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不要になった家具や家電、せっかく処分をするのなら手数料を支払うよりも少しでもお得に手放したいものですよね。

まだ使える家具、家電はぜひ中古買取を依頼してみてはいかがでしょうか？

しかし、「自分ではもっと高く売れると思っていたのに査定額が低かった…」、「古くて価値がないと思っていたら高額査定になった！」

など、想像していたような査定結果にならないケースもめずらしくありません。

そこで今回は買取を依頼する前に知っておきたい、家具や家電の査定金額はどうやって決まっているのか、金額を左右する重要な要素をご説明します！

 

１．家具や家電の買取金額を左右する6つの要素！

まずは家具や家電の中古としての価値を決める、買取金額を左右するポイントをご紹介します。

 

使用年数と商品の状態

まず大きな判断基準の1つが、家具や家電の使用年数と状態です。

やはり中古品とは言え、どうせ買うのなら新品のようなきれいなものを選びたいですよね。

それと同じように汚れや破損などが目立たないきれいな家具や家電は、中古として高い価値がつけられます。

一部の骨董品やアンティーク家具を除いては、使用年数が長くなるほど経年劣化が進み商品価値が下がってしまうので、買取値も低くなります。

業者によって買取ができる使用年数に違いがありますが、おおよそ5～7年以内に設定している業者が多いためあまりに使用年数が長いものは買取ができません。

 

家具の人気について

やはり家具や家電などの大きな買い物は信頼性を求めて、有名ブランドやメーカーのものを買いたい人が多くいます。

たとえば同じような中古品のソファが売られていたとして、片方がノーブランド、もう1つは誰もが知っている有名ブランドのものだったら、どちらが欲しいと感じるでしょうか？

中古品の価値を決めるのは状態だけでなく、販売しているメーカーの信頼度や人気も大きく影響します。

 

季節など売る時期について

特に家電は売りに出す時期も査定額が変わってきます。

たとえば扇風機は暑い夏に需要が高まり、ファンヒーターなら冬に使われる家電ですよね。

中古業者は夏にファンヒーターを買い取るよりも扇風機やサーキュレーターなど、今の季節に使える家電の方が売れやすいため、買取を強化しているところが多くあります。

そのため、季節に関係する家具や家電を売るのなら、夏物なら春から初夏にかけて、冬に使うなら秋に売りに出すことで、買取値がアップする可能性がありますよ。

 

過去の買取実績

有名ブランドや人気メーカーの家具、家電の場合、あらかじめお店が決めた買取基準に則って、過去に買取をしたモデルの場合はその査定額を参考にすることも。

以前の実績と同じ価格で買取をすることもあれば、その中古品が売れづらいものならそれよりも少し価値を下げて買い取ります。

反対に入荷して間もなく売れたような人気商品であれば、以前よりも高い買取値をつけることもありますよ。

 

他店の買取価格

自分のお店だけでなく、ほかの業者の買取価格によっても査定額が変わってくることがあります。

たとえばライバルのA店では1万円で買い取っているものを、こちらのお店では8千円程度で買い取っているとなれば、多少遠くてもA店に売ろうと考えますよね。

お店によって買取価格には違いが出るものの、他店と大きく差がある状態だと買取数に影響が出る可能性があります。

特に最近では、一括で他店の買取価格が比較できるサイトもいろいろとあります。

あくまで参考ではあるものの、売る側は買取価格例をよく見ているので、全体のバランスを見て査定額を合わせるケースもあるため、ぜひ複数のお店の買取値を比較してみるとだいたいの査定額が想像できますよ。

 

