オイルヒーターとは?

処分方法について解説する前に、まずはオイルヒーターの仕組みや特徴、寿命について確認していきましょう。
オイルヒーターの仕組み
オイルヒーターは、本体内に密封された熱伝導率の高いオイルを電気で加熱し、その放熱によって空間を暖める暖房器具です。
本体が温まることで周囲の空気もじんわりと暖まり、放射熱と自然対流によって部屋全体にぬくもりが広がっていきます。
オイルヒーターの特徴
オイルヒーターは「火や燃料を使わず部屋を暖められる」のが大きな特徴です。火災や事故のリスクが低く、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使えます。
さらに、内部のオイルは密閉されているため、石油ストーブのように補充や交換の手間がありません。お手入れが簡単なところも、オイルヒーターの魅力のひとつです。
オイルヒーターの特徴
- においや煙が出ない
- 温風を出さずに暖めるため、空気を乾燥させにくい
- 燃料の補充や交換が不要
- ファンがないため音も静か
ただし、スイッチを入れてすぐ温風が出るタイプと違い、本体が温まるまでにやや時間がかかります。速暖性を重視する人には物足りないこともあるかもしれません。
また、オイルを常に加熱する仕組みのため、使用中は継続的に電力を消費するというデメリットも。ほかの暖房器具と比べて電気代が高くなる傾向がある点にも、注意が必要です。
オイルヒーターの寿命はどのくらい?
オイルヒーターの寿命は約10〜15年とされています。
エアコンや石油ストーブなど一般的な暖房器具の寿命が7~10年程度であることを踏まえると、やや長めに感じられるかもしれません。
ただし寿命が長いとはいえ、毎冬フル稼働させているオイルヒーターは、10年前後で以下のような不具合が見られることもあるため注意が必要です。
- 電源がすぐに切れる
- なかなか暖まらない
- いつもしないような異音がする
- ニオイが気になる
- オイルが漏れている
上記のような小さな不具合が火災につながるケースもあります。いつもと異なる症状が出たらすぐに使用を中断し、処分や買い替えを検討するようにしましょう。
オイルヒーターの処分方法7選!

オイルヒーターの処分方法は以下の7つです。
- 粗大ゴミとして処分する
- ゴミ処理場に自分で持ち込む
- メーカー・販売店に引取を依頼する
- 譲渡する
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- フリマアプリ・ネットオークションに出品する
- 不用品回収業者に買取・回収を依頼する
それぞれの手順や注意点について確認していきましょう。
①粗大ゴミとして処分する
オイルヒーターは自治体で粗大ゴミとして処分するのが一般的です。
ここでは、名古屋市の粗大ゴミ回収手順を紹介します。
名古屋市の粗大ゴミ回収手順
- 電話・インターネット受付から回収を依頼する
- 回収場所や手数料を確認する
- 料金分の手数料納付券をスーパー・コンビニ・郵便局などで購入
- 必要事項を納付券に記入後、オイルヒーターに貼り付ける
- 収集日当日の朝8時までに指定の場所に運び出して完了
費用の相場は500~1,000円程度となっており、ほかの処分方法に比べて費用が比較的安価で済むのが大きなメリットです。
しかしそのぶん、オイルヒーターを回収場所まで自分で運び出す必要がある、回収日が指定されておりすぐに捨てられないなど、デメリットもあります。
自力でオイルヒーターを持ち出せない場合や、お急ぎの場合は別の方法を検討したほうがいいでしょう。
②ゴミ処理場に自己搬入する
自治体のゴミ処理場やクリーンセンターなどの施設に、オイルヒーターを自己搬入することも可能です。
車が必須で、不用品の積み下ろしもすべて自分で行わなければなりませんが、利用できれば以下のようなメリットがあります。
施設に自己搬入するメリット
- 費用が比較的安い
- 粗大ゴミ回収を待たずに捨てられる
- ほかの粗大ごみもまとめて処分できる
搬入に予約が必要な場合や、曜日によって受付時間が異なるケースがあるなど、ルールは施設ごとに異なります。
スムーズに処分を進めるためにも、利用前に自治体のホームページをしっかりチェックしておきましょう。
③メーカー・販売店に引取を依頼する
オイルヒーターのメーカーや販売店に、不要になった製品の引取を依頼する方法もあります。
回収されたオイルヒーターは、内部の金属や部品を分別・再資源化されるのが一般的です。
