いらなくなった仏壇の処分ってどうしたら良いの?適切な処分方法ご紹介!」
目次
古くなって壊れてしまった…。
引っ越しをきっかけに小さいサイズに買い替えたい。
など、ご先祖様が眠る仏壇も、いろいろな事情から処分が必要になるときもあります。
ですが家具屋家電とは違って大切な仏壇はどうやって処分すべきなのか、方法が良くわからない方も多いのではないでしょうか?
今回は、仏壇の処分にはどんな方法があるのか、自分で処分する場合のメリットとデメリット、注意点などをご紹介します。
1.仏壇を処分する方法!
仏壇の処分はほかの不用品とは違って、祀っているご先祖様の閉眼法要(へいがんほうよう)を行う必要があります。
仏壇やお墓を新しくした際は、ご先祖様の魂を入れる開眼法要を行います。
閉眼法要は、反対にご先祖様にお帰りいただいて、仏壇をただの道具に戻すための法要。
故人の魂を抜いてはじめて、仏壇は木でできた入れ物になります。
閉眼法要を行う際は、普段お世話になっている菩提寺に連絡をして予約をとりましょう。
また、特にお付き合いしている菩提寺がない場合は、近所のお寺など法要だけを行っているところもあるので、ぜひ相談をしてみてください。
それでは、閉眼法要をしたあとに、どうやって仏壇を処分すべきなのか、その方法を1つずつご紹介します。
菩提寺に引き取りを依頼する
まず閉眼法要のあと、そのまま菩提寺に仏壇を引き取っていただく方法があります。
お寺によっては引き取りをしていないところもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
ちなみに菩提寺でなくとも、仏壇の引き取りを行っているお寺も存在します。
ぜひ法要と合わせて、引き取りが可能か問い合わせてみましょう。
仏具店に回収を依頼する
仏壇を購入したお店などの仏具店は、古くなった仏壇の回収サービスを行っています。
購入店が残っていればそちらに問い合わせて、処分を進めてもらいましょう。
また、仏具店によっては閉眼法要から仏壇の引き取りまでの一連の方法を、すべて行えるところも。
普段お世話になっている仏具店がない方は、ぜひ近くの仏具店に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
粗大ごみに出す
仏壇は自分で処分する場合、法律上一般廃棄物の扱いになります。
つまり、粗大ごみとして自治体のごみ回収に出す形での処分ができますよ。
回収費用は自治体によって違いますが、おおよそ500~3,000円程度で回収してもらえます。
ただし対応していない自治体もあるので、不明な場合は役所の環境課に問い合わせてみてください。
お仏壇回収業者に依頼をする
ほかにも、仏壇の廃棄を行っている専門業者に依頼する方法があります。
こちらは単純に仏壇を家具として回収している場合と、仏具店のように閉眼法要から処分までの一連を担当してくれる業者があります。
粗大ごみに出すよりも費用がかかりますが、外に運び出す手間もなく、仏壇まわりの遺影などもまとめて廃棄を依頼できるのがメリット。
自分で廃棄をするか、お寺や専門業者に依頼するか、スケジュールや予算に合わせて処分しましょう。
2.仏壇を自分で処分する際のメリット・デメリット
もし近くに菩提寺などのお寺や、引き取りができる仏具店がない場合は、自分で処分をする形になります。
自分で処分をする場合は、スケジュールに合わせて少しずつ作業を進められるのがメリット。
お付き合いがある菩提寺がなくても、自治体によっては粗大ごみとして処分ができるため、あまりお金をかけずに処分が可能です。
デメリットは、自分で指定の場所まで運び出す手間があることと、周囲との関係性です。
粗大ごみは基本的に、自宅前か指定の回収場所に出す必要があるので、仏壇を粗大ごみに出したことが、近所にもわかってしまいます。
日本は昔、仏壇を粗大ごみとして出す習慣はなく、お焚き上げをしていました。
ですが今は自宅の敷地内で、お焚き上げをするのを禁止している自治体がほとんど。
そのため、仏壇をごみに出すというのは自分自身も後ろめたさがあり、近所から見つかってしまうというリスクがあります。
いくら閉眼法要をしたとはいえ、ご先祖様を祀った仏壇を粗大ごみに出すのは気が引ける方は、仏壇も回収してくれる不用品回収業者を利用することをおすすめします。
自宅から直接運び出してくれるので、まわりに見つからずに仏壇を引き取ってもらえますよ。
3.仏壇を処分する際に気をつけたいこと
仏壇を処分するにあたって、前もって注意したいことをご紹介します。
仏壇の引き出し内の荷物を出す
仏壇の引き出しには、位牌や遺影、お線香などの仏具をそのまま入れている家庭が多くあります。
ほかにも、法要の時につかう数珠をしまっていたり、通帳や印鑑などの貴重品が入っていたりするケースも多くあります。
うっかり引き出しのものを出さないまま、回収してもらった結果、重要な道具が紛失してしまうというトラブルが起きる原因に!
どの処分方法でも、必ず引き出しの中身をすべて回収して、簡単に掃除をしましょう。
供養代、処分費用を確認しておく
閉眼供養などの供養代、さらに仏壇の引き取り、処分にかかる費用を、あらかじめ確認しておきましょう。
こうした供養代はお寺によって違いがありますが、お店と違ってお金の相談をしづらいですよね。
ですが、いざ料金を見たら予算よりも高かった、ほかの仏具店の方が安く処分できたという可能性もあります。
ぜひ、料金も含めてわからない点は事前に問い合わせておきましょう。
ちなみに仏具店や回収業者は、仏壇の大きさや閉眼法要の有無で料金が変わってきます。
業者によって違いますが、2~8万程度と開きがあるので、料金の見積もりを出してもらうことをおすすめします。
4.まとめ
大切な故人やご先祖様が祀られている仏壇は、家具と違って処分方法にとまどってしまいますよね。
適当に扱えないものだからこそ、ぜひ家族と話し合いをして全員が納得のいく方法で処分をしていきましょう。
菩提寺によっては、きちんとお焚き上げをしているところもあります。
仏壇を運び出すことがむずかしい場合は、お仏壇を回収する専門業者を利用する家庭も増えてきました。
また、予算に余裕がないのなら、閉眼法要のあとに粗大ごみとして処分する方法も。
ご先祖様への感謝の念をもって、これまで使っていた仏壇を手放しましょう。
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