテーブル、電子レンジといったものは粗大ごみとして捨てることになります。
以下に、名古屋市の場合の処分手順をご紹介いたします。
【粗大ごみを出す手順】
- ネットか電話で回収を依頼する(その際に処分料金が確定)
- 料金分の手数料納付券をスーパー・コンビニ・郵便局などで購入し処分する家具・家電に貼っておく
- 収集日当日の朝8時までに指定の場所に運び出して完了
家具や家電の分別および回収する手順は各自治体によって異なりますので、ホームページや窓口で必ずご確認ください。
ごみ処理センターへご自身で持ち込むことも可能
できるだけ早く処分したい場合、ご自身で自治体のごみ処理センターへ持ち込んで処分する方法もあります。
この場合は重さによって処分料金が決まることがほとんどなため、通常の粗大ごみ収集に出すよりもさらに安く済むかもしれません。
ただし、積み下ろしや運搬は自力で行わなくてはいけませんし、家具や家電が載るだけの車を用意する必要があります。
また、センターによっては持ち込みに予約が必要な場合や、本人確認が必要な場合、さらに受付時間が決まっていることもあるので事前にきちんと確認しておきましょう。
2.家電リサイクル法に従って処分する(一部の家電のみ該当)
家電の中には、「家電リサイクル法」に該当し、粗大ごみとして処分できないものもあります。
家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)とは?
家電リサイクル法とは、簡潔に言うと「ごみの減量と資源の有効活用のための法律」です。
2001年に施行されたこの法律で、下記4品目は消費者自身が処分費を負担することになりました。
- テレビ
- 冷蔵庫(冷凍庫含)
- 洗濯機(乾燥機含)
- エアコン
これらの品目は、家電リサイクル券を購入し、別途収集・運搬料を支払って処分する必要があります。
法律に基づいて処分するので、安心して手放せるのが最大のメリットです。
別ページにて家電リサイクル券の購入方法・使用方法について解説していますので、詳しくはそちらをご覧ください。
なお、家電リサイクル法を守らず不法投棄した場合は、個人の場合5年以下の懲役または1千万円以下の罰金が課されますので、ご自身の身を守るのはもちろん、自然環境のためにも不法投棄は絶対にしないでください。
3.引っ越し業者に引き取ってもらう
引っ越しの際に、いらない家具や家電を引っ越し業者から処分してもらう方法もあります。
引っ越しと同時に売れない家具も引き取ってもらえるので、引っ越し当日まで家具・家電を使用できるのが最大のメリットと言えます。
引っ越しまでの流れは業者によって違いがありますが、おおむね引っ越しの荷物の搬送と同時に、不用品もまとめてトラックに積み、必要な荷物だけを新居に運ぶ方法が一般的です。こちらは自分で大きな荷物を運び出す必要もないので、体力に自信がない方でも安心でしょう。
ただし、引っ越し業者よっては引き取り可能な品目が限られる場合や、そもそも引き取りを行なっていない業者もあります。別途引き取り費用がかかる場合がほとんどなので、あらかじめ確認の上でご依頼ください。
4.買い替え時に店舗に引き取ってもらう
古い家具や家電を処分するだけでなく新しく買い替えるのであれば、新しく購入する店舗で引き取ってもらうこともできます。
新しい家具・家電が届くと同時に古いものを回収してもらえるので、置き場所や時間のロスがないのは嬉しいポイントです。
しかし、基本的に処分だけでは受け付けていないところが多く、新しい家具・家電を購入する必要があるでしょう。
なお、店舗によっては回収費用や新しい家具・家電の配送費用として数千円程度かかる場合もあります。
また購入した数と同じ点数、同じ品目など、回収に際しての条件がある場合がほとんどで、「ついでにソファも処分してもらう」「シングルベッドを購入してダブルベッドを回収してもらう」ことなどは基本的にはできません。
5.不用品回収業者に回収を依頼する
いらない家具・家電を粗大ごみとして処分する場合、自力で指定の場所まで搬出するのは重労働ですし、前述した家電4品目のように自治体ではそもそも回収を行っていない場合もあるでしょう。
粗大ごみとして処分できない・自力で運び出せない…そんなときは不用品回収業者の出番です。
不用品回収業者に依頼するメリットは、以下のとおり。
- 自分の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれる
- 不用品回収・買取をすべてワンストップで行える
- 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる
- 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる
- 自分で運び出す必要がない
- ほかの不用品もまとめて処分してもらえる(まとめて処分する方がお得になる)
これだけ多くのメリットがあります。
気になる費用は?
