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古い家具は買取可能?売れる家具と売れない家具の違い・処分方法も解説

■投稿日 2017年10月27日
■更新日 2025年8月22日
和家具
引っ越しや実家の片付けなどで出てきた古い家具。

年代を重ねるうちに傷んでしまったり使用感がでてきたりするため「もう使えないだろう」と判断して処分することも多いですよね。

しかし実は古い家具の中には「ブランド家具」や「アンティーク家具」として高値で取引されるものも存在しています。

古いからと安易に判断して、価値が高いものを誤って捨ててしまわないよう注意しなければなりません。 

とはいえ家具に詳しくないと「どれが買い取ってもらえるの?」「傷があるけど大丈夫?」など不安を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では「古い家具は本当に買取してもらえるのか?」という疑問にお答えしながら、高く売れる家具の特徴や買取方法、注意点まで詳しく解説します。

お手元の古い家具を捨ててしまう前に、ぜひ一度チェックしてみてください。

目次

「高く売れる」古い家具ってどんなもの?

ヴィンテージチェスト

古い家具の売却について冒頭でお伝えしましたが、もちろんどんなものでも買取対象になる、というわけではありません。

ここではまず、古くても価値が認められやすい家具の特徴について確認していきましょう。

国内ブランド家具

国内の有名家具メーカーが手掛けるブランド家具は、良質な木材や独自の技術を用いて製造されており、耐久性と使い心地に優れているのが特徴です。

年月が経っても劣化しにくいため、中古市場でも安定した需要を誇っています。

代表的な国内ブランドは以下の通りです。

  • カリモク家具
  • 天童木工
  • 飛騨産業
  • 秋田木工
  • マルニ木工
  • 浜本工芸
  • 小島工芸
  • 高野木工
  • 日進木工
  • ナガノインテリア など

上記のような国内ブランド家具の廃盤モデルやシリーズ家具はコレクターからの需要も高く、査定額が大きく跳ね上がるケースもあります。

売却前には、お手元の家具のブランド・シリーズを確認し、買取相場を確認しておくのがおすすめです。

輸入家具・海外ブランド家具

イタリアや北欧をはじめとする海外ブランド家具は、独創的なデザインや高い芸術性が魅力。

新品価格が高額なこともあり、多少の使用感があっても高値で取引されるケースが多いです。

状態が良いもの、付属品完備の品はさらに高額買取の可能性もあります。

代表的なブランド例

  • Cassina(カッシーナ)
  • Arflex(アルフレックス)
  • Herman Miller(ハーマンミラー)
  • Knoll(ノル)
  • Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)
  • Ligne Roset(リーン・ロゼ)
  • Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)
  • B&B Italia(ビーアンドビー イタリア)
  • Vitra(ヴィトラ)
  • Molteni&C(モルテーニ) など

海外ブランドの家具は全体的にサイズが大きく重量もあるため、搬出や輸送コストがネックになりがちです。

そんなときは海外ブランド家具の取扱実績が豊富な買取業者を利用するといいでしょう。

正しい価値を見極めてもらえるだけでなく、搬出の負担も軽減できるので安心です。

アンティーク・ヴィンテージ家具

製造から100年以上経過した家具は「アンティーク」、それよりも新しいもののレトロな趣のある家具は「ヴィンテージ」と呼ばれています。

経年による風合いや現代の家具にはないデザインが魅力で、インテリア好きの間では需要が根強いジャンルです。

人気のアンティーク・ヴィンテージ家具の例

  • ライティングビューロー
  • ガラスキャビネット
  • ロールトップデスク
  • サイドボード
  • ドレッサー(鏡台)
  • アームチェア
  • カフェテーブル など

