イケアは1943年にスウェーデンで創業された世界最大の家具量販店です。イケアの特徴として独自でデザイナーを抱え、企画・製造・販売まで一貫して自社でおこなっており、購入した製品はユーザー自身が組み立てるという方式を取っています。購入時にはフラットパックと呼ばれる可能な限り小さく梱包されている状態になっており、車のトランクに収納できるようになっているのが特徴です。
日本へは1972年に一度市場参入していますが、当時のイケア製品は若者からの支持は高かったものの、価格が高く不振が続き1986年に日本を撤退しました。ちなみに、その時の残されたイケア日本法人のスタッフがインテリアショップであるアクタスを立ち上げています。現在のイケアが再度日本市場に参入したのは2002年に日本法人であるイケア・ジャパンを、2006年には千葉県船橋市にイケアを再オープンするに至りました。
日本においては組み立て式家具を持ち帰る方式に加えて、大型家具などの持って帰る事が出来ない場合は配送・組立・設置などを別途料金にて代行するサービスも行っており、状況に合わせた柔軟な対応を取る事が可能です。
現在では日本国内に9店舗あり、愛知県長久手市にも出店しています。世界規模では世界の36の国と地域に278店舗を出店している巨大企業です。

イケアの家具はシンプルな北欧系のスタイルながらもデンマークなどの北欧系とは一線を画すシンプルモダンにクロスオーバーしたが具が多い事が特徴です。スウェーデンのエルムフルと本社において14人のデザイナーが毎年2000品以上デザインしています。その為多種多様なデザイン・価格帯の家具のラインアップが有り、ユーザーのニーズに合った家具をリーズナブルに探す事が出来るのが特徴です。イケアの店舗に入ると各テーマに分かれた部屋にイケアの家具を使用してコーディネートされており、ユーザーがイメージしやすい様に配慮されている事も人気の理由です。