不要になったマットレスの処分!買取や不用品回収、どの方法が一番オトク?


もしまだ寿命でなくても、引っ越しや生活スタイルの変化など、マットレスを買い替えたくなるタイミングはあなたにも訪れるはずです。
そんなとき頭を悩ませるのが不要になったマットレスの「処分」の方法。大きいため普通のごみ回収には出せない?不用品回収に出すのは費用はどれくらいかかるの?
古いものや体に合っていないマットレスを使い続けていると睡眠の質が下がってしまい疲れも取れません…。1日の三分の一を寝て過ごすのですから、寝具にはこだわりたいところですよね。そのため処分はできるだけお得に行いたいもの。今回はそんな方に向けて記事を作成いたしました。
参考になれば幸いです!

私が監修致しました

不要になったマットレスの処分!買取や不用品回収、どの方法が一番オトク?監修者
寺坂 健吾

買取いちばんスタッフの寺坂です。 買い替えなどのタイミングでマットレスなどの大物の家具をご家庭で処分したいとき、どうすればよいでしょうか? 一口に「処分する」といっても様々な方法があります。今回は処分方法を「自治体の公共回収処分」「不用品回収処分」「買取処分」の3つに分けて解説していきたいと思います。処分が面倒でマットレスを買い替えるのに二の足を踏んでいる、そんな方のお役に立てば幸いです。

マットレスの大まかな種類について

頻繁にクリーニングや買い替えはできないため、基本的には長く使うイメージのあるマットレス。
中身や素材によってマットレスの寿命は3年~10年以上使えるものまで様々。
その寝心地も種類によって違います。寝心地は好みで選べばOKですが、買い替えのタイミングをしっかりと見極めるためにも、まずはマットレスの種類を知っておきましょう。

マットレスの種類は大きく分けると2種類

マットレスは、素材や構造の特徴から大きく「スプリング」と「ウレタン」の2つのタイプに分けられます。
劣化の進み具合はマットレスの種類によって変わってくるため、まずはそれぞれの特徴を知っておきましょう。

スプリングタイプのマットレス

スプリングタイプとは、ばね(スプリング)を使って作られているマットレスのことです。
スプリングタイプの中でも、構造の違いによりさらに

  • ポケットコイルタイプ(マットレスのなかに使用されているすべてのバネが一つずつ袋に包み込まれて配列されているタイプ)
  • ボンネルコイルタイプ(複数のばねが連結して全面に並んでいる)

に分かれます。

スプリング使用のマットレスの寿命

寝ている場所が常にへこんで戻らなくなってきたり、マットレス上で動いたりしたときにギシギシときしむような音が聞こえたりする場合には、寿命と思っていいでしょう。
その頃には寝心地が悪くなって、以前よりも寝返りの回数が増えているはずです。生地も劣化し薄くなってきているため、そのまま放置しているとばねをカバーしている生地が破れてスプリングが飛び出しけがをする危険性もあります。
使用状況にもよりますが、スプリング使用のマットレスは10年が替えどきの目安とされているのが一般的です。

ウレタン・樹脂素材のマットレス

ばね(スプリング)を使わずに、ウレタンや樹脂を使用して作られているマットレスもあります。
低反発マットレス、高反発マットレスなどと呼ばれているものがそうです。
ウレタン使用のマットレスには、

  • 低反発タイプ(寝た状態で体への圧力を分散する力がより大きい)
  • 高反発タイプ(耐久性に優れている)

の違いがあります。どちらも生地が詰まっているため通気性が悪く、長く使用するにあたっては日常のケアが重要となってきます。定期的に立てて置き風を通して乾燥させる対策や、置く向きを変えたりしてカビを防ぐことも有効です。

スプリング使用のマットレスの寿命

ばねを使用していないウレタンや樹脂素材のマットレスは、スプリングタイプのマットレスに比べて寿命が短いです。
低反発マットレスなら3~5年、比較的耐久性の強い高反発マットレスでも4~6年が寿命の目安とされています。
マットレスは劣化すると体の重さを跳ね返す弾性が低下するので、肩こりや腰痛などを引き起こす可能性もあります。

マットレスの処分・交換のタイミングとは?

