ガスコンロの処分方法

まずは、ガスコンロの処分方法を紹介します。
ごみとして処分する方法から売却する方法まで解説しますので、ガスコンロの状態や処分にかけられる時間、費用などを考慮して、自分に合った方法を検討してください。
1.粗大ごみとして捨てる
ガスコンロは、多くの自治体で粗大ごみに分別されています。自治体の粗大ごみとして処分する場合の一般的な手順は、以下のとおりです。
- 電話またはインターネットで粗大ごみの収集を申し込む
- 手数料や収集日時を確認する
- 郵便局やコンビニ、スーパーなどで、必要な金額の手数料納付券を購入する
- 必要事項を納付券に記入し、ガスコンロの見やすい場所に貼り付ける
- 収集日当日の朝、指定された場所までガスコンロを運び出す
処分費用は500円前後が目安となるケースもあり、ほかの処分手段と比べて費用を抑えやすいのがメリットです。
ただし、ガスコンロのサイズや種類、自治体の収集方法などによって手数料が異なる場合があります。正確な費用や分別区分については、お住まいの自治体のホームページなどで確認しましょう。
自治体の粗大ごみ収集は、事前の申し込みや手数料の支払いが必要なうえ、収集日も指定されるため、希望するタイミングで処分できない場合があります。
また、ガスコンロをごみの収集場所まで自分で運び出す必要があるため、重量のある製品では搬出が負担になることもあります。
処分を急いでいる方や、自分で運び出すことが難しい方には、ほかの処分方法も検討するとよいでしょう。
2.ごみ処理施設に持ち込む
お急ぎの場合は、自治体のごみ処理施設へガスコンロを直接持ち込む方法もあります。
施設によっては、ごみの重量に応じて処理手数料が設定されており、戸別収集よりも費用を抑えられる場合があります。処分費用をできるだけ抑えたい方は、持ち込み処分を検討してみてください。
自治体によって手数料は異なります。
例えば、以下のように重量に応じて料金が設定されている自治体があります。
| 自治体 | 自己搬入の処理手数料(2026年9月時点) |
|---|---|
| 名古屋市 | 10kgまでごとに200円 ※名古屋市は2026年10月1日から10kgまでごとに270円へ改定予定 |
| 大阪市 | 10kgごとに90円 |
| 福岡市 | 10kgまでごとに140円 |
ただし、搬入できる曜日や時間帯、事前予約の要否、車両の利用条件などは施設によって異なります。自分で施設まで運ぶ必要もあるため、利用前に自治体のホームページで搬入条件や手数料を確認しておきましょう。
条件や時間の都合が合わない場合は、ほかの処分方法を検討する必要があります。
3.販売店に引き取ってもらう
ガスコンロを新しいものに買い替える場合は、ホームセンターや家電量販店などの販売店に、古いガスコンロを引き取ってもらう方法もあります。
各店舗の対応例は以下のとおりです。
| 店舗名 | ガスコンロの引き取り | 条件・費用 |
|---|---|---|
| エディオン | ○ | 引き取りのみでも利用可能な場合あり・有料 |
| ジョーシン | ○ | 対象商品購入時の引き取りに対応。引き取りのみは店舗・サービスによって異なる |
| カインズ | ○ | ガステーブル・ビルトインコンロなどを無料で引き取り。原則として対象商品を購入した場合 |
| コーナン | △ | 店舗・購入商品などによって条件が異なるため、利用店舗への確認が必要 |
対象商品を購入することで、無料で引き取ってもらえる店舗もあります。買い替えと同時に古いガスコンロを処分できるため、別途処分方法を探す手間がかかりません。
ただし、引き取りの条件や料金は店舗によって異なります。対象商品の購入が条件となっていたり、オンラインショップでの購入は引き取りの対象外となったりする場合もあるため、注意が必要です。
また、すべての店舗がガスコンロの引き取りに対応しているとは限りません。利用前に店舗へ問い合わせ、引き取りの可否や料金、利用条件などを確認しておくと安心です。
4.引っ越し業者に引取を依頼する
引っ越しまでにガスコンロを処分する時間がない場合は、引っ越し業者に不用品として引き取り・処分を依頼する方法もあります。