アンティーク・ヴィンテージ家具は年代や状態によって評価が大きく異なり、査定が難しいジャンルでもあります。

そのため、知識豊富な専門店に査定を依頼するのがおすすめです。

「古いから」と安易に判断せず、一度買取に出してみてください。

民芸家具や和箪笥

洋風の家具だけでなく、日本の伝統的な職人技が活かされた民芸家具や和箪笥も買取対象です。

高価買取が期待できる民芸家具・和箪笥

  • 岩谷堂箪笥
  • 仙台箪笥
  • 庄内箪笥
  • 会津箪笥
  • 加茂箪笥
  • 大阪唐木指物
  • 松本民芸家具
  • 北海道民芸家具 など

古い和家具を現代の住空間に合うようリメイクして使う人も増加しているため、多少の傷や使用感があるものでも買い手が見つかる可能性があります。

和家具買取専門店に査定を依頼するのはもちろん、フリマアプリ・ネットオークションで買い手を探すのもおすすめです。

レトロ家具

明治、大正、昭和などの時代を彷彿とさせるデザインの「レトロ家具」は、単なる古道具としてではなく、インテリアのアクセントやリメイク素材として人気があります。

レトロ家具の例

  • ちゃぶ台(折りたたみ式円卓)
  • すりガラス扉付きの食器棚
  • 木製の学習机・椅子
  • 籐椅子(ラタンチェア)
  • ロッキングチェア
  • カラフルなメラミン天板のダイニングテーブル
  • モザイクガラス入りの収納棚 など

若い世代を中心にレトロブームが続いていることもあり、状態が良いものや希少なシリーズには思いがけない高値がつくことも。

「流行遅れ」「デザインが古い」と感じる家具でも、処分する前に一度査定に出してみると、意外な価値が見つかるかもしれません。

買取対象にならないケースは?

壊れた椅子

ここまで紹介してきたような家具でも、以下のようなケースでは買取を断られることもあります。

  • 劣化や破損が著しい
  • 需要がない家具
  • リメイク後の家具
  • 付属品が欠けている家具
  • 量販家具

具体的な内容について、詳しく見ていきましょう。

劣化や破損が著しい家具

脚のがたつきや構造の歪み、表面材の大きな剝がれや深い傷がある家具は「使用面で不安が残る」と判断され、買取不可になる可能性があります。

そのほか異臭が染みついた家具や、タバコのにおい・ペットの毛が入り込んだ布張り家具も、衛生面の懸念から買取対象外とされるケースが多いです。

状態が悪いものは、大幅な減額か買取不可になると思っておいたほうがよいでしょう。

ただし軽度の汚れやほこりであれば、事前清掃で改善できる場合もあります。

査定前には家具の状態を良く確認し、必要に応じたケアを行うことが大切です。

需要が低い家具

中古市場で需要が低い家具は、状態が良くても買取対象外になってしまう可能性があります。

  • 流行から外れたデザイン
  • 大きすぎて置き場所を選ぶ家具(例:婚礼家具、大型食器棚)
  • 特殊な用途の家具(例:学習机、ミシン台)

ただし、買取店で売却できなくても、個人間取引で需要が見込める場合もあります。

買取店で断られたからといってあきらめず、さまざまな販路を検討してみてください。

リメイク後の家具

塗装や色の変更、部材の交換、装飾追加などのリメイクを施した家具は、見た目が美しくても「オリジナルの状態から改変されている」と判断され、評価が下がってしまいます。

高額査定を狙うなら、オリジナルの状態を保つことが重要です。

付属品が欠けている家具

組立に必要な部品や金具、専用のガラス天板、クッション、引き出しの取っ手などの付属品が欠けている家具も「使用に支障がある」と判断される可能性があります。

特にブランド家具やデザイナーズ家具では、正規の付属品が揃っていることが買取条件となることも多いため、不足があるだけで大幅に減額されてしまうケースも珍しくありません。

売却前には、ネジや留め具など細かなパーツも含め、可能な限り揃えておくことが大切です。

量販家具

ニトリ、IKEA、無印良品といった量販家具は流通量が多く、中古市場での希少性が低いため、高額査定が期待しにくいジャンルです。年数が経過した家具は、なおさら買取が難しくなるでしょう。

とはいえ、すでに廃盤となった人気モデルや、ほぼ未使用に近い状態の家具であれば、買い手が見つかる可能性もあります。

売却を検討する際は、家具専門のリユースショップや、地元ユーザーが多いフリマアプリなど、量販家具の取引に強い販路を選ぶのがおすすめです。

古い家具を売る方法

貯金箱と財布とお金

お家にある古い家具が価値あるものなら、買取に出してみるのがおすすめです。

とはいえいざ売りに出そうとした際「家具が重くて運び出せない」「どんな手放し方があるかわからない」と困ることもあるでしょう。

そこでここからは、古い家具を売却する方法や手順を詳しく見ていきます。

家具の状態や希望に合った方法を見つけてみてください。

リサイクルショップに売る

古い家具はリサイクルショップで売却できます。

出張買取を行っているショップであれば、自宅までスタッフが来て搬出・回収してくれるため、大型家具でも手間をかけずに売却できるでしょう。

ただし、リサイクルショップは多ジャンルのものを取り扱う性質上、どうしても査定額が専門店より低くなりがち、というデメリットがあります。

その場合、価値ある品をタダ同然で買い取られてしまったり、買取対象外にされてしまったりする可能性もあるため注意してください。

「どうしてもリサイクルショップで売りたい」「買取額は気にしない」という場合でなければ、専門店やフリマアプリ・ネットオークションの利用を検討するのをおすすめします。

