プロの目から解説!不用品回収の費用の相場とは?
処分すればスッキリするとは分かりつつも、なかなか重い腰が動かず放置してしまいがちなのが家電や粗大ごみなどの不用品です。
解体や梱包、運搬などの煩わしい作業をしたくなければ不用品回収業者に依頼するのが楽ですが、料金の「相場」が分からないと不安でその一歩を踏み出すこともためらってしまいますよね。
不用品回収業者へ依頼をする前に料金体系やだいたいの相場を知っていれば、判断材料の一つになるかと思います。
そこで今回の記事では、不用品の回収料金の仕組みやよく用いられている料金プラン、品目別の相場の目安に加え回収料金をなるべく抑えるコツなど、お役立ち情報をお届けします!
私が監修致しました
買取いちばんスタッフの河上です。引っ越しや遺品整理に大掃除など、大量に不用品が発生することはままありますよね。 不用品は自分で解体や運搬を行い自治体の基準に則って処分することもできますが、どうしても時間や手間がかかってしまいます。 そんな時、我々不用品回収業者へ御用命いただければ自分で処理するよりもうんと早く不用品から解放されスッキリできますよ! でも、「どこにお願いすればいいのか分からない…」「費用がものすごく高かったらどうしよう…」という不安もきっとあると思います。 今回は、そんな不安を解消する不用品回収の相場を知れるコラムとなっております。不用品回収のやり方を学び、身も心もスッキリサッパリして新生活に踏み出しましょう!
目次
①住んでいる自治体に依頼する場合
粗大ごみや不用品を処分しようと思ったときにまず思いつくのは、住んでいる自治体で回収をお願いすることではないでしょうか。
自治体で不用品を回収してもらうメリットは、比較的処分費用が安く済むことにあります。
しかし費用が安い分、自分でしなければいけないことや制約も多く、
- ネットや電話で処分にかかる費用がいくらか自分で確認しなければならない
- 回収を依頼する不用品を自力で回収場所まで運ばなくてはならない
- 不用品を出す日にち・時間が決まっている
などデメリットも多く目立ちます。
自治体により仕組みや方法の差が激しいため、一度確認してみましょう。
名古屋市の 粗大ごみ処分費用
では、名古屋市の粗大ごみ処分費用の目安は以下の通りです。
ベッド(マットレス類を除く) | 1,000円 |
---|---|
電子レンジ | 1,000円 |
ストーブ | 500円 |
応接椅子(二人掛け用以上) | 1,500円 |
布団・毛布 | 250円 |
マットレス(折り畳み含む) | 1,000円 |
ただし、
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・乾燥機
この4品目は家電リサイクル法に則ってリサイクルすることが義務付けられているため自治体では回収してもらえません。
家電を購入したメーカーや家電量販店にリサイクル料金と運搬料を支払ってリサイクルをしてもらいます。この料金の目安は家電やメーカーによって異なりますが、数千円~1万円ほどとなります。
▼詳しくはこちらからご確認いただけます!
家電リサイクル券ってどこで手に入れられるの?何を処分するときに使うの?家電リサイクル法の基本の”き”から解説いたします!
②引っ越し業者に依頼する場合
引っ越しをするタイミングであれば、引っ越し業者へ不用品回収を依頼することもできます。
この方法なら引っ越しの際に出た不用品をそのまま回収してもらえるので流れがスムーズになります。
ただし引っ越し業者のメイン業務は「引っ越し」ですので、小型の家電や生活雑貨くらいなら回収ができるが大型の家具や古着はNGなど、不用品の回収に対応していない業者もあります。
事前の見積もりの際に確認しておくとよいでしょう。
また、引っ越し業者によっては「引き取り」のみを行っているところもあれば、状態のいい不用品の「買取」も実施しているところもあります。
こちらも事前に訪問での見積もりを依頼した際に確認をしておきましょう。
③不用品回収業者に依頼する場合
不用品回収のプロと言えば我々不用品回収業者です。
不用品回収業者は家具・家電についての知識もしっかりとあるため安心して回収を任せることができます。
また、遺品整理や大規模な片付けなどの大量に不用品が出るケースに特化した格安のプランを用意しているところも多く、不用品がひとつでなくたくさんあるのでしたら一番おすすめです。
一方、回収業者の中には必要な許可を取っていないところや、格安や無料と謳っておきながらトラックへ乗せた後に不当に高額な料金を要求してくるような悪徳業者もいるので注意してください。