大手引っ越し業者の対応例は以下のとおりです。
| 引っ越し業者 | ガスコンロの引き取り・処分 |
|---|---|
| サカイ引越センター | 対応可能なエリアあり |
| アリさんマークの引越社 | 有料で処分品の取り次ぎに対応 |
| アート引越センター | 要確認 |
| ハート引越センター | 要確認 |
| 日本通運 | 要確認 |
引っ越しと同時に不用品の処分を依頼できれば、自分で処分先を探したり、ガスコンロを別途運び出したりする手間を減らせます。引っ越し直前までガスコンロを使用したい方にとっても、便利な方法です。
ただし、対応エリアや対象品目、料金などの条件は引っ越し業者によって異なります。また、引っ越し料金とは別に処分費用がかかる場合もあるため、依頼前に追加料金の有無や処分にかかる費用を確認しておくとよいでしょう。
5.売却する
まだ使用できるガスコンロは、リサイクルショップや買取業者に売却する方法もあります。処分費用をかけずに手放せる可能性があるうえ、状態や製品によっては買取価格がつくこともあります。
リサイクルショップに買い取ってもらう
近くに店舗がある方や、衣類や雑貨など、ほかにも売却したいものがある方には、リサイクルショップへの売却がおすすめです。
リサイクルショップは家具や家電、日用品など幅広いジャンルの商品を取り扱っています。そのため、ガスコンロと一緒に不要になった衣類や雑貨、家具などをまとめて売却できる点がメリットです。
また、店舗へ持ち込めば、その場で査定してもらえるため、売却までの手続きを進めやすい方法でもあります。
一方で、ガスコンロの買取可否は店舗によって異なります。また、買取価格も商品の状態や製造年、店舗の在庫状況などによって変わるため、希望する価格での買取が難しいケースもあります。
利用する際は、事前にガスコンロが買取対象かどうかを店舗へ問い合わせておくとよいでしょう。
買取業者に買い取ってもらう
ガスコンロをできるだけ高く売りたい場合は、ガス機器や家電を取り扱う買取業者に査定を依頼するのも一つの方法です。
買取業者のなかには、ガスコンロの取り扱い実績があり、製品の特徴や中古市場での需要を踏まえて査定する業者もあります。メーカーや機種だけでなく、製品の状態や製造年なども考慮して査定してもらえる点がメリットです。
また、出張買取に対応している業者であれば、店舗までガスコンロを運ぶ必要がありません。自宅で査定から搬出まで対応してもらえるため、重量のあるガスコンロを持ち運ぶのが難しい方にも適しています。
ただし、すべてのガスコンロが買取対象になるわけではありません。業者によって対応する製造年や機種、ガスの種類などが異なるため、査定を依頼する際は、メーカーや型番、製造年、ガスの種類を伝えて買取の可否を確認するとよいでしょう。
買取いちばんではガスコンロの査定・買取に対応しています。ガスコンロの買取について詳しく知りたい方は、以下のページをご確認ください。
6.フリマアプリ・ネットオークションに出品する
ガスコンロをできるだけ高く売りたい場合は、フリマアプリやネットオークションへの出品も選択肢の一つです。
人気メーカーや状態のよい製品、比較的新しいモデルなどは購入希望者が見つかりやすく、リサイクルショップの査定額を上回る価格で売却できる可能性もあります。自分で販売価格を設定できるため、希望する価格での売却を目指せる点もメリットです。
一方で、出品から購入者とのやり取り、梱包、発送まで自分で対応する必要があります。
また、以下のようなトラブルにも注意が必要です。
- 梱包が不十分な場合の配送中の破損
- 到着後の動作不良による返品・返金対応
- 商品の写真や説明不足による購入者とのトラブル
ガスコンロはガスを扱う機器であるため、購入者が商品の状態や動作状況を慎重に確認するケースもあります。出品時には、製造年やメーカー、型番、使用状況、傷や汚れの有無などをできるだけ詳しく記載し、商品の状態が分かる写真も掲載しましょう。
出品や購入者とのやり取り、梱包・発送などに手間をかけたくない場合は、リサイクルショップなど、ほかの売却方法を検討するのがおすすめです。
7.譲渡する
