洗濯機が故障した!修理か買い替え・処分の判断基準

壊れた洗濯機をすぐに買い替え・処分してしまうのはおすすめできません。
買い替えには多額な費用がかかりますし、処分するにもリサイクル料金などが発生するからです。
修理と買い替え・処分の判断で迷ったら、まずは使用した年数を調べましょう。
購入日は保証書の日付を見るのが確実ですが、保証書が見当たらない場合、洗濯機側面やフタの裏側に貼られている「銘板(めいばん)シール」に記載された製造年月をチェックしてください。
保証期間内なら修理
メーカー保証(通常は1年)や家電量販店の長期保証(ショップによって3〜5年)が残っている場合は、メーカーやショップのサービスセンターに連絡して、修理の手配をしてください。
軽微なエラーや部品交換で直るケースも多く、無償または少額の自己負担で直る可能性があります。
保証期間~7年未満なら修理の見積もりで判断
一番判断が難しいのが、保証期間は過ぎているものの、購入から7年未満というケースです。
この場合はまず修理の見積もりを取り、買い替えた場合と比較するのがよいでしょう。
次の表は症状ごとにかかる修理費用の目安なので、判断材料にしてください。
| 症状 | 縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 |
|---|---|---|
| 電源が入らない | 11,000~57,000円 | 22,000~78,000円 |
| 乾燥しない | 25,300~35,200円 | 9,000~72,000円 |
| 給水しない | 11,000~32,000円 | 11,000~38,500円 |
| 排水しない | 11,000~30,800円 | 11,000~30,800円 |
| お風呂から湯が取れない | 5,500~33,000円 | 5,500~40,700円 |
| 回転動作しない | 11,000~55,000円 | 5,500~79,200円 |
| 水が漏れる | 7,000~27,500円 | 12,000~34,000円 |
購入から7年以上なら「買い替え・処分」
洗濯機の平均寿命(耐用年数)は使用する回数にもよりますが、縦型で約8〜10年、ドラム式で約7年程度とされています。
購入から7年以上が経過している場合は、買い替えや処分を検討するのが現実的です。
洗濯機は耐用年数を前提に設計されているため、仮に一箇所を修理しても、すぐに別の部品が故障するリスクが高まります。
また、製造から7年以上が経過すると、メーカー側で補修用性能部品の保有期間が終了しており、修理自体ができないケースも増えるためです。
壊れた洗濯機でも買い取ってもらえる?プロが明かす現実と例外

ネット上には「壊れた家電も高価買取!」という魅力的な広告があふれていますが、現場の査定基準からすると、現実はかなり厳しいものです。
壊れた洗濯機は原則「買取不可」
壊れた洗濯機は、ほぼ買取できないと考えたほうがよさそうです。
洗濯機を中古品として販売するには修理が必要ですが、上の表にもある修理代を販売価格に上乗せするとなると、中古品の最大のメリットである安さが失われるからです。
また、購入から時間がたった洗濯機は、パーツの耐用年数に不安がありますし、清掃にも手間がかかります。
パーツ取りや人件費の面でもメリットはないので、壊れた洗濯機のほとんどが買取できないのです。
壊れていても買取できる・引き取りできる稀なケース
とはいえ、壊れた洗濯機が買取・引き取りできる可能性はゼロではありません。
次の条件をすべて満たしている場合に限り、数1,000円での買取や無料で引き取りできるケースも存在します。
製造から3年くらいのもの
修理費が抑えられると判断できるものや、モーターやヒートポンプなど、高額なパーツ取りの需要があるもの。
国内の大手ブランドのもの
パナソニック、日立、東芝、シャープのものは、中古市場で高い需要があるため。
ドラム式のもの
新品ではまだ高額なモデルを、中古市場で購入したいという需要から。
ハイエンドのもの
高額のモデルを、中古市場で安く入手したいという需要から。
もし、ご自身で判断が付かない場合は、弊社「買取いちばんドットコム」まで、お気軽にお問い合わせください。
その際には銘板シールを参照し、メーカーや洗濯機の型番、製造年月、表示されているエラーコードなどの症状を伝えていただくとスムーズです。
フリマアプリなどを利用する方法も
メルカリなどフリマアプリや、ヤフオク!などオークションを利用すれば、壊れた洗濯機でも購入者が現れる可能性はあります。とはいえ大型家電の出品は、次の理由からおすすめできません。
- 売れるまでの置き場所に困る
- 梱包に手間がかかる
- メルカリの場合は高額な送料の負担も
- クレームなどトラブル時の対応が手間
梱包や送料が不要のジモティーを利用するのも一つの方法ですが、売れるまでの置き場所に困る点やクレームの心配は同じといえます。
【基本はこちら】壊れた洗濯機の正しくお得な処分方法4選

