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■投稿日 2025年8月18日
■更新日 2025年8月18日

炊飯器の買い替え時期はいつ頃?突然壊れたらどうする?処分方法とは?

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目次

炊飯器の買い替え時期とは?

それでは早速、炊飯器の適切な買い替え時期について解説していきましょう。

  • 炊飯器の平均的な寿命とは?
  • 補修用の部品保有期間とは?
  • 買い替えを検討すべきタイミングとは?

ただし、使用状況や管理状態によっても変わりますのであくまで目安にしてください。

炊飯器の平均的な寿命とは?

炊飯器の平均寿命は、おおむね3~6年程度とされています。
特に内釜は高温や高圧によって劣化が早くなるため、3~6年程度で傷んでくるケースが少なくありません。

ただし、本体に関してはこの限りではありません。
内釜の状態を気にかけず、丁寧に使っていれば10年程度もつこともあるでしょう。

大事に使っているのであれば、7~10年ほどで買い替えを検討するのが現実的でしょう。

補修用の部品保有期間とは?

炊飯器は「製造を終えた機種であってもしばらくのあいだ修理用部品を補完しておく」と、経済産業省の指導によって定められています。
「補修用性能部品の保有期間」とも呼ばれる期間であり、この期間は製造終了後「6年」と決まっています。

つまり、製造が終了した炊飯器であっても6年以内ならメーカーに問い合わせることで修理できる可能性があるということです。
この基準を参考にしても、メーカーは「購入より6年程度は耐用範囲内」と判断していると言えるでしょう。

反対にそれ以上の期間使っている炊飯器であれば、メーカーとしても「そろそろ買い替えを考えるべき」と判断するでしょう。

買い替えを検討すべきタイミングとは?

購入してからの年月に限らず、次のような状態の炊飯器であれば買い替えを検討していいかもしれません。

  • 購入から6年以上経過しメーカーの部品保有期間を超えている場合
  • 内釜が劣化しコーティングが剥がれてきた場合
  • 炊きあがりの品質が落ちてきたと感じる場合
  • その他、異変を感じる場合

詳しくは、次の章で解説していきますので参考にしてください。

炊飯器を買い替えるべき不具合や故障のサイン

寿命の幅が広い炊飯器だからこそ、さまざまなサインを見逃さないようにして買い替えのタイミングを見極めましょう。

  • 電源が入らない
  • ごはんが美味しく炊けない
  • 内釜のコーティングが剥がれている
  • 異臭がする
  • 異音がする

上記のような症状が見られたら、買い替えを検討してもいいかもしれません。

電源が入らない

炊飯器の電源が入らない場合、引き続き使い続けられないため買い替えを検討しましょう。

ただし電源が入らない理由はさまざまあり、例えば「コンセントがしっかり差し込まれていないだけ」というような、簡単な原因のケースもあります。
その場合は修理や買い替えの必要がありませんので、まずはコンセントを差し直したり、電源タップを交換したりして様子をみましょう。

それでも変化が見られないのであれば、買い替えた方が良いかもしれません。

ごはんが美味しく炊けない

いつも通りに炊飯してもごはんに芯が残るなど、ごはんが美味しく炊けないときには買い替えを検討すべきかもしれません。

ただしこちらも、次のような単純なミスの可能性もあります。

  • 水の量を間違えた
  • 炊飯モードを間違えた
  • 研ぎ方が不十分だった
  • 熱湯でお米を扱ってしまった
  • 最大炊飯量以上入れてしまった

このようなミスによっても、お米の質は変わります。
しかしこれらに心当たりがないのなら、炊飯器そのものに異常が起きていると考えられるでしょう。

内釜のコーティングが剥がれている

炊飯器関連のトラブルで特に多いのが「内釜のコーティングが剥がれる」というものです。

内釜のコーティングは、ごはんを美味しく炊くための大事な要素です。
内釜に不調があっても炊飯自体はできるかもしれませんが、さまざまな変化が見られるでしょう。

例えばごはんがこびりつきやすくなったり、炊飯器の温度センサーが動作せずムラや焦げが起きやすくなったりします。
そのため結果的に「最近、ごはんがあまり美味しくない」と感じることが増えるかもしれません。

メーカーや機種によっては、内釜のみの交換も可能です。
不調が内釜のみであれば、早めに交換すればその後も問題なく使えるでしょう。

内釜のみの交換が難しい場合や、内釜を交換しても状態がよくならない場合には買い替えを検討することもおすすめします。

異臭がする

炊飯器を使い続けていると、次第に臭いががついてしまうこともあります。
特に、炊き込みご飯や煮込み料理といった調味料を使った料理をしたあとは臭いがこびりつくこともあるでしょう。

一般的には、ある程度臭いがついていたとしても洗えばすぐに落ちます。
もし臭いがとれなかったり、心当たりのない臭いが気になる状態なのであれば、安心して使える期間を過ぎているのかもしれません。

異音がする

炊飯器は、使用中にある程度の音がするものです。
「ジー」や「プクプク」といった音であれば、正常にごはんが炊きあがっているからこそ鳴っている音と考えられるでしょう。

しかし、こうした「いつも鳴っている音」とは違う音がしているのなら、なんらかの異常かもしれません。
また、あるときから突然音がうるさくなってきたというケースでは、炊飯器が劣化しはじめたと考えられるため注意すべきでしょう。

聞いたことのない音や激しい音が気になり出したら、買い替えのサインかもしれません。

炊飯器が安くなりやすい時期はいつ?