家具買取専門店に売却する

家具買取専門店なら、ブランドや製造年、デザイナー、素材など、一般的なリサイクルショップでは評価されにくいポイントもしっかり査定に反映してくれます。

海外ブランド家具や廃盤モデルなど、市場価値が高い品は特に高額査定が期待できるでしょう。

出張買取に対応している店舗も多く、その場合は大型家具でも搬出や運搬の負担がないのもメリットです。

ただし店舗ごとに家具の評価基準が異なるため、同じ家具でも査定額に大きな差が出ることがあります。そのため業者選びは慎重に行わなければなりません。

納得できる金額で売却するためにも、複数のお店に査定を依頼し金額を比較するのがおすすめです。

フリマアプリ・オークションに出品する

買取店で買取を断られてしまった家具でも、フリマアプリ・ネットオークションなら売れる可能性があります。

自分で価格を設定できるため、買取店での査定額に納得がいかなかった人にもおすすめです。

登録は無料なので、一度どんなものが出品されているか確認してみてはいかがでしょうか。

代表的なサービスと特徴

サービス特徴
メルカリ利用者数が非常に多く、家具の売買も活発。梱包・発送たのメル便に対応
Yahoo!オークション(ヤフオク!)オークション形式。入札競争になれば高額落札も期待できる
ラクマ販売手数料が安い。コストを抑えて出品可能
モバオク月額制で手数料が安定。出品数に制限がなく、出品しやすい
Yahoo!フリマYahoo!系列のフリマアプリ。PayPay連携で支払いがスムーズ。Yahoo!フリマおまかせ配送に対応

売却の選択肢が広がるのが魅力のフリマアプリ・ネットオークションですが、大型家具は送料が高額になるうえ、梱包や搬出の手間もかかる点に注意が必要です。

梱包や発送が難しい場合は、スタッフが自宅まで梱包・集荷に来てくれる「梱包・発送たのメル便」や「Yahoo!フリマおまかせ配送」などのサービスも利用できます。

ただし、手数料や送料はそのぶん高額になるため慎重に利用しましょう。

出品の際は、送料や手数料の負担を確認したうえで販売金額を設定しておくと安心です。

古い家具を高く売るためのコツ

ポイント

ここでは、買取価格を少しでも上げるために意識したい具体的なポイントを紹介します。

事前に簡易クリーニングしておく

中古買取では見た目の印象が重要です。少しでも高く売りたいなら、事前クリーニングを忘れないようにしましょう。

クリーニングのポイント

  • 木製家具:やわらかい布で乾拭きし、細かい溝はブラシでホコリを除去。必要に応じて木工用ワックスを使用する
  • 布張りソファや椅子:掃除機でホコリを吸い取り、シミは中性洗剤を薄めて軽く拭き取る
  • 革張り家具:専用クリーナーや保湿クリームで表面を整える
  • ガラス部分:ガラスクリーナーで拭き跡が残らないよう仕上げる

ただし、きれいにしたいからと無理に汚れを落とそうとすると、家具の色落ちや破損につながるおそれがあるため注意が必要です。

取扱説明書やメーカーホームページに書かれたお手入れ方法を参考に、できる範囲でお手入れを行いましょう。

複数の業者に査定を依頼する

同じ家具でも、業者によって査定額に大きな差が出ることがあります。

家具買取専門店、総合リサイクルショップ、ネット完結型の宅配買取など、複数の選択肢から見積もりを取り、価格や条件を比較しましょう。

価格だけでなく、引取方法や対応の丁寧さも判断材料に加えると、納得できる売却先を見つけやすくなります。

ブランド・シリーズ名・購入時期を把握する

「いつ買ったかわからない」「シリーズ名を知らない」ままで家具を査定に出すと、誤った評価や価格をつけられても気づけません。

「実際より低い価格で買い取られていたと後でわかった」なんてケースもあるため注意が必要です。

昔の家具は情報をたどるのが難しいこともありますが、売却前に手元の資料やラベルを確認し、わかる範囲で整理しておきましょう。

事前にチェックするポイント

  • ブランド名:カリモク家具、天童木工、Cassina(カッシーナ)など
  • シリーズ名:例:カリモク「ドマーニ」、飛騨産業「森のことば」など
  • 購入時期:購入年やおおよその年代
  • 証明書・タグ:保証書、カタログ、ラベルなど