限りある資源を無駄にしないためにも、お使いのオイルヒーターのメーカーや購入店舗で、引取サービスを行っているかどうかを確認してみてはいかがでしょうか。
引取サービスを実施しているメーカー・店舗の例
メーカー・店舗 | 費用(目安) | 注意点・条件 |
---|---|---|
デロンギ | 送料のみ(2,000〜5,000円前後) | ・同メーカー製品に限り回収 ・箱が必要な場合は別料金で購入可能(1箱1,800円~) |
ユーレックス | 廃棄費用2,000円+送料 | ・同メーカー製品が対象 ・依頼前に費用を要確認 ・申し込みが必要 |
家電量販店(エディオン、ジョーシンなど) | 2,200円(税込)~ | ・店頭への持ち込みが必要 ・重さ20kg以下・三辺合計150cm以下など条件あり ・店舗によって対象外の場合もある |
無印良品 | 要確認 | ・無印良品販売製品に限る ・費用および条件は問い合わせ必須 |
送料の自己負担が必要なケースや、店舗持ち込み限定、新規購入時のみ引取可能など、条件はメーカーや販売店によって異なります。
「思ったより処分費用がかかってしまった」「持ち込んだのに回収不可と言われた」などトラブルにならないよう、あらかじめ各社の対応を確認しておくことが大切です。
④譲渡する
まだ使えるオイルヒーターであれば、必要としている人に譲るのもおすすめです。
- 親族、友人に使ってもらえないか聞いてみる
- 施設や団体に寄付する
- ジモティーやSNSで譲り先を探す
自宅まで引取に来てもらえた場合は、梱包や発送の手間もかかりません。身近で譲り先が見つかるなら、もっとも手軽な処分方法といえるでしょう。
トラブルに注意
お譲りするオイルヒーターは「正常に動作するもの」であることが前提条件です。
不具合があるものや、汚損・破損があるものをお渡しすることで「聞いていたものと違う」「返品したい」など、引き渡しの段階になってトラブルになることもあるため注意してください。
お譲り予定のオイルヒーターは、動作確認と簡単なメンテナンスを行い、次の場所で気持ちよく使ってもらえるようにしておきましょう。
⑤リサイクルショップに買い取ってもらう
まだ新しいオイルヒーターであれば、リサイクルショップで売却して現金化するのもおすすめです。
ほかの家電や衣類など、不要なものをまとめて持ち込むのもいいでしょう。
ただし、リサイクルショップは幅広いジャンルを扱っている反面「専門性に欠ける」というデメリットがあります。本来は価値のあるオイルヒーターでも、相場の半額以下で査定されてしまうこともあるため注意が必要です。
できるだけ高く売りたい場合は、家電専門の買取店や、フリマアプリ・ネットオークションの利用も検討してみましょう。
オイルヒーターを少しでも高く売るには?
「デロンギ」「アイリスオーヤマ」など有名メーカーのオイルヒーターでも、ホコリを被ったままで売りに出したのでは高額な査定は見込めません。
少しでも高く売りたいなら、以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。
- キレイに掃除しておく
- 付属品は全部揃える
- できるだけ早く売る
- 寒くなる前に売る
- 複数の業者に査定をしてもらう
オイルヒーターは、需要が高まる10月~1月頃にかけて買取価格が上がりやすい傾向があります。そのため、肌寒さを感じ始める秋口から冬本番の直前に売却するのがおすすめです。
とはいえ高く売りたいからと慎重になりすぎると、その間に新モデルが発売されたり素材が劣化してしまったりして、オイルヒーターの価値が下がってしまう可能性も。長期間放置したままにせず、不要になったらできるだけ早めに売ることも大切です。
⑥フリマアプリ・ネットオークションに出品する
ネットオークションやフリマアプリなら、型落ちのオイルヒーターや多少使用感があるものでも、需要次第で売却できる可能性があります。
自分で価格を設定できるので、買取店で提示された金額に納得がいかない方にもおすすめです。
ネットオークション・フリマアプリに出品する手順
- オイルヒーターの相場を調べる
- 商品の写真撮影・商品名や説明文の入力
- カテゴリーや状態の選択、販売価格の設定、配送方法を選択する
- 購入者からの購入申請を承認
- 商品を梱包・発送する
- 購入者からの評価を受ける
- 取引完了
スマホひとつで簡単に利用でき便利な方法ですが、出品から梱包・発送まですべて自分で行う必要があり、買取店を利用する場合と比べて手間や時間がかかる点に注意が必要です。
