洗濯機の寿命はどのくらい?

洗濯機の平均寿命は7〜10年程度、使用回数に換算した場合は2,500〜3,000回程度といわれています。
2022年4月~2023年3月に内閣府が実施した消費動向調査によると、洗濯機の平均使用年数は10.1年でした。
そのうち70%以上の方が「洗濯機の故障」を理由に買い替えており、この統計から洗濯機はおよそ10年使用すると故障する確率が高いということが分かります。
ただし、素材や色柄物を分けて洗ったり、1日に何度も洗濯機を回したりするご家庭の場合はもっと早くこの回転数を超えてしまうため、洗濯機を使用できる年数がさらに短くなることも考えられます。
洗濯機の実際の状態を見て、判断することが大切です。
縦型式とドラム式では寿命がちがう?

ひとくちに洗濯機とはいっても、縦型式のものとドラム式のものとでは構造が大きく違うため、なんとなく寿命に違いがありそうな感じがしますよね。
ここでは縦型式とドラム式の違いを見ていくとともに、実際に寿命に差があるのかも解説していきたいと思います。
洗濯機の仕組み
現在の洗濯機でスタンダードなのは縦型式とドラム式のものです。
早速それぞれの特徴を見ていきましょう。
縦型式
縦型式の洗濯機では、その名の通り縦型に置いた洗濯槽に水をためて洗濯物を洗います。
洗濯槽の底面にはパルセーター(攪拌翼かくはんよく)という部品があり、そこを回転させ洗濯物をもみ洗いするのが特徴です。
モーターとパルセーターの間にはクラッチと呼ばれる部品があり、すすぎ時に洗濯槽を固定したままパルセーターを回転させたり、脱水の際には洗濯槽をパルセーターと一体的に回転させたりしています。
一般的な縦型洗濯機は、主にこのようなパーツで成り立っています。
- 排水弁
- 操作パネル
- ふた
- 洗濯槽
- 吊り棒
- パルセーター(攪拌翼かくはんよく)
- モーター
- クラッチ
- ベルト
- 給水弁
ドラム式
日本でも主流になりつつあるドラム式洗濯機は、ヨーロッパから浸透した設計の洗濯機です。
洗浄力が高く、天気が悪くても気にせずお洗濯ができる乾燥機能つきのものも多く人気となっています。
横向きに置いたドラム(洗濯槽)を少量の水と一緒に回転させ、衣類を持ち上げて落下させる力を利用し、たたき洗いして汚れを落とすのが特徴です。
乾燥機能つきのドラム式洗濯機の場合は、縦型洗濯機の部品に加え温風を出す「ヒーター」と「ファンモーター」が備わっています。
そのほか、ドラム内で衣類を落下させるために持ちあげるための「リフタ」と呼ばれる部位や、除湿用の「ダクト」が備えられているのも、縦型との大きな違いです。
乾燥方式は、
- ヒートポンプ乾燥:洗濯機内の空気を循環させて、除湿器のように衣服を乾燥させる仕組み
- ヒートリサイクル乾燥:洗濯機内に稼働中のモーターなどから再利用した熱で温風を送り、ドライヤーのように乾燥させる仕組み
上記2種類です。
ヒートポンプ乾燥は効率よく熱エネルギーを確保できるため、少ない消費電力で洗濯物の乾燥、除湿ができます。衣類へのダメージが少ないのもメリットです。
一方ヒートリサイクル乾燥の場合は、タオルや衣類がふかふかになるというメリットがあります。
ドラム式・縦型式どちらでも寿命はあまり変わらない
縦型式よりドラム式のほうが壊れやすいという意見もありますが、その理由は先述した構造の違いにあります。
縦型式と比べドラム式には優れた乾燥機能が備わっているため、縦型式よりも多くの部品が使われています。
より複雑な構造になるとその分、故障しうる箇所も増えることになりますよね。
つまり、“ドラム式”だから故障しやすいのではなく、単に複雑な構造だから故障する可能性が高まった(箇所が増えた)だけということです。
ドラム式も縦型式も、洗浄方法に差があるだけで部品を生産する年数はほぼ変わりません。
そのためどちらを選んだとしても、使用頻度が多ければ多いほど本体は劣化していきます。
「ドラム式の方が壊れやすい」といった根拠はないといって良いでしょう。
動くなら買い替えはもったいない?洗濯機の替え時はいつ?

