---

冷蔵庫を処分する方法は？リサイクルショップって買い取ってくれるの？処分費用は？自治体の粗大ごみに出してもいいの？でもその方法もわからない！冷蔵庫を処分する際の選択肢は意外に多く、どうしたらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか？
せっかく冷蔵庫を処分するなら損はしたくない。できるだけお得に処分したい！そんな方に向けて記事を作成いたしました。
是非参考にしてみてください。

私が監修致しました

黒田 真一

買取いちばんスタッフの黒田です。 冷蔵庫などの大型家電をご家庭で処分するには？様々な方法がありますし、各家庭の状況で最適な方法も変わってきます。 今回は処分方法を大きく3つ「買取処分」「不用品回収処分」「自治体の公共回収処分」について解説していきたいと思います。 皆様が冷蔵庫を処分する際の参考にして頂ければ幸いです。

冷蔵庫の処分にかかわる法律について

「え？冷蔵庫の処分って法律がかかわってくるの？普通のゴミ出しとは違うの？」
法律がかかわるなんて知らなかった。そんな方も多いのではないでしょうか？
気づかず違反をしていた…なんてことが内容にしっかり確認しましょう。

家電リサイクル法（特定家庭用機器再商品化法）について

冷蔵庫の処分にかかわる重要な法律が家電リサイクル法です。
新しく家電を購入する際にもでてくる法律なので耳にしたこともあるのではないでしょうか？
家電リサイクル法の対象になるのは、

• テレビ
• 冷蔵庫(冷凍庫含)
• 洗濯機(乾燥機含)
• エアコン

これらの４つの家電が対象です。
家電リサイクル法とは、一言でいえば「ごみの減量と資源の有効活用のための法律」です。
2001年に施行されたこの法律で、以上の4品目は消費者自身が処分費を負担することになりました。
家電リサイクル法を守らず不法投棄した場合は、個人の場合5年以下の懲役または1千万円以下の罰金が課されますので、ご自身の身を守るのはもちろん、自然環境の為にも不法投棄は絶対にしないよう注意しましょう。

冷蔵庫を処分するのに自治体の粗大ごみは使えない？！

まず最初に地域自治体の粗大ごみ処分が選択肢として挙がってくるかと思います。
ですが、実は上記の家電リサイクル法に該当する製品に関しては自治体は粗大ごみとしての回収を行っていません。
あくまでも「リサイクル対象」としての冷蔵庫やテレビなのであって、「ごみ」としての冷蔵庫やテレビではない、ということです。
自治体によっては独自の取り組みとして不用品回収業者を紹介してくれたり、その他の処分方法を案内している自治体もありますが、基本的に自治体は冷蔵庫等の回収を行っていません。
では、どのように処分したらよいのでしょうか？

冷蔵庫を買い替える場合に使える方法

新しい製品を購入するお店が別料金で引き取りサービスを行っていることがありますので、購入するお店で引取りを依頼しましょう。お店ごとで引取り方法が異なるため、詳細はお店にお問合せください。

買替えではなく処分のみの場合

処分する製品を購入したお店に引取りを依頼しましょう。お店ごとで引取り方法が異なるため、お店にお問合せしてみてください。

こういった回収ですがご家庭の状況によっては利用しにくいことも。
例えば回収場所が指定されている場合ですと1人暮らしやご年配の方しかいない状況では回収場所に持っていくことすら難しく、その段階で断念してしまう方も多いかと思います。

利便性を取るなら不用品回収業者に依頼

値段で選ぶのであれば、購入した家電屋さんに持ち込みをするのが一番安いのでおすすめです。
ですが、冷蔵庫が回収の条件に当てはまらないときや、ご自身で回収場所に持っていくことが難しい方、とにかく楽に冷蔵庫を処分したいと考えている方は不用品回収業者を利用されるのがおすすめです。

不用品回収専門業者だからこその高い利便性

なんといっても不用品回収業者に依頼する一番のメリットはその利便性です。
冷蔵庫を部屋の中に置きっぱなしにしていても回収業者が運び出しから全て行ってくれます。
大きい冷蔵庫であれば運び出しも一苦労ですし、お部屋の壁などにぶつけてしまうリスクもあり、素人が行うには危険が伴います。
不用品回収業者はもちろんプロなのでそういった危険をお客様自身がおかすことなく処分することが可能です。
一般家庭で壁や扉を養生する資材をお持ちの方というのもそうはいらっしゃらないかと思いますので、そういった意味でも業者に任せてしまうのが安心です。

