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使い込んで傷だらけになってしまったゴルフクラブ。キャディバッグやゴルフ用のシューズなど、ゴルフ用品は意外と場所を取ります。
もう使っていないのなら、クローゼットのこやしにしておくよりスッキリと処分してしまいませんか？
今回は、不用になったゴルフクラブの正しい処分方法をご紹介します。
新しいものに買い替えて古いゴルフクラブを持て余していたり、もう使う予定がなくて困っているという方はぜひ参考にしてみてください。

私が監修致しました

河上 洋介

買取いちばんスタッフの河上です。上司に誘われて始めてみたはいいものの、やらなくなってしまったゴルフ。僕にも覚えがあるのですが何となく後ろめたくて、ゴルフ用品は押し入れの隅に押し込まれています。 処分してしまえば収納スペースがスッキリすることは分かっているのですが、決して安くはなかったゴルフクラブ達。つい「もったいない」という気持ちが前に出てきてしまって、なかなか処分に踏み切れないのですよね…。 今回は重い腰を上げて、もう使っていないゴルフクラブをきっぱりと処分する方法をご紹介します。正しい方法で賢くゴルフクラブを処分できれば、お部屋が片付くばかりか気持ちまでスッキリすること間違いなしです！

ゴルフクラブの構造、材質は？

ゴルフクラブを正しく処分するためには、まずはゴルフクラブが何でできているかを知るところからです。

ゴルフクラブの構造

ゴルフクラブは、3つのパーツで構成されています。

• ヘッド・・・シャフトの先についている、ボールを打つ部分
• シャフト・・・グリップとヘッドをつなぐ棒状の部分
• グリップ・・・握る部分

ゴルフクラブの材質

ゴルフクラブは主に金属でできていますが、重さやしなり具合によって飛距離などにも影響するのでシャフトやグリップには様々な素材が使われています。

ヘッド	軟鉄、ステンレス鋼、チタン合金、アルミニウム合金、タングステンなど
シャフト	スチール、カーボン、セラミック系素材など
グリップ	ラバー、ラバーに糸が練り込まれたコード素材など

ゴルフクラブを自治体で処分するには

費用を抑えられる処分方法として、自治体の不燃ごみや粗大ごみに出すというやり方があります。
その大きさから、多くの自治体ではゴルフクラブは「粗大ごみ」として処分することが多いです。
粗大ごみとしてゴルフクラブを処分する場合は、各自治体ごとに定められたルールに従って捨てなくてはいけません。

粗大ごみとして処分する

ゴルフクラブを粗大ごみとして処分するには、

1. 電話かインターネットで回収を依頼する（この時に処分に係る金額を確認）
2. 手数料納付券を扱っているお店（コンビニやスーパーなど）で金額分の手数料納付券を購入する
3. 必要事項を記入し、ゴルフバッグなどに納付券を貼り付けておく
4. 回収日当日になったら、指定された場所までゴルフクラブ、バッグを出す

という手順を踏むことになります。
料金に関しては自治体によって異なりますが、名古屋市であればクラブ14本とバッグをまとめて500円で処分できます。

クリーンセンターへ直接持ち込む

数があまりにも多い場合や、回収日まで待てないというときは自治体のクリーンセンターへ直接持ち込むという方法も在ります。
この方法は持ち込むものの重さで処分金額が決まり、粗大ごみの個別回収に出すよりさらに安く処分できることもあります。

センターによっては事前予約が必要なことや、持ち込むための受付時間が決められていることがあるので事前に確認しておきましょう。

不燃ごみとして処分する方法

一般のごみ袋に入りきらないサイズのものは原則粗大ごみで処分することになりますが、地域によっては袋から多少はみ出してしまっていても不燃ごみとして処分できるところもあるようです。
「3本まで」、あるいは「長さ150cm未満のゴルフクラブのみ」など条件付きで処分できるケースもあるので、粗大ごみと不燃ごみどちらで処分するのが良いか自治体に確認してみるとよいでしょう。

ゴルフクラブは売れる！

決して安くはないゴルフ用品。すぐに熱が冷めてしまいあまり使っていなかった場合など、ごみとして処分してしまうにはもったいない気がするかもしれません。
そんなときは、「売る」という手段も考えてみてはいかがでしょうか。
新品で買いそろえるのはなかなか手が出ない人も多いので、中古のゴルフ用品は意外と需要が高いのです。

この方法であれば、ゴルフクラブを処分する後ろめたい気持ちも感じることなく、処分費用もかからないどころかお金に換えることもでき一石二鳥です。

高く売るためにやるべきこと！

どうせ売るのであればなるべく高く買い取ってもらいたいですよね。そんなときは以下のポイントに気を付けるようにしましょう。少しの気づかいが、買取価格に大きく影響する場合があります。

①付属品を揃えておく

調整用の工具や収納ケースなどの付属品が揃っているとポイントが高いです。
純正品である証明となる保証書もあると尚良いでしょう。

キャディバッグも一緒に売ると高く売れますが、勿論ゴルフクラブ1本からでも買い取ることはできるので、あれば揃えておく程度で大丈夫です。

②磨いて新品の状態に近づける

ゴルフクラブにかかわらず、商品の見た目を少しでも綺麗にしておくと査定額が大きく変わることがあります。

ゴルフクラブのヘッドは傷や汚れがつきやすいので、ブラシで汚れを落としワックスをつけて磨いておきます。
すると細かい傷もなくなり、ツヤも出るのでより新品に近い見た目になります。

