子どもの進学、巣立ちのタイミングで手放したい!学習机の処分について


小・中・高と10年以上使うことの多い学習机。
模様替えなどを行いたくても学習机は大きく場所も取ります。
お子様が進学、就職されるのを機に処分を考えられる方や、引っ越しを機にそのほかの不用品と一緒に処分したいと考える方が多いようです。
今回は大きな学習机を処分するにはどのような方法があるかを不用品回収・買取のプロの目線からご紹介します。

私が監修致しました

子どもの進学、巣立ちのタイミングで手放したい!学習机の処分について監修者
寺坂 健吾

買取いちばんスタッフの寺坂です。 小学校に上がる前に買ってもらった憧れの学習机。中学、高校と大事に使ってきた方、勉強なんてほとんどしなかった方、シールを貼ったり落書きをしたりとそれぞれの思い出があることでしょう。 そんな学習机ですが、子どもが乱暴に扱っても長く使えるよう設計されている分大きくて重たく、なかなか一人で運べるものではありません。 そこで今回は、学習机を処分するための方法をいくつかご紹介していきたいと思います。ご自身に合った方法を参考にしていただければと思います。 長く使っていた分傷や汚れがあっても愛着もひとしおだと思いますが、上手に手放してスッキリとしたお部屋を手に入れましょう。

学習机はいつ処分するのがよい?

選んだ机の種類にもよりますが、学習机を処分するタイミングで多いものとしては

  • 子どもが高校に進学したとき
  • 子どもが就職したとき
  • 子どもが家を出るとき
  • 家のリフォームをするとき
  • 今の家を引っ越すとき

このような生活の区切りとなるタイミングで学習机の処分を考える方が多いようです。
飽きの来ないシンプルなものを選んでいれば高校、大学生になっても使い続けられるかもしれませんが、小学生向けの机はキャラクターものだったり多機能な分ごてごてとしていますのでお子様の高校進学を機に処分される方が一番多い印象です。

子どもが使うものなので安全の面からも丈夫にできていますから、まだ活用の場があるのなら置いておいてもいいかもしれませんが、そうでない場合は大きいためただ場所を取ってほこりをかぶってしまいます。

使わなくなった学習机が置かれ続ける理由

学習机は長く使う分親御さんにとっては思い出深いということもあり、なかなか簡単に捨てられないという方も多いようです。
なかにはもう利用する人がいなくてもずっと捨てずに部屋に置いてある場合も。
また、親と子の学習机に対する「価値観の違い」もあるようです。
昔の人というと失礼ですが親世代の方はとかく物を大事にしたがります。子ども側としては「もう使っていなくて邪魔だから処分するべき」と思っていても、親側は「家具は壊れていなければ一生大事にするもの」考えている場合が多く、それにより部屋に学習机が鎮座し続けているということも多々見受けられます。

さらに情緒的な理由以外でも、子どもが成長して使わなくなった学習机を置かれ続ける理由があります。
それは

  1. 重量があり大きいので処分するのに手間がかかる
  2. 中古品は値段が付きにくく売却しづらい

というものがあります。捨てたくても上記の理由で処分に踏み切れず置いてある場合もあるでしょう。
学習机の多くには引き出しが付いているため、処分の際には解体が必要なのかも気になるところですよね。
これから詳しい処分方法を見ていきましょう。

自治体で学習机を処分する場合

学習机といっても今や形やタイプも様々で、それにより処分方法も多少異なります。
お住まいの自治体によっては普通のごみ袋に入るサイズまでバラバラに解体すれば木材として燃えるごみとして処分できる自治体もありますが、ごみの分別、回収に厳しい地域では解体しても粗大ゴミとしての料金がかかります。

粗大ごみとして処分する

自治体により多少異なりますが、1辺が30㎝を超える大きさのものは粗大ごみとして処分することになります。
粗大ごみは自治体に回収してもらえるので安心して任せることができますし比較的安価に済ませることができますが、いくつか不便な点があります。

まず第一に粗大ごみは回収日が決まっており、月に1回程度しかないこと。
回収までに時間がかかるためすぐにでも学習机を処分したい方には向いていません。
また、事前に回収の依頼をしコンビニや郵便局などで処分料を支払い、処分する学習机に貼るための手数料納付券をもらっておく必要もあります。

さらに、粗大ごみは指定された収集場所まで自分で運ばなくてはいけません。
マンションなど集合住宅だと運び出しはかなり骨が折れ、エレベーターにうまく入らないなどのトラブルや、運ぶ際にマンションの壁や床などを傷つけてしまうこともあります。
高齢の方などは事前に依頼をすれば運び出しから手伝ってもらえる自治体もあるので、お住まいの自治体の条件を確認してみることをおすすめします。