まだ使用できるガスコンロは、家族や友人、知人など、必要としている人に譲る方法もあります。
処分費用がかからないうえ、引き取り手が決まっていれば、粗大ごみの申し込みや収集を待つ必要がありません。まだ使えるガスコンロを廃棄せず、必要な人に活用してもらえる点もメリットです。
一方で、ガスコンロはガスを扱う機器のため、譲渡する際は商品の状態を正確に伝えることが大切です。メーカーや型番、製造年、使用期間、傷や汚れの有無、点火などの動作状況を事前に確認しておきましょう。
また、都市ガス用とLPガス(プロパンガス)用では対応するガスの種類が異なります。譲渡先の住宅で使用できるガスコンロかどうかを確認したうえで、引き渡すようにしましょう。
8.不用品回収業者に依頼する
ガスコンロを自分で運び出したり、自治体の収集を待ったりするのが難しい場合は、不用品回収業者に処分を依頼する方法もあります。
不用品回収業者のなかには、ガスコンロの回収に対応している業者があります。自宅まで回収に来てもらえるため、ガスコンロの運び出しから処分まで任せられる点がメリットです。
また、幅広い品目の回収に対応しているため、引っ越しなどで家具や家電をまとめて処分したい場合にも適しています。
一方で、自治体の粗大ごみ収集と比べると、処分費用が高くなる傾向があります。
料金体系やサービス内容は業者によって異なるため、依頼する前に見積もりを取り、回収費用や追加料金の有無を確認することが大切です。
不用品回収業者を利用する際は、一般廃棄物の収集・運搬について自治体の許可を受けている業者、または許可を受けた業者と適切に連携している業者を選びましょう。依頼前には料金や契約内容、追加料金の有無などを確認し、高額請求などのトラブルを防ぐことが大切です。
買い取ってもらいやすいガスコンロの特徴

ガスコンロは、製造年が新しく、使用感が少ないものほど買取対象になりやすい傾向があります。特に、以下のような特徴があるガスコンロは、買取につながる可能性があります。
- 製造年が新しい
- 目立つ傷や汚れが少ない
- 正常に動作する
- 人気メーカー・機種である
- 取扱説明書などの付属品がそろっている
- グリルなどの機能が正常に使用できる
ただし、買取基準は業者によって異なります。製造年が古いものや使用感のあるものでも買取対象になる場合があるため、処分する前に査定を依頼してみるとよいでしょう。
買取対象になりやすいガスコンロのメーカー
ガスコンロのなかでも、以下のような国内メーカーの製品は、中古市場で流通しているものが多く、買取対象になるケースがあります。
特にリンナイやパロマ、ノーリツは、ガスコンロの主要メーカーとして多くの製品を展開しており、中古市場でも高い人気と需要があります。
ただし、メーカーだけで買取の可否や査定額が決まるわけではありません。製造年や機種、商品の状態、ガスの種類、付属品の有無なども査定時に確認されるポイントです。
ガスコンロを高く売るコツ

ガスコンロをできるだけ高く売りたい場合は、査定前に商品の状態を整えておくことが大切です。
ここでは、売却前にできる具体的なポイントを紹介します。
査定前にきれいに掃除する
ガスコンロに付着した油汚れや焦げ付きなどを落とし、できるだけきれいな状態にしておきましょう。見た目の印象がよくなるだけでなく、普段から手入れされていたことが伝わりやすくなります。
ただし、無理に汚れを落とそうとすると、本体や部品を傷つけるおそれがあります。メーカーの取扱説明書を確認し、適切な方法で清掃しましょう。
付属品をそろえる
取扱説明書やグリル皿など、購入時に付属していたものが残っていれば、まとめて査定に出しましょう。
付属品がそろっていることで、購入時に近い状態で売却でき、査定時の評価につながる場合があります。
正常に動作するか確認する
査定に出す前に、点火や火力調整などの基本的な動作に問題がないか確認しておきましょう。
不具合や故障がある場合は、査定額に影響したり、買取対象外になったりする可能性があります。異常がある場合は、事前に買取業者へ伝えておくと安心です。
できるだけ早く売却する
ガスコンロは製造から年数が経過するほど、中古市場での需要が下がる傾向があります。