③バランスウエイトやシールを剥がしておく

購入後にヘッドの部分にバランスウェイトやシールを貼って使っていた方は、査定に出す際には剥がしておくようにしましょう。
こちらも②同様、なるべく新品に近い状態に近づけるためのカギです。

以上のことにプラスして、大事になってくるのは「業者に買取を行ってもらう時期」です。
たとえば夏と冬のボーナスシーズンや、ゴルフのシーズンである夏季は買取相場が上昇する傾向にあります。

お急ぎでない場合は、シーズンも考慮して売りに出してみると思いがけない金額がつくかもしれません。

ゴルフ用品の買取専門業者で売る

ゴルフ用品の買取専門業者であれば商品に関する知識が豊富なので、状態だけでなくブランドなどそのゴルフクラブの価値をしっかりと加味した上で金額を付けてくれるはずです。

その分傷や汚れなどはシビアに査定に響いてくることもありますが、近隣にあるのなら一度持ち込んでみてもいいでしょう。

リサイクルショップで売る

ほかにも売れそうな不用品がいくつかあるようだったら、リサイクルショップでまとめて買い取ってもらうのもいい方法です。

ただリサイクルショップは様々な商品を扱っている分、その店舗にゴルフクラブの知識があるスタッフがいない場合は、どんなに有名メーカーのゴルフクラブであっても二束三文といった価格でまとめて買取、というようなことになる可能性もあります。

メルカリなどフリマアプリに出品

自分で写真を撮ってアップし、梱包や発送までを自分で行うのが苦ではないという方にはヤフオクやメルマガなどのフリマアプリやオークションサイトに出品するのもおすすめです。

フリマサイトは自分の希望する販売価格を設定できるため、もし購入希望者が現れれば相場に左右されずお金に換えることができます。

送料を出品者が負担するケースが多いため、事前にゴルフクラブの送料を調べておきそれをプラスした金額を設定しないと赤字になってしまうことになるので注意しましょう。

友人・知人、ジモティーなどの地域の掲示板を利用して引き取ってもらう

自分で梱包して発送するのが面倒だったりリサイクルショップなどに持ち込むのが面倒で、ただ同然でもいいからゴルフ用品を引き取ってほしい！とお考えの方なら欲しがっている人に譲ってしまうのもひとつの方法です。

周りでゴルフをしている人がいれば聞いてみて、いなければジモティーなどの地域の掲示板を使ってゴルフ用品を欲しがっている人を探してみましょう。

ジモティーなら最寄り駅や自宅の前など、近くまで相手が直接取りに来てくれるため梱包の手間はありません。
個人間での取引になるので、あとでトラブルにならないよう傷や汚れなどがある場合はしっかりと相手にも確認しておきましょう。

ヘッドが壊れていたり、シャフトの折れたクラブは売れる？

わざわざ自分で直してから売るの？と面倒に感じる方もいるかもしれませんが、ゴルフ保険や修理保証に加入していれば無償または安価で修理できる可能性もありますから、直してから売っても損はありません。

修理ができなかったとしても人気のあるモデルなら、シャフト単体、ヘッド単体でも買い取ってくれることも多いです。

不用品回収業者にゴルフクラブを処分してもらう

ここまでは無償または数百円ほどの出費でゴルフクラブを処分する方法をご紹介してきました。

しかし遺品整理などであまりにたくさんのゴルフ用品があり、それがとても売れそうにない古いものばかり…というときや退去の期日が迫っていて急いでいるとき。または引っ越しや大掃除で他にも不用品がたくさんあるという場合には、多少費用をかけてでも不用品回収業者に依頼するのが便利です。

粗大ごみでゴルフクラブを出すときよりは割高に感じますが、ありがたいのはこちらの手間がほとんどないこと。

電話やメールで見積もりを依頼することができ、早いときには即日などこちらの都合のいい日時に対応してくれます。
また回収は部屋の中まで来てくれるため、重いゴルフバッグを運び出す手間もありません。

悪徳業者には注意！

不用品回収業者は便利である一方で、残念ながら悪徳な回収業者が存在することも事実です。
無料回収や格安での回収と言いながら、トラックにすべて積み込んでから追加料金を請求してくるようなトラブルや、回収したものを不法投棄していたなどの被害が後を絶ちません。

不法投棄の場合は、依頼していた側も罪に問われるので決して無関係な話ではありません。

きちんとした業者の見分け方としては、見積もりに不透明な点がないか、一般廃棄物処理の許可を持っているかなどがポイントとなります。
ホームページなどに実績をしっかりと載せているかなども確認し、信頼できそうなところに依頼しましょう。

まとめ

ゴルフクラブやゴルフバッグなどは、長年使っていなくてもブランドのもので合ったりきちんと手を入れ直せば売ってお金に換えることもできます。
粗大ごみや不燃ごみで処分するのは費用もほとんどかからず簡単ですが、捨ててしまう前に一度売却を検討してみてください。

引っ越しなどで他にも家具家電の不用品がたくさんある…という方は、不用品回収業者に相談してみるとよいでしょう。

ごみとして処分してしまうより、誰かにまた使ってもらう方が気持ちもスッキリしますし環境にも優しいです。
この記事で、不用になったゴルフクラブを最適な方法で処分できる手助けになれば幸いです。

                          

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