不用になったシーリングライトの捨て方とは?処分以外のお得な再利用方法も解説します


天井から吊り下げるタイプの照明にとって代わり、天井に張り付くようなかたちのシーリングライトが人気です。
近頃はLEDが普及したことによって、以前より格段に使用期間は長くなっています。
それでもいつかは電球の寿命が切れ、また引っ越しや模様替えなどのタイミングなどでもシーリングライトを処分する日はやってきます。
そんなときに、照明器具の正しい捨て方を知っておくと便利です。
シーリングライトは意外と大きいですし、様々な素材が組み合わさってできているので捨て方も難しいの?と思ってしまいがちですが、そんなことはありません。
今回はシーリングライトの捨て方についていくつか方法をまとめてみました。わかりやすく解説していますので、ぜひご活用ください!

私が監修致しました

不用になったシーリングライトの捨て方とは?処分以外のお得な再利用方法も解説します監修者
寺坂 健吾

買取いちばんスタッフの寺坂です。 電球が切れて交換したことはどなたも経験があると思いますが、照明器具を処分したことがある方はまだそんなに多くないのではないでしょうか。 お部屋を明るく照らすシーリングライトが人気ですが、正しい捨て方をまだご存じない方はこれからいつかは処分する機会が訪れるはずです。 是非今回の記事で捨て方を覚えておきましょう!

シーリングライトとは?

メインの照明器具として最近主流になってきているのが「シーリングライト」です。
従来の天井からぶら下げるタイプのライトとは異なり、天井に直接張り付く形で設置された照明器具を指します。
円や四角のシンプルな盤状をしているものが多く、インテリアのテイストを邪魔せずにお部屋の広い範囲を照らすことができる照明として人気です。

シーリングライトの種類

シーリング(天井)ライトには、様々なバリエーションがあります。

  • 円形や四角形の盤状で、白いカバーがついたもの
  • 棒状の蛍光灯を数本配置したもの
  • バーにスポットライトを複数付けたもの
  • 数個の電球を組み合わせたシャンデリアタイプ
  • シーリングファンが付いたもの

シーリングライトに使われている素材

シーリングライトはいくつかの素材を複数組み合わせて作られています。

  • 金属(照明器具本体)
  • プラスチック(アクリル、塩ビのカバー)
  • ガラス(傘の部分や飾りなど)
  • 木(枠の一部やファンの羽根)

電灯と付属品

シーリングライトのには、主にLED・蛍光灯・白熱灯が用いられています。
形はそれぞれ、円形や棒状の直管型と呼ばれるものと、電球型というものがあります。
蛍光灯には点灯させるためのスターターとして、グローランプと呼ばれるものがついていることもありますね。
従来の照明のようにひもがぶら下がっておりひもを引っ張ってスイッチを操作するものもありますが、リモコンで操作するタイプのシーリングライトにはリモコンと、リモコンを壁に付けておくためのリモコンラックが付属していることもあるでしょう。

シーリングライトの捨て方

それではいよいよシーリングライトの捨て方についてひとつひとつ見ていきましょう。

①自治体のごみに出して捨てる

ごみとして自治体に回収してもらうためには、まず分別の方法を確認しましょう。

粗大ごみか不燃ごみとして廃棄することになりますが、だいたいの自治体では一辺が30㎝を超えるものは粗大ごみとなります。シーリングライトはたいてい粗大ごみとして処分することになりそうです。
まずはお住いの自治体のルールを確認しましょう。

粗大ごみに出す

では実際に粗大ごみとしてシーリングライトを捨てる方法です。
手順としてはほかの不用品を粗大ごみに出すときと同じで、

  1. 電話かインターネットで粗大ごみ受付センターへ回収を依頼(処分にかかる金額を確認)
  2. 金額分の手数料納付券をスーパーやコンビニ、郵便局で購入
  3. 納付券に必要事項を記入し、処分するシーリングライトに貼り付けておく
  4. 指定の収集日当日に、指定された回収場所へ出す

という流れになります。
事前に準備しておくことも多いうえに回収日まで捨てられないという手間は多少ありますが、処分にかかる費用が数百円と安く、自治体で確実に処分してもらえるため安心というメリットがあります。

粗大ごみとしてシーリングライトを捨てる場合は、カバーはつけたままでOKです。電球や蛍光管、グローライトは外しておきましょう。

自治体の規定によって、シーリングライト本体が燃えないごみなのか、粗大ごみになるのか確認しましょう。
電球・蛍光管・リモコン・電池は燃えないごみ、または危険ごみに出します。

不燃ごみで捨てる

電球・蛍光管・リモコンや電池は不燃ごみか危険ごみとして出しますが、自治体の規定によってはサイズの小さなシーリングライト本体も宇年ごみとして処分することができます。

本体を燃えないごみで捨てるときには、プラスチック製のカバーなど金属以外のパーツと、金属でできた本体とで分けて出すようにしましょう。

電球・蛍光灯は処分の際に割れないように注意

電球や蛍光灯はシーリングライト本体から取り外して処分することになりますが、電球を購入したときについてきた紙のカバーをつけて、電球を保護した状態でごみに出すようにしましょう。
もしカバーを処分してしまっている場合は、緩衝材や紙袋などで覆うと割れにくくなります。
万一落としたりぶつけたりして割れてしまってもいいように、さらに上から袋に入れておくと安心です。

