壊れたテレビは無料回収できる?正しい処分方法・業者の見極め方を徹底解説!
いつの間にか購入してから長い時間が経ってしまったテレビ。
「その時」は突然に訪れ、映像の乱れ・音声にノイズが入り聞こえなくなってしまう場合や、不運にも天災によって倒れ画面が割れてしまうこともあるかもしれません。
皆さんは、そんな”壊れてしまったテレビ”を処分する際にはどのような方法があるのかご存知でしょうか?
不用品回収業者や購入したお店で回収してもらう方法はすぐに思いつくかもしれませんが、頭を付いて回るのはやはりその処分にかかる「費用」がどのくらいなのかですよね。
買い替える場合は新しいテレビの購入資金も必要になりますので、できるだけ処分費用は減らしたい、できれば無料で回収してほしい!そう思われる方も多いはずです。
そんな方のために、今回は壊れたテレビが無料回収してもらえるのかや、無料とまではいかなくともお得に処分できる方法がないか調べてみました。
壊れたテレビの処分方法でお悩みの方のご参考になれば幸いです。
私が監修致しました
買取いちばんスタッフの寺坂です。テレビが壊れてしまって持て余しているけど、処分にお金をかけたくない…そう思われている方は多いと思います。 格安で処分できる方法はないか?と検索してみると、「無料回収!」「壊れていてもかまいません!」という売り文句の不用品回収業者がたくさんヒットします。 お得に感じるかもしれませんが、それらの業者に頼むのはちょっと待ってください!”ただより高いものはない”ということわざがあるように、その「無料」という言葉に裏があるかもしれません。 まんまと謳い文句に乗せられ悪徳な業者に頼んでしまうと、結局普通に処分するより何倍も高くついてしまった…なんてことも実際に多くあるんです。 今回は壊れたテレビのさまざまな処分方法をご紹介するとともに、安全な業者の見極め方も詳しくご紹介していきます。 それぞれのメリットやデメリットに関しても詳しく解説しておりますので、その中からご自身の状況に合ったベストな処分方法を選択しかしこく安全にテレビを処分しましょう!
目次
そもそも壊れたテレビは何ゴミに該当するの?
大きな家具、家電を処分するときには、まず「粗大ゴミとして出す」方法を考える方が多いと思います。ソファやタンスなどが処分できるなら、それよりもコンパクトなテレビは問題なく処分できそうに感じますよね。
はたして壊れたテレビは粗大ゴミとして処分できるものなのでしょうか?
テレビを含む家電4品目は粗大ゴミとして処分することはできない
一般的に最大辺が30cm以上の家具や家電は粗大ゴミとして処分されます。
しかし、テレビをはじめとした冷蔵庫、洗濯機などのリサイクルを必要とした家電は例外で、「家電リサイクル法」に則って処分しなくてはならず、自治体を利用して粗大ゴミとして捨てることはできません。
「家電リサイクル法」とは?
家電リサイクル法とは、不要になった指定の家電製品からまだ使える部品や材料をリサイクルして、廃棄物を減らして資源の有効活用を促進する法律です。
参考:家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)|経済産業省
「家電4品目」に指定されている冷蔵庫、テレビ、エアコン、洗濯機を処分する際は、「家電リサイクル法」に基づいて、リサイクル料金を支払って処分することが義務付けられています。
家電リサイクル法に基づく処分をするためには、以下の2つの料金がかかります。まずは、これら2つの料金の目的を理解しておきましょう。
- リサイクル料金…家電リサイクル券を介すことでリサイクルの管理やリサイクル料金の製造業者などへの支払いをするために必要な費用
- 収集・運搬料…小売店が回収システムを整備し排出者から引き取った廃家電4品目を確実に製造業者など引き渡すための費用
中には家電リサイクル法に該当しないテレビもある
ほとんどのテレビは家電リサイクル法の対象製品となっていますが、特殊なものや小さなものなど例外もあります。
- 携帯用の液晶テレビや車載用の液晶テレビ
- 建物に組み込むように設計された(お風呂場のテレビなど)液晶テレビ
これらは家電リサイクル法の対象とはならず、自治体の可燃または不燃ゴミとして処分ができる場合があります。お持ちのテレビがどちらに該当するのか、お住まいの自治体に確認したうえで処分するようにしましょう。
壊れたテレビは無料回収できるの?
