メルカリで出品したものが売れない5つの理由

まずはメルカリで売れない商品の特徴をみていきましょう。
これを知っておくことで今出品している商品の改善ができるだけではなく、次に出品する際にも参考にできます。
1.値段設定が高すぎる
メルカリで売れないときの理由としてよくあるのが「値段設定が高すぎる場合」です。
これは商品に対しての価格が合っていないときや、相場よりも高すぎる値段設定をしているなどが挙げられます。
例えば同じ商品で、同じようなコンディションのものがほかの出品者から安く売られていた場合、購入者は当然安いほうを選ぶでしょう。
商品を売りやすくするためには、メルカリ内での相場に合わせることが大切です。
そのためには出品前に同様の商品を検索し、ほかの出品者の設定金額を参考にしてみましょう。
2.商品の状態がわかりにくい
メルカリはインターネット上でのやり取りとなるため、商品の実物を見ることができません。
そのため購入者は「写真」や「説明文」などで商品の情報を得ることになります。
写真が見づらかったり説明文が少なかったりすると購入したいかどうかの判断ができず、購入したいという気持ちにはなりにくいものです。
対策として商品を出品するときは明るい場所で写真を撮り、商品の状態がわかりやすいようにしましょう。
また説明文は商品の特徴や使用期間、傷や汚れの有無、サイズ感など、購入者が知りたくなるような情報は詳しく載せておくのが大切です。
3.需要が少ない商品
そもそもメルカリで商品を購入してもらうためには、その商品を「欲しい」と思う人がいないと売れません。
あまりにも状態が悪いものや古すぎるものは需要が低いため、売れる可能性はかなり低いでしょう。
また出品している季節に合っていないものも需要が少ないため売れにくくなります。
例えば冬物アウターやクリスマス用品などを春や夏に出しても、欲しいと思う人は少ないですよね。
状態が悪いものは値段を安くしてみたり付属品を付けたりするなど工夫をすると、売れやすくなるかもしれません。
さらに季節ものは売れやすい時期を見極めて出品するのがよいでしょう。
4.送料が購入者負担になっている
メルカリでは出品の際、商品が売れたときの送料の負担を、出品者か購入者のどちらにするか選択できます。
経費を減らすためには送料を購入者負担にしたいところですが、購入者側にとっては送料を負担すると実際にいくらかかるのかわかりにくくなってしまうため、躊躇してしまうこともあるでしょう。
特に大型の商品の場合は商品自体を安く購入できても、送料のほうが高かったということであれば購入者が離れてしまう原因になります。
事前におおよその送料を調べておき、それを踏まえた値段設定で出品するほうが売れやすくなるでしょう。
5.出品してから時間が経ってしまっている
メルカリは新着の商品から順に表示されるようになっているため、出品してから日にちが経過した古い商品は埋もれてしまい閲覧されにくくなります。
そのため「いいね!が付かない」「閲覧数が伸びない」など動きが見れなくなったときは、商品を再出品したり商品情報を更新したりすると売れるチャンスが高まります。
また「いいね!」の数が多い場合は値下げするのもおすすめです。
商品が売れない理由が「出品者」にある場合

メルカリで商品が売れない理由が出品者にある場合も考えられます。
次のような出品者は購入を避けられることがあるため、心当たりのある方は改善を心掛けてみましょう。
やり取りや購入に対してのルールが多い
出品者側のルールが多く書かれていることも買い手がつかない原因かもしれません。
例えば「即購入禁止」「プロフィール必読」「取り置き不可」など、購入時のルールが細かいと買い手はめんどくさくなってしまい、購買意欲が下がってしまうことがあります。
もちろん、トラブルを避けるためにルールを設けることは悪いことではないのですが、あくまでもスムーズな取引をするためということを強調し、買い手側にネガティブな印象を持たれないようにすることが大切です。
コメントや質問に対しての返信が遅い
メルカリでは出品者と購入希望者がやり取りできるよう、コメント機能が付いています。
コメント機能は商品に対しての質問や値下げ交渉に使われますが、ここでの返信が遅いと売却の機会を逃してしまうかもしれません。
メルカリユーザーの中には「早く取引したい」と思っている方もいるため、すぐに対応できるほうが売れる確率が上がります。
仕事や学業などでどうしても返信できない時間が長いという場合は、「〇時以降に返信可能です」など、返信時間の目安を載せておくとよいでしょう。
悪いレビューが多い
メルカリでは取引が完了した後に出品者と購入者が互いに評価します。
この評価が悪い場合やレビューコメントでマイナスなことが書かれている場合は、購入希望者が不安に感じてしまい、売れ行きに影響してしまうでしょう。
なかでも注意したいのが「商品が写真や説明と違う」「対応が遅い」などの指摘です。
いくら商品の価格が安くても、商品自体に不具合があったりやり取りに不満があったりする取引は誰もが避けたいもの。
高評価を得るためには丁寧なやり取りや迅速な返信・発送を心掛けましょう。
メルカリで「売れない」を解決するためには

