【もっとお得に!】買い替えるのはもったいない?洗濯機の処分・購入にはコツがある!
どのご家庭でも必需品の家電のひとつ、「洗濯機」。
毎日使う洗濯機にも当然、寿命があります。家電製品には設計上の標準使用期間が定められており、その期間を超えてしまった場合や、近頃異音や異臭、発熱しているなどの兆候が見られ始めたら買い替え時です。
とは言っても、洗濯機は高額の家電…そう簡単には買い替えられませんよね。少しでもお得に処分し、お得に買い替えるには実はコツがあるんです。
今回は、洗濯機の寿命や買い替え時にお得にする裏技について解説していきたいと思います。洗濯機の買い替えで悩まれている方はぜひこちらをご一読ください!
私が監修致しました
買取いちばんスタッフの河上です。寿命が近づいてきた洗濯機は音やカビなどさまざまなサインを出し、それを私たちに教えようとしてくれます。 そのサインに気づかないまま洗濯機を使い続けると…ある日突然使えなくなり衣服を洗えず困ってしまうかもしれません。 とくに洗濯機は家電の中でも水を使うものですから、故障で水漏れなどが起きた場合、自宅だけでなく階下のお宅にまで被害が出てしまうなんてことも。 そんなトラブルに見舞われないために、今回は洗濯機のおおよその寿命や買い替え時にちょっとでもお得にするコツについて解説いたします。 洗濯機が古くなってももったいないと使い続けている方や、買い替えるべきタイミングが分からず迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
洗濯機の寿命はどのくらい?
私たちの生活に欠かすことのできない洗濯機ですが、まずはその寿命について見ていきましょう。
洗濯機の平均寿命は7〜10年
洗濯機の平均寿命は7〜10年程度と言われています。
洗濯機の寿命を使用回数に換算すると2,500回〜3,000回と言われており、1日1回洗濯機を使用していると7年で2550回前後使用している計算となるため、ちょうど寿命と言われている期間にぴったりと該当します。
また、2022年4月~2023年3月に内閣府が実施した消費動向調査によると洗濯機の平均使用年数は10.1年でした。そのうち70%以上の方が「洗濯機の故障」を理由に買い替えており、この統計から洗濯機はおよそ10年使用すると故障する確率が高いということが分かります。
もちろん、毎日洗濯機を回すご家庭もあれば週に1回まとめて洗濯するご家庭もあるように、使用頻度などにより前後する場合もあります。
お子さんがいる家庭ではとにかく洗い物が増えるので1日に何度か洗濯機を回したり、素材や色柄物を分けて洗ったりもするでしょう。
このようなご家庭の場合は、もっと早くこの回転数を超えてしまうため洗濯機を使用できる年数としてはさらに短くなることも考えられます。
縦型式とドラム式では寿命がちがう?