テレビを含む家電リサイクル法に該当する家電は、基本的に業者へ回収・処分を依頼することとなるのですが、その際に”無料で回収してもらう”なんてことができるのか、皆さんも気になりますよね。
基本的に家電リサイクル法での処分は「リサイクル料金」と「収集・運搬料」を支払うことになると前項でお伝えしました。つまり、壊れたテレビは無料で処分はできないということになります。
では、具体的にはどのくらいの費用が必要になるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
壊れたテレビの処分には大体いくらかかる?
テレビを処分する場合には、家電リサイクル法で定められたリサイクル料金を支払う必要があるとお伝えしましたね。
リサイクル料金は、メーカーや種類により値段が異なりますが、テレビの場合は1,320円~2,970円が目安となります。
【リサイクル料金と収集運搬料金比較表】
テレビの種類 | リサイクル料金 | 収集料金 |
---|---|---|
ブラウン管テレビ 15型以下 | 1,296円~3,094円 | 1,600円〜3,000円 |
ブラウン管式テレビ 16型以上 | 2,376円~3,634円 | 1,600円〜3,000円 |
液晶・プラズマ式テレビ 15型以下 | 1,836円~3,148円 | 1,600円〜3,000円 |
液晶・プラズマ式テレビ 16型以上 | 2,916円~3,988円 | 1,600円〜3,000円 |
リサイクル料金の支払い方は2種類ある
テレビを処分する際には、「家電リサイクル券」を購入して費用を支払う必要があります。家電リサイクル券の購入に関してはこちらに詳しく記載しておりますので、ぜひご覧くださいね。
リサイクル料金の支払い方法は、「料金販売店回収方式」と「料金郵便局振込方式」の2つに分けられています。
- 料金販売店回収方式…家電製品販売店にリサイクル料金を支払う方法
- 料金郵便局振込方式…郵便局でリサイクル料金を家電リサイクルセンターに振り込む方法
それぞれ手続きが異なるため、ご自身がどちらの方式で購入したか覚えておくと安心です。また、収集料は回収業者によって異なりますのでこちらも注意しましょう。
家電リサイクル券には区分コードがあり、テレビの大きさや種類によってこの区分が異なるため、処分するテレビの大きさや種類を把握しておく必要があります。
以下にその種類をまとめたので参考にしてみてください。
家電リサイクル券に記入する区分コード | ||
---|---|---|
ブラウン管 | 大小区別なし | 区分コード:20 |
15型以下 | 区分コード:21 | |
16型以下 | 区分コード:22 | |
液晶・プラズマ式 | 大小区別なし | 区分コード:50 |
15型以下 | 区分コード:51 | |
16型以下 | 区分コード:52 |
ご自身で指定場所に持ち込む場合は「料金郵便局振込方式」になり、この方式の場合は区分コードを含めた必要事項を記載する必要が出てきます。
一方で家電量販店でリサイクルを依頼する場合は、「料金販売店回収方式」となるため処分する店側が記載してくれます。依頼者はとくに記載する必要がなく、指定された料金を支払うだけで大丈夫です。
テレビの種類やサイズが不明なときはどうするの?