メルカリで出品した商品を「売れる」ようにするためには工夫が必要です。
今すぐできる改善策を紹介しますので、ぜひお試しください。
1.商品名や説明文を見直す
商品の購入を検討してもらうためにはまず、商品を見つけてもらわなければなりません。
メルカリ内で商品を見つけるときは商品カテゴリーから探す人もいますが、検索ワードから探す人も多くいます。
そのため検索で引っかかりやすい「商品名」にすることが重要です。
例えば「メンズのダウンジャケット」であれば「ブランド名」「ダウンジャケット」だけではなく「サイズ」や「カラー」を商品名に入れると具体的にイメージされやすいでしょう。
ただし「〇〇似!」など、実際とは異なるブランド名を入れるのはおすすめできません。
削除対象になる可能性もあるため、正確な情報を入れるようにしてください。
商品名・説明文作成のポイントは次の通りです。
- 商品名はシンプルかつわかりやすく
- 正確な情報を入れる
- 検索しやすいキーワードを入れる(ブランド名・商品名など)
- 強調したい魅力は最初に入れる(例:「新品未使用品」「未開封品」「美品」など)
- 説明文には情報を丁寧に明記(商品の状態・購入からの経過時間や使用した頻度・付属品の有無など)
2.商品がわかりやすいキレイな写真を載せる
実際に手に取って商品を見ることのできないメルカリでは、商品の画像というのはとても重要になります。
商品の魅力を上手に伝えるためにも、画像のキレイさや見やすさなどを意識してみましょう。
写真を撮るときのコツは次の通りです。
- 商品が見やすくなるよう背景をシンプルにする(白い布や壁を背景に)
- 明るい場所(自然光が入る場所)で撮影する
- きちんとピントを合わせる
- さまざまな角度で複数枚写真を撮る
- 傷や汚れ箇所はわかりやすいようアップにして撮影する
- ブランドやメーカーのタグがあればアップにして撮影する
3.メルカリ内での相場価格をチェックして値段設定する
商品を売れやすくするためには「適正価格」にすることが大切です。
メルカリ内で同じ商品を検索し、売り出されている価格やいくらで取引されたかなどを確認しておくとよいでしょう。
ただしほかの出品者の商品よりも傷や汚れの状態がひどい場合や早く売りたい場合は、相場よりも安い金額で売りに出すのがおすすめです。
4.セット売り・まとめ売りをしてみる
単品で売るよりもセットやまとめ売りで出品したほうが売れやすい商品もあります。
例えば「マンガ」や「CD」などは、ばら売りよりもまとまった数でのセット売りのほうが売れやすい傾向にあります。
また化粧品と香水など関連商品をセットにしてみたり、キャラクターものをまとめて売りに出してみたりして、まとめ買い割引を設定するのもひとつの方法です。
アクセサリーや衣類など、複数あってもよいと思われるものは「2つ以上の購入で100円値引き!」などまとめ買い設定をすると、買い手側の購買意欲を促せるでしょう。
5.商品の需要が高まる時期に出品する
商品によっては売るタイミングが「売れる・売れない」に影響する場合もあります。
例えば季節ものは、使用する季節の少し前が最も需要が高まる時期となるため、タイミングを合わせることで商品が売れやすくなります。
またブランドもののバッグや財布などはボーナスシーズンに売れやすくなります。
商品を出品するときには「この商品を求めている人はどんな人なのか」ということを意識することが大切です。
商品別に売れやすい時期を紹介します。
売れやすい時期 | 商品名 |
---|---|
春~夏前 | ・夏物家電(扇風機・除湿器など) ・浴衣 ・夏物衣類(半袖の服・サンダルなど) |
秋~冬前 | ・冬物家電(コタツ・ストーブなど) ・冬物衣類(アウター・マフラー・手袋・ブーツなど) |
イベント前 | ・イベントグッズ(クリスマス用品・ハロウィンコスチューム・七五三衣装など) |
それでも商品が売れ残ったときの改善策は