寿命とされる年数や回数を使用していても「いやいや、うちにある洗濯機はまだまだ現役だからもったいない!」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、平均寿命を過ぎた洗濯機は故障やトラブルの確率がグンと上がるのも事実。
もったいないからと買い替えずにいたとしても、故障やトラブルが起きれば修理をする必要も出てきますし、新しい洗濯機は省エネモデルも増えているため、結果として買い替えたほうがお得になることも十分に考えられます。
とはいえ、洗濯機は高額な製品なので出費が気になるところですよね。
買い替えるか、それとも修理かでお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで買い替えのひとつの目安として覚えておきたいのが、以下に紹介する指標です。
1. メーカーの部品保有期間
家電製品に不具合やパーツの破損が起こった場合、多くの方はメーカーに連絡しパーツを取り寄せて交換すると思います。
この修理用の部品はいつでもメーカーに在庫があるわけではなく、実は保有する期間が決まっていることをご存じでしょうか?
メーカーによりこの部品保有期間は異なりますが、洗濯機の場合、基本的にその機種の生産が終了してから6~7年です。
この期間を過ぎた洗濯機は、不具合が起きた場合メーカーに依頼しても部品がもう残っておらず修理ができない可能性があります。
まだ特に不具合が起きていなかったとしても、同じ機種の生産が終了してから6年経過していたら、これも寿命と考え買い替えても良いかもしれません。
2. 設計上の標準使用期間
洗濯機などの大型の家電製品は買い替えるとなるとなかなかの出費なので、”壊れるまでは長く使い続けたい!”と思うのは当然のことです。
ですが洗濯機のような家電製品は、見た目には問題がなさそうでもいつの間にか経年劣化が進行していて思わぬ事故につながる可能性があるため注意しなければなりません。
そういったリスクを軽減するための注意喚起として、長く使える家電製品には長期使用製品安全表示制度というものが制定されています。
これは、2009年4月1日以降製造および輸入された家電製品5品目に「設計上の標準使用期間(洗濯機を安全に使える期間)」および使用上の注意を喚起し注意を促すなどの事柄を表示または明記する制度です。
この制度で表記が義務付けられた、「設計上の標準使用期間」を、寿命の目安としても良いでしょう。
洗濯機本体にシールが貼られているのでぜひ一度確認してみてください。
こちらもやはり6~7年間と記載されている場合が多いです。
このように、不具合が起きる前にあらかじめ期間を把握しておけば、洗濯機が壊れる前のサインを見逃すことなくキャッチできます。余裕を持って買い替えられるので安心ですね。
これは寿命のサイン?洗濯機の故障・トラブルは?