家電リサイクルでテレビを処分する際、テレビのサイズや種類によって料金が異なります。サイズや大きさが分からないときは、テレビの裏面のステッカーを確認しましょう。
「〇〇型」とはっきりとしたサイズ表記がない場合は、製品番号の最初の2桁の数字を確認してください。多くのテレビに表記されている製品番号や型式番号の数字はサイズを表しています。
テレビ前面か裏側に型式番号が記載されており、
【例】 50M520X= 50型
といった感じで、最初の2桁の数字が画面サイズを表しています。
それでも型番が分からない場合は、テレビの枠内を対角線上に測る方法もあります。対角線上に計測して38cm未満は小サイズ、38cm以上が大サイズに分類されるので、型番が分からないときはぜひ試してみてくださいね。
壊れたテレビの処分方法5選
壊れたテレビの処分には基本的に費用がかかるということをご理解いただけたところで、ここからはその壊れたテレビの処分方法について詳しく解説していきたいと思います。
壊れたテレビの処分方法には以下の5つの方法が考えられます。
- 買い替え時に家電量販店で引き取ってもらう
- 壊れたテレビを購入した店に引き取ってもらう
- 自治体指定の回収業者に依頼する
- 指定場所に持ち込む
- 不用品回収業者に回収を依頼する
では順番に詳しく見ていきましょう。
1. 買い替え時に家電量販店で引き取ってもらう
壊れたテレビを買い替えするなら、その機会に家電量販店で引き取りを依頼すると手間がかかりません。
買い替えと壊れたテレビの処分が一気にできるので、ほかの家電リサイクル法対象品目の処分時にもおすすめです。
また、販売店によっては新しく購入するテレビの代金から一定金額を割引する”下取りサービス”を行っている場合もあります。この場合はお得に新しいテレビを買うことができるので買い替えの予定がある場合にはおすすめの方法です。
店舗名 | 回収料金 (リサイクル回収料金+収集運搬料) |
---|---|
ヤマダ電機 | 2,970円〜5,333円 |
ケーズデンキ | 3,520円〜5,170円 |
ビックカメラ | 3,520円〜5,333円 |
ヨドバシカメラ | 1,870円〜3,520円 |
※ 上記は新しくテレビを購入した場合の回収料金です。
表を見ていただくと分かるとおり無料で回収してくれるわけではなく、リサイクル料と収集運搬料がかかります。
なお、配送先と引き取り場所が異なる場合は家電量販店により費用が追加される場合もあるので、事前にしっかりと確認しておくと安心ですね。
2. 壊れたテレビを購入した店に引き取ってもらう
テレビを購入した販売店に回収を依頼して自宅に回収に来てもらう方法もあります。
回収方法はお店によって異なるため、まずは購入した販売店に問い合わせてみましょう。
回収を依頼する際は、購入日時や伝票番号を尋ねられる可能性があるため、購入を証明できるレシートや領収書を手元に用意しておくことをおすすめします。
店舗名 | 回収料金 (リサイクル回収料金+収集運搬料) |
---|---|
ヤマダ電機 | 4,070円〜6,433円 |
ケーズデンキ | 6,820円〜8,470円 |
ビックカメラ | 6,870円〜8,700円 |
ヨドバシカメラ | 4,070円〜5,720円 |
※ 上記はテレビの回収のみを依頼した際の回収料金です。
また、Amazonや楽天といった通販サイトで購入した場合でも回収依頼が可能です。家電量販店で買っていないからといって諦める必要はありませんよ。
ただし、回収は無料ではなくリサイクル料と収集運搬料がかかる点と、買い替え時に引き取ってもらう場合と比べると費用が割高になる可能性がある点には注意しましょう。
3. 自治体指定の回収業者に依頼する
市区町村によってはその自治体が指定する業者に回収を依頼できる場合もあります。
リサイクル券の発行手続きなどは自治体の職員が代行してくれるため、リサイクル料と収集運搬料を支払うだけで処分できるでしょう。
お住まいの地域でテレビの回収を行っているかわからないときは、家電リサイクル受付センターからお住まいの地域を検索してみてくださいね。
ただし、指定場所までテレビの移動や搬出が必要なので、対応できない方は自宅まで回収に来てもらえる方法を検討したほうが良いかもしれません。
4. 指定場所に持ち込む
自治体指定の回収業者へ依頼できない場合は、一般財団法人家電製品協会指定の引取所に持ち込んで回収してもらう方法もあります。
自分で持ち込むので収集運搬料金がかかりませんが、テレビの運搬はもちろんご自身で行わなければなりません。また、支払い方法が料金郵便局振込方式となるため郵便局に足を運ぶ必要もあります。
以下の手順で指定引取所にテレビを持ち込みましょう。
- 指定引取場所を検索する
- 郵便局で家電リサイクル券を購入する
- 指定引取場所にテレビを搬入する
お住まいの指定引取所は「指定引取場所検索」から調べられるのでご参照ください。
5. 不用品回収業者に回収を依頼する
わざわざ手続きするのも持ち込むのも面倒だし、ほかにもたくさん処分したいものがあって困っている…そんな方にぴったりなのが「不用品回収業者」です!