とは言っても、やはり気になるのは「費用」ですよね。
通常、不用品回収業者へ依頼すると、
基本料金 + 回収費用 = 支払い料金
という料金形態になっていることが多く、基本料金相場が3,000円〜と家具・家電の回収費用相場が2,000円〜となっているので、
3,000円 + 2,000円 = 5,000円〜
この程度が妥当でしょう。
ほかの方法と比べると少し割高に感じるかもしれませんが、もちろん労力は一切かかりませんし、多少費用を払ってでも急いで不用品を処分したい方にはお勧めの方法と言えます。
また、まとめて不用品を処分する場合にはお得になる料金形態もあり、中には決められた大きさのトラックに積める分であれば金額は据え置きという太っ腹なプランもあります。
悪徳業者に要注意!
しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方で、中には悪徳業者もあるため注意が必要になります。
どういった点に気を付けるべきなのかというと、
- 「無料」を謳い文句にする。
- チラシ投函を積極的にしている。
- トラックで町を巡回している。
こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も少なくありません。
ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も法で裁かれるので、決して他人事ではないのです。
- 対応が丁寧
- 訪問見積もりに対応している
- 口コミが高評価
- 見積もり書が明解
- 値段交渉に応じてくれる
など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫です。信頼できる業者であれば、楽してお得に家具や家電を処分できるでしょう。
家具・家電の回収・買取依頼はこちらのページからしていただけます。”少しでも楽したい!お得にしたい!”という方はぜひ検討してみてくださいね。
家具・家電を再利用できる場合の処分方法5つ
続いて「再利用できる」家具や家電の処分方法についても見ていきましょう。
1.地元の情報掲示板を利用する
処分しようとしている家具や家電がまだ十分に使用できる状態の場合であれば、欲しがっている方を探して譲渡することもできます。
ジモティーのような地域の掲示板であれば、直接引き取りに来られる近隣の人を中心に相手を探せるので、梱包の手間も省け、比較的簡単に家具・家電を手放せるでしょう。
ただし、無償とは言え人に手渡すものである以上はマナーとして綺麗に手入れしておく必要はあります。また対人取引であるため、なんらかのトラブルに巻き込まれる可能性も視野に入れておくと安心かもしれません。
2.支援団体へ寄付する
ボランティア団体やNPO団体などへ寄付するのも、いらない家具や家電を処分する方法のひとつです。
発展途上国や被災地域への物資支援として物品募集をしている団体が世の中には数多くあります。
電化製品の場合は電圧の違いがあるためそのまま発展途上国に寄付することはあまり多くないのですが、寄付されたものをリサイクル・現金化し、そのお金を発展途上国への支援や活動資金などに活用しています。
基本的には送料はこちらで負担する形となり、ものによってはリサイクルにあたって製品の年式が指定されていることもあるので発送前によく確認しておきましょう。
弊社でも「ユースマイル」という世界の恵まれない人達に寄付する取り組みをしています。ご興味のある方はぜひ一度ご覧になってみてくださいね。
3.リサイクルショップに買取を依頼する
買取と言えば「リサイクルショップ」と思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
リサイクルショップではさまざまなジャンルを取り扱っているため、家具や家電ももちろん買い取ってもらえるでしょう。「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」を利用できるのも魅力のひとつですね。
しかし数多くのジャンルを幅広く取り扱う便利なお店である一方で、その分専門性に欠けるというデメリットがあります。本来なら価値のあるものでも、相場の半分以下の値段で査定されてしまうこともあるのです。
また、買取できないものの場合、引き取り不可になってしまうことも考えられます。その場合は別の処分方法を検討し直す必要が出てくるため注意しましょう。
4.ネットオークション・フリマアプリへ出品する
ネットオークションやフリマアプリの大きなメリットは、多少傷があるものや型が古くても、有名メーカーのものや性能が優れたものなら売れる点と、自分の好きな価格で売れる点でしょう。
【ネットオークション・フリマアプリに出品する手順】
- 事前に家具・家電の相場を調べた上で、販売価格を決定する
- 購入からどれくらい経過・使用しているのか、商品説明を分かりやすく書く
- 家具・家電の商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
- 自宅からの運び出しと発送手続き
- 購入者とのやり取り
業者には買い取ってもらえないようなものでも売れる可能性があるのは嬉しいですが、いつ売れるの分からないため売れるまではいらない家具や家電を保管し続ける必要があります。