全国的に処分料は数百円~2000円程度と低価格ですが、机の大きさにより金額が変わってきます。椅子の処分料は別途かかります。
机の種類別にその特徴をご紹介します。

  • 棚付きハイデスクタイプ
    子ども用学習机に最も多いタイプの一般的なデスクです。ライトや本棚など機能性にすぐれており実用的ですが、収納ワゴンなどが付いているものは処分が面倒な場合も。
  • ベッド一体型デスク
    ロフトベッドの下のスペースがデスクになっているようなイメージの、ベッド、机、棚が一体になっている学習机です。寝具でもあるため機能面においてはかなり優れていますが、その分パーツが多く組み立てや分解に時間がかかるので処分の際は骨が折れそうですね。
  • ローデスクタイプ
    椅子を使わず床に正座やあぐらなどで座って勉強をするタイプの学習机です。椅子だと足がぶらぶらしてしまいがちな低学年のお子様などにはよいでしょう。処分の面からも、高さなどもあまりなく、他のデスクに比べ小さいため、処分が比較的楽なデスクです。

自分で処分場へ持ち込むことも

学習机を積み込めるだけの容量の自家用車がある場合は、自分で自治体のごみ処分場へ持ち込む方法も可能です。
こちらは重さにより料金が決まり、粗大ごみの回収に出すよりもさらに安く済ませられる場合が多いです。
事前に予約が必要で合あったり、持ち込みを受け付けている時間が決まっている場合があるのでよく確認しましょう。
また、この方法も積み下ろしを自分で行う必要があります。

細かく分解して「燃えるごみ」または「燃えないごみ」で処分

お住まいの地域によっては、普通のごみ袋に入るサイズまで分解すれば「燃えるごみ」か「燃えないごみ」として処分できることもあります。
細かくすることで単なる木材として処分できる場合もあります。
この場合は処分料はかかりませんのでとにかく予算をかけずに処分したいという方へはオススメです。

お住まいの地域により変わってきますので詳しくはお住まいの自治体にご確認ください。

不用品回収業者に回収を依頼する

不用品回収業者に依頼して有償または無償で処分する方法です。
「急いでいてすぐに処分したい」「とにかく手間をかけたくない」「運び出しが自分で出来ない」という方には、とても良い処分方法だと思います。

種類によっては学習机はかなり重量があったり、お部屋の構造などの場合によっては運び出す際に解体が必要になり、粗大ごみの回収場所へと運ぶには結構な労力を使います。
また回収日も決められているため、それまでは置いておかないといけないのでかなり間が空いてしまう場合は不便です。
不用品回収業者であればご自身の都合のいい日時に玄関先まで来てくれ、解体から運び出しまで行ってくれるためほとんど手間いらずで学習机を処分する事ができます。

また、学習机以外にも他の粗大ごみや家電リサイクル対象の商品(エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビ)など処分したいものがある場合もパック料金でまとめて回収できるところが多いので、ぜひ一度査定だけでもしてみることをオススメします。

便利な分、費用はやはり粗大ごみとして出すよりは割高になってしまうのがネックですが、金額よりとにかく手間を省きたいのならこの方法が楽です。
回収業者は買取ということもしていますが、学習机の場合は長く使うもので経年劣化が加味されるため、高級ブランド家具やよっぽど使用状態が良い場合でないと買取額はほとんど付かないと思った方がいいでしょう。

悪徳な不用品回収業者にご注意を!

不用品回収業者へ処分をお願いする場合は複数社に見積もりを依頼し、その際に対応がよくて地域の信頼のある所に依頼をしましょう。ホームページに実績が多数紹介されているようなところが安心です。
実は不用品回収業者の中には悪徳な業者も多く存在します。
異様に安い金額を謳っていて実は不法投棄をしていたり、トラックに載せた途端高額な請求をしてくるようなトラブルも多いため、よくわからないところへは頼まないようにしましょう。

家具を買い替える時に引き取ってもらう

処分だけではなく、学習机の買い替えを検討しているのであれば新しいものを購入するお店で今まで使っていた古い学習机を引き取ってもらう方法もあります。

引き取りサービスだと新しい学習机が届くのと同時に古い机を引き取ってもらえるので、処分したい机の置き場に困ることがなくすぐに新しい学習机を使えるのがメリットです。

  • ニトリ
  • 無印良品
  • ベルメゾン

などのお店では家具の引き取りサービスを行っています。
料金・条件などがそれぞれ異なりますので買い替えの際によく確認しておきましょう。

寄付する

まだまだ十分に使っていけるような状態の良い学習机であれば、社会貢献として寄付を検討するのも良いでしょう。
福祉施設や団体などを通じて発展途上国や被災地などに学習机を寄付をする方法もあります。