ただここで一つ注意です。
不用品回収の業者の中には正規の処分を装って、冷蔵庫の不法投棄をする業者も存在します。
業者としては正規で冷蔵庫を処分するためには専用の処置を行うなど、コストがかかるので、そのコストをかけるのを嫌います。
多くの業者さんはきちんとルールを守って運営されているのですが、違反をする業者も0ではないのもまた事実。
しかもやっかいなことに、そういった違反業者を利用してしまうと、依頼者、つまりお客様側も法令違反の片棒を担いだことになり、罰則が適用されることもあります。
業者選びはとても大事ですので慎重に選定をしていきましょう。

冷蔵庫処分のもう一つの選択肢、売却する

ここまで冷蔵庫処分でごみにすることについてご紹介してきましたが、冷蔵庫を処分する際に是非検討したいのが、買取サービスです。
簡単に言うと中古品として売りに出す。ということなのですが、どんな方法があるでしょうか？
いくつかご紹介させていただきます。

メルカリなどのフリマサイトで売る

今では一般的になってきたフリマサイトを利用して冷蔵庫を処分するのも一つの手段です。
個人で金額設定ができるので、上手に写真を撮って、上手に紹介文を書けば高く売れることも。
売れる文章を書くにはそれなりの知識と能力、そして手間がかかりますが、そういったことが好きな方であれば有力な選択肢です。
注意点としては個人間でのお取引になるのでトラブルなどのリスクがあること、冷蔵庫の発送などの作業や手続きはご自身でしなければいけないことが挙げられます。

冷蔵庫を扱っている地域のリサイクルショップに売る

フリマサイトと違って相手がリサイクルショップという業者になるのでトラブルが起きにくいというのもメリットです。
売却した際にその代金も即日冷蔵庫と引き換えにいただけることが多いのでお金に換えるまでのスピードが早いこともうれしいですね。
冷蔵庫を家まで取りに来てくれるのか？自分で持ち込まなければいけないのか？そのあたりは事前に確実に確認しましょう。

出張系の買取業者に売る

冷蔵庫の処分にかかる費用をなるべく抑えたい、でも手間はかけたくない。そんな方におすすめなのが、出張で家まで来てくれる買取業者です。
家に来て冷蔵庫を見て、査定。金額に折り合いがつけばその場で支払いと運び出しをしてくれるので、楽に売りたいということであれば出張買取が一番です。
査定金額に納得がいかなければ断ってしまえばいいのでリスクも無く、まず最初にとりあえず査定にだしてみてもいいかと思います。
不用品回収業務も行っている業者であれば、仮に買取できない冷蔵庫でも不用品回収料金を払えば処分をしてくれるので一回のやり取りですべて解決までできるのは他には無い利点です。

冷蔵庫は捨てるより、売れるなら売ったほうがお財布にも地球にも優しいです。
最後に売れる冷蔵庫売れない冷蔵庫について少し解説してまとめにさせていただきます。

売れる冷蔵庫、売れない冷蔵庫

まだ使える冷蔵庫であること

中古として利用できない冷蔵庫は残念ながら売却するのは難しいです。冷蔵庫はジャンク品としてパーツをそのまま流用するというのがコスト的にも技術的にも難しいので使用ができない冷蔵庫は売れないと考えましょう。

国内メーカーや新機能が搭載されている冷蔵庫は特に高く売れやすく、大容量の冷蔵庫ほど高価買取になる可能性が高いです。
もちろん、元値が高い冷蔵庫ほど高く売れる可能性も高いです。

製造年月から長くても8年以内の冷蔵庫であること

冷蔵庫の機械的な平均寿命は約8～10年といわれています。
8年以上経過している冷蔵庫は、故障のリスクが高く、修理も補償外になってしまっていることもあるため、値段がつかない可能性が高いです。

特に冷蔵庫は毎年新しいモデルが発売されるので、性能が向上しているので古い冷蔵庫の需要も低くなりやすいため8年経過は売れない、という認識でほぼ間違いないと思います。
理想を言えば5年以内というのが値段がつく一つのボーダーラインです。
使わなくなった冷蔵庫を売らずに放置してしまうといつの間にか売ることもできず、処分費用が発生することになってしまいますので、引越しや買い替えが決まって冷蔵庫が必要なくなりましたら可能な限り早く売却するのがおすすめです。

詳しい部分は専門家に任せるのが一番早くて確実なので、冷蔵庫の処分でお悩みなら一度お電話等でお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

関連記事