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ティファールは1956年にフランスで設立しました。
フランス人技師のマーク・グレゴリーが、アルミニウムにふっ素樹脂を加工するアイデアを思いつき、これを応用して世界で初めて「こびりつきにくいフライパン」を販売します。
「ティファールのフライパン＝本当にこびりつかないフライパン」のキャッチフレーズで販売されたティファールのフライパンは、大きく評判となります。
その後1961年に当時のファッションアイコンであったジャックリーン・ケネディが“ティファールのフライパンを買う様子”が雑誌で紹介され、これがきっかけとなり売上が月間100万枚にまで跳ね上がりました。
1968年にはセブ社の傘下となり、1975年に株式会社セブ ジャパンが設立されると日本での販売がスタートします。
1989年に世界初のコードレス電気ケトルを、1995年には世界初となる片手で開閉できる圧力鍋を販売し、両者とも話題となりました。
ティファールの代名詞でもある「取っ手のとれるティファール」は1996年から販売され、2000年からティファールのトレードマークでもある「お知らせマーク」が中央に付き、現在お馴染みの姿となります。
ティファールといえばコーティングが施されたフライパンで知られていますが小型家電部門でもビジネスを広げており、アイロンや電気ケトルをはじめ電気圧力鍋といった調理家電も人気です。
ティファールは「より暮らしに役立つ製品づくり」で世界約150カ国で愛されており、これからも消費者のニーズを的確にとらえて、より良い製品を提供し続けてくれるでしょう。