買取が難しい壊れた洗濯機は、手間をかけず安く処分しましょう。
とはいえ、洗濯機は家電リサイクル法の対象品目なので、自治体の粗大ゴミ回収では引き受けてくれません。
次の表を参考に、ご自身に合った処分方法を選んでください。
| 処分方法 | 手間 | 費用感 | おすすめの方 |
|---|---|---|---|
| 1. 買い替え時に購入する店で引き取り | 楽 | リサイクル料金 +収集運搬料金 | 新しい洗濯機を購入する方 |
| 2. 購入店・近隣量販店に依頼 | 楽 | リサイクル料金 +収集運搬料金 | 処分のみをおこないたい方 |
| 3. 指定引取場所へ自分で持ち込む | 手間がかかる | リサイクル料金のみ | 軽トラックなど運搬手段がある方 |
| 4. 不用品回収業者に依頼 | 楽 | リサイクル料金 +収集運搬料金 | 引っ越しや大掃除など不用品が大量にある方 |
1. 買い替え時に家電量販店で引き取り
洗濯機を買い替える場合、一番手軽でスムーズな方法です。
新しい洗濯機の配送・設置時に壊れた洗濯機を引き取ってもらえ、日程の調整も一度で済みます。
大手家電量販店のリサイクル料と収集運搬料金の目安は次の通りです。
| 店舗名 | 家電リサイクル料金 | 収集運搬料金 | 処分費用合計 |
|---|---|---|---|
| ヨドバシカメラ | 2,530円~ | 550円〜 | 3,080円〜 |
| エディオン | 2,530円~ | 1,650円〜 | 4,180円〜 |
| ビックカメラ | 2,530円~ | 2,200円〜 | 4,730円〜 |
| ヤマダデンキ | 2,530円~ | 2,500円〜 | 5,030円〜 |
| ケーズデンキ | 2,530円~ | 2,750円〜 | 5,280円〜 |
※料金は2026年8月現在、すべて税込です
一部メーカーの洗濯機のリサイクル料金に注意
2,530円はパナソニックや日立など、国内主要メーカーのリサイクル料金です。
山善やニトリなど、一部のメーカーは3,300円になるケースがあるので、詳しくは家電製品協会の料金一覧で確認してください。
収集運搬料金は買い替え時のもの
表の収集運搬料金は、新しい洗濯機との交換で古いものを回収する場合のものです。
出張回収のみを依頼するケースや、エレベーターが使えないなど搬出に手間がかかるケースでは、別途追加費用が発生する場合があります。
2. 過去に購入した店舗や近隣の家電量販店に回収を依頼する
買い替えせずに処分のみをおこないたい場合、過去にその洗濯機を購入した店舗には法的な引き取り義務があります。
保証書やレシートがなくても購入履歴が分かれば回収に来てくれますが、収集運搬料金は確認したほうが安心です。
購入店舗に依頼できない場合は、近くの家電量販店に依頼する方法もありますが、こちらも収集運搬料金はご確認ください。
3. 指定引取場所に自分で持ち込む
洗濯機を買い替える予定がなく、収集運搬料金をかけたくない場合におすすめの方法です。
郵便局でリサイクル料金を支払い、地域の指定取引場所に軽トラックなどで持ち込みます。
詳しくは弊社コラムを参照してください。
家電リサイクル券ってどこで入手するの?入手方法や注意点も解説
4. 不用品回収業者に回収を依頼する
故障した洗濯機とあわせて、使わない家具など不用品を処分したい場合には、民間の回収業者も選択肢になります。
洗濯機だけなら割高に感じる収集運搬料金も、ほかのものとあわせてならお得感があり、引っ越しや大掃除での利用が便利です。
ただし、後述する怪しい業者を利用しないよう、事前に見積もりを取り収集運搬料金の確認が必要です。
買取もおこなう業者がおすすめな理由
不用品回収業者を利用するなら「買取いちばん」のような、買取もできる業者がおすすめです。
不用品の中から買取できるものを見つけて値段を付けてくれるので、収集運搬料金がお得になるばかりか、場合によってはプラスにもなります。
「買取いちばん」は家具・家電からブランド品、工具、おもちゃまで、15ジャンル・100カテゴリ以上の幅広い品目に対応しています。
不用品回収の見積もりや査定は無料なので、お気軽にお問い合わせください。
怪しい回収業者の見分け方
法外な料金を請求する、金目の物を無理やり買取るなど、怪しい回収業者がまた活発化しています。
次の特徴に当てはまる業者は、決して利用しないよう注意してください。
1. 事前に明確な見積もりを出さない
不用品回収の作業前に書面で見積もりを出さない業者は危険です。
作業が終わってから断れない状況を作り出し、言い値で高額請求してくる典型的な手口です。
2. 電話や飛び込みで直接勧誘してくる
通常、不用品回収や買取業者が、自ら電話勧誘や訪問営業をおこなうことはありません。
業者側からアプローチがあった場合は、怪しい業者だと警戒してください。
3. 無料回収を強調してトラックで巡回している
街をトラックで周回して、不用品の無料回収を呼びかける業者も注意が必要です。
一般家庭から出る不要品で再販できる品物は限られており、無料で回収するメリットはほぼないため、後から高額な費用を請求したり押し買いをしたりする可能性があります。
4. 会社の所在地や古物商許可などの情報が不透明
通常の業者は自社ホームページを持ち、業務実績や会社の所在地、古物商許可などの取得情報を公開しています。
連絡先が携帯番号のみなど素性がはっきりしない業者は、トラブルが起きても後から事業者を特定できないため、利用を避けたほうが無難です。
詳しくは弊社コラムを参照してください。
怪しい不用品回収・買取の電話勧誘は無視!悪徳業者の手口と安全な処分方法
自分で壊れた洗濯機を搬出・処分する際の注意点