しかし、全ての施設が寄付を受け入れているわけではないので事前に問い合わせをしておいた方が良いです。
団体に届けたり持ち込む際の送料や交通費などはこちらで負担する必要があります。
全体を拭くなど、できるだけきれいにしてから渡せると喜ばれます。

買取が可能なものもあるけれど、難しい場合が多い

処分方法のひとつとして、買取に出して収入を得るという方法もあります。
しかし、この方法は学習机というものによっては難しいかもしれません。

学習机は、多くの場合は「小学校入学」から「一人立ち」まで使われると考えることができます。
高校入学までだとしても10年近くも使用されていることになります。
これは家具の中でもかなりの長い期間使用されているのではないでしょうか。使用されてきた期間が長いということは、その分汚れや傷も多いことが考えられます。
まして、使うのは子どもです。汚れにくい素材にする、子供にきれいに使ってもらうことを徹底したとしても、やんちゃな子どもにはなかなか難しいと思います。
学習机の買取の際には、やはり「見た目のきれいさ」が一番に重要視される傾向にあり、汚れたものは買取に応じてもらえないことが多いです。
よっぽど使用頻度が少なく美品の学習机や有名メーカーのものでない限りは、処分を前提に考えましょう。

また学習机は入学祝いで購入されることが多いので、心情的にも親や祖父母の立場としてはできれば新品の学習机を買ってあげたいと思うものです。
そういった面からも、中古の学習机が売れにくいといった理由もあるようです。

さらに近頃はインターネット通販やIKEAなどで比較的低価格で学習机を購入できるようになってきました。
それもあり中古の学習机が売れにくくなってきています。

リサイクルショップで学習机を売る

こちらも傷や汚れ、劣化が見られる場合は買い取り額が低いことが多く、店舗によっては買い取りを断られたり逆に処分料がかかってしまう場合があります。

しかし学習机の状態が良ければ買い取ってもらえる可能性が高いので、お住まいの周辺にリサイクルショップが複数あれば、買い取り額を比較すると良いでしょう。

自分で持ち込めない場合でも出張買取や宅配買取を行っているところも多いです。

フリマアプリ、オークションサイトで売る

近頃身近になってきた、メルカリなどのフリマアプリやヤフーオークションなどのオークションサイトで売却する方法です。
どんな状態でも安く学習机を買いたいという購入希望者のニーズとマッチすれば売れる可能性がありますので、出品してみてもいいかもしれません。
販売金額をこちらが設定できるのも魅力でしょう。
ただし、出品してすぐに買い手が現れない場合も多いためそれまでは手元に置いておかないといけないことと、梱包や発送を自分で行わなくてはいけないのは不便な点です。
また運送費を出品者側が負担する場合が多いため、バラバラに分解できるタイプの学習机でない限り、送料が高くつき損をする場合もあるため注意が必要です。

ジモティーで譲る、親戚・知人に譲る

オークションなどが芳しくなければ、地域の掲示板やジモティーを使って欲しい人を探す方法もあります。
ジモティーの場合は、学習机がまだまだ使えそうな物であれば、多少使用感があっても欲しい人は見つかりやすいです。マンション下や最寄り駅などに直接引き取りに来てもらう方法を取れば、梱包の手間や送料もかかりません。
個人間のやり取りになりますので、トラブルにならないようにだけ気を付けやりとりは慎重に行いましょう。

親戚や周りで小学校に入学されるお子さんがいる家庭があれば、そのお宅へ無償または格安で譲るのが無料で処分する方法の中では1番おすすめの方法です。
見知った相手であれば譲った後のトラブルも少ないので、そうした家庭で大切に使ってもらう方が気持ち的にも良さそうです。

譲る場合は、しっかりと拭き掃除などしてキレイにしてから渡すようにしましょう。

まとめ

学習机を処分する方法をご紹介してまいりました。
いろいろな方法がありますが、処分にかかる手間やコストを考えて方法を選びましょう。

急いでいる方やとにかく手間を省きたいという方は、電話やメールで済む不用品回収業者が便利です。
その分コストは掛かりますが、梱包や運ぶ手間がないため忙しくても簡単に学習机を処分できます。

一方で、時間が掛かってもコストを抑えたいという場合は、粗大ごみ回収に出したり、一般ごみのサイズまで自身で解体する方法もあります。

さまざまな処分方法から、ご自身にとってコストや手間のバランスが最もよいものを選んでくださいね。



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