まとめて売る

単品では需要が低い家具でも、まとめて出すことで「セット品」として価値がつく場合もあります。

例えば、ダイニングテーブルとチェアのセット、同じメーカーの収納家具やソファを一緒に査定に出すと高評価につながりやすいです。

家具以外の照明器具やインテリア雑貨を同時に依頼することで、さらに査定額が上がる場合もあります。

「一点ずつ売るのは面倒」「できるだけ高く売りたい」なら、ぜひまとめ売りを検討してください。

売れなかった古い家具はどうする?

実家じまいのイメージ

売れなかった家具はごみとして廃棄する以外に、寄付・譲渡といった方法でも処分できます。

手順や注意点を詳しく確認していきましょう。

粗大ごみとして捨てる

売れなかった家具は、自治体の粗大ごみとして処分可能です。

処分の基本的な流れ

  1. 自治体の窓口やウェブサイトで粗大ごみ回収を申し込む
  2. コンビニや郵便局で「粗大ごみ処理券」を購入
  3. 処理券に必要事項を記入する
  4. 家具に処理券を貼り、指定日に自宅前や指定場所に出す

料金の目安は、椅子や小型家具で数百円、タンスやベッドなど大型家具では数千円程度となっています。

搬出は基本的に自分で行う必要があるため、重量のある家具の場合は人手を確保しておくと安心です。

自治体によってはクリーンセンター(ごみ処理施設)へ家具を直接持ち込みできるケースもあります。

費用を抑えたい場合や回収日を待てない場合は、自己搬入を検討するとよいでしょう。

解体して普通ごみとして捨てる

家具は粗大ごみ扱いとなるのが一般的ですが、解体して小さくし、普通ごみとして処分するという方法もあります。

自治体によって基準は異なりますが、多くの場合「一辺が30cm以下」「45リットル袋に入るサイズ」などが目安となっているので、そのサイズ以下に解体しましょう。

解体処分のポイント

  • 工具を準備:ドライバー、レンチ、のこぎりなど
  • 素材ごとに分別:木材、金属、ガラス、プラスチックなど
  • 指定袋に入れる:可燃ごみ、不燃ごみなど、自治体ルールに従って袋詰め
  • 注意点:ガラスや金属はケガ防止のため新聞紙や布で包む

家具を解体できれば処分費用を抑えられますが、そのぶん時間と労力がかかるのがデメリットです。

そのほか、作業中のケガや騒音によるクレームの恐れもあります。

作業が難しいなら無理せず、そのまま粗大ごみに出すか、不用品回収業者の利用を検討しましょう。

譲渡・寄付する

まだ使用できる家具なら、譲渡や寄付という選択肢もあります。

主な譲渡・寄付の方法

  • 知人・友人に譲る
  • 地域の掲示板やアプリを利用
  • 児童福祉施設やリサイクル団体、NPO法人などに寄付
  • 自治体のリユース事業に寄付

不要になった家具を廃棄せずに有効活用でき、環境にも優しい処分方法です。

ただし、譲渡・寄付できるのは状態良好で問題なく使用できる家具に限られます。

汚損や破損がある家具を渡すとトラブルにつながる恐れがあるため、事前の状態・動作確認はしっかり行っておきましょう。

不用品回収業者に依頼する

自分で家から運び出すのが難しい場合や、ほかの不用品もまとめて処分したいときに便利なのが、不用品回収業者への依頼です。

不用品回収業者の依頼手順

  1. 口コミやホームページを確認し、信頼できる業者を選ぶ
  2. 業者に連絡し、希望日時を伝えて訪問日を調整する
  3. 訪問見積もりで料金や回収内容を事前に確認する
  4. 内容に納得できたら正式に回収を依頼する
  5. スタッフが自宅まで来て、家具を搬出・回収する
  6. 料金を支払う
  7. 領収書やリサイクル券を受け取る