また、配送料はこちらが負担するのが一般的です。出品時に送料込みの価格を設定しておかないと、せっかく高額で売却できても送料でマイナスに…なんてことも考えられます。
さらに、商品に傷や汚れがついてはトラブルに発展し兼ねませんから、配送時の破損などを防ぐために梱包を厳重に行う必要もあり、出品から発送まで自分ひとりで行うにはそれなりの労力がいるかもしれません。本来ならお得な売却方法のひとつですが、売却方法の中では唯一手間やご自身の労力がかかる方法でもあります。
5.不用品回収業者に買取を依頼する
先程も登場した不用品回収業者ですが、「不用品回収業者」と聞くと、単にいらないものをまとめて処分してくれる便利な業者と思われる方が多いのかもしれません。しかし、その認識は少し間違っています。
実は不用品回収業者の中には、「買取」により力を入れ、各ジャンルの専門知識を持った査定士が常駐している業者もあるのです。そんな不用品回収業者に依頼すれば、家具・家電も価値を分かった上でしっかり査定してもらえますし、個数制限はなくまとめて一気に処分することも可能です。
もちろん「出張買取」もできますし、不用品回収業者は作業をすべてお任せできる業者なので、自宅にいながら査定・買取・搬出まで、依頼主が何かする必要はありません。
これまで数多くの不用品を回収してきたスキルがありますので、例えばソファやベッドなど、大型の家具を処分してもらいたい場合も、家財を傷つけることなく安心して回収することが可能です。
弊社買取いちばんドットコムでも家具や家電を含め、さまざまなジャンルの製品の買取を行っています。
価格相場や人気ブランドは以下のボタンからご覧いただけますので、気になる方はご参照ください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、引っ越しや大掃除でいらなくなった家具や家電の捨て方について詳しく解説してまいりました。
まずは家具・家電の状態を確認し、「再利用できないもの」「再利用できるもの」に分類することから始めましょう。
再利用できる=家具・家電の状態が良好ということなので、ただ処分してしまうのは少しもったいないですよね。売れるものは売り、売れないものは適切な方法で処分してください。
以下の表に今回ご紹介した方法をまとめましたので、最後に確認していきましょう。
処分方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
粗大ごみとして処分する | ・費用が安い | ・処分までに時間がかかる ・自分で搬出、搬入する必要がある ・対応していない品目がある ・個数制限が設けられている場合がある |
家電リサイクル法に従って処分する | ・法律に基づいて処分できるため安心できる | ・リサイクル料金と収集運搬費用が別途かかる ・利用する業者によって収集運搬費用が異なる |
引っ越し業者に引き取ってもらう | ・引っ越し当日まで家具や家電を使うことができる | ・引き取りが可能な業者が少ない ・対応できる品目に限りがある ・引き取りには別途費用がかかる |
買い替え時に店舗に引き取ってもらう | ・処分と同時に新しいものが届けられるため手間がかからない | ・利用する店舗によって、利用できる条件や費用が異なる ・処分だけの利用はできない店舗が多い |
地元の情報掲示板を利用する | ・直接手渡しできるため、梱包の必要がない ・相手が近隣なら近くまで引き取りに来てもらえる | ・知らない人とのやり取りになるため、状況によってはトラブルになる可能性がある |
支援団体へ寄付する | ・資源を無駄にしないで済む ・社会貢献ができる | ・遠方の団体であった場合は配送料はこちら持ちになる |
リサイクルショップに買取を依頼する | ・さまざまなジャンルを買い取ってもらえる ・自宅まで買取に来てもらえる | ・低い査定額で買い取られやすい ・買取不可のものは引き取ってもらえない場合がある |
ネットオークション・フリマアプリに出品する | ・買取業者で断られてしまったものでも売れる可能性がある ・自分で好きな価格に設定できる | ・出品から発送まですべて自分自身でやらなければならない ・売れるまでは家具や家電を補完し続ける必要がある |
不用品回収業者に依頼する (※ 回収と買取をまとめて記載) | ・こちらの都合に合わせて屋内まで回収に来てもらえる ・まとめて依頼することで費用を抑えられる ・自治体で収集できないものまで回収できる ・さまざまなジャンルを買い取ってもらえる ・自宅まで買取に来てもらえる | ・他と比較して費用が高め ・業者によって費用が異なる ・悪徳業者に注意 |
見ていただくと分かるとおり、どの方法にもメリットとデメリットがあります。費用を抑える場合は手間や時間がかかりますし、反対に時間や手間を抑える場合は費用がかさんでしまいます。
どれが良い・悪いということではなく、無理なく利用できる方法を選ぶことがもっとも大切です。
処分しなければならない期日と照らし合わせながら、ご自身にとってどの処分方法があっているのかしっかりと見極めましょう!
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