冷蔵庫の下取りができる家電量販店はどこ?下取り・買取の比較も解説!

「冷蔵庫の故障」「ライフスタイルの変化」など、冷蔵庫を買い替えるタイミングが訪れた時「下取り」を検討したことがある方も多いのではないでしょうか。
冷蔵庫は家電の中でも価格が高いものが多く、少しでもお得に購入したいと思うものですよね。

しかし「下取り」という言葉は知っていても、その仕組みや「下取り」ができる場所など、詳しい内容がわからず損をしている人もいるかもしれません。
そこで今回は冷蔵庫の下取りについて詳しく解説していきます。
「買取」と「下取り」の違いについても紹介しますので、冷蔵庫の買い替えを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

私が監修致しました

寺坂 健吾
買取いちばんの寺坂です。冷蔵庫の買い替えでよくある悩みが「新しい冷蔵庫の費用」や「古い冷蔵庫の処分」などです。冷蔵庫は一般的なファミリー向けの大きさだと10万円~20万円程度と高額なものが多く、少しでもお得に買える方法がないかと迷う方も多いのではないでしょうか。さらに冷蔵庫は「家電リサイクル法」の指定品であるため、簡単に捨てられないのも悩みのひとつですよね。「お得に購入」と「古い冷蔵庫の処分」が叶うのが下取りサービスです。しかし「どこで下取りをすればお得なのか」「買取とどっちがいいの?」など、悩むことも多いもの。そこで今回は冷蔵庫の下取りについて、詳しく解説していきます。
目次

下取りサービスとは?メリットと注意点

店頭の冷蔵庫

下取りサービスについて詳しく知らないという方向けに、まずは下取りのメリットや注意点などを詳しく解説します。

下取りサービスとは?

そもそも下取りサービスとは、新しい商品を購入するときに古い商品を一定の価格で買い取り、その価格を新商品の代金から差し引く、または現金・ポイントで還元してくれるサービスのことを言います。

新しい商品の購入先の店舗が下取りして欲しいものを査定し、その金額に納得すれば簡単な手続きで利用できるものがほとんどです。
主に車やスマートフォンなどで利用されることの多いサービスですが、電化製品を取り扱う家電量販店でも「下取りセール」を見かけることが多いでしょう。

下取りのメリットとは

下取りサービスのメリットは以下の通りです。

  • 新しい商品の購入と同時に古いものを処分してもらえる
  • 新しい商品が安く購入できる、またはポイントの還元を受けられる

基本的には新しい商品の購入価格を値引きしてくれるケースが多く、お得に買い替えができるのがメリットと言えます。
また冷蔵庫のように大きなものは下取りサービスを利用すれば運搬をしてもらえるため、自分で運んだり、別で処分の手続きをしたりする手間が省けるのも嬉しいポイントです。

冷蔵庫を含む「家電リサイクル法対象品目」は自治体では回収していないことが多いため、買い替えと同時に引き取ってもらえるというのを大きな魅力だと感じる人も多いでしょう。

冷蔵庫の下取りの注意点

冷蔵庫の下取りは次のような注意点もあるため、利用前に確認しておきましょう。

  • 新しく冷蔵庫の購入が必要
  • 基本はリサイクル料金と運搬料金がかかる場合が多い
  • 現金化はできない
  • 新しい冷蔵庫なら買取のほうがお得になることも

まず、基本的に下取りサービスは「同一品目」が基本です。
例えば「電子レンジの購入で冷蔵庫を下取り」はできないため、冷蔵庫を下取りしてもらうためには冷蔵庫の購入が必要になります。

また、下取りには「再販目的」と「廃棄」の2種類があります。
下取りをして再販する場合と、下取りした冷蔵庫を廃棄処分してしまう場合です。

冷蔵庫は「リサイクル家電」ですので「再販目的でない下取り」つまり廃棄の場合はリサイクル料金がかかります。
下取り料金が「2万円」だったとしても、そこからリサイクル料金や運搬料金を支払わなくてはならないため、最終的にいくらになるのか確認しておきましょう。

