壊れたテレビは無料回収できない

壊れたテレビは、家電リサイクル法の対象です。料金を支払うなど、ルールにしたがって廃棄しなくてはなりません。
自治体の粗大ゴミ回収でも、壊れたテレビは対象外なので、家電販売店や不用品回収業者などを頼るか、ご自身で指定取引場所へ持ち込むことになります。
家電リサイクル法とは
家電リサイクル法は不要になった家電製品を廃棄する際に、環境への負荷を減らす目的で定められました。
テレビなど次にあげる対象機器は、家電4品目と呼ばれています。
- テレビ(ブラウン管式・液晶式・プラズマ式)
- エアコン
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
家電4品目には、鉛やフロンガスなど環境に悪影響を与える物質が含まれている一方で、鉄や銅、ガラスなど再利用できる素材も多く使われています。
適切な処理に必要な費用を、使っていた方が負担するのです。
壊れたテレビ5つの処分方法

壊れたテレビを家電リサイクル法に沿って処分する方法は、主に次の5つです。
- 家電販売店に回収を依頼する
- 指定引取場所で回収してもらう
- 不用品回収業者を利用する
- 買取業者を利用する
- ネットオークションなどを利用する
1から3の回収方法は、リサイクル料金などの費用がかかります。
費用をかけずに処分したい方は、4や5の買取に注目するのがおすすめですが、残念ながら壊れていても買取ってもらえるテレビはごくわずかです。
1.家電販売店に回収を依頼する
壊れたテレビを新しいものに買い換えるケースでおすすめです。
購入した新しいテレビの配達時に壊れたテレビを引き上げてくれるので、ご自身で運ぶ手間がかかりません。
リサイクル料金は新しいテレビの購入時に支払いますが、収集運搬料金も別途かかります。
リサイクル料金はテレビのメーカーや画面の大きさで異なり、1,320円から2,970円(2026年1月末時点)です。
画面が大きくなるほどリサイクル料金も高額になるので、家電リサイクル券センター「リサイクル料金 主要メーカー一覧」で調べてみましょう。
収集運搬料金は販売業者ごとに異なりますが、2~3,000円程度と考えてください。
壊れたテレビを購入した店舗に依頼する
新たにテレビを購入する予定がない方は、壊れたテレビを購入した店舗に回収を依頼するのもよいでしょう。
訪問してくれるので、壊れたテレビを指定取引場所まで運べない方におすすめですが、リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。
収集運搬料金は新しいテレビの購入時よりも、少し高めに設定されるのが一般的です。
2.指定引取場所で回収してもらう
収集運搬料を支払う必要がなく、壊れたテレビを費用をかけずに処分したいケースにおすすめです。
指定取引場所までご自身で持ち込むので、支払うのはリサイクル料金だけ。
とはいえ、リサイクル料金の支払いは少々面倒です。
指定取引場所とは、テレビなど家電4品目を回収している場所のことです。
家電リサイクル券センター「指定引取場所検索」で、最寄りの場所を探してみましょう。
持ち込みの基本的な流れ
- 処分するテレビのメーカーと画面の大きさを調べる
- 郵便局備え付けの用紙に記入してリサイクル料金を振込む
- 受け取ったリサイクル券を処分するテレビに貼り付ける
- 最寄りの指定取引場所に持ち込んで処分完了
指定引取場所での回収は、リサイクル料金の支払いに郵便局まで出向く必要があり、少し手間がかかります。くわしくは弊社コラム「家電リサイクル券を購入するには」をご参照ください。
指定取引場所は予約不要で利用できるはずですが、細かいルールは施設ごとに異なります。
持ち込みの前には、最寄りの指定引取場所のルールを確認してください。
3.不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者への依頼は、新しいテレビの購入予定がない方や、指定取引場所への持ち込みが難しい方、あわせてほかの不用品も処分したい方におすすめです。
所定のリサイクル料金とあわせて業者ごとの料金がかかるので、割高さを感じるかもしれません。
テレビだけでなく家具、寝具などの処分も依頼すれば、手軽さが上回るはず。
引っ越しや大掃除など、処分に困る不用品が大量に出るケースに向いているでしょう。
弊社・買取いちばんなど回収と合わせて買取もおこなっている業者を選べば、不用品の一部を現金化して回収料金に当てられるかもしれません。
不用品回収業者に依頼する手順
- 口コミやホームページを確認して信頼できる業者を選ぶ
- 業者に希望日時を伝えて見積りの日・時間を調整する
- 見積りの内容に納得できたら正式に回収を依頼する
とはいえ、怪しげな不用品回収業者が存在しているのも事実。
トラブルを避ける方法は後の「壊れたテレビの無料回収には裏がある?」を参照してください。
4.買取業者を利用する
弊社・買取いちばんは、不用品の買取と回収をおこなっています。
テレビなどの家電製品や家具、ブランド品、雑貨など、100以上のカテゴリが対象ですが、壊れたテレビで買取できるものはわずかです。
ほとんどが有料回収になりますが、次の条件をすべて満たしているものなら買取できる可能性があるので、まずはお問い合わせください。
上手くいけばリサイクル料金などを負担せずに、処分できるでしょう。
- 50インチ以上の大型のもの
- 画面が割れていないもの
- 人気ブランドのもの
- 製造から5年以内のもの
1.50インチ以上の大型のもの
新品の価格が高い50インチ以上の大型テレビは、中古市場で人気です。
壊れている状態にもよりますが、ほかの条件を満たしたうえで修理可能なものは買取できます。
2.画面が割れていないもの
画面が割れているなど、液晶パネルに問題があるテレビは、まず買取できません。
液晶パネルは数万円から10万円という高額なパーツで、修理後の販売が難しくなるからです。
3.製造から5年以内のもの
テレビの平均的な寿命は製造から10年とされているので、製造から時間がたったものは再販が難しくなります。
壊れたテレビなら買取期限はさらに短くなり、10年の半分の5年が目安です。
4.人気ブランドのもの
中古市場で人気なのは、国内ブランドであるソニー・ブラビア(BRAVIA)やパナソニック・ビエラ(VIERA)です。
認知度の高さでシャープ・アクオス(AQUOS)やレグザ(REGZA)、ハイセンス(Hisnse)も人気となっています。
有機LEパネルを使用したものや、4Kや8Kなどの高解像度のもの、録画機能が付いたものなど高額で販売されていたモデルでは、買取の期待はより高まるでしょう。
弊社の買い取り対象のアイテムについては、以下も参考にしてください。
5.ネットオークションなどを利用する
買取業者での壊れたテレビの扱いは厳しいものですが、ヤフオク!などネットオークションや、メルカリなどフリマアプリを利用すると買い手が付くかもしれません。
リサイクル料金などの負担なしに処分できますが、梱包が不十分だとクレームの元になり、送料も高額なのが、壊れたテレビでネットオークションを利用するリスクです。
ジモティーやコモンなど地域SNSの利用で、所定の場所まで取りに来てくれる方を探すのも一つの方法です。
壊れたテレビの無料回収には裏がある?

