「買取」と「下取り」はどっちがお得?判断ポイントや注意点を解説

家具や家電を手放す際、「買取」と「下取り」どちらを選ぶべきか、迷った経験がある方も少なくないでしょう。

「買取」と「下取り」はいずれも不用品を引き取ってもらう手段ではありますが、仕組みや査定の基準、お得さには大きな違いがあります。
違いを知らずに利用すると、思いがけず損をしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

そこでこの記事では、「買取」と「下取り」の違いをわかりやすく整理し、どちらの方法が自分に合っているか判断するポイントや注意点についても解説します。
判断に迷ったときの参考として、ぜひ最後まで読んでみてください。

私が監修致しました

黒田 真一
買取いちばんスタッフ黒田です。日々お客様とお話しする中で、「買取と下取りってどう違うの?」というご質問をよくいただきます。家具や家電、自転車などを手放す際、選択肢としてよく出てくる2つの方法ですが、仕組みや金額面での違いをしっかり理解している方は意外と少ない印象です。そこでこの記事では、買取業界での経験をもとに、「買取と下取りの違い」や「それぞれに向いているケース」について、わかりやすくご紹介します。現場目線でお伝えしていきますので、迷った際の参考にしてください。
目次

買取と下取りの違いとは?

クエスチョンの文字と虫眼鏡

そもそも「買取」と「下取り」の違いを詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?
ここでは、それぞれの基本的な仕組みと特徴を確認していきます。

買取とは?

買取とは、不用品を持ち主から業者が買い取る仕組みのことを指します。

買取業者はリサイクルショップやネット買取サービス、専門店などさまざまで、また買取方法も「店頭」「出張」「宅配」などいくつか種類があります。
自分に合った買取方法を選べて、比較的すぐ不用品を現金化できるのがメリットです。
そのほか、以下のようなメリットもあります。

買取のメリット

  • 不用品を手放せるうえに、手元にお金が残る
  • 不用品をまとめて売却できる
  • 持ち物をごみとして捨てずに済み、環境にやさしい
  • 出張買取・宅配買取であれば家に居ながら査定を受けられる

ただしすべての品が高値で売れるとは限らず、買取額は元の価格や需要の有無、店舗ごとの基準によっても変わります。
査定を依頼した結果、期待よりも安い金額になったり、買取を断られたりする可能性もあるため注意が必要です。

下取りとは?

下取りとは、現在使っている製品を新しい商品の購入先に引き取ってもらい、その代金の一部を新たな購入費に充てる仕組みです。
車や家電、スマートフォンなどの買い替え時によく利用されています。

下取りのメリット

  • 買い替えと同時に不用品を処分できる
  • 商品の配送時に古い製品を引き取ってもらえるため、処分の手間が省ける
  • お得な特典(ポイント付与やクーポンプレゼントなど)が付くこともある

ただし、下取りはあくまで「買い替えを前提としたサービス」であり、再販を目的とする買取とは仕組みが異なります。そのため、査定額はどうしても買取より低くなりがちです。

処分を検討している品の中古相場と下取り額をきちんと比較しないまま利用すると、結果的に買取より損をしてしまう可能性も。
利用前には、相場や条件をしっかり確認しておきましょう。

買取・下取りどちらがお得?判断ポイントとは

計算機とお金

方法それぞれの特徴やメリット・デメリットは分かったものの「自分にはどちらが合っているのかわからない」と迷うこともありますよね。
そんな時は、以下のポイントをチェックしてみてください。

価格重視なら「買取」

買取は再販を前提としているため、下取りよりも高値がつきやすい傾向があります。
特にスマートフォンや家電など、中古市場で需要が高い製品は高額査定が期待できるので、とりあえず査定を受けてみるのがおすすめです。
複数の業者に査定を依頼すれば、相場より高い価格が提示される可能性もあります。

ただし、査定を依頼したりお店に持ち込んだりする手間はかかります。また、状態が悪いものや古すぎる製品は、買取対象外になる場合もあり、その場合は処分の手間や費用が発生することも。
下取りした場合の費用や、処分の手間などを総合的に見て判断することが大切です。