完全に故障してからの買い替えの場合、新しい洗濯機が届くまで洗濯ができず困りますよね。気持ち的にも焦りますし、できれば避けたいものです。
洗濯機の買い替えにあたっての目安だけでなく、最近洗い上がりがいまいち…と感じているなら、それは寿命が近づいているサインかもしれません。
以下のようなサインがもし見つかった場合は、早急に対処していきましょう。
洗濯中に変な音がする
洗濯中にある程度の音が出るのは当たり前ですが、購入時には感じていなかった「キュルキュル」「ガタガタ」などの異音がしだしたり、許容範囲を超えた大きな音がしたりするようになっているならモーターやベルトに異常があるかしれません。
異音の原因は寿命以外にも、衣類のボタンや金属部が洗濯槽に衝突している場合や、小石や小銭のような固い物が隙間に入り込んでいる可能性も考えられます。
異音が聞こえたとしても、突然故障して動かなくなることは考えにくいですが、洗濯機能の低下に繋がったり、音の大きさによっては騒音トラブルに発展したりする場合も十分にあるので気をつけましょう。
脱水や乾燥が上手くできていない
衣類の洗浄までは上手くいっているのに、脱水や乾燥の弱さが気になる場合は洗濯機の寿命が近づいているか、手入れが必要な状態です。
- 脱水が上手くできていない:排水ホースに汚れが溜まっている可能性が高いので、排水口とホースを掃除する
- 乾燥が上手くできていない:乾燥フィルターの汚れを取り除き一度に乾燥する容量が多すぎないか見直す
上記を実施しても改善が見られないなら、劣化による機能低下が考えられます。
購入から一定期間を経過しているなら買い替えを検討するタイミングかもしれません。
洗濯槽の臭いが気になる
洗濯機の臭いが気になる主な原因は、洗濯槽の裏側や糸くずフィルターにこびり付いた「カビ」です。
洗濯槽クリーナーを使用することで洗濯槽の掃除はある程度できますが、使用しても臭いが無くならない場合は洗濯機の奥深くまで汚れている可能性があります。
異臭がする洗濯機は衛生的にも良くはありませんので、クリーナーで掃除しても改善が見られないなら買い替えを検討しましょう。
洗濯中に運転が止まる
洗濯中に運転が止まってしまうと、故障してしまったのではないかと不安になりますよね。
洗濯中に止まる要因はさまざまですが、ほとんどの場合は
- 脱水時の排水口の詰まり
- 洗濯物の偏りや入れすぎ
などが原因です。
停止時は多くのモデルで操作部にエラー表示が出ますので、表示されているエラーコードと取り扱い説明書の内容を照らし合わせて問題の箇所を確認しましょう。
上記のポイントを意識していても頻繁に運転が止まる場合は、メーカーに修理依頼をするか買い替えを検討するのが無難かもしれません。
水漏れがある
洗濯機の水漏れは突然起きてしまう事例なので、驚いてしまうのも無理はありません。
水漏れの主な原因は以下のようなものです。
- 洗濯機の底面に破損が生じている
- 給水・排水ホースの破損
- ホース接続部の緩み
ホースや接続部を確認して異常が見られなければ、洗濯機本体の寿命によるものでしょう。
洗濯機の底面を確認する際にうかつに本体を傾けると、転倒し怪我をするだけでなく周囲の家財の破損、さらに洗濯機本体が故障する恐れもありますので注意してください。
電気コードの異様な発熱・電源が勝手にOFFになる
電源コードは繋がっているのに洗濯機の電源が頻繁にOFFになる状態は要注意です。
- 電源コードの内部が一部断線している
- コードに過度な負荷がかかり接触不良を起こしている
このような状態で使用を続けていると、最悪の場合火災や感電に繋がる恐れがあります。早急にメーカーへと問い合わせをするか、買い替えの検討をおすすめします。
簡単に対処できるトラブルも多い
普段どおり洗濯機が動かないと”洗濯機が寿命かもしれない”と、不具合や故障を疑ってしまいますよね。
しかし、実際には洗濯機本体の異常ではないケースもあり、その場合は簡単な対処法で改善がみられることが多いです。
各項目でお伝えしたようにまずは対処法を試してみて、それでも改善されなかった場合はメーカーに問い合わせるか買い替えを検討してみてください。
洗濯機を処分するときの費用や方法は?

洗濯機はリサイクルの重要性が高い特定家庭用機器(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機の4品目)に指定されているため、家電リサイクル法に則り、「リサイクル料金」+「収集・運搬料」を支払って処分する必要があります。
定められた法律や洗濯機の詳しい処分方法については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
「買取」できれば処分費用がお得に!