先ほどお伝えしたように、マットレスの寿命はスプリングタイプのもので10年、ウレタンや樹脂のタイプのもので3~6年ほどです。まだ寿命とされる年月が経っていなくても、下記のような症状が出始めたり引っ越しなどで生活スタイルが大きく変わることがあればマットレスを買い替え・処分するタイミングと言えるでしょう。

  • ふだん寝ている部分がへこんだまま戻らなくなってきた
  • 購入時より明らかにマットレスに反発力がない
  • バネのきしむ音・へたりが気になる
  • 寝起きに身体が痛い、疲れが取れていない
  • カビ・汚れが発生している

毎日6~8時間はマットレスに体重を預けているわけですから、使っているうちに中のウレタンやコイルの元の方に戻る力が弱まり、へたったり体にコイルが当たるようになってきます。
しかし劣化したマットレスや身体に合わなくなったマットレスを使い続けると良好な睡眠時の姿勢がとれないため眠っても疲れが取れないばかりか、腰痛など健康を脅かす危険もあります。
汚れやカビのあるマットレスを使い続けるのも、健康上に大きく害が出るだけでなく浸食がすすむとベッドフレームの耐久性が落ちて壊れてしまうこともあるため危険です。

決心がついたら、マットレスを処分してしまいましょう!

マットレスの処分方法

まずはマットレスを「処分」する方法についてです。
パッと思いつく手段としては、自治体に粗大ごみとして出すことや、自分でゴミ収集センターへ運ぶかではないでしょうか。

どうしても処分に1円もお金をかけたくない!という方には家庭ごみで出すという方法もできなくはありません。それぞれの方法と費用の目安を見ていきましょう。

自治体での粗大ごみ回収で処分する

一番よく選ばれているのが、自治体の粗大ゴミ回収でベッドマットレスを処分する方法です。申し込み方法や費用はどのようになっているか見ていきましょう。

自治体の粗大ゴミ回収へ申し込む方法とその費用

一般的には、次のような流れで自治体の粗大ゴミ回収に依頼していきます。

  1. 電話かインターネットで、地域の自治体に粗大ゴミ回収の申し込みができます。その際に、回収費用が提示されます。
  2. 提示された回収費用分の粗大ゴミ手数料券を購入しておきます。粗大ゴミ手数料券はコンビニやスーパーなどで買うことができます。購入した粗大ゴミ手数料券は、マットレスのわかりやすい箇所に貼り付けておきます。
  3. 決定した回収指定日の朝に、回収場所までマットレスを運びます。回収場所は自治体の指示に従います。

自治体の粗大ごみ回収でのマットレス処分のメリット

  • 費用が500円〜3,000円程度と安価(マットレスのサイズによって変動)

自治体の粗大ごみ回収でのマットレス処分のデメリット

  • 曜日・時間が指定されている
  • 自治体から指定された場所まで自分でマットレスを運ばなければいけない

自分でごみ収集センターまで運ぶ方法とその費用

大きなマットレスを回収場所へ置いておくことにためらいを感じる方や、一刻も早く処分したい!指定の日時まで保管しておきたくない!という場合には自分で直接、自治体のごみ収集センターへ持ち込む方法もあります。
自治体の管轄地の住人であることが証明できれば、収集センターへ持ち込んで引き取ってもらうことができます。
費用は自治体によって異なりますが、10kgまでだとだいたい100~200円くらいが相場となり、粗大ゴミ手数料券を購入するよりも安価となります。

ただしこの方法はマットレスを運べるサイズの自動車を用意できることが前提となります。車を持っていないという方は人に頼んだりレンタカーを借りるなど、別途レンタル料金がかかってしまうのでご注意を。

家庭ごみとして出す方法も

マットレスの一般のごみ袋に入るサイズまでサイズを小さくできれば、一般の家庭ごみとして処分してもらうこともできます。一般の家庭ごみとして捨てることになるので、処分費用は特にかかりません。

ただし、ごみ袋の規定サイズ内になるまでマットレスを小さくしなければならないため、素材によっては難しい作業となるでしょう。
たとえばスプリングの入ったマットレスの場合はカッターだけでは対応できず、女性一人の力では難しいかもしれません。硬いスプリングを細かくカットしていかなければならないため、手間も体力も必要になってきます。

スプリングの入ったマットレスの処分についてはこちらの記事もオススメです!

手間をかけたくないなら不用品回収業者へ依頼!

大きなマットレスを指定の回収場所まで運び出したり、袋に入るサイズまで解体したりといった処分方法は、費用は安く済みますが労力も時間もかなりかかります。

シングルサイズのマットレスならまだ運び出せるかもしれませんが、ダブルサイズやキングサイズなど、大きなマットレスは運び出すどころか持ち上げるのも一苦労。
廊下は通れるのか、エレベーターには乗せられるのかなど、動線の確保も素人ではうまくいくか心配ですよね。

そんな時、頼りになるのが不用品回収業者です。
不用品回収業者は運び出しのプロ。どんなに大きなマットレスでも、軽々と運び出してくれますよ。

不用品回収業者の申し込みから処分までの流れは以下のような流れで行われます(業者によって多少の違いがある場合があります)。

  1. 不用品回収業者に電話、またはサイトのお問い合わせメールなどから回収費用の見積もりを申し込みます。
  2. 電話やメール、または出張査定などで見積額が提示されます。
  3. 見積額に同意したのちに両者の都合に合わせて回収日を決定。当日にマットレスを運び出してもらい処分完了です。

廃棄回収業者でのマットレス処分のメリット

  • 回収日・時間をある程度こちらで指定できる
  • 梱包や運び出しもしてもらえる
  • マットレス以外の不用品もまとめて処分できる

廃棄回収業者でのマットレス処分のデメリット

  • 処分費用は1万円〜が相場となっており、自治体と比較すると3倍〜10倍程度高額になってしまう
  • 悪徳業者に引っかかるリスクもある

マットレスは「買取」で処分ができるのか?

