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買い替えや引っ越しなどで洗濯機を処分したいと思ったとき、買い取ってもらえないかなと考える方もいらっしゃると思います。
ただ、洗濯機を始めとした生活家電には売ってお金にできるもの、できないもののラインがはっきりしており、その条件を満たしていないものは売れないどころか、逆にお金を支払って処分することになってしまうのです。

今回のコラムでは、どんな洗濯機であれば買い取ってもらいやすいのか、逆にどんな洗濯機は買取に向いていないのかを重点的に紹介してまいります。

私が監修致しました

黒田 真一

洗濯機の種類、状態によってはどうしても売れない、売れても価格が安い、といったものもございます。 その代表例のご紹介と、売れない、売れても価格が安い、とならないためのワンポイントアドバイスも掲載させていただきました。 新しいご購入時から役立つ情報もございますので洗濯機を売る方も売らない方にも読んでいただきたい内容となっておりますのでぜひ最後まで御覧ください。

売れない代表例1　製造日が8年以上前の洗濯機

洗濯機に限らず、多くの家電・電化製品で査定価格を決める大きな要素の一つが製造日です。

特に洗濯機に関しては製造から8年を経過すると買取価格がつかないことが多く、逆に処分費用がかかることも。

売れない洗濯機にしないためのポイント

• 新しい洗濯機の購入の際に次の買い替え時期をおおよそでも決めておく
• 買い替えの判断を先延ばしにしてしまうと最終的に高くことも
• 買い替えが決まったらすぐに古い洗濯機はなるべく早く売却
• 引越しなどでも使わないことが決まったら最終日に回さず、一日でも早い売却がおすすめ

売れない代表例2　外装に大きな劣化、破損がある場合

家電の中でも比較的丈夫な洗濯機ですが、引越し等の運搬時に家具や壁に激しくぶつけてしまうと大きなへこみや、ひどければ穴が空いてしまうことも。修復が困難なレベルになるとお買取不可能になってしまいます。

ぶつけたりしなくても、外装劣化の大きな要因が太陽からの紫外線です。洗濯機は日光（紫外線）に弱いプラスチック樹脂やビニール系の素材が多く使用されているため、直射日光は大敵です。洗濯機を室内に置いている場合も日当たりの良い窓辺に設置している場合は要注意です。

そして外装の中でも目立たないぶぶんですが、大事な部品が電源コードです。電源コードは洗濯機の設置の仕方や動物による被害を受けやすいポイントで、以外に弱いパーツなんです。亀裂が入ってしまい漏電の可能性があるレベルのコードの劣化は買取が難しくなってしまいます。

また、最近の流行りで洗濯機をリメイクするDIYも要注意。剥がすことが困難な強力なシール、ペンキによるペイントなどは大きなマイナスポイントです。

外装の劣化、破損させないためのポイント

• 運搬時の破損が内容に引越し業者選びは丁寧さも重視
• 直射日光対策で市販（数千円程度）の洗濯機カバーの使用がおすすめ
• 電源ケーブルの取り回しは無理な力がかからないように配線。
• ペットを飼っている方はケーブルガード（数百円程度）の使用がおすすめ
• リメイクする場合は今後戻すことができるかどうかも確認ポイント

売れない代表例3　故障している洗濯機

故障をしている洗濯機は買取ではなく不用品処分として家電リサイクル法の下、有料処分となります。途中で止まる、エラー表記、パルセーターが回転しない、脱水しない、給水しない、異音、異臭がする。これらのケースはかなり買取が難しい状態です。

一度でもこういったエラーや故障の症状が出てしまうと、洗濯機内部の電子回路がショートしてしまったり、直接的に故障した部分以外の部品にも悪影響を与えている可能性が高いのでちょっとの故障でも実は内部で大きな故障になっていることも。

故障の原因でよくあるのが、衣類以外のものを洗濯してしまったケースや、ドロなど汚れが酷い衣類を洗った場合、意図せず髪の毛やティッシュなど異物が大量に絡まるなどの場合です。

基本的には洗濯機は丈夫な家電製品ですので、日常使いの方法や状況で売れる売れないが大きく変わってきます。

故障させないためのポイント

• 汚れ（特に泥などの固形物の汚れ）が酷い場合予め水道ですすぐ
• 異音、エラー表示など、故障の予兆が出たら無理に使い続けず、販売店に相談する
• ズボンのポケットにティッシュやその他異物が入った状態で洗濯をしない
• 洗濯物の放置を極力せず、臭い汚れを落とす場合はすすぎを念入りに行う

今回はこんな洗濯機は売れない。そうならないための対策についてお話させていただきました。

高く売れるをキープする方法を知ることは節約上手に！

ちょっとのことで洗濯機の処分、買い替えはずっとお得になります。

みなさんも是非実践してみてください。

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