洗濯機について色々検索していると、「○型は壊れやすい」「○型は使いづらい」と口コミされているのを目にしたことはございませんか?洗濯機とはいっても、縦型式のものとドラム式のものとでは構造が大きく違うため、なんとなく寿命に違いがありそうですよね。
ここでは縦型式とドラム式の違いを見ていくとともに、実際に寿命に差があるのかも解説していきたいと思います。
洗濯機の仕組み
現在の洗濯機でスタンダードなのは縦型式とドラム式のものです。
早速それぞれの特徴を見ていきましょう。
縦型式
縦型式の洗濯機では、その名の通り縦型に置いた洗濯槽に水をためて洗濯物を洗います。
洗濯槽の底面にはパルセーター(攪拌翼)という部品があり、そこを回転させ洗濯物をもみ洗いするのが特徴です。
モーターとパルセーターの間にはクラッチと呼ばれる部品があり、すすぎ時に洗濯槽を固定したままパルセーターを回転させたり、脱水の際には洗濯槽をパルセーターと一体的に回転させたりしています。
一般的な縦型洗濯機は、主にこのようなパーツで成り立っています。
- 操作パネル
- ふた
- 洗濯槽
- 吊り棒
- パルセーター(攪拌翼)
- モーター
- クラッチ
- ベルト
- 給水弁
- 排水弁
ドラム式
日本でも主流になりつつあるドラム式洗濯機はヨーロッパから浸透した設計の洗濯機です。
洗浄力が高く、天気が悪くても気にせずお洗濯ができる乾燥機能つきのものも多く人気です。
横向きに置いたドラム(洗濯槽)を少量の水と一緒に回転させ、衣類を持ち上げて落下させる力を利用し、たたき洗いして汚れを落とすのが特徴です。
乾燥機能つきのドラム式洗濯機の場合は、縦型洗濯機の部品に加え温風を出す「ヒーター」と「ファンモーター」が備わっています。
そのほか、ドラム内で衣類を落下させるために持ちあげるための「リフタ」と呼ばれる部位や、除湿用の「ダクト」が備えられているのも特徴です。
乾燥の方式は、
- ヒートポンプ乾燥…洗濯機内の空気を循環させて、除湿器のように衣服を乾燥させる仕組み
- ヒートリサイクル乾燥…洗濯機内に稼働中のモーターなどから再利用した熱で温風を送り、ドライヤーのように乾燥させる仕組み
の2種類あります。
ヒートポンプ乾燥は効率よく熱エネルギーを確保できるため、少ない消費電力で洗濯物の乾燥、除湿ができます。衣類へのダメージが少ないのもメリットですね。
一方ヒートリサイクル乾燥の場合は、タオルや衣類がふかふかになるのが嬉しいポイントでしょう。
ドラム式も縦型式もどちらでも寿命はほぼ変わらない
縦型式よりドラム式のほうが壊れやすいという意見もありますが、その理由は先述した構造の違いにあります。
縦型式と比べドラム式には優れた乾燥機能が備わっているため、縦型式よりも多くの部品が使われています。より複雑な構造になるとその分故障しうる箇所も増えることになりますよね。
つまり、“ドラム式”だから故障しやすいのではなく、単に複雑な構造だから故障する可能性が高まった(箇所が増えた)だけということです。
ドラム式も縦型式も、洗浄方法に差があるだけで部品を生産する年数はほぼ変わりません。
そのためどちらを選んだとしても、使用頻度が多ければ多いほど本体は劣化していきます。
「ドラム式の方が構造が複雑なため壊れやすい」といった根拠はないと言って良いでしょう。
動くなら買い替えはもったいない?洗濯機の替え時はいつ?
どんな洗濯機も回転数が蓄積されていくと不具合が起こり始めます。
寿命とされる年数や回数を使用していても、「いやいや、うちにある洗濯機はまだまだ現役だからもったいない!」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、平均寿命を過ぎた洗濯機は故障やトラブルの確率がグンと上がるのも事実なのです。
もったいないからと買い替えずにいたとしても、故障やトラブルが起きれば修理をする必要も出てきますし、新しい洗濯機は機能も充実しており今後の節約に繋がります。
結果として買い替えたほうがお得になることも十分に考えられるのです。
とは言え、洗濯機を買い替えるとなると出費が気になり躊躇してしまいますよね。買い替えか、それとも修理かでお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで買い替えのひとつの目安として覚えておきたいのが、以下にご紹介する指標です。
1. メーカーの部品保有期間
家電製品に不具合やパーツの破損が起こった場合、多くの方はメーカーに連絡しパーツを取り寄せて交換すると思います。この修理用の部品はいつでもメーカーに在庫があるわけではなく、実は保有する期間が決まっていることをご存じでしょうか?