金欠のイメージ

炊飯器には、値下げされやすい時期があります。

  • 新商品が発売される時期の少し前
  • 決算セール月
  • ボーナスシーズン

これらの時期は「買い替えに最適な時期」と言えますので、逃さないようにしましょう。

新商品が発売される時期の少し前

炊飯器は、毎年夏頃を目安に新商品が続々と発売されます。
これは、新米が出回りはじめ購買意欲が高まる秋に向けて新商品を打ち出すというメーカーの戦略です。

そのため7~8月頃は「型落ち品となる旧型製品が安くなりやすい時期」と言えます。
在庫処分セールの対象にもなりやすく、この時期を狙えば質のいい炊飯器が安く手に入るかもしれません。

決算セール月

家電量販店では「決算セール」として、決まった時期に一斉セールを行います。
このような時期を逃さないことで、炊飯器を安く手に入れられるでしょう。

決算セール時期は店舗によって異なりますが、多くの店舗で3月と9月、あるいはどちらかに行われます。
3月は総決算セール、9月は中間決算セールと特徴が違い、特に新生活シーズンとなる総決算セールは非常にお得です。

セールはこれらの時期の1ヶ月以上前からはじまることもありますのでこまめに情報をチェックして、逃さないようにしましょう。

ボーナスシーズン

多くの企業でボーナスが支給されるシーズンは、購買意欲が高くなるためさまざまな店舗でセールが実施されます。
家電量販店も同様に、炊飯器をはじめとしたさまざまな商品を安く展開するためお得に購入できるでしょう。

ボーナスの支給は年2回、6月と12月が一般的です。
特に夏のボーナスシーズンは、新商品の発表前となりグレードの高い機種も値下げされることが多いようです。

冬のボーナス期は、年末年始の歳末セールと重なります。
目玉商品や福袋商品なども展開される中で、炊飯器の値下がりも期待できるでしょう。

炊飯器の買い替えに向かない時期とは?

炊飯器が安くなり買い替えにぴったりの時期もあれば、反対に高くなる時期もあります。

  • 新商品が発売された直後
  • 新米シーズン

上記のようなタイミングでは、炊飯器の価格が安くなりにくいため注意してください。

新商品が発売された直後

新商品の炊飯器が発売された直後は、品質の高い商品を売り出そうと店舗でも積極的に展開されます。
そのためほとんどの場合定価で売り出され、安く購入できる時期とは言い難いため注意しましょう。

新商品の発売は、おおむね8月~10月あたりに集中します。
この時期は、独自のセールを行っているタイミングを除いて比較的値引きがされにくいと言えるでしょう。

新米シーズン

毎年、10月~11月には新米が出回りはじめます。
そしてこの時期に合わせて、ご飯を美味しく食べたいという欲求が高まりやすくなります。

すると自然に、炊飯器の需要も高まるでしょう。
その分、値引きも起きにくくなるためお得に買い替えるのは難しくなるかもしれません。

炊飯器は買い替えるべき?修理すべき?

炊飯器に異常が見られたときには「買い替えるべきか、修理に出すべきか?」と悩んでしまうのではないでしょうか。
実際、正しい対応は炊飯器の状態によっても変わります。

  • 炊飯器を買い替えるべきケース
  • 修理がおすすめの場合

それぞれのケースにおける特徴を踏まえて、どのように対応するか決めましょう。

炊飯器を買い替えるべきケース

炊飯器を購入して長い期間が経っている場合は、買い替えがおすすめです。

購入から一定期間が経つと、メーカーの保証期間や補修用性能部品の保有期間を過ぎてしまいます。
そのため、修理に出そうとしても対応してもらえないことが増えてしまうでしょう。

仮に修理できたとしても、さまざまな不調や劣化が見られる炊飯器は修理費用がかさみやすく、結果的に買い替えがお得かもしれません。

特に10年以上経過しているのであれば、異変をきっかけに買い替えた方がその後も安心して使い続けられます。
「どうしてもこの炊飯器でなければいけない」という理由がないのなら、買い替えを検討しましょう。

修理がおすすめの場合

メーカーの保証期間内に炊飯器の不調が見られたのであれば、修理を検討してください。
保証期間内なら、お得に炊飯器を修理できるでしょう。

もし、メーカーの保証期間が切れていても簡単な修理であればそれほど費用がかからないかもしれません。
その場合も、修理の方が買い替えよりもお得と言えます。

まずは修理費用がどれくらいかかるのかを確認し、買い替える場合のコストと比較してみましょう。

いらなくなった炊飯器はどう処分する?

