イデー（IDEE）は1975年に西洋アンティークの輸入販売を始めたところからスタートし、1985年に東京・南青山にイデーショップを出店しました。創業当時からイデーが目指す各個人の彩りある自由で遊び暮らしを追求すべく2000年にはミラノで展示会を開催するなどイデーの作品に表れている実用的でありながらもユニークで愛着が湧くデザインのクオリティを高めていきます。並行するように国内でのイデーの評価・人気ともに高まり現在では無印良品とコラボレーションするなど目の離せない家具ブランドに成長しました。
さらにイデーでは家具・デザイン・アートにおいて暮らしにリンクした様々なプロジェクトを立ち上げており、家具分野においてはJAPANESE MODERN MASTERプロジェクトを立ち上げ過去の日本人デザイナーにスポットを当て、再評価と同時にイデーから復刻がなされて村野藤吾のTMD-CHIYODAや長大作のダイニングチェアや矢羽テーブルなどが再び手にする機会を創り出しました。
断捨離を筆頭にミニマルな生活に注目が集まる現在で、それらが生み出した隙間を何かで満たす事によって日常が彩り、人生がもっと豊かになるとの考えからユーモアを持つ製品を丁寧に作り上げていくブランドがイデーです。

遊び心のあるデザインが特徴のブランドで、部屋に1つ製品を置くだけで部屋全体が一気におしゃれな雰囲気に包まれるため、雑誌やドラマにも多く取り上げられています。
ブランドテーマは「生活の探求、趣味の冒険」。既定の価値観やスタイルにとらわれず、生活に美意識を取り入れること、それが生活を楽しむことにつながるとして、チャレンジ・変化し続けていき美しい造形を追求していくことを目指しています。
また、人が過ごす時間と暮らしをデザインするという観点で、住まいだけでなくオフィス、店舗など様々な空間を生み出しているのも特徴です。