不用品回収業者へ依頼する場合の注意点をまとめました。
- 一般廃棄物処理収集運搬業許可があるか
不用品の処分はこの許可を持っている業者にしかできません。しかし、今では新たに取得することができない許可となっているため現行では「産業廃棄物収集運搬業許可」を用いて適切に廃棄物を処分する業者が大半です。どちらかを持っていることが最低の条件となります。 - 料金体系が明確か
必ず事前に料金体系を説明してもらい、見積もりをしっかりとチェックしましょう。
料金体系が分かりやすい、明朗な会計をしてくれるところであればいいのですが、中には基本料金のほかに、家電などの取り外し料金や運搬費用などを追加で上乗せしてくる業者もあります。
不用品回収の料金の内訳
不用品回収の料金が、どのような内訳になっているかご存じでしょうか。
不用品回収業者に依頼をすると、粗大ごみで不用品を処分するときとは大きく異なりこちらの都合のいい日に家の中まで不用品を引き取りに来てくれます。
依頼者にとっては手間も労力もほとんどかけることなく処分してもらえるので利用しやすいと思われるでしょうが、手間がない分粗大ごみや不燃ごみで不用品を処分するときよりも、相場が高いと思われる方が多いのも事実です。
しかし不用品回収業者の料金は、以下の3つの要素で成り立っているので決して極端に高くしているわけではないのです。
- 人件費
不用品を仕分けしたり、運び出したりする人員に支払う報酬となります。一人で運べないような重量物の運搬などになると人数が増え、人件費の相場も上がります。
相場:1時間当たり3,000円(通常の作業)~5,000円(重量物を扱う作業) - 車両費・交通費
不用品を大量に処分する場合や大きな不用品を運ぶ場合に欠かせないのが作業用のトラックなどの車両です。
たとえ不用品が小さな家具一つだけだったとしても、身一つで運ぶことはできないためです。
不用品の量に応じてトラックの容量も変わり、この車両の手配やガソリン代などのコスト、遠方の場合は高速代などに充てられます。
相場:3,000円(軽トラック)~8,000円(2トントラックなど) - 処分費
回収してもらった不用品は、廃棄の行程で処分費用が発生します。
相場:300円前後/10㎏(一般廃棄物)~500円前後/10㎏(産業廃棄物)
不用品回収業者のプランや料金体系
業者によって若干の差はありますが大きく分けて3つパターンに分類されています。
- 品目ごと+基本料金プラン
基本料金はほぼ車両を出動させるための車両費を含んでいます。そこにテーブルがいくら、電子レンジがいくら…という風に品目ごとの費用が追加されます。品目によっては人件費もプラスされます。
不用品の量が少ないのであれば最も安く済むプランと言えるでしょう。 - 積み放題・定額プラン
大量に不用品を処分したいのであればこういったすべて込みのパッケージプランがおすすめです。トラックによって高さや最大積載量が異なりますのでよく確認しておきましょう。
かなり安いパック料金を提示しておいて、何かとオプションをつける業者もあるので注意が必要です。 - 物量やトラックの占有割合での料金プラン
品目ひとつひとつの単価設定ではなく、物量やトラックに乗せたときの不用品の割合によって料金を見積もるという方法です。
不用品回収料金をなるべく安く抑えるためのコツ
不用品回収業者に依頼すれば手間をかけることなく搬出や運搬、処分までを行ってもらえるとは言っても、そのための費用はなるべく抑えて、新しい家具や家電を買う足しにしたいと思うのが当然です。
不用品回収の際に、少しでも費用をお値打ちに抑えるためにぜひ知っておいてもらいたいコツやちょっとしたひと手間をご紹介します。
繁忙期を避けること
いきなり単純なことで申し訳ないですが、引っ越しシーズンや大掃除シーズンなどのいわゆる「繁忙期」シーズンに業者に依頼をすることはなるべく避けましょう。
引っ越しなどと同じで、繁忙期の間は料金を高く設定する業者も意外に多いのです。
業者に依頼をする場合、不用品回収の依頼が増える繁忙期はなるべく避けましょう。
お急ぎでなければ繁忙期を避けて依頼するとよいでしょう。業者によっては繁忙期とそれ以外のシーズンで回収費用に10万円以上の差が出るということも珍しくありません。
引っ越しの時期が3月下旬~4月上旬など、繁忙期と重なってしまっている場合は、不用品の処分だけは3月中旬までに済ませておくなどの工夫で、かなり費用が抑えられるはずです。
複数社との相見積もりは基本!相場と見積もりを比較すべし
面倒かもしれませんが、不用品回収業者の検討には少なくとも3社から相見積もりを取っておくのがおすすめです。