蛍光灯には危険な物質が含まれている

リビングなどで使われる円形の蛍光灯には約5~15㎎程の水銀が使用されており、それほど多い量ではないですが破損してしまうと危険です。

お部屋の中で蛍光灯が割れてしまったときはガラスが飛び散りやすく、一緒に危険な水銀も飛散してしまう恐れもあります。お子様やペットがいる場合はその部屋に近づけないようにし、換気をしっかりと行いながら破片を集めるようにしてください。
掃除機を使うなら紙パック式のものが望ましいです。排気は吸い込まないように注意してください。

②シーリングライトを買い換えるときにお店に引き取ってもらう

もし処分だけでなくシーリングライトを新しく買い替えるのであれば、新しいシーリングライトを購入したお店で古いものを引き取ってくれるかもしれません。
ネット通販では受け付けておらず持ち込みのみ、など店舗によっていくつか条件はありますが、無料か非常に安価で処分できるためいい方法と言えるでしょう。

また店舗によってはリサイクルボックスを設置していて、そこに入るサイズであれば無料でシーリングライトを回収してくれることもありますので近くに家電量販店がある場合は確認してみるとよいでしょう。

③リサイクルショップやメルカリなどで買い取ってもらう

まだまだ使える状態のシーリングライトであれば、リサイクルショップや中古家具・家電の専門店で買い取ってもらえる可能性もあります。
費用を払って処分することなく、逆にお金が手に入るというお得な方法です。

近くに店舗がなかったり、持ち込めないというときにはヤフオクやメルカリなどのオークションサイトやフリマアプリで出品してみるという手もあります。
出品してから買い手がつくまでに時間がかかることがあるので、すぐに処分したい!という方には不向きですが出品者が設定した金額で落札されるため確実に収入にはなります。

またジモティーなど地域の掲示板を使って、近隣でシーリングライトを欲しがっている人がいればその人に譲るという方法もあります。ヤフオクやメルカリなどは梱包や発送の手間がありますが、ジモティー経由であれば最寄り駅や玄関先などまで購入者が引き取りに来てくれるため、その手間もありません。

フリマサイトもジモティーも、いずれも個人間での取引となりますのでシーリングライトの寿命が分からなかったり輸送の際に破損したりするとトラブルが起こりがちです。
詳細はきちんと商品説明の欄に記入しておくなど、お互い納得したうえで取引を進めるようにしましょう。

金額がつきやすいシーリングライトとは?

  • LED
  • 見た目がきれい
  • 年式が新しい
  • 調光・調色・明るさ記憶ができ、リモコンで操作できる高機能モデル
  • パナソニックなど著名ブランドのもの

こういったシーリングライトは高値で買い取ってもらえることが多いです。
上記の条件以外には、多方向に動かすことができるスポットライトなどインテリア性の高いものも人気です。

シーリングライトが売れやすい季節

新生活シーズンである3月、4月は引っ越しや一人暮らしを始める人が多く、照明器具のニーズは高まります。
お盆やお正月の来客に備えて模様替えをすることが多い7月、12月も、ボーナスシーズンであることもあって需要が高まるシーズンになります。

④不用品回収業者に依頼する

これまで紹介してきた方法より費用はかかってしまいますが、引っ越しなどでシーリングライトの他にも処分したい不用品がたくさんあったり、急いで処分したいというときには不用品回収業者に回収を依頼する方法がおすすめです。

電話やメールで回収依頼ができ、回収日を待つことなくこちらの指定した日に部屋まで回収に来てくれる上、運び出しまで行ってくれるのでこちらの手間はほとんどありません。
天井からの取り外しは別料金となる場合もあるので見積もりの際に確認しておきましょう。

ただシーリングライトひとつのために回収に来てもらう場合は多少割高になってしまうこともあるので、ほかの不用品とまとめてのパック料金で頼めるとよいでしょう。

注意点としては、悪徳業者に騙されないようにこちらで業者を見分けなくてはいけないことです。
たくさんある不用品回収業者の中には、「無料回収」を謳っておきながら後で高額な追加料金を請求してくるようなところや、回収したものを不法投棄するようなところも多いのです。
とくに不法投棄については、依頼した側も罪に問われる可能性もあるため他人事ではありません。
こうしたトラブルに巻き込まれないためにも、誠実な業者を見極めることが大切です。

まとめ

シーリングライトの捨て方についてご紹介してまいりました。
家電製品ということで複雑な処分方法なのかと躊躇してしまいますが、意外と簡単に捨てられることがお判りいただけたかと思います。

またLEDタイプや年式の新しい国内メーカーのシーリングライトであれば、中古での需要も十分にありますので捨てる以外の処分方法も検討した方がいいでしょう。

他に家具・家電など不用品がたくさんある場合や、すぐにでも処分したいというときには不用品回収業者での回収が手間がなくおおすすめです。

シーリングライトの捨て方にお困りの際は、ぜひ今回の記事をご参考になさってください。



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