メーカーによりこの部品保有期間は異なりますが、洗濯機の場合、基本的にその機種の生産が終了してから6~7年です。
この期間を過ぎた洗濯機は、不具合が起きた場合メーカーに依頼しても部品がもう残っておらず修理ができない可能性があります。
まだとくに不具合が起きていなかったとしても、同じ機種の生産が終了してから6年経過していたら、これも寿命と考え買い替えても良いかもしれませんね。
2. 設計上の標準使用期間
洗濯機などの大型の家電製品は買い替えるとなるとなかなかの出費なので、”壊れるまでは長く使い続けたい!”と思うのが当然かもしれません。
ですが洗濯機のような家電製品は、見た目には問題がなさそうでもいつの間にか経年劣化が進行していて思わぬ事故につながる可能性があるため注意が必要です。
そういったリスクを軽減するための注意喚起として、長く使える家電製品には長期使用製品安全表示制度というものが制定されています。
これは、2009年4月1日以降製造および輸入された家電製品5品目に「設計上の標準使用期間(洗濯機を安全に使える期間)」および使用上の注意を喚起し注意を促すなどの事柄を表示または明記する制度です。
この制度で表記が義務付けられた、「設計上の標準使用期間」を、寿命の目安としても良いでしょう。
洗濯機本体にシールが貼られているのでぜひ一度確認してみてください。こちらもやはり6~7年間と記載されている場合が多いです。
このように、不具合が起きる前にあらかじめ期間を把握しておけば、洗濯機が壊れる前のサインを見逃すことなくキャッチできますし、余裕を持って買い替えられるので安心ですね。
これは寿命のサイン?洗濯機の故障・トラブルは?
完全に故障してからの買い替えの場合、新しい洗濯機が届くまで洗濯ができず困りますよね。気持ち的にも焦りますし、できれば避けたいものです。
洗濯機の買い替えにあたっての目安だけでなく、最近洗い上がりがいまいち…と感じているなら、それは寿命が近づいているサインかもしれません。
以下にご紹介するサインがもしも見つかったら、早急に対処していきましょう。
洗濯中に変な音がする
洗濯中にある程度の音が出るのは当たり前ですが、購入時には感じていなかった「キュルキュル」「ガタガタ」のような異音や、許容範囲を超えた大きな音がするようになっているならモーターやベルトに異常があるかしれません。
異音の原因は寿命以外にも、衣類のボタンや金属部が洗濯槽に衝突している場合や、小石や小銭のような固い物が隙間に入り込んでいる可能性も考えられます。
異音が聞こえるからと突然故障して動かなくなることは考えにくいですが、洗濯機能の低下に繋がったり、音の大きさによっては騒音トラブルに発展したりする場合も十分にあるので気をつけましょう。
脱水や乾燥が上手くできていない
衣類の洗浄までは上手くいっているのに、脱水や乾燥の弱さが気になる場合は洗濯機の寿命が近づいているか、手入れが必要な状態です。
- 脱水が上手くできていない…排水ホースに汚れが溜まっている可能性が高いので排水口とホースの掃除をする
- 乾燥が上手くできていない…乾燥フィルターの汚れを取り除き一度に乾燥する容量が多すぎないか見直す
上記を実施しても改善が見られないなら、劣化による機能低下が考えられます。購入から一定期間を経過しているなら買い替えを検討するタイミングかもしれません。
洗濯槽の臭いが気になる
洗濯機の臭いが気になる主な原因は、洗濯槽の裏側や糸くずフィルターにこびり付いた「カビ」です。
洗濯槽クリーナーを使用することで洗濯槽の掃除はある程度できますが、使用しても臭いが無くならない場合は洗濯機の奥深くまで汚れている可能性があります。
異臭がする洗濯機は衛生的にも良くはありませんので、クリーナーで掃除しても改善が見られないなら買い替えを検討しましょう。
洗濯中に運転が止まる