どっちがいい?買取との違い

下取りと買取のどちらにするか迷っている方に、比較を表にしています。
お持ちの冷蔵庫の状態や、自身の希望に合わせて選択するのがよいでしょう。

下取り買取
対象冷蔵庫の買い替えを検討中の方冷蔵庫を売って現金化したい方
サービス内容・冷蔵庫の購入を条件に古い冷蔵庫を引き取ってもらえる
・新しい冷蔵庫を通常よりも安く購入できる
商品の価値にあった金額を受け取れる
可能な冷蔵庫・家電量販店など下取りサービスを実施しているお店が指定する冷蔵庫
・ほとんどの冷蔵庫が可能
・新しく、状態のよい冷蔵庫
・有名メーカーの冷蔵庫
など

冷蔵庫の処分にかかる「リサイクル料金」とは

家電リサイクル

お伝えしたように冷蔵庫の下取りには「リサイクル料金」が発生します。
ここではリサイクル料金が発生する仕組みや費用、リサイクル料金が不要なケースを紹介します。

冷蔵庫は「家電リサイクル法」対象品目

家電リサイクル法とは、一般家庭や事務所から排出された家電製品から有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するために制定された法律のことです。
対象品目は4品目あり、冷蔵庫を含む以下のものが該当します。

  • エアコン
  • テレビ(ブラウン管、液晶式、有機EL式、プラズマ式)
  • 冷蔵庫(冷凍庫)
  • 洗濯機(衣類乾燥機)

これらをリサイクルするためには選別や輸送、人件費などさまざまな費用が発生するため、一部を消費者に負担してもらうためにもリサイクル料金がかかるようになっています。
リサイクル料金は対象家電の処分時には必ず必要になりますので、そのまま捨てないよう気を付けましょう。

▼家電リサイクル券について詳しくはこちら

家電リサイクル券ってどこで買うの?入手方法や費用、注意点も解説

冷蔵庫のリサイクル料金

リサイクル料金は品目ごとに定められており、さらに大きさやメーカーごとに料金が異なります。

冷蔵庫のリサイクル料金は「3,740円~4,730円」ほど。容量が大きなものになると費用が高くなるため「家電製品協会」のサイトで確認しておきましょう。
これは冷蔵庫の下取りのときも、処分のときでも料金は同じです。

これに加え、冷蔵庫の運搬を依頼する場合は収集運搬料金もかかります。

再販目的の「買取」の場合はリサイクル料金が不要

お伝えしたように、下取りサービスには冷蔵庫の状態によって「再販を目的とした買取」をしていることもあります。
その場合は冷蔵庫を廃棄しないため、リサイクル料金が不要な場合がほとんどです。

ただし再販ができる冷蔵庫は「年式が新しいもの」や「有名メーカーのもの」などですので、リサイクルショップや買取店での買取が期待できるものもあります。
年式やモデルによっては下取りより買取のほうがお得になるということもあるため、買取店の無料査定などを利用する方法もあります。

大手家電量販店9社の冷蔵庫下取りサービスを比較

冷蔵庫の下取り

ここからは実際に下取りサービスを行っている家電量販店をご紹介します。
店舗によっては「下取り」ではなく「リユース前提の買取」や「引き取り」をしている場合もあるため、事前に知っておくことでスムーズに買い替えできます。

1.ヤマダ電機

ヤマダ電機では、冷蔵庫をリユース限定の買取として下取りを行っています。
そのため対象は「再販できるもの」としており、次のような条件があります。

対象年式2016年製 ~ 2025年製
対象メーカーすべてのメーカー
条件本体に破損、変色、色あせ、サビがある製品は対象外
電源コード及び、製品ごとに指定された付属品がない製品は対象外
買取額最大5万円
2025年7月時点