壊れた洗濯機を自分で指定引取場所に持ち込む場合や玄関先まで搬出する場合に、よくトラブルになる事例です。
搬出の前に必ず水抜きを完了させておく
洗濯機内部やホースには、大量の水が残っています。
そのまま動かすと床や運搬中の車内が水浸しになるので、次の手順で水抜きをおこなってください。
- 給水栓(蛇口)を閉め、標準コースで数秒回して給水ホースの水を抜く
- 脱水運転(一番短い時間)をおこない本体内部の水を抜く
- 排水ホース・給水ホースを外して内部の水を出し切る
あわせて、洗濯槽の中に残留物がないかも確認しましょう。
運搬時の向きと重量に注意
洗濯機の重量は縦型で30〜50kg、ドラム式では70〜90kg以上にもなります。
また、ドラム式は脱水ドラムを支えるサスペンション構造が繊細なため、横倒しにすると、内部の構造が破損したりドラムが歪む恐れがあります。
必ず大人2人以上で搬出・車載し、作業は立てた状態でおこないましょう。
まとめ

壊れた洗濯機は原則として買取不可であり、高価買取を期待して査定に時間をかけるよりも、早めに処分へ切り替えるのが賢明です。
まずは購入年数を確認し、7年未満で保証内なら修理、7年以上なら買い替え・処分を検討しましょう。
処分する際は、新しい洗濯機に買い替えるなら「量販店での引き取り」安さ重視なら「指定引取場所への持ち込み」手間を省きたいなら「不用品回収業者」がおすすめです。
自力で搬出する場合は、事前の水抜きと縦置きでの運搬を徹底し、安全に処分を進めていきましょう。
なお、処分方法に迷う場合は「買取いちばん」の無料査定・お見積もりもぜひご活用ください。