洗濯中に運転が止まってしまうと、故障してしまったのではないかと不安になりますよね。
洗濯中に止まる原因はさまざまですが、ほとんどの場合は
- 脱水時の排水口の詰まり
- 洗濯物の偏りや入れすぎ
などが原因で運転が止まっています。
停止時は多くのモデルで操作部にエラー表示が出ますので、表示されているエラーコードと取り扱い説明書の内容を照らし合わせ問題の箇所を確認しましょう。
上記のポイントを意識していても頻繁に運転が止まる場合は、メーカーに修理依頼をするか買い替えを検討するのが無難かもしれません。
水漏れがある
洗濯機の水漏れは突然起きてしまう事例なので、驚いてしまうのも無理はありません。
水漏れの主な原因は以下のようなものです。
- 洗濯機の底面に破損が生じている
- 給水・排水ホースの破損
- ホース接続部の緩み
ホースや接続部を確認して異常が見られなければ、洗濯機本体の寿命によるものでしょう。
洗濯機の底面を確認する際にうかつに本体を傾けると、転倒し怪我をするだけでなく周囲の家財の破損、さらに洗濯機本体が故障する恐れもありますので絶対にやめましょう。
電気コードの異様な発熱・電源が勝手にOFFになる
電源コードは繋がっているのに洗濯機の電源が頻繁にOFFになる状態は要注意です。
- 電源コードの内部が一部断然している
- コードに過度な負荷がかかり接触不良を起こしている
これらの可能性が考えられるでしょう。また傷んだ電源コードは発熱しやすく変色を引き起こすことも。
このような状態で使用を続けていると、最悪の場合火災や感電に繋がる恐れがあります。早急にメーカーへと問い合わせをするか、買い替えの検討をおすすめします。
洗濯機には簡単に対処できるトラブルも多い
普段どおり洗濯機が動かないと”洗濯機が寿命かもしれない”と不具合や故障を疑ってしまいますよね。
しかし、実際には洗濯機本体の異常ではない現象もあり、どれも簡単な対処法で改善がみられることが多いです。
各項目でお伝えしたようにまずは対処法を試してみて、それでも改善されなかった場合はメーカーに問い合わせるか買い替えを検討してみましょう。
洗濯機を処分するときの費用や方法は?
洗濯機の買い替えは余裕を持って故障してしまう前が理想です。もったいないからと長く洗濯機を使用するのはご紹介したようなトラブルのもとになり、結果として修理代がかさむことになり兼ねません。
洗濯機の買い替えが決まったら、次は処分方法やその費用について確認していきましょう。
洗濯機の処分には「リサイクル料金」+「収集・運搬料」がかかる
洗濯機は「家電リサイクル法」に則って処分しなくてはならず、本来は「リサイクル料金」+「収集・運搬料」を支払って処分する必要があります。定められた法律や洗濯機の詳しい処分方法についてはこちらを参考にご覧ください。
「買取」できれば処分費用がお得に!
故障して直すことも難しい洗濯機の場合は残念ながら買取できませんが、少し不調だなと余裕を持って処分した場合は違います。
先述したように洗濯機のトラブルや故障は簡単に対処できることも多く、修理をして再販する業者も存在します。そのため、多少不具合があるからと言って必ずしも廃棄処分する必要はないのです。
- 製造年数が5年以内のもの
- 保証期間内のもの
- 国内の大手メーカーのもの
- ドラム式のもの
- 大容量のもの(容量8kg〜)
これらの条件に当てはまるようでしたらぜひ一度査定に出してみましょう!
「買取」で処分できた場合は、費用がかかるどころか逆にプラスになることも!
もしかしたら思いもよらない金額で売れるかもしれませんよ!
洗濯機の買取は「出張買取」一択!
買取できる業者は数多くありますが、洗濯機は何十kgもする重く大きな家電です。その買取をお願いするのであれば当然自宅まで引き取りに来てくれる「出張買取」ができる業者を選びましょう!