不用品回収業者はもちろん出張回収もできます!自治体では回収できないテレビは、家電リサイクル券が必要になり、場合によってはわざわざ郵便局まで出向く必要もあります。費用は抑えられるものの、さまざまな手間がかかりお忙しい方には負担が大きいですよね。
不用品回収業者なら、そんなお悩みをすべて解決できちゃうんです!もちろんほかにも処分したいものが一度にまとめて処分可能!自宅にいながら査定・買取・搬出まで依頼主が何かする必要はありません!
不用品回収業者に依頼するメリットは、以下のとおり。
- 自分の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれる
- 不用品回収・買取を全てワンストップで行える
- 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる
- 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる
- 自分で運び出す必要がない
- ほかの不用品もまとめて処分してもらえる(まとめて処分する方がお得に!)
なるべく費用は抑えたい、ほかにもたくさんの不用品をまとめて手間なく処分したい!という方はぜひ検討してみてくださいね。
”無料”と謳う悪徳業者に気をつけて!考えられるトラブルとは?
「不用品回収業者への依頼が面倒がなくておすすめ」とお伝えしましたが、どんな不用品回収業者でも大丈夫!というわけでは残念ながらありません。
一括りに不用品回収業者といっても、その実態は悪質なものから優良なものまで実にさまざまなのです。
皆さんは、不用品回収を行うと放送しながら周回しているトラックに出会ったことはありませんか?
あるいはポストにチラシが投函される場合もあるかと思います。
どちらも”無料回収”を謳い文句にしていることが多く、大半の方はこういった業者に頼めば無料になるのでは?と思われるかもしれません。
しかし、ここまでご覧になった方であればお分かりかと思いますが、本来テレビの処分には費用がかかります。それを”無料”と謳っているということは、その回収業者には思わぬ落とし穴がある可能性が高くなります。
ここでは、実際にあった悪徳業者とのトラブルについてご紹介していきます。
「基本料金だけ」が無料であとは有料だった
無料回収と謳っているので依頼してみたら、なにやら請求書には内訳があり、よく読んでみるとその中の基本料金だけが無料だった…というパターンです。
一般的なゴミの回収・処分には
- 車両費
- 人件費
- 運搬費
- 処分費
などさまざまな費用がかかっています。
トラックでの放送やチラシに書いてあった”無料”とは、基本料金だけが無料で上記の回収料金は請求されるというものだったのです。
こうした”無料回収”を謳う業者は私たちの身近に実際に存在しており、利用した方の多数は回収作業が終わった後で高額な料金を請求されるといったトラブルに遭遇しています。
無料回収だからといって全容を確認せずに簡単に依頼してしまわないよう、業者選びは慎重に行いましょう。
多額なオプション・追加料金を加算された
多額な追加料金を取られるというケースも無料回収業者によるトラブルで多く報告されています。
本来、見積もりの際に依頼者は”どのくらいの大きさのものをいくつ”と依頼をし、業者はそれに合わせて当日ものを運ぶトラックの大きさを決めています。
しかし悪質な業者の場合、回収当日になって「乗り切らない」「重すぎる」などと理由をこじつけて追加料金を請求するという手口があるのです。
とくに、依頼者が不用品の処分に対してあまり知識のない方や高齢者の場合、気が弱く押しに負けそうだと踏んで強気でより高額な請求をしてくる卑劣な事例もあります。
不用品の処分をする際には、事前に電話やWebサイトで追加料金が発生するのかどうかしっかり調べておき、こちらの質問に快く回答してくれるような透明性の高い業者を選びましょう。
不法投棄など、違法な業者の場合も
一番注意しなければならないのが違法業者による無料回収です。
街でよく見かける、トラックで”無料回収”をアナウンスしながら走っている業者のほとんどは違法業者と思ったほうが良いかもしれません。
違法な不用品回収業者は、回収した品を山奥のような人気のないところに不法投棄していると耳にしたことはありませんか?実は現在、その廃棄されたゴミが原因となり重大な環境問題となってしまっています。
違法な不用品回収業者は、回収した不用品の処分コストをできるだけ落とし、”手元に多くのお金を残したい”と考えています。そのため、回収した品を適正に扱わず人の目に触れないところへ捨ててしまう…というわけです。
不法投棄は犯罪であり、罰せられるべき悪質行為です。そしてこの場合、罰せられるのは違法業者だけではなく、依頼者にもその責任が及びます。決して私たちに無関係な話ではないのです。
ご自身のためにも環境のためにも、無料で不用品を引き取ってもらえるからといって不法投棄をしている違法な業者を利用するのは絶対にやめましょう。
こんな業者なら安心して任せられる!