修理するのも難しい洗濯機の場合は残念ながら買取できませんが、少し不具合がある程度の洗濯機なら売却できる可能性もあります。
- 製造年数が5年以内のもの
- 保証期間内のもの
- 国内の大手メーカーのもの
- ドラム式のもの
- 大容量のもの(容量8kg〜)
上記の条件に当てはまるようでしたら、ぜひ一度査定に出してみましょう。
ここでは、買取におすすめな業者をご紹介します。
家電専門買取業者
家電を専門に取り扱う買取業者であれば、家電を適正価格で査定してもらえます。
多少故障したものでも修理して販売できるので買取の幅が広く、無料査定を実施している業者も多いので利用しやすいのがメリットです。
「出張買取」のほか、「宅配買取」「店頭買取」を利用できることもあるため、使いやすい方法を選ぶといいでしょう。
ただし家電専門の買取業者であっても、修理不可能な製品や製造年数が5年以上経過してしまっているものは買取が難しくなってしまいます。
売却を考えるのなら、なるべく早めに買取に出すのがおすすめです。
リサイクルショップ
さまざまなジャンルの製品を取り扱うリサイクルショップでも、洗濯機は買い取ってもらえます。
持込買取が主な店舗が多いですが、出張買取に対応している場合もあるため、利用条件をあらかじめ確認しておくといいでしょう。
ただし、リサイクルショップは幅広いジャンルの製品を取り扱う反面、専門性に欠けるというデメリットがあります。本来なら価値のある洗濯機でも、値段が付かない、あるいは相場の半分以下の値段で査定されてしまうことも多いです。
洗濯機を高く売りたいなら、専門的な知識のある業者に依頼することをおすすめします!
不用品回収業者
不用品回収業者と聞くと、多くの方は”ただ不用品を処分するだけの業者”と思われるかもしれません。
しかし実は不用品回収業者の中には、「買取」に力を入れている業者もあるんです!
専門知識を持った査定士がいる業者であれば、洗濯機の価値を分かったうえでしっかり査定してもらえます。
もちろん「出張回収」が可能なのも魅力のひとつです。
それ以外にも、以下のようなメリットもあります。
- 自分の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれる
- 不用品回収・買取を全てワンストップで行える
- 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる
- 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる
- 自分で運び出す必要がない
- ほかの不用品もまとめて処分してもらえる(まとめて処分する方がお得に!)
悪徳業者に要注意!
不用品回収業者は便利な手段ですが、業者選びを誤ると思わぬトラブルに発展する可能性もあるため注意が必要です。
- 「無料」回収をアピールしている
- チラシを頻繁に投函してくる
- トラックで町を巡回している
上記のような業者は、後から高額な費用を請求してきたり、回収した不用品を不法投棄したりと、悪徳な営業を行う可能性が高いです。
トラブルを防ぐためにも、業者選びの際には以下のような点を確認しましょう。
- 会社の情報を確認できる
- 実績が開示されている
- 料金が分かりやすい
- スタッフの対応が丁寧
- 値段交渉に応じてくれる
- 口コミが高評価
▼不用品回収業者については以下の記事でも解説しています!
洗濯機の購入前にココをチェック!

洗濯機は家電の中でも大きく設置方法も特殊なため、購入の際に気を付けるべきポイントがいくつかあります。
購入前にはぜひ確認してみてください。
事前に「設置スペース」と「搬入経路」を確認しておく
せっかく新しい洗濯機を購入しても、設置スペースによっては設置できないことももちろん考えられます。
新しい洗濯機を選ぶ前には、どれくらいの大きさまで置けるのか、サイズ確認を必ず済ませておきましょう。
また、見落としがちなのが設置場所までの「搬入経路」です。
階段や廊下、ドアの幅などが洗濯機より小さいと、洗濯機を運び込むことすらできなくなってしまいます。
洗濯機の寸法+10cmが搬入経路に必要な幅とされていますので、こちらもあらかじめしっかりと確認しておきましょう。
引っ越しに伴う洗濯機の購入は要注意!
引っ越しを伴う洗濯機の買い替えの場合、もちろん事前に物件を決めておかなければ配送先住所も指定できませんし、洗濯機を設置するスペースも分かりませんよね。
「洗濯機を早く買わなきゃ!」と焦るのではなく、このような場合は引っ越しする物件を早めに決め、それから洗濯機選びに専念するようにしましょう。
洗濯機のお得な買い替えはこの時期を狙え!