出張買取ができる業者でおすすめなのは以下の業者です。
家電専門買取業者
家電を専門に取り扱う買取業者であれば家電を適正価格で査定することが可能です。多少故障したものももちろん修理することができますし、ネットで簡単に無料査定することもでき、「出張買取」「宅配買取」そして「店頭買取」も利用可能です。
ただし、いくら家電専門の買取業者であっても、あまりにも壊れていたり製造年数が5年以上経過してしまっているものは買取は難しくなるので、売却を考えるのならなるべくお早めに査定に出すことをおすすめします。
不用品回収業者
不用品回収業者と聞くと、多くの方は”ただ不用品を処分するだけの業者”と思われるかもしれません。
しかし、実は不用品回収業者の中には、「買取」により力を入れ、各ジャンルの専門知識を持った査定士が常駐している業者もあるんです!
そんな不用品回収業者に依頼すれば、洗濯機も価値を分かったうえでしっかり査定してもらえますし、仮に故障していても自社で修理をすることも可能なんです!そしてもちろん「出張回収」が可能なのも魅力のひとつでしょう!
不用品回収業者に依頼するメリットは、以下のとおり。
- 自分の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれる
- 不用品回収・買取を全てワンストップで行える
- 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる
- 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる
- 自分で運び出す必要がない
- ほかの不用品もまとめて処分してもらえる(まとめて処分する方がお得に!)
悪徳業者に要注意!
しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方、中には悪徳業者も紛れている場合があるため注意が必要です。
どういった点を気を付けるべきなのかというと、
- 「無料」を謳い文句にする
- チラシ投函を積極的にしている
- トラックで町を巡回している
こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も結構あるんです。
ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も法で裁かれるので、決して他人事ではありません。
- 会社の情報を確認できる
- 実績が開示されている
- 料金が分かりやすい
- スタッフの対応が丁寧
- 値段交渉に応じてくれる
- 口コミが高評価
など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫!信頼できる業者であれば、楽してお得に洗濯機を処分することができます。
なるべく費用は抑えたい、ほかにもたくさんの不用品をまとめて手間なく処分したい!という方はぜひ検討してみてくださいね!
リサイクルショップは避けたほうが無難かも…
店舗も数多くあり、「出張買取」もできるリサイクルショップも多いです。
「買取」と言えば「リサイクルショップ」と思い浮かべる方も多いかもしれませんが、今回のように価値のある洗濯機に関しては、あまりおすすめできません。
というのも、リサイクルショップは数多くのジャンルを幅広く取り扱う便利なお店ではありますが、その分専門性に欠けるというデメリットがあります。本来なら価値のある洗濯機でも、値段が付かない、あるいは相場の半分以下の値段で査定されてしまうこともあるのです。
そのような事態を避けるためにも、まずは専門的な知識のある家電専門店・不用品回収業者に依頼することをおすすめします!
洗濯機の購入前にココをチェック!
洗濯機は家電の中でも大きく設置方法も特殊なため、購入の際に気を付けるべきポイントがあります。
以下に洗濯機購入時の注意点をご紹介しましょう。
事前に「設置スペース」と「搬入経路」を確認しておく
洗濯機の買い替えは故障してしまったときだけでなく、一人暮らしを始めるタイミングだったり、結婚し家族が増え洗濯物の量が多くなったりとさまざまなシーンで訪れます。
このような場面では、性能が良く便利な機能付きの洗濯機や、一度にたくさん洗えるモデルが良いなと考えることから、これまで使用していた洗濯機よりもサイズUPする可能性も考えられます。
新しい洗濯機を選ぶ前に、どれくらいの大きさまで置けるのか「設置スペース」の確認は必ずしておきましょう。
また、見落としがちなのが設置場所までの「搬入経路」です。こちらもどれくらい幅があるのか確認しておく必要があります。洗濯機の寸法+10cmが搬入経路に必要な幅とされていますのでしっかりと覚えておきましょう。
引っ越しに伴う洗濯機の購入は要注意!