すぐに売りたい、出品作業に手間をかけたくないなら、ほかの売却方法を検討してみてください。
⑦不用品回収業者に買取・回収を依頼する
「重たいオイルヒーターを運ぶのが大変」「ほかにもたくさん処分したいものがある」そんなお悩みがある方には、不用品回収業者の利用がおすすめです。
不用品回収業者のメリット
- 自宅まで回収に来てくれる
- 都合のよい日程に作業を依頼できる
- 回収と買取をまとめて対応してもらえる
- 梱包や運搬の作業をスタッフにおまかせできる
- ほかの不用品も一緒に処分できる
オイルヒーターは自治体で安く処分できるものの、回収予約が必要だったり、指定日を待たなければならなかったりと、なにかと手間と時間ががかかるのがネックでした。
その点、不用品回収業者なら電話1本で手配が完了。都合に合わせて引取に来てもらえます。
梱包や搬出、トラックへの積み込みなど面倒な作業はすべてスタッフにおまかせできるので、とにかく手間なくオイルヒーターを処分可能です。
買取対応を行っている業者であれば、不要なオイルヒーターを買い取ってもらえる可能性もあります。
「売るか捨てるか迷っている」という場合は、まず査定を受けてみてはいかがでしょうか。
オイルヒーター処分時の注意点

最後に、オイルヒーター処分時に知っておきたい注意点を解説します。
処分前に「オイル抜き」が必要な自治体もある
オイルヒーター内のオイルは、抜かずにそのまま処分できるケースが一般的ですが、自治体によっては「オイルを抜いてから出す」ことを指示される場合もあります。
その場合は、以下の手順でオイルを抜きましょう。
オイルの抜き方
- コンセントを抜き、1日ほど放置して放電させる
- キャスターやカバーを固定しているビスを外し、内部の電装部品を取り外す
- 蓋に電動ドリルなどで穴をあけ、中のオイルを排出する
- 排出したオイルを紙や布に染み込ませる
- 自治体の指示に従い処分する
※ 機種によっては、この方法でオイルが抜けない場合もあります。
工具の扱いに慣れていない場合、無理に作業を行うことでケガにつながるおそれもあります。
作業が難しいと感じたら無理をせず、メーカーや販売店、不用品回収業者など、オイルを抜かずに処分できる方法を検討するようにしましょう。
回収対象外の自治体もあるので注意
オイルヒーターを「適正処理困難物」に指定しており、粗大ゴミ回収を実施していない自治体もあります。
オイルヒーターが「適正処理困難物」にあたる理由
- 内部にオイル(難燃性液体)が入っており、通常の焼却処理が難しい
- 構造が複雑で分解・分別が困難
- 破損や不適切な処理によって、オイル漏れや火災などの事故につながるおそれがある など
お住まいの地域でオイルヒーターが回収対象になっているかどうかは、自治体のホームページで確認できます。
品目一覧にオイルヒーターが記載されていない場合もあるため、不安なときは直接窓口に問い合わせて確認しておくと安心です。
業者選びは慎重に!
不用品回収業者は便利な手段ですが、中には過剰請求や不法投棄、押し買いなど、悪質な営業を行う業者が紛れていることもあります。
トラブルを避けるためにも、慎重に業者を選ぶことが重要です。
安心できる業者を選ぶポイント
- 対応が丁寧
- 訪問見積もりに対応している
- 口コミや評判が良い
- 見積もり内容が明確
- 値段交渉に柔軟に応じてくれる
このほか、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」を活用するのもおすすめです。価格や対応を比較しながら、自分に合った業者を選びやすくなります。
業者選びのコツは、以下の記事でも詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ

オイルヒーターは状態により、廃棄・売却・譲渡、不用品回収業者への依頼など、選べる処分方法が異なります。
お手元のオイルヒーターの状態や製造年数を確認し、希望や予算にあった方法を選ぶことが大切です。
もしまだ使えるオイルヒーターの処分にお悩みなら、ぜひ「買取いちばんドットコム」にご相談ください。
持ち運べないオイルヒーターでも、スタッフが出張・査定を行います。名古屋市内なら30分以内での訪問も可能となっておりますので、お急ぎの方にもおすすめです。
オイルヒーター以外の不用品をまとめて査定や、査定のみのご依頼でも歓迎しております。
処分にお悩みのものがございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。