電話一本で自宅まで来てもらえるため、大型で重いタンスやソファでも手間なく片付けられます。高齢者や一人暮らしの方にも利用しやすい方法です。

即日対応を行う業者も多いため、引っ越しや部屋の片付け期限が迫っている場合にも役立ちます。

ただし、手間がなく処分まで早いぶん、費用はほかの処分方法より高くなる傾向があります。

その場合は、まだ使える家具や不用品を買い取ってもらい、処分費用を抑えるのがおすすめです。

コストが気になる場合は、ぜひ「買取併用型」の業者を選んでみてください。

古い家具を売る際の注意点

注意

最後に、古い家具を処分する際の注意点を紹介します。

トラブルを避けるためにも、処分前には一度目を通してみてください。

引き出しの中をチェックしてから処分を

キャビネット、書棚などには、過去の書類や手紙、写真、通帳や現金などが残っていることがあります。

これらがそのまま第三者の手に渡ると、思わぬトラブルにつながることも。

処分前には必ず中身を点検し、不要な書類はシュレッダーや細断処理をしてから廃棄しましょう。

運搬費・出張費の有無を確認する

大型家具や重量のある家具をスタッフが運び出してくれる出張買取や運搬サービスは便利な手段ですが、利用時に運搬費・出張費などの追加料金がかかる場合があります。

そのほか注意したい費用の例

  • 階段料金
  • 吊り下げ料/クレーン作業料
  • 分解・解体費
  • 深夜・早朝料金
  • 即日対応費

こうした費用が加算されると、せっかく家具が高く売れても最終的に手元に残る金額が少なくなってしまう可能性も。

損を防ぐためにも、契約前に運搬や搬出に関する条件、追加料金の有無については忘れずに確認しておくようにしましょう。

時間があれば、複数の業者から見積もりを取って費用を比較しておくと安心です。

悪質業者に注意

重い家具を持ち運べないときや、すぐに処分したい場合に便利な不用品回収業者ですが、中には引き取った不用品を不法投棄したり見積もりに無かった高額な追加費用を請求してきたりするような悪質な業者も存在しています。

「費用が安いから」「家まで来てくれたから」というだけで業者を選ぶのは危険です。

以下のポイントを確認してから依頼するようにしましょう。

  • 一般廃棄物収集運搬業や古物商などの許可を持っているか
  • 見積りを事前に提示し、内訳や追加費用が明確か
  • 契約書や領収書をきちんと発行してくれるか
  • 会社の所在地や連絡先が明記されているか
  • スタッフの対応が丁寧で強引な勧誘がないか
  • 口コミやSNSでの評判を確認する
  • 相場に見合った料金設定かどうか
  • 回収品の処分方法について説明があるか

依頼の前には、2~3社から見積もりを取って内容を比較する「相見積もり」もおすすめです。

悪質な業者を見分けやすくなるのはもちろん、サービス内容が充実している業者や費用が安い業者を選ぶのにも役立ちます。

▼買取のトラブルについてはこちらの記事もどうぞ

まとめ

和家具

家の中で見慣れてしまった古い家具でも、デザイン性やブランド、希少価値によっては十分な査定額がつくことがあります。

「古い=売れない」と決めつける前に、一度専門業者へ相談してみるのがおすすめです。

買取いちばんドットコム」では、収納家具やリビング家具など、幅広い種類の家具を買取対象としています。

新しい家具はもちろん、古い家具も一点一点丁寧に査定いたしますので、安心してご依頼ください。

もし持ち運びできない家具や、ほかにも買い取ってもらいたいものがあるなら出張買取もご利用いただけます。

利用時の出張費や手数料は無料となっておりますので「費用が気になる」「査定だけ受けてみたい」方にも安心です。お気軽にご相談ください。

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監修者

黒田 真一
買取いちばんスタッフ黒田です。一般的に新しい品ほど高く評価される中古買取ですが「見た目が古い=価値がない」とは限りません。実際の買取現場では、処分予定だった家具の中から思いがけない高い価値のものが見つかることもあります。古いから、傷があるからと捨ててしまうのはもったいないかもしれません。手放そうとしている家具があるなら、捨てる前に一度その価値を確かめてみることをおすすめします。
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