引っ越しを伴う洗濯機の買い替えの場合、もちろん事前に物件を決めておかなければ配送先住所も指定できませんし、洗濯機を設置するスペースも分かりませんよね。
「洗濯機を早く買わなきゃ!」と焦るのではなく、このような場合は引っ越しする物件を早めに決め、それから洗濯機選びに専念するようにしましょう。
洗濯機のお得な買い替えはこの時期を狙え!
お得に処分する方法・購入前の注意点の次は、お得に買い替える方法についてです。高性能な洗濯機は値段もそれなりにしますから、できるだけお得に買い替えたいですよね。
実は、洗濯機には安く買える時期があります。この時期を知らずに手当たり次第買い替えてしまうのはもったいないです!
値下げのタイミングを知っているだけで、同じ洗濯機にも関わらず何千円~何万円と購入時の費用に差が出ることもあるんですよ!
突然の故障により今すぐにでも買い替えしなければいけない場合から、数ヶ月以内で買い替えを検討している場合まで参考になる内容なので、ぜひ購入の際にお役立て下さいね。
① 新生活シーズン(2月〜3月)
就職や転勤、進学などにより引っ越しが伴う2月~3月の新生活シーズンは、多くの家電製品が売買されます。
洗濯機だけが安くなるというわけではありませんが、冷蔵庫・電子レンジ・掃除機・炊飯器など、家電をまとめ買いするなら大変お得になる時期と言えます。
また、3月であれば次項で説明する決算時期とも重なる可能性が高いため、洗濯機だけの購入でも安く買えるおすすめ時期になります。
② 家電量販店の決算時期(3月・9月)
家電量販店は決算時期になると毎年「決算セール」が行われます。この時期は決算内容を少しでも良くするために、多くの在庫を処分して売上を立てようとする”家電量販店にとって重要なシーズン”です。
多くの大手家電量販店は総決算が3月、中間決算が9月に設定されています。一部の家電量販店では異なる決算時期になることもあるため、事前に確認しておくと良いかもしれませんね。
どちらもお買い得なのには変わりがないのですが、よりおすすめしたいのは総決算が行われる3月です。
この時期のほうが販売員の売り切りたい気持ちは強いので値引き交渉もしやすくなりますし、3月であれば新生活シーズンとも重なりますので安く買える時期としてかなりおすすめです。
家電量販店で買うなら週末も狙い目!
なるべく出費は抑えたくても予期せぬ故障に見舞われ、お得な時期まで何ヶ月も待ってられない…とお悩みの方もきっといらっしゃるでしょう。
家電量販店では、週末の土日限定でメーカーとコラボして大幅値引きを行っていることが多々あります。メーカーにこだわりが無いのであれば、土日に足を運んでみるのもひとつの手です。
このとき注意してほしいのは洗濯機の有名メーカーであるPanasonicと日立です。
この2つは「指定価格制度」を採用しており、この場合メーカーが指定した価格で販売を行ない、店舗主導による値下げや在庫処分時の値引き販売ができなくなります。
例え週末だったとしても同一価格で固定され値引きがされることはないためご注意ください。
ただし、メーカーが市場環境の変化などを理由に値下げを決めると、それにあわせて値下げ販売ができるようになっているため、”絶対に値下げされない”というものではありません。
③ 新型の発売直前(4月〜5月、8月〜9月)
先述したように、洗濯機の種類は、主に「縦型洗濯機」と「ドラム式洗濯機」に分類されます。
洗濯機に限ったことではありませんが、どんな商品でも新型が発売される前は、旧型の在庫処分しなければいけないので大幅値引きをしてでも売り切ろうとするのは想像できると思います。
以下にそれぞれの新型発売時期とおすすめ購入時期ををまとめましたのでぜひ参考にしてくださいね。
種類 | 新型が発売される時期 | 安く購入できる時期 |
---|---|---|
縦型洗濯機 | 毎年6月頃 | 4月~5月 |
ドラム式洗濯機 | 毎年10月頃 | 8月~9月 |
④ ボーナス支給時期(6月〜7月、12月)
ボーナス時期は6月~7月と12月の年2回あります。
ボーナスが支給されると消費者が高額商品を購入しやすくなる傾向があることから、この時期に家電量販店ではボーナス商戦が始まることが多いです。
どの家電量販店でもこぞって安くする時期ではありますが、中には価格は下げずポイント還元といった別のサービスで対抗する場合もあるようなので、店舗をいくつか巡り比較すると良いでしょう。
【注意!】安くなる時期は洗濯機が届くのが遅くなる可能性がある
洗濯機が安くなる時期は、多くの方が洗濯機を購入するタイミングでもあるため、配送時期が大幅に遅れる可能性も考えられます。配送業者は配送便に上限がありますので、洗濯機を購入したときには配送便が全て埋まっており最短2週間後…なんてことも珍しくありません。
また、洗濯機の受け取りは設置まで業者にしてもらう必要があるため、立ち会いは必須です。配送便の空き状況と、立ち会いできるタイミングが合わなければ1ヶ月以上先になるケースもあります。買い替えは余裕を持って行うようにしてくださいね。
買取にも有利!買い替えにおすすめな洗濯機のメーカーは?