買い替えによっていらなくなった炊飯器は、次のような方法で処分できます。

  • ごみとして捨てる
  • フリマアプリやネットオークションを利用する
  • リサイクルショップへ持ち込む
  • 買取業者を利用する

それぞれの方法の特徴、さらにメリットやデメリットについても解説していきますので、ご参考ください。

ごみとして捨てる

いらなくなった炊飯器を捨てるのなら、自治体の決まりに従って処分しましょう。

炊飯器はサイズによって「燃やせないごみ」や「粗大ごみ」など、区分が変わります。
一般的に「一辺の長さが30cmを超えた炊飯器」は粗大ごみ扱いとなることが多いため、まずはお住まいの地域でどのように対応しているか確認してみましょう。

各自治体の炊飯器の取り扱い例は次の通りです。

  • 愛知県名古屋市……縦15×横40×奥行25センチメートル以下のものは小型家電回収ボックス利用、30cm角以上のものは粗大ごみ
  • 東京都新宿区……金属・陶器・ガラスごみ、一辺の長さが30cmを超えものは粗大ごみ
  • 大阪府大阪市……30cm未満であれば不燃ごみ、30cm以上のものは粗大ごみ

これらはあくまで一例であり、行政のごみ出しルールが変わった際には捨て方も変わります。

メリットは、故障していて使えない炊飯器も確実に処分できることです。
ただし処分方法によってはその日のうちに処分できなかったり、手続きの手間がかかったりする点はデメリットと言えるでしょう。

フリマアプリやネットオークションを利用する

「メルカリ」などのフリマアプリや、「ヤフオク(Yahoo!オークション)」のようなネットオークションでは、さまざまな不用品を気軽に出品できます。
スマートフォンやタブレットさえあれば、時間や場所を気にせずすぐに出品でき外出する必要もないという点はこうしたサービスならではの魅力です。

また、売値を自分で設定できることも特徴と言えるでしょう。
「この金額で売りたい!」という希望も叶えられる可能性が高くなります。

デメリットとしては、サイズが大きく重さもある炊飯器の場合には送料が高くなってしまう点が挙げられます。

大きな炊飯器の場合には、売値もしっかり考えておかないと「送料を差し引いたら損してしまった」ということになるかもしれません。
売値を自分で決めるからこそ、損をしないよう送料や相場価格などをあらかじめ確認しておきましょう。

その他に、出品作業や商品の撮影、購入希望者とのやりとり、梱包、発送とやるべきことが多く手間がかかる点にも注意しなければいけません。
クレームやトラブルが発生したときには、自分で対応しなければならないため負担に感じられることもあるでしょう。

リサイクルショップへ持ち込む

炊飯器をその日のうちにすぐ処分したいなら、リサイクルショップを利用しましょう。
ご自宅の近くにあるリサイクルショップへ持ち込めば、適正価格で買取してもらえます。

リサイクルショップを利用して処分する場合、個人同士のやりとりなどの手間がかからない点がメリットです。
いつ売れるかわからないということもなく、査定が終わり次第現金を手に入れられます。

ただし、買取価格を自分で設定できない点はデメリットです。
そもそも炊飯器や食器類は、衛生面の問題からどれほど状態が良かったとしても買取不可としている店舗もあります。

買取不可となった場合には自宅まで持って帰る必要があり、店舗と自宅の間での運搬は自分で行わなければならない点にも注意しましょう。

買取業者を利用する

自分で運搬するのが面倒に感じられる方は、出張買取に対応している買取業者を利用しましょう。
買取業者を利用する場合も、リサイクルショップを利用した場合と同様にその日のうちに査定を行ってもらえ、査定が終わり次第現金を受け取れます。

さらに出張買取では、スタッフが自宅まで不用品を引き取りにくるため運搬や運び出しの手間がかかりません。
業者によっては、査定だけをお願いし「希望の買取金額ではなかったのでキャンセルしたい」といった対応も可能です。

炊飯器に限らず、複数の不用品をまとめて依頼できるため「いらないものがたくさんある」「重いものを処分できずに困っている」という方にもぴったりな方法です。

査定はもちろん、運搬や運び出しのような作業も、経験豊富なスタッフが行います。
「二階にある家具家電を運んでほしい」という依頼もでき、場合によっては即日対応もしてもらえる柔軟さが魅力です。

デメリットは、利用にあたって費用がかかるという点です。
しかし高価買取が実現できればお得に利用できますので、満足のいく査定内容を目指しましょう。

まとめ

炊飯器は、6年以上使用していると次第にうまく作動しなくなるなどの不調が見られる場合があります。
異臭や異音を伴う場合、改善の見込みがない場合には買い替えを検討しましょう。

炊飯器の買い替えは、セール時期やボーナス時期を狙うことでお得に新製品を手に入れられるかもしれません。
反対に、新商品が出たばかりの時期は需要が高まり値下げされにくくなるため、買い替え時期をしっかり見極めることが大切です。

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