悪徳業者の特徴や事例を見てきましたが、逆にどんな業者であれば大丈夫なのかも知りたいですよね。
- 会社の情報を確認できる
- 実績が開示されている
- 料金が分かりやすい
- スタッフの対応が丁寧
- 値段交渉に応じてくれる
- 口コミが高評価
など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫!ぜひ業者選びの際の参考にしてくださいね。
壊れたテレビでも状態によっては買取が可能な場合も!
ここまでは、壊れたテレビの廃棄方法やその際の業者選びのポイントなどを解説してまいりました。
何度もお伝えしているように壊れたテレビは基本的に無料では処分できません。
しかし、驚いたことに壊れたテレビでも買取が可能な場合があるのはご存知でしょうか?買取が可能であればもちろん回収は無料、むしろプラスになることだって考えられます。
壊れたテレビなんて売れるの?と思われるかもしれませんが、”テレビを修理して再販売できる業者”なら可能なんです!
ただし、壊れたテレビを買取してもらうには以下のような基準となる条件があります。
まずはお持ちのテレビが条件を満たしているのかを確認していきましょう!
製造から5年以内のテレビ
テレビには通常利用を想定した使用期間の目安があります。これを「標準使用期間」といい、テレビは製造から10年が目安とされています。
そのため、製造から経過した年数が浅いほど寿命期間が長いので中古でも価値が高くなるというわけですね。
今回のような故障したテレビの場合は、この製造年式がとくに重要となります。
一般的に使用できるテレビであれば5~7年以内のものは買取できるのですが、故障している場合は5年が限界でしょう。
そのため、故障したテレビを買取に出す際は本体に記載されている製造年式が5年以内なのかをまず確認しておく必要があります。
国内の大手ブランドのテレビ
国内の有名なメーカーであれば故障したテレビでも買取してもらえる可能性はあります。
- Panasonic(パナソニック)
- TOSHIBA(東芝)
- SHARP(シャープ)
- MITSUBISHI(三菱)
- SONY(ソニー)
- HITACHI(日立)
これらのメーカーであれば品質はお墨付きで信頼度が高く、買い取ってもらえる可能性も高いです。
メーカーは基本的にテレビの正面下に記載されています。
製造年式のように裏側のシールにも記載されているので事前に確認しておきましょう。
サイズの大きなテレビ
サイズの大きなテレビは新品だった場合の価格が高いため、中古で販売をするときに価格差が生まれて売りやすい商品です。
つまり、故障しているテレビでも修理して販売した場合に利益をとりやすく、買取側も嬉しい商品ということになります。
基本的には50インチ以上のテレビがサイズの大きなテレビとして扱われます。もしお持ちのテレビが大型であれば、ぜひ一度査定に出してみましょう!
液晶画面が割れていないテレビ
とてもシンプルな基準ですが、故障したテレビでも画面が割れていなければ買取できる可能性があります。
なぜなら画面が割れていると修理できる確率が低くなってしまうためです。
もしも画面が割れてしまったテレビだとしても、割れの度合いがあまりにも酷くなければ修理できる可能性もあるので、事前に買取業者に確認してみても良いかもしれません。
買取できる可能性があるのはこの業者!