買取はこんな人におすすめ

  • とにかく高く売りたい
  • 売却に手間をかけてもいい
  • 中古市場で価値が高い製品を持っている

手間重視なら「下取り」

「手間をかけたくない」「それほど高く売れなくても構わない」という場合は、下取りがおすすめです。

買い替えと同時に古い製品を引き取ってもらえるため、買取よりも処分が簡単に済みます。
また、年式が古い製品や故障品でも引き取ってもらえることが多く、処分費用をかけずに済むのも嬉しいポイントです。

とはいえ、前述したとおり下取りは製品の状態や希少価値が反映されにくいので、大切に使ってきた製品や最新の家電であっても、古い製品と一律の値段で引き取られてしまいます。
製品の価値や状態をちゃんと評価してもらいたいなら、買取を利用するのがおすすめです。

下取りはこんな人におすすめ

  • 手間を省きたい
  • 故障・古いなどの理由で再販できない製品を持っている
  • 捨てる費用を節約したい

最終的には両方の見積もりをとるのがおすすめ

ここまで読んで、「自分にはどちらが合いそうか」なんとなく見えてきた方も多いかもしれません。
とはいえ、利用するお店や製品の状態によって、買取額・下取り金額は大きく変わることもあります。

損を避けたいなら、買取と下取りの両方で見積もりを取り、比較してから判断するのが確実です。

少し手間はかかりますが、両方の条件を比べることで「価格を重視するか」「手間を省くか」など、自分に合った選択がしやすくなります。
迷っているなら、まずは無料査定だけでも依頼してみてはいかがでしょうか。

「買取」「下取り」利用時の注意点

注意

最後に、下取りや買取を利用する際に押さえておきたい注意点を紹介します。

買取前にはお手入れをしておく

買取では、製品の状態・動作が査定額に大きく影響します。
なるべく高く買い取ってもらうために、査定前には以下のポイントを意識してみてください。

  • 箱・説明書・付属品をできるだけ揃える
  • 本体を清掃し、見た目の印象を良くしておく
  • 査定前に動作確認し、不具合があればメモする

少し手間をかけるだけで、査定額が大きく変わることもあります。
忙しいときには面倒かもしれませんが、できるだけ丁寧に準備しておきましょう。

キャンペーンの有無をチェック!

下取りや買取を利用する際は、各社が実施しているキャンペーン情報を必ずチェックしましょう。
時期やタイミングによっては、「期間限定で買取価格◯%アップ」や「下取りで買い替え割引◯円」などの特典が用意されており、通常よりも大幅に高い金額で取引される可能性があります。

特に家電量販店や中古専門業者は、決算期や新商品発売時にキャンペーンを打ち出すことが多いため、公式サイトや店頭情報を確認してから依頼するのがおすすめです。
キャンペーンの有無によって受け取り額が数千円~数万円変わることもあるため、見逃さないようにしましょう。

大型リサイクル家電は下取りでも費用がかかる

冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンといった家電リサイクル法の対象品目は、たとえ家電量販店の下取りを利用した場合でも「リサイクル料金」や「収集運搬料金」が別途発生します。
そのほか、運搬や運び出しに追加で費用がかかる可能性も。

こうした費用や手間を考えると、買取サービスを利用したほうが結果的にお得になるケースも少なくありません。
大型家電を手放す際は特に、下取りと買取のどちらが自分に合っているか、費用面も含めて比較検討しておくことをおすすめします。

まとめ

まとめ

買取と下取りはどちらも不用品を手放す方法ではあるものの、その仕組みや査定の基準、お得さには大きな違いがあります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを押さえたうえで、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

不用品の買取をご検討中ならぜひ「買取いちばんドットコム」の査定をご利用ください。
幅広いジャンルの製品を、知識豊富なスタッフが丁寧に査定いたします。
大型家具や家電にお困りなら無料の出張査定もご利用いただけますので、お気軽にご相談ください!

▼買取についてより詳しく知りたい方はこちらのコラムもどうぞ!

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