ここまでお伝えした「売れるための工夫」をしているにもかかわらず全然売れない……というときは、商品が埋もれてしまい、そもそも閲覧されていないかもしれません。
また、「いいね!」が付いているけど売れない場合は、何か後押しが必要になることも。
ここではそんな商品を購買に繋げるための工夫や改善策を紹介します。
1.タイムセール機能を活用する
メルカリには商品を出品後に利用可能な「タイムセール機能」が付いています。
タイムセール機能とは、指定する時間内のみ5%、10%、15%、任意の価格のどれかでタイムセールができる機能のこと。
自分の商品のページから簡単に設定できるため、ぜひ活用してみましょう。
タイムセール機能を使うことによって商品名には「◯%OFF」という表示が付くようになり、「今が買い時」ということがユーザーにわかりやすくなります。
また「いいね!」をしている人に向けてセールの通知が送られるため、商品が気に入っていた人の購買の後押しにもなるでしょう。
2.再出品してみる
メルカリは一度商品を出品したらそのまま出品され続けます。
新しく出品した商品は「新着商品」として目立つ場所に表示されますが、時間が経つと後からどんどん新着される商品に埋もれていってしまうため、閲覧される機会がグッと減ってしまいます。
そのため一定期間売れなかった商品は「再出品」をして、もう一度目立つ場所に表示させるのがおすすめです。
ただし再出品は何度もしてしまうとペナルティが課せられることもあるため、利用には注意が必要です。
またメルカリでの再出品は「古いページを削除して、新しいページを作り直す」ということになります。
このとき古いページを削除せずに新しく出品し直してしまうと、在庫が1個しかないのに2個売れてしまう可能性もあります。
在庫数よりも多く商品が売れるとトラブルになってしまう可能性もあるため、手順を間違えないように気を付けましょう。
3.値下げしてみる
再出品しなくても新着商品と同様に掲載してもらう方法が「値下げする」ことです。
たとえ100円でも値下げをすれば上位に掲載してもらえるため、ユーザーの目に留まりやすくなります。
ただし値下げし過ぎてしまうと送料や手数料を引いたら手元に何も残らない……ということになりかねませんのでご注意ください。
3.ほかの商品を新規出品し続ける
出品した商品が売れないからと言って放置し続けると、誰も自分のアカウントの商品を閲覧せず、そのまま埋もれていってしまうかもしれません。
メルカリには1日100件以上出品する業者もいるため、いかに自分の商品を見てもらうかというのも大事なポイントです。
もちろん、1日に何十件もの出品するのは難しいですが、コツコツと出品を続けていれば新着商品に目が留まったユーザーが過去の商品を見てくれる可能性もあります。
マメに出品を続けていると、忘れかけていた過去の商品が急に売れるということもあるかもしれません。
4.別の方法で売却する
メルカリなどフリマアプリを利用しての中古品売却は、売れるまで出品の工夫をしたり商品を保管したりしなければなりません。
これらの手間を省いて中古品を早く売りたい!という方は、メルカリ以外の売却方法も検討してみましょう。
具体的には「リサイクルショップ」や「買取専門店」を活用する方法です。
特に「宅配買取」や「出張買取」なら自分で商品を店頭まで持ち込む必要がなく、メルカリと同様に自分の空いた時間に利用できます。
メールや電話で簡単に無料査定ができる店舗も多いため、忙しい方もお試しください。
まとめ

メルカリで商品が売れないという場合、「需要がない」「商品の価格設定が合っていない」などの理由があるかもしれません。
商品に問題がなくても、売れやすくするためには出品時のさまざまな工夫をすることが重要です。
写真や説明文でどんな商品かをわかりやすくしたり、セット売りやまとめ売りを活用したりして、ユーザーの購買意欲を後押しするようにしましょう。
もしメルカリ以外で中古品を売りたくなったら「買取いちばん」の無料査定をご利用ください。
買取いちばんは幅広いジャンルの商品を目利きのプロが適正価格で買取いたします。
まとめての買取でしたら査定額アップも期待できますので、ぜひお気軽にお試しください。
▼こちらの記事もおすすめです