もしもお伝えした条件に当てはまるテレビをお持ちなら、家電に強い回収業者や専門業者に回収を依頼してみるのがおすすめです!
専門業者であればテレビの構造について専門の知識を持っていますし、またパーツの在庫も持っている可能性もあります。そのため、引き取ったのが壊れたテレビであっても、修理をしパーツをリユースすることが出来る可能性が高いというわけです。
ここではもしも売りに出す場合におすすめの業者をご紹介します!
家電専門買取業者
条件に当てはまっているテレビであれば家電専門の買取業者に依頼して売却する方法があります。
家電を専門に取り扱う買取業者であれば家電を適正価格で査定することが可能ですし、多少故障したものももちろん修理することができます。
ネットで簡単に無料査定することもでき、「出張買取」「宅配買取」そして「店頭買取」も利用可能です。
ただし、いくら家電専門の買取業者であっても、あまりにも壊れていたり製造年数が5年以上経過してしまっているものは買取は難しくなるので、売却を考えるのならなるべくお早めに査定に出すことをお勧めします。
不用品回収業者
壊れたテレビの処分方法でも登場した「不用品回収業者」。不用品回収業者と聞くと、多くの方は”ただ不用品を処分するだけの業者”と思われるかもしれません。
しかし、実は不用品回収業者の中には、「買取」により力を入れ、各ジャンルの専門知識を持った査定士が常駐している業者もあるんです!
そんな不用品回収業者に依頼すれば、壊れたテレビも価値を分かったうえでしっかり査定してもらえますし、自社で修理をすることも可能なんです!
気になる費用は?
これだけのメリットがあるとは言っても、やはり気になるのは「費用」ですよね。
通常、不用品回収業者へ依頼すると、
基本料金 + 回収費用 = 支払い料金
という料金形態になっていることが多く、基本料金相場が3,000円〜と壊れたテレビの回収費用相場が3,000円〜となっているので、
3,000円 + 3,000円 = 6,000円〜
この程度が妥当かもしれません。
ほかの方法と比べるとちょっと割高…と感じるかもしれませんが、買取が可能な場合はここから査定額を差し引くことができます!
また、まとめて不用品を処分する場合にはお得になる料金形態もあり、中には決められた大きさのトラックに積める分であれば金額は据え置きという太っ腹なプランもあります。
また、不用品回収業者は、壊れたテレビが売れない場合でもそのまま回収が可能です!
本来、買取を断られてしまったらご自身で処分する必要があるところを、不用品回収業者なら処分まで頼むことができるのは嬉しいですよね!
ネットオークション・フリマアプリに出品するのもアリ!
こちらは業者とは異なりますが、メルカリなどのフリマサイトやオークションで売ることで処分するという方法もあります。
しかし今回売るのは壊れたテレビですので、あとでトラブルを避けるためにも「ジャンク品」と明記し、どこが壊れているのかは詳細に記載しておきましょう。
修理もできないのに壊れたテレビなんて需要があるの?と思われるかもしれませんが、家電製品の知識があればパーツを組み合わせて直すことができるため、中には格安で購入したいという方も案外いらっしゃるんです。
とくに、テレビの製造年数が新しいものや性能が優れているものであれば壊れていても多少高い価格で購入者が見つかることも考えられます。
【ネットオークション・フリマアプリに出品する手順】
- 事前に壊れたテレビの相場を調べたうえで、販売価格を決定する
- 「ジャンク品」と必ず記載し、商品説明をわかりやすく書く
- 商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
- 自宅からの運び出しと発送手続き
- 購入者とのやり取り
ただし、業者には買い取ってもらえないようなものでも売れる可能性があるのは嬉しいですが、いつ売れるの分からないため売れるまでは壊れたテレビを保管し続ける必要があります。
また、配送料はこちらが負担することとなります。そのため、出品時に送料込みの価格を設定しておかないと、せっかく高額で売却できても送料でマイナスに…なんてことにもなり兼ねないため注意しましょう。
さらに、商品に傷や汚れがついてはトラブルに発展し兼ねませんから、配送時の破損などを防ぐために梱包を厳重に行う必要もあり、出品から発送まで自分ひとりで行うにはそれなりの労力がいるかもしれません。本来ならお得な売却方法のひとつですが、売却方法の中では唯一手間やご自身の労力がかかる方法でもあります。
リサイクルショップは避けたほうが無難かも…
「買取」と言えば「リサイクルショップ」と思い浮かべる方も多いかもしれませんが、今回のように修理が必要な場合や価値のあるテレビに関しては、あまりおすすめできません。
というのも、リサイクルショップは、数多くのジャンルを幅広く取り扱う便利なお店ではありますが、その分専門性に欠けるというデメリットがあります。本来なら価値のあるテレビでも、値段が付かない、あるいは相場の半分以下の値段で査定されてしまうこともあるのです。
そのような事態を避けるためにも、まずは専門的な知識のある家電専門店・不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
査定前にココをチェック!