処分ではなく、マットレスの「買取」は可能なのでしょうか。
先ほど挙げた粗大ごみとして「処分」の方法ですと、最低でも1000円以上はかかってしまいます。しかし、リサイクルショップや買取サービス業者に「売る」ことができれば、費用がかからないばかりか買取金額でプラスになるのでtとてもお得ですよね。しかしマットレスに関してはすべてのマットレスが買い取れるわけではなく、若干買取のハードルが高いので注意が必要です。

中古の家具は多くありますが、家具の中でも寝具は「知らない人が寝ていたもので寝る」ということに対する抵抗感が強い方が多く、家電やほかの家具と比べて中古市場が狭いのです。気にしない人ならまったく気にしないのでしょうが、確かにどんな人が寝ていたかわからないマットレスを使いたいかと言われると「・・・」ですよね。
使用年数が少ない美品、有名寝具メーカーブランド品でなければ、買い取ってもらえないことが多いのが現状のようです。またベッドフレームとセットでの買取が多いので、マットレスだけの買取は難しいこともあります。

中古市場では、有名ブランドのベッドフレームとマットレスのセットや電動リクライニングなど、付加価値のあるものは買取しやすいようです。
そのようなベッド及びマットレスの処分を検討している場合は、出張査定を行っている買取業者やリサイクルショップに一度連絡してみてはいかがでしょうか。使用状態などによりますが、高額で引き取ってもらえる場合があります。

ネットオークションや、地元の情報掲示板などに出品する

メルカリのようなフリーマーケットや、ヤフーオークションのように、インターネットを利用した売買の手段も最近は人気となっています。
処分を考えているマットレスがまだ美品と言ってよく、十分に使用が可能な状態であれば欲しがっている人と取引を行うのもひとつの手段です。

ただオークションやフリーマーケットで落札されたものを配送する場合、かなりの配送料金がかかってしまうことがあるため、それを考慮した販売金額を設定しないと逆に赤字になってしまうこともあります。
マットレスによっては1万円以上の送料がかかってしまうケースもあるため注意が必要です。

送料や梱包の手間を省きたいという方には、ジモティや地元の情報掲示板などを活用し自分の最寄り駅や家の近くまで取りに来てくれる人を探すという方法もあります。オークションやメルカリなどよりは価格は安くなってしまう場合が多いですが、取引が成立すれば出費もなく処分できますし、場合によっては収入を得られてお得です。

買取条件の良いマットレス

リサイクルショップへマットレスを持ち込む場合やオークション・メルカリなどに出品する場合などいずれにしても、下記のような条件であれば購入希望者が現れやすい傾向にあります。
出品の際は明記しておくとよいでしょう。

  • 有名なメーカーのもの
  • 劣化が少なくきれいなもの
  • 使用期間が短いもの

参考にしてみてくださいね!

また、買取で人気のブランドとしては

<国内>

  • レガリア(大塚家具)
  • エアウィーヴ
  • 西川Air
  • フランスベッド
  • NIHON BED(日本ベッド)
  • ASLEEP(アスリープ)

<海外>

  • Sealy(シーリー)
  • マニフレックス
  • TEMPUR®︎ (テンピュール®)
  • Serta(サータ)
  • SIMMONS(シモンズ)

などのものであれば買取価格がつく可能性はさらに上がるでしょう。

まとめ

マットレスのオトクな処分方法について解説してまいりました。
マットレスはなかなか壊れるものではないですが、寝心地が悪くなってきたりヘタった部分が戻らなくなってきたりしたら買い替え時かもしれません。
大きな家具なので自分で処分するのは面倒ですが、手間なく処分したい方や他にも処分したいものがある方は不用品回収業者 を利用すると良いでしょう。

また、衛生的に中古市場では敬遠されがちなマットレスですが、使用頻度が低くてきれいなものや有名寝具メーカーのものであれば買い取ってもらえることもあるので、まずは査定に出してみることをオススメいたします。

買取いちばんドットコムでも、マットレスをはじめとした家具・家電の査定を行っております。
中部地方では最多クラスの品目を査定できますので、他社さんで断られたものもぜひ一度ご相談ください。
もし価格がつかなかったものでも、回収は可能なのでお部屋は一気に片付きますよ。



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