すでに見たとおり、壊れたテレビの廃棄にはリサイクル料金などを支払わねばなりません。
したがって、無料回収をうたう業者の利用は慎重になるべきです。
中にはテレビを無料で回収し、使われている金属をリサイクルしたり、修理して海外などに販売したりという業者もあるでしょう。
しかし「無料回収を信じていたのに、後から高額な料金を請求された」などのトラブルはしばしば耳にするもの。
悪質な回収業者を利用しないよう注意が必要です。
悪質な回収業者を見分けるには
悪質な回収業者を避ける大前提は、必ず見積りを取ることです。
見積りを取れば本当に無料なのか確認ができますし、複数の業者のものを比較すれば割安の業者も見つけられます。
あわせて、以下の点に注意してください。
- 無料・格安回収業者には注意する
- 見積りの内容をチェックする
- 会社情報を確認する
- 地方自治体の認可業者かを確認する
1.無料・格安回収業者に注意する
無料・格安ばかりをうたう中に、しばしば悪質な業者が含まれています。
壊れたテレビに限らず不用品の回収処分には必ず費用は発生するもので、格安はともかく無料はありえないからです。
無料・格安を確認するためにも回収を依頼するのは、壊れたテレビを実際に見てもらい見積りを取り、内容を吟味した後にしてください。
2.見積りの内容をチェックする
不用品回収業者の見積りのチェックポイントは次の2点です。
- 内訳は明確か
- 別途料金など条件はあるか
内訳は明確か
「回収一式〇〇円」といった内訳が不明確な見積りを提出する業者は、悪質である可能性が高まります。
「テレビ〇〇円、冷蔵庫〇〇円」など回収する品目や「リサイクル料金〇〇円、作業料金〇〇円」など項目ごとに細かく記載されているかをチェックしてください。
回収する品目を明記しておくのは、回収を依頼した・していないのトラブル防止にもなります。
別途料金など条件はあるか
安すぎる見積りには、たいてい裏があるものです。
ある業者の見積りには欄外に「リサイクル費用は別途」と書かれており、提示された見積りとは別に請求されたそう。
別途料金や追加料金など、見積り書に怪しげな条件が書かれていないかチェックしてください。
3.会社情報を確認する
公式ホームページのあるなしや固定電話番号、所在地を確認するなど、会社情報から業者の信頼性を推測してください。
ホームページを持っていない業者や携帯電話番号しか公開していない業者は信頼性に欠けるといわざるをえませんし、中には所在地を公開していないところも見られます。
4.地方自治体の認可業者かを確認する
壊れたテレビに限らず、家庭から出る不用品の回収には「一般廃棄物収集運搬業」、企業からのものは「産業廃棄物収集運搬業」の認可が必要です。
これらの認可を得ていない不用品回収業者はもぐりなので、悪質と判断してください。
見積りを依頼する前に、WEB上で「市町村名 一般廃棄物収集運搬業」で検索して認可を受けている業者かをチェックしておきましょう。
まとめ

壊れたテレビを無料回収してくれる機会は、ほぼありません。
テレビは法律に従って処理しなければならない機器であり、リサイクル料金なしでは廃棄できないからです。
それだけに無料回収をうたう業者の中には、悪質な業者が含まれている可能性が高いはず。
トラブルにならないよう、無料や格安といった言葉にひかれて安易に依頼せず、必ず見積りを取り内容を吟味しましょう。
弊社・買取いちばんでも、壊れたテレビの無料回収はおこなっていませんし、買取できるものは厳しい条件を満たしたごく一部です。
回収費用の割安感のためにも、ほかの不用品とあわせてのご依頼をおすすめします。んご相談だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。