ここでは、「洗濯機の購入におすすめな時期」をご紹介します。
時期によって購入価格が大きく変わることもあるため、ぜひ購入の前にはチェックしてみてください。
① 新生活シーズン(2月〜3月)
2月~3月の新生活シーズンは、就職や転勤、進学に伴い多くの家電が売買されます。
洗濯機に限らず、冷蔵庫・電子レンジ・掃除機・炊飯器なども安くなるため、まとめ買いには最適な時期です。
さらに3月は次項で説明する決算時期とも重なる可能性が高いのも大きなポイント。
洗濯機単体でもお得に購入しやすいタイミングといえるでしょう。
② 家電量販店の決算時期(3月・9月)
家電量販店では、決算期に「決算セール」が実施されます。
この時期は売上を伸ばすために在庫処分を強化するため、お得に購入できるチャンスです。
多くの大手量販店では、3月に総決算、9月に中間決算を迎えますが、一部の店舗では異なる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
どちらの時期も値引きが期待できますが、特におすすめなのは3月の総決算です。
販売員が在庫を売り切ろうとする意識が高く、値引き交渉がしやすくなります。
さらに、新生活シーズンとも重なり、多くの家電が割引価格で販売されるため、購入のタイミングとして最適です。
家電量販店で買うなら週末も狙い目!
すぐに買い替えが必要な場合、お得な時期まで待てないこともありますよね。
家電量販店では、土日限定でメーカーと連携した大幅値引きを行うことが多いです。
メーカーにこだわりがなければ、週末に足を運んでみるのもひとつの方法です。
ただし、Panasonicと日立の洗濯機には注意が必要です。
この2社は「指定価格制度」を採用しており、店舗主導での値下げや在庫処分時の特価販売ができません。
そのため、たとえ週末でも基本的には定価での販売となります。
とはいえ、市場の変動によってメーカーが値下げを決めることもあります。
気になる場合は、店舗スタッフに確認してみると良いでしょう。
③ 新型の発売直前(4月〜5月、8月〜9月)
新型モデルの発売直前は、在庫を売り切るため旧型モデルの大幅値引きが行われる可能性が高いです。
それぞれの新型発売時期とおすすめ購入時期をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
種類 | 新型が発売される時期 | 安く購入できる時期 |
---|---|---|
縦型洗濯機 | 毎年6月頃 | 4月~5月 |
ドラム式洗濯機 | 毎年10月頃 | 8月~9月 |
④ ボーナス支給時期(6月〜7月、12月)
ボーナスシーズンには、高額商品の購入意欲が高まるため、家電量販店でも「ボーナス商戦」が行われます。
各店舗が価格を下げることもありますが、ポイント還元などのサービスで対抗するケースもあります。
複数の店舗を比較して、自分に合ったお得な購入方法を選ぶのがポイントです。
【注意!】安くなる時期は洗濯機が届くのが遅くなる可能性がある
洗濯機の安売り時期は、多くの人が購入するため、配送の遅延が発生しやすくなります。
特に、配送業者のスケジュールが埋まってしまうと、最短でも2週間待ちになることも。
また、洗濯機は設置作業が必要なため、受け取りには立ち会いが必要です。
希望日に配送してもらえるとは限らないため、購入時にしっかり確認しておきましょう。
買取にも有利!買い替えにおすすめな洗濯機のメーカーは?

最近では外国製の洗濯機も日本に多く入ってきていますが、故障時の対応や保証制度を踏まえると日本メーカーの洗濯機を購入するのがおすすめです。
コスパの良い機種や利便性の高い機種などメーカーによって強みが異なりますが、今回は中でも人気のあるメーカー4社をご紹介いたします。
どれも人気が高く買取時にも有利になるメーカーなので、ぜひ参考にしてくださいね!
Panasonic(パナソニック)
パナソニックの洗濯機は、「スゴ落ち泡洗浄」が特徴です。
ドラム式・縦型式ともに洗剤を泡立てて洗う仕組みで、頑固な汚れもすっきり落とします。
乾燥方式には「ヒートポンプ式」を採用し、省エネしながら洗濯・乾燥が可能。
「温水泡洗浄」機能を先駆けて導入するなど、最新技術の取り入れが早い点も魅力です。
さらに、スタイリッシュなデザインも高く評価されています。
HITACHI(日立)
「ビッグドラム」「白い約束」「ビートウォッシュ」など、豊富なシリーズを展開する日立の洗濯機。
特に、洗浄力の高さが魅力です。
「ナイアガラ洗浄」は、大量の水をシャワーとして循環させることで、しっかり汚れを落とします。
さらに、「AIお洗濯」機能が衣類の汚れや洗剤、水温を自動で判断し、最適な洗い方を実現。
洗濯のたびに洗濯槽を自動で掃除する「自動おそうじ機能」付きモデルもあり、清潔性を重視する方におすすめです。
TOSHIBA(東芝)
東芝の洗濯機は、「ウルトラファインバブル洗浄」や「抗菌メガシャワー洗浄」など、高度な洗浄機能が充実。
黄ばみや黒ずみを防ぎ、衣類を清潔に保ちます。
低振動・低騒音設計のモデルも多く、時間を気にせず洗濯できるのもポイントです。
デザイン性の高さやカラー展開の豊富さも魅力。
角がスッキリしたスタイリッシュなデザインのため、生活感を抑えた部屋づくりをしたい方にぴったりです。
SHARP(シャープ)
シャープの洗濯機は、「穴なし槽」が最大の特徴。
洗濯槽に穴がないことで、黒カビや汚れが侵入しにくく、槽の外側の汚れもつきにくくなっています。
さらに、穴あり槽の同機種(11kgタイプ)と比べ、1回の洗濯で約35Lの節水が可能。
「プラズマクラスター」機能も搭載し、衣類と洗濯槽を除菌・消臭できます。
洗浄力と節約の両方を重視したい方にぴったりのメーカーです。
買い替えた洗濯機を長持ちさせる方法