冷蔵庫の買取価格は年式やメーカーによって数百円~最大5万円まで変動します。ヤマダ電機のホームページで型番を入力すると簡単な査定額が出ますので、買い替えを検討中の方はお試しください。
ただし、2025年7月時点では店頭での冷蔵庫の下取りは実施していないため、店舗での購入をお考えの方は直接お問い合わせください。

2.ビックカメラ

ビックカメラのオンラインショップでは2025年7月現在は下取りサービスを行っており、お持ちの冷蔵庫の型番を入力すれば値引き額がわかるようになっています。
下取りの条件は次の通りです。

対象年式すべての年式
対象メーカーすべてのメーカー
条件新しい冷蔵庫の購入ページにて、リサイクル回収について「希望する」を選択
買取額最大2万円
2025年7月時点

ただし冷蔵庫の下取りサービスは常時あるサービスではないため、ホームページで確認することをおすすめします。

3.コジマ

コジマのオンラインショップでは2025年7月現在、「買い替え・下取りキャンペーン」を実施しています。
こちらもホームページでお持ちの冷蔵庫の型番を入力すると買取額がわかるようになっています。

対象年式要確認
対象メーカー要確認
条件・コジマ指定のキャンペーン対象商品を注文
・会員ログインが必要
買取額最大2万円
2025年7月時点

コジマではリユース目的の買取以外に、新しく冷蔵庫を購入された方向けに「リサイクル引き取り」も実施しています。
その際は購入時に引き取りを依頼して、リサイクル料金と収集運搬料金の支払いが必要です。
冷蔵庫の大きさ、メーカーによってリサイクル料金が異なるため、お店で確認しましょう。

4.ノジマ

ノジマでは「店舗」「オンライン」のどちらでも冷蔵庫の下取りを行っています。
WEBやLINEにある「下取りチェッカー」を利用すれば、簡単に市場買取価格が確認できます。

対象年式2014年以降の製品
対象メーカー要確認
条件「下取りチェッカー」で下取り申込み
買取額要確認
2025年7月時点

なお、ノジマでは査定金額が付かなかった場合、オンラインショップでの引き取りサービスを利用できます。
ただしその場合はリサイクル料金が別途かかり、引き取りのみには対応していないためご注意ください。

5.ジャパネットたかた

ジャパネットたかたでは2025年7月現在、「買い替え・下取りキャンペーン」を実施しています。
古いもの、壊れているものでも下取りしてもらえるため、「買取不可」とされた冷蔵庫でも引き取ってもらえるのが魅力。
ただし同社では再販目的ではなくリサイクル回収となるため、リサイクル料金、収集運搬料金が別途必要です。

対象年式特になし
対象メーカー特になし
条件下取り値引き対象商品を購入した場合
買取額最大7万円
2025年7月時点

6.ケーズデンキ

ケーズデンキでは冷蔵庫の下取りは実施していません。
しかし冷蔵庫の処分に関しては有料で行っているため、買い替えをしていなくてもリサイクル回収の依頼が可能です。

かかる費用は冷蔵庫のリサイクル料金に加え、収集運搬料金が3,300円(税込)かかります。

7.ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラでは冷蔵庫の下取りは実施していません。
有料で冷蔵庫のリサイクル回収を行っているため、処分したい場合はこちらを利用しましょう。

ただし利用は商品の注文と同時に申し込みが必要で、費用は冷蔵庫のリサイクル料金と収集運搬料金がかかります。
収集運搬料金は注文商品と同じ品目、同数で、お届けと同日・同じ場所からの引き取りであれば、550円と比較的安い料金で引き取ってもらえます。

8.エディオン

エディオンでは冷蔵庫の下取りは実施していません。
しかし冷蔵庫の処分に関しては有料で行っているため、買い替えをしていなくてもリサイクル回収の依頼が可能です。

回収にかかる費用はリサイクル料金に加え、収集運搬料金です。
収集運搬料金は注文商品と同じ品目、同数で、お届けと同日・同じ場所からの引き取りであれば、250L以下の冷蔵庫は1,100円(税込)、251L以上であれば1,650円(税込)です。