買い替えなどで使わなくなったガスコンロを保管したままにせず、売却を検討しているのであれば、早めに査定を受けるとよいでしょう。
複数の買取業者を比較する
買取業者によって、取り扱っているメーカーや製造年、査定基準などが異なります。
同じガスコンロでも査定額に差が出る場合があるため、複数の業者に査定を依頼し、買取条件を比較するのも一つの方法です。
ガスコンロの取り外し方

ガスコンロを取り外す際は、まずガスの元栓を閉めて、ガスが漏れない状態にしてから作業を行います。
ただし、手順を誤るとガス漏れや火災など、重大な事故につながるおそれがあります。取り外す前にメーカーのホームページや取扱説明書を確認し、製品の接続方法に応じて慎重に作業しましょう。
ガステーブルなど、ガスホースで接続されているタイプの一般的な取り外し手順は以下のとおりです。
- 窓を開けて換気する
- ガスの元栓を閉める
- ガスホースを外す
- ガス栓にキャップを取り付ける
- 自動点火式のガスコンロの場合は、内蔵されている電池を取り外す
ガスホースの取り外し方法は、接続部分のタイプによって異なります。
- クリップタイプ:クリップを外し、ホースをまっすぐ引き抜く
- ソケットタイプ:ソケットのロック部分を操作しながら、ホースを取り外す
ホースが硬化して抜けにくい場合は、無理に引っ張ったり、工具などで切断したりせず、ガス会社や専門業者に相談しましょう。
また、接続部分の構造が分からない場合や、取り外しに不安がある場合も、無理に作業せず専門業者へ依頼することをおすすめします。
ガスコンロを処分する際の注意点

最後に、ガスコンロを処分する際の注意点を紹介します。
安全かつスムーズに処分するためにも、事前に確認しておきましょう。
ビルトインコンロは無理に取り外さない
キッチンに備え付けられているビルトインコンロは、ガス配管などに接続されているため、取り外しには専門的な作業が必要になる場合があります。
ガス漏れや火災などの事故を防ぐためにも、無理に自分で取り外そうとせず、ガス会社や専門業者に相談しましょう。
また、取り外したビルトインコンロは、自治体によって分別や処分方法が異なります。粗大ごみとして処分できない場合もあるため、事前に自治体のルールを確認しておくことが大切です。
Siセンサー(安全装置)が付いていないガスコンロは買い替えを検討する
2008年10月以降、家庭用ガスコンロには、全口にSiセンサーを搭載することが義務付けられています。
Siセンサーは、鍋底の温度を検知して火力を自動調節したり、消し忘れ時に自動消火したりする安全装置です。
古いガスコンロを使用している場合は、Siセンサーなどの安全装置が搭載されているか確認し、搭載されていない場合は買い替えを検討しましょう。
自治体によって分別や処分方法が異なる
ガスコンロの分別区分や処分方法は、自治体によって異なります。粗大ごみとして収集している自治体もあれば、サイズや材質によって分別区分が異なる場合もあります。
また、粗大ごみとして処分する場合は、事前の申し込みや手数料の支払いが必要になることもあります。
ガスコンロを処分する前に、お住まいの自治体のホームページなどで、分別区分や処分方法、手数料、収集方法を確認しておきましょう。
まとめ

使わなくなったガスコンロは、自治体の粗大ごみやごみ処理施設で処分するほか、販売店での引き取り、譲渡、売却など、さまざまな方法で手放せます。
処分方法によって費用や手間が異なるため、ガスコンロの状態や処分までの期限、自身で運搬できるかどうかなどを考慮して、適した方法を選びましょう。
取り外しや運搬に不安がある場合は、無理に作業せず、ガス会社や専門業者などに相談することも大切です。
また、まだ使用できるガスコンロを処分する場合は、廃棄する前に買取という選択肢も検討してみてください。
買取いちばんドットコムでは、ガスコンロの査定・買取に対応しています。
買取価格がつかなかった場合でも、有料での引き取り・処分に対応が可能です。また、ガスコンロの取り外しや運搬もスタッフが対応するため、ご自身で作業する手間をかけずに処分できます。
ガスコンロの売却を検討している方は、以下の無料査定フォームからお気軽にお問い合わせください。