最近では外国製の洗濯機も日本に多く入ってきていますが、故障時の対応や保証制度を踏まえると日本メーカーの洗濯機を購入するのがおすすめです。
コスパの良い機種や利便性の高い機種などメーカーによって強みが異なりますが、今回は中でも人気のあるメーカー4社をご紹介いたします。どれも人気が高く買取時にも有利になるメーカーなので、ぜひ参考にしてくださいね!
Panasonic(パナソニック)
パナソニックの洗濯機の特徴は「スゴ落ち泡洗浄」です。
ドラム式も縦型式にも洗剤を泡立てて洗う「スゴ落ち泡洗浄」が搭載されており、頑固な汚れに力を発揮してくれます。
「ヒートポンプ式」の乾燥方式を採用し、省エネしながら洗濯・乾燥が可能。洗剤を温めて洗う「温水泡洗浄」機能をいち早く導入するなど最新技術の取り入れも早く、スタイリッシュなデザイン性の高さも評価されています。
HITACHI(日立)
ビートウォッシュ・ビッグドラム・白い約束など、多くのシリーズが展開されている日立の洗濯機。その特徴は洗浄力の高さにあります。
大流量の水をシャワーとして洗濯機内で循環させる「ナイアガラ洗浄」や、衣服の汚れや洗剤、水温などの状況をAIが自動で判断してより良い洗濯を行う「AIお洗濯」など、日立独自の機能も大変人気です。
毎回洗濯時に自動で洗濯槽をお掃除してくれる「自動おそうじ機能」が付いているモデルもあるため、洗浄力と清潔性を重視する方におすすめのメーカーです。
TOSHIBA(東芝)
黄ばみと黒ずみを防ぐウルトラファインバブル洗浄や、抗菌メガシャワー洗浄など高度な洗浄機能が備わっており、時間帯を選ばず洗濯できる低振動・低騒音設計の洗濯機も揃えている東芝。
東芝の洗濯機はデザイン性も高くとにかくおしゃれなのが魅力です。
ドラム式洗濯機にも、縦型洗濯機にもボルドーブラウンのカラーがあり、角がスッキリしたデザインが多く、生活感のない部屋にしたい方におすすめのメーカーです。
SHARP(シャープ)
シャープの洗濯機の最大の特徴は「穴なし槽」です。
従来の洗濯槽に付いている穴をなくすことで、洗濯槽の外側や底裏についた黒カビや汚れが槽内へ侵入するのを抑え、洗濯槽と外槽の間のムダ水をカット。
穴あり槽だと仮定した同機種(11kgタイプ)と比べて、1回あたり約35Lの節水効果が見込めます。服と洗濯槽を除菌・消臭する効果のある「プラズマクラスター」を搭載しているのも魅力です。
無駄を省きつつもきちんと洗濯した効果も欲しい、さらに節約したい!というわがままを叶えてくれるメーカーです。
買い替えた洗濯機を長持ちさせる方法
高性能でお気に入りの洗濯機であるほど長く使えれば嬉しいですよね。せっかくお得に買い替えができたのですから、大切に使用していきましょう。
最後に、少しでも洗濯機の寿命を延ばす方法をご紹介したいと思います。
洗濯物をたくさん入れすぎない
洗濯物を詰め込みすぎると、モーターに負荷がかかってしまいます。
洗濯物の量を減らす、洗う物の量に合わせた容量の大きい洗濯機を購入するなどの工夫が必要です。
防水性の衣類を脱水しない
洗濯機の入れる量だけでなく、入れる物にも注意が必要です。
洗濯機で防水製品を脱水すると、水を入れたポリ袋のようになって、洗濯槽がうまく回転しないことがあります。