買取業者が決まったらテレビを売るための事前準備をしておきましょう!
意外と見落としてしまう部分もあるので要チェックです。
B-CASカードの名義変更をしておく
B-CASカードには個人の情報が含まれているため、個人の情報を削除したり、名義の変更をする必要があります。
もちろんB-CASカードなしで買取してもらうことは可能ですが、利用するためにカードを再発行する必要があるので手間分が買取金額から引かれてしまいます。
状態の良いテレビならそこまで痛手ではないですが、今回のような動作に異常のあるテレビの場合は減額をなるべく避けたいですよね。
名義変更はB-CASカードの発行会社に連絡すれば対応してもらえるはずなので、事前に問い合せして対応しておきましょう。
テレビをできる限り綺麗にしておく
買取金額を決めるうえで見た目はとても大切です。どんな商品でも綺麗なものと汚いものなら、もちろん前者を選びますよね。
業者側も再販売する前に商品をメンテナンスしてから売ります。当然テレビの状態が悪いとその分だけメンテナンスにかかる費用が高くなるので、その分買取金額が低くなってしまうのです。
テレビのフレームや隙間に入っているホコリ、指紋や画面の汚れなどを除去しておくことで好印象になるので、可能な限り掃除しておきましょう。
付属品はなるべく揃えておく
- 本体の説明書
- 保証書
- リモコン
といった購入時に入っていた付属品がすべて揃っていれば査定額UPも期待できます。使用時から付属品は大切に保管してください。
また、意外と捨ててしまいがちな外箱も大事な付属品のひとつです。残っている場合は買取業者も再販しやすいため、より高価買取に有利になるでしょう。
もしも付属品がない…という場合はあらかじめ自己申告しておくと印象が良くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「壊れたテレビ」の正しい処分方法やその費用について詳しく解説してまいりました。
壊れたテレビの処分方法には、
- 買い替え時に家電量販店で引き取ってもらう
- 壊れたテレビを購入した店に引き取ってもらう
- 自治体指定の回収業者に依頼する
- 指定場所に持ち込む
- 不用品回収業者に回収を依頼する
これらの方法と、条件に当てはまった場合には買取する方法がありましたね。
壊れたテレビを処分する際に、お金をかけたくないからとよく調べずに粗大ゴミや不燃ゴミで出しても回収してもらえません。
家電4品目に指定されているテレビは「家電リサイクル法」に基づいて、リサイクル料金を支払って処分することが義務付けられています。どんな場合でも必ず業者を介して処分する必要があるというわけです。
しかし、中にはこの法律を守らずに不法投棄をする悪質な回収業者も存在しており、近年大きな問題となっています。
こうした悪質な業者の被害に遭わないように、ご紹介したポイントを参考に業者選びは慎重に行いましょう。
弊社でも壊れたテレビの買取・回収を行っています。
買取いちばんドットコムはなるべく高く買い取ってほしい!できるだけお得に処分したい!そんなお悩みにお応えいたします!
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壊れたテレビの処分でお悩みなら、ぜひ一度「買取いちばんドットコム」までご相談くださいませ!
そのほかの生活家電・電化製品に関する記事はこちらもご参考ください!
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