料金の比較をしたり、他社の提案をもとにさらに価格交渉することもできます。
しかし相場とかけ離れて安い料金を提示している業者があったからと言って、飛びつかないようにしましょう。
極端に安い不用品回収業者の場合、前述したような悪徳業者の可能性もあり後々トラブルになる可能性もあります。
不用品の分別・袋詰めまで済ませておく
不用品の種類や数が多い場合は、一旦業者の方でごちゃまぜに引き揚げた後に分別や袋詰めを行ったり、現地で業者のスタッフが作業することになります。
自分でできる範囲で分別を行い、袋詰めを行っておきあとは運び出すだけ!という状態にしておいてあげると不用品回収業者の労力や時間を短縮できて、時間による人件費を節約できます。
- 電化製品
- 再生できそうな紙
- 衣類・古着
- プラスチック・ビニール
- 金属・不燃物
- その他
など、その不用品の素材によって簡単に仕分けを行うようにしておくと、不用品の仕分けが進みやすくなるので参考にしてみましょう。勿論分からない場合は手当たり次第に作業せず、業者におまかせすることも大切です。
自治体の回収で処分できるものは捨てておく
もし不用品回収業者と約束をした日時まで余裕があるようならば、一般のごみで出せるものはできるだけ出してしまっておくとよいでしょう。
いくらすべてまとめて持って行ってくれるとはいえ、明らかに可燃ごみで捨てられるものを期日まで置いておくことはありません。トラックの占有割合で料金が決まる場合、これをしておくかどうかで料金に差が出る場合もあります。
たとえば布団や毛布などは粗大ごみとしても数百円で処分できますし、指定の可燃ごみの袋に入るサイズまで細かく裁断ができれば可燃ごみでも捨てられますよ!
買取ができそうなものは簡単にきれいにしておく
不用品の状態が良かったり国内の有名メーカーのものだったりした場合は回収ではなく「買取」に回してくれ、回収料金の計算の際にその金額を差し引いてくれるところもあります。
なので金額が付きそうなものは軽く掃除しておき、見た目の印象を少しでも良くしておきましょう。
- 製造からまだ5年以内の電化製品
- 取り扱い説明書や箱など付属品が揃っている
このような点も、買取金額アップにつなげる大事なポイントです。
たとえ買取で値段がつかなくても、業者によっては料金を取らず無料で回収をしてくれることもあります。
ホームページなどを確認し、回収だけでなく買取サービスも行っている不用品回収業者に見積もりをしてもらうのがおすすめです。
どんなものが買い取ってもらえるの?
買取いちばんドットコムで買い取れる品目はこちらから確認できます!
なるべく玄関に近いところか屋外に出しておく
こちらも作業時間を短縮し、人件費を節約する方法です。
運んだり積んだりできるものなら、邪魔にならないように屋外に出しておくだけでも作業時間の短縮にも役立ちます。
直前まで使うものでなければ運び出しておくとよいでしょう。マンションなどの共有スペースに出す場合は近隣の方の通行の迷惑にならないように注意してください。
屋外まで出せなくても、不用品を2階から1階に降ろしておくだけでも料金に差が出ることがあります。
スタッフと一緒になって運び出しの手伝いをする
自分で運ぶ手間がないのが不用品業者に依頼するメリットではあるのですが、少しでも費用を抑えたいということであれば当日に自分ができる限り運搬に参加するのも安く済ませるコツとなります。
業者の作業員1人では運べないような大きさのものや重量のあるものを運ぶには、人件費が2名分以上かかってしまいます。そこを自分で賄うことができれば、スタッフ1名分の人件費が浮くというわけです。
オプションをなるべくつけない
不用品を2階から1階へ降ろしたり、解体が必要なものの運び出しにはオプション料金が追加される場合があります。
解体が自分で行えそうなものは挑戦してみたり、降ろせるものだけでも自分で2階から1階へ移動させておくと不要なオプションをつけずに済み節約になります。
まとめ
不用品回収の料金相場からその算出方法の目安、またなるべく費用を抑えるコツまでをざっとご紹介いたしました。
とはいえ不用品業者に頼む方法は、手間がほとんどかからず労力の面で楽ができるのも大きなメリットです。
ご自分に合った納得のいく方法で、不用品を処分してくださいね!
また、買取いちばんドットコムではまだ年式の新しい家電製品や家具であれば、高額で買い取ることも可能です!
高く買い取ってもらいやすいコツや相場はこちらからご確認ください。
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