新しく購入していなくても引き取りを依頼できますが、その場合は5,500円~6,600円(税込)の収集運搬料金がかかるためご注意ください。

9.ジョーシン

エディオンでは冷蔵庫の下取りは実施していません。
しかし冷蔵庫の処分に関しては有料で行っているため、買い替えをしていなくてもリサイクル回収の依頼が可能です。

回収にかかる費用はリサイクル料金に加え、収集運搬料金です。
収集運搬料金は、購入商品と同品目、同時引取であれば1,650円(税込)、引き取りのみで店舗持ち込みは3,300円(税込)、引き取りのみの訪問は4,950円(税込)かかります。

冷蔵庫の下取り利用前に知っておきたいこと

冷蔵庫

ここでは冷蔵庫の下取りサービスを利用する前に、知っておきたいことをご紹介します。

収集運搬料金は店舗によって異なる

冷蔵庫の下取りやリサイクル回収をしてもらう際、かかる費用は店舗やサービスによって異なる場合があります。
一般的には次のような料金となります。

リサイクル料金収集運搬料金
買取での下取りなしかかる場合もある
リサイクル回収での下取りありあり
リサイクル回収ありあり

冷蔵庫のリサイクル料金は大きさやメーカーごとに定められており、どの店舗で支払っても同料金です。
料金については「一般財団法人 家電製品協会」のホームページで確認できますので、事前にチェックしておきましょう。

一方、収集運搬料金は店舗ごとに決められており、買い替えや引き取りのみ、同店舗で過去に購入した商品かどうかなど条件によっても異なる場合があります。
少しでもお得に引き取ってもらいたいという場合は、複数の店舗をよく比較して決めるのがおすすめです。

新しい冷蔵庫は「買取」がお得

冷蔵庫の下取りサービスは、大抵の場合下取り価格の上限が決められています。
例えば「ヤマダ電機」は最大5万円、「ビックカメラ」では最大2万円が上限です。
そのため、この上限以上の価値がある冷蔵庫を下取りに出すと、損になってしまうかもしれません。

まだ製造年数が新しく、人気のメーカーの冷蔵庫や人気の型のものなどは、買取価格が10万円ほどになるものも少なくありません。
買取店では出張買取を実施している店舗も多いため、運搬もお任せできるので安心です。

製造からまだ新しい冷蔵庫を買い替えるという場合は、一度買取店で査定依頼をしてから、よりお得な方法を選択しましょう。

下取りに出しても購入金額が安くならない場合もある

冷蔵庫を買い替える場合、古い冷蔵庫を下取りに出すことで必ず新しい冷蔵庫の購入価格がお得になるというわけではありません。
例えば古い冷蔵庫の下取り価格が3,000円だった場合、再販が不可だった場合はリサイクル料金と収集運搬料金が発生し、次のような料金となります。

【170L以下の冷蔵庫、運搬料金が3,300円の場合】

割引料金下取り価格 2,000円
支払う料金リサイクル料金 3,740円
支払う料金収集運搬料金 3,300円

つまり、リサイクル料金・収集運搬料金の6,740円のうち、下取り価格である2,000円を引いた4,740円は自分で支払う必要があります。

もし、収集運搬料金がかからない方法で古い冷蔵庫を処分できた場合は、トータルで支払う金額が安く済むかもしれません。
下取りサービスを利用する際は、割引を受けられる金額、自身で支払う金額を確認してから申し込みましょう。

まとめ

冷蔵庫を確認する男性

今回の記事では冷蔵庫の下取りサービスについて解説してきました。
「下取り」の中には「再販目的の買取での下取り」と「リサイクル回収での下取り」の2種類があり、どちらになるかでリサイクル料金の有無が異なります。

新しい冷蔵庫であれば下取りよりも「買取」がお得になることがあるため、一度買取店で査定してもらうのがおすすめです。

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