お店の在庫状況

買取をしている業者が抱えている在庫数によっても、買取値が上下することがあります。

業者にとってはいろいろなジャンル、ブランドと家具や家電をそろえておきたいため、同じものばかりが集まらないよう在庫調整をしています。

先ほどの季節に関わる家電と同じように、夏場に暖房器具を多く買い取ってもたくさんの在庫を抱えてしまう原因になりますよね。

また、たまたま現在はテレビが複数台あって冷蔵庫の在庫がほとんどない、といった場合は売ってもらいやすいよう冷蔵庫の買取強化を行う場合もありますよ。

買取業者の公式サイトやチラシを見てみると、「〇〇を買い取り強化中！」「○○なら査定額さらに10％増し」などの宣伝をしているところも多くあります。

もし対象の家電や家具を持っている場合は、買取強化中に売りに出すことで高額買取が期待できるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

２．人気のブランド家具が高く売れるワケ！

中古買取の中でも、特に高値がつきやすいのが人気ブランドの家具やデザイナーズ家具です。

その人によって服の好みが違うように、誰でも1つはお気に入りのブランドがありますよね。

ブランド家具やデザイナーズ家具が中古でも高く売れるのは、品質はもちろんブランドとしての価値も影響しています。

同じ家具を買うのならノーブランドよりも、名前が知られているブランドだと安心感がありますよね。

このように、中古品でも有名ブランドの商品の方が高く売れるのです。

特にブランド品の中には数量限定のものや発売期間が決まっているものなど、希少価値がつくものも少なくありません。

また、中古品を買い求める人すべてがお得に買いたいだけでなく、今店頭で売られていない骨董品を探している可能性もあります。

古い家具や家電でも、有名ブランドの人気モデルならアンティークとして高額買取される場合もあるので、ぜひごみに出す前に査定してもらうことをおすすめします。

 

３．家具や家電の買取金額はどのように決まるの？

それでは、家具や家電の具体的な買取金額はどうやって決まっているのでしょうか？

こちらも業者によって違いがありますが、一般的には買取値は次のような考え方から商品の状態など、いろいろな要素によって決められています。

・ノーブランド…0～20％程度
・ブランド品・デザイナーズ家具…0～40％

まずはブランド品かどうかによって、買取値の上限が大まかに決められます。

次に重視されるのが、買取にかかる手間賃と業者にとっての利益。

たとえば次の2つのノーブランドのテーブルがあったとします。

Aのテーブルについて

・新品価格は3万円
・中古品は1万円程度で売られているところが多い
・使用年数は1年程度、状態もきれい
・直接店舗への持ち込み

Bのテーブルについて

・新品価格は10万円
・中古品は５万円程度で売られている
・使用年数は５年、テーブルには傷や汚れが少々ある
・出張買取

この２つのテーブルを比較すると、一見定価が高く中古品としてもそれなりに高額で売られているBのテーブルの方が、自然と買取値が高くなりそうですよね。

しかし、Bのテーブルは使用年数も長くそれなりに傷や汚れがあります。

汚れが多ければその分、再販のために専門的な修繕が必要となります。

買取価格はこのような修繕費、そして出張買取ならガソリン代や人件費など、かかった手間賃が引かれた額が影響するため、次の数式に当てはめると２つのテーブルの買取額はおおよそ次のようになります。

「売値－（人件費＋ガソリン代＋保管する倉庫代などの人件費）－修繕費－業者の利益＝買取値」

Aのテーブル
10,000円の60～80％程度＝2,000円～4,000円

Bのテーブル
50,000円－諸経費80％－修繕費10％＝5,000円前後

極端な例ですが、中古品の売値が高くても状態が悪く修繕が必要、出張買取でガソリン代や人件費が多くかかった場合はその分買取値が低くなる傾向があります。

また、同じ家具の修繕でもほかの業者に頼んでいるところよりも、自社の専門スタッフで修復できる方が費用を抑えられるため、買取値が下がらないところも。

同じ商品でもお店によって査定額が違うのは、このように売る側の環境の違いも関係しています。

 

４．まとめ

このように家具や家電の買取金額はいろいろな要素によって、細かく決められています。

今は事前にほかの業者との買取値の比較もできるため、まずは自分が売りたい家具や家電がどれくらいの売値で世に出回っているのかを調べてみましょう。

そこから大体の買取額を計算できますよ！

 

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