場合によっては大きな音が発生するだけでなく、洗濯機が倒れたり、変形・破損したりすることもあります。 レインコートやスキーウェア、寝袋などの脱水は控えるようにしましょう。
異物を混入させない
パルセーターに部品が挟まってしまうと洗濯機が正常に運転できす故障の原因となります。
ポケットに小銭やティッシュなどの小物が入ったままになっていないかをチェックしてから洗濯しましょう。
洗濯槽のカビを予防する
縦型式の洗濯槽の裏側はとくにカビが生えやすいです。
そのまま放置すると洗濯物にカビ臭いニオイが付いてしまうだけでなく、洗濯槽を劣化させてしまうこともあるので定期的に清掃しましょう。
使っていないときはフタを開けておけば、中に湿気がこもらないので安心です。
また、洗い終わった衣類を中で放置するのも湿気がこもる原因になりますし雑菌も繁殖しやすくなりますので、洗濯が終わったらすぐに干してしまいましょう。
洗剤を使いすぎない
洗剤は入れれば入れるほど汚れが落ちるわけではなく、入れすぎると溶け残りが発生し雑菌やカビが発生するだけでなく、ヘドロ化してしまい排水溝が詰まってしまうこともあります。
必ず洗濯物の量に応じた適切な量を計って入れましょう。
雨風や日光にさらさない
部屋の作りによっては室内に洗濯機置き場がないところもありますよね。
ベランダや共用部に洗濯機を置く場合は雨風によるダメージを受けやすく、外から入り込んだ水でショートする危険もあります。
専用のカバーをかけるなど室内に設置するよりも十分にケアを行いましょう。
移動させるときは縦向きで運ぶ
引っ越しの際自分で洗濯機を運搬しようとして故障させてしまうケースもあります。
運搬するときは必ず縦向きで運び、洗濯機を床や壁などにぶつけないよう注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「洗濯機」についてその仕組み・寿命を詳しくいくとともに、買い替え時にいかにお得に処分するか、またお得に買い替える方法などを解説してまいりました。
音やニオイ、機能が落ちるなど洗濯機の寿命の前兆が出始めたら、遠からぬうちにもっと大きなトラブルに見舞われる恐れがあります。
突然洗濯できなくなるのも困りますが、水漏れなどして下の階の方に迷惑もかけたくありませんよね。
そのようなトラブルを未然に防ぐために、寿命かなと気づいたときに洗濯機の買い替えを検討してみるのは賢い選択と言えます。
また、引っ越しで買い替えなくてはいけなくなったけど、お持ちの洗濯機がまだまだ新しいから処分するのはもったいない……と感じている方は、お得な処分方法である「買取」を試してみてはいかがでしょう?
新しい洗濯機の購入にはまとまった金額が必要になりますが、お得に処分しお得な時期に買い替えれば、きっと安心して新しい洗濯機を迎えられるはずです!
弊社でも洗濯機の買取・回収を行っています。
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洗濯機の処分でお悩みなら、ぜひ一度「買取いちばんドットコム」までご相談くださいませ!
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