高性能でお気に入りの洗濯機であるほど長く使えれば嬉しいですよね。せっかくお得に買い替えができたのですから、大切に使用していきましょう。
最後に、少しでも洗濯機の寿命を延ばす方法をご紹介したいと思います。
洗濯物をたくさん入れすぎない
洗濯物を詰め込みすぎると、モーターに負荷がかかってしまいます。
洗濯物の量を減らす、洗う物の量に合わせた容量の大きい洗濯機を購入するなどの工夫が必要です。
防水性の衣類を脱水しない
洗濯機の入れる量だけでなく、入れる物にも注意が必要です。
洗濯機で防水製品を脱水すると、水を入れたポリ袋のようになって、洗濯槽がうまく回転しないことがあります。
場合によっては大きな音が発生するだけでなく、洗濯機が倒れたり、変形・破損したりすることも。
レインコートやスキーウェア、寝袋などの脱水は控えるようにしましょう。
異物を混入させない
パルセーターに部品が挟まってしまうと洗濯機が正常に運転できず、故障の原因となります。
ポケットに小銭やティッシュなどの小物が入ったままになっていないかをチェックしてから洗濯しましょう。
洗濯槽のカビを予防する
縦型式の洗濯槽の裏側は、特にカビが生えやすいです。
そのまま放置すると洗濯物にカビ臭いニオイが付いてしまうだけでなく、洗濯槽を劣化させてしまうこともあるので定期的に清掃しましょう。
使っていないときはフタを開けておけば、中に湿気がこもらないので安心です。
また、洗い終わった衣類をそのままにすると湿気がこもり、雑菌が繁殖しやすくなります。
洗濯後はすぐに干すのがおすすめです。
洗剤を使いすぎない
洗剤は入れれば入れるほど汚れが落ちるわけではなく、入れすぎると溶け残りが発生し雑菌やカビが発生する原因になってしまいます。溶け残りが長期間続くと、ヘドロ化してしまい排水溝が詰まってしまうことも。
必ず洗濯物の量に応じた適切な量を計って入れましょう。
雨風や日光にさらさない
部屋の作りによっては室内に洗濯機置き場がないところもありますよね。
ベランダや共用部に洗濯機を置く場合は雨風によるダメージを受けやすく、外から入り込んだ水でショートする危険もあります。
専用のカバーをかけるなど、室内置きの洗濯機よりもまめな手入れが必要です。
移動させるときは縦向きで運ぶ
引っ越しの際、自分で洗濯機を運搬しようとして故障させてしまうケースも多くあります。
運搬するときは必ず縦向きで運び、洗濯機を床や壁などにぶつけないよう注意しましょう。
運び出しが難しいときは無理せず、業者に依頼を検討してください。
まとめ

今回は「洗濯機」についてその仕組み・寿命を詳しく確認するとともに、買い替え時にいかにお得に処分するか、またお得に買い替える方法などを解説しました。
異音やニオイがしたり、機能が落ちたりと洗濯機の不調が出た場合、遠からぬうちにもっと大きなトラブルに見舞われる恐れがあります。
突然洗濯できなくなるのも困りますが、水漏れを起こして下の階の方に迷惑をかけるのも避けたいですよね。
そのようなトラブルを未然に防ぐために、寿命かなと思った際は早めに洗濯機の買い替えを検討しましょう。
弊社「買取いちばんドットコム」でも、洗濯機の買取・回収を行っています。
洗濯機の処分でお悩みなら、ぜひ一度ご相談ください!