リーンロゼ（ligne roset）とは、1860年にフランスのリヨン郊外ブリオードで創業され、現在は世界64か国で販売拠点1500店舗という国際的な家具ブランドとして知られているブランドです。創業当初は、傘のステッキを作る木工所としてスタートしましたが、年を経るごとに、椅子など家具を全般に製作し始め、著名なデザイナーとのコラボレーションを手掛けるようになりました。
リーンロゼというブランド名は、コレクションという意味の「リーン（ligne）」、創設者の名前「ロゼ（Roset）」を合わせることで、ロゼのコレクションという意味を持ちます。そのコンセプトは、コンテンポラリーなライフスタイルをトータルで提案することです。高いデザイン性で一見個性的ですが、機能性も伴っていることも魅力です。
日本においては1981年から定評あるベッドメーカーのドリームベッドがフランスのロゼ社とライセンス契約を結びリーンロゼの商品を製造しています。日本の工場で製造されている為に品質が高く製品の良さを充分に堪能する事が出来ます。
国内での販売店はオンリーショップが5店舗と全国各地の百貨店や家具店で取り扱われており、ここ東海地方でも7店舗の取扱店が有ります。

リーンロゼのソファの特徴は、他のブランドには見られないユニークなデザイン性にあります。常時約100名のデザイナーが運営に携わっており、パスカル・ムールグやピエール・ポランなど実力のあるデザイナーとのコラボレーション開発力を入れているブランドであることがわかります。最近では世界的評価を高めているロナン＆エルワン・ブルレックの作品も発表しています。
リーンロゼの代表的なプロダクトは、40年以上の歴史がある「トーゴ」で、奇抜で特徴的なデザインからは歴史を感じさせることなく、現代的で洗練されたスマートなフォルムのソファです。高密度ウレタンフォームを組み合わせたソファで、当時の家具市場で大革命を起こしたといっても過言ではなく、リーンロゼの家具作りはこのソファからスタートしたと言えるでしょう。