廃タイヤの捨て方はご存知ですか?買取も可能!プロが教えるタイヤの処分方法
自動車やバイク、原付の廃タイヤは「適正処理困難物」に指定されており、自治体による「ごみ」としての回収で処分することはできません。
そのため専門の業者などに引き取ってもらい処分することとなりますが、今回はただ廃タイヤを捨てるのではなく、買取に出してみるというのはいかがでしょうか?
コンディションによっては、捨てるはずだった廃タイヤがお金に生まれ変わりプラスになることもあります。
今回はタイヤの状態によって適した処分方法と、それぞれのメリットなどもご紹介していますので、自宅に廃タイヤが眠っているという方は処分の参考にしてください。
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買取いちばんスタッフの黒田です。 お庭やベランダまたはガレージなどに、取り替えた後の古タイヤや余分に買って使っていない不用な廃タイヤは転がっていないでしょうか? お金を払って処分するしかないのか…と思っていらっしゃる方、あきらめるのはまだ早いです! タイヤの状態にもよりますが、もしかしたらその廃タイヤ、買取でお金になるかもしれません。 タイヤの処分を検討するタイミングはご家庭により様々かと思いますが、一度「買取」という方法も視野に入れてみてはいかがでしょう。 今回は買取を含めた廃タイヤの処分方法をいくつかご紹介しておりますので、ぜひご一読ください。
タイヤは自治体のごみには出せない

自動車やバイク、原付などで使われている廃タイヤは、「適正処理困難物」に指定されているため自治体での回収処分はできません。
「適正処理困難物」とは一般廃棄物のうち、内面に様々な素材が使われていてかつ分別が難しいため、全国的に自治体では適正な処理が難しいものを指します。
タイヤもその一つで、ほかにはテレビや冷蔵庫、スプリングの入ったマットレスも適正処理困難物に指定されています。
そのため処分を行う際はカー用品店やディーラーなど、 委託先の処理業者を通して廃棄や再利用を行うこととなりますが、タイヤの状態によっては買い取ってもらいお金に換えることも可能です。
状態のいい廃タイヤを買取で処分する方法

- 溝があってまだ使えるもの
- 新品、未使用などのきれいなタイヤ
- アルミホイールつきタイヤ
これらのタイヤを不用品としてお持ちの際は、廃棄物として処分してもらうのはもったいないです。
廃タイヤは一般的には新品・未使用品、再使用ができる状態以外のものは買い取ってもらうことは難しいですが、タイヤの溝が7分以上残っていれば買取に出してみる価値は十分にあります。
タイヤと一緒にホイールも持っていけば、資源的価値もあるため買取価格はよりアップすることでしょう。
本来お金を支払って処分を依頼するところを、逆にお金に生まれ変わらせることができるのなら喜ばしいですよね。
廃棄処分をしてしまう前に、お手持ちのタイヤが買取できるかどうかぜひ一度確認してみてください!
カー用品専門の中古販売業者に買い取ってもらう
タイヤ・ホイール専門の中古タイヤ販売業者や、カー用品・中古車の販売業者なら廃タイヤの買取を行っているところがあります。
近隣に店舗がなくても、インターネットで出張・宅配での買取を全国対応で受けてくれるところもあるので活用するとよいでしょう。
Web上で簡単に見積もりができたり、宅配買取の場合は梱包用のキットも先に送ってくれます。
宅配買取であればご自宅まで希望の日時に引き取りに来てくれるので安心です。
ただしこうした中古販売業者の場合は、買取の対象としているのがホイール付きのタイヤのみというところが多いので注意が必要です。
- ホイールのついたもののみ対象で、タイヤのみでは買取できない
- 使用から3年以上経過しているタイヤは買取できない
など、業者によって細かく条件が設定されている場合が多いので確認しておくとよいでしょう。
溝がすり減っているタイヤや日々が入ってしまった廃タイヤも買取できないことが多いです。
お手持ちの廃タイヤの使用年数や状態をしっかりとチェックしてみたうえで査定を依頼するとよいでしょう。
リサイクルショップに買取ってもらう
- 使用済でも溝が7分以上残っているタイヤ
- 製造から3年未満・ほぼ未使用のタイヤ
- パンク歴のないタイヤ
このような状態のいい廃タイヤならばリサイクルショップでも買取をしてくれることがあります。
タイヤは命を預ける自動車に使用するものですから、古いタイヤは時として事故の原因にもなりえます。
そのため古いタイヤは買い手が付きにくく、リサイクルショップでも買取を積極的に行っていないというのが現状です。
しかしカー用品中古販売店にタイヤを買取してもらうときと同様、ホイールには買取金額が付きやすいのでホイール付きの廃タイヤなら買取可能としているリサイクルショップもあります。
また買取はできないまでも費用を支払うことなく「無料」での引き取りはしてもらえる可能性もあります。
お金にならないのは少し残念かもしれませんが、手数料や工賃などの費用を支払って処分することを考えるとお得なのではないでしょうか。
廃タイヤを処分する目安は?

溝がしっかりと残っていてパンクのない新しいタイヤであれば買取が可能ですが、「捨てるしかない」と判断されるタイヤはいったいどのような状態のものなのでしょうか。
- タイヤに大きなヒビが入っている…もし溝があってもひび割れしているとバーストやパンクの原因となるため処分を検討した方がよいでしょう。経年劣化によるものや、紫外線が原因でヒビが入ってしまいます。
- タイヤの溝がない…前後のタイヤをローテーションすればまだ使用できることもありますが、ツルツルの状態までいってしまっていると危険ですのですぐに処分を。
- ワイヤーが見えてしまっている…中のワイヤーが露出するほど劣化したタイヤはバーストしやすくとても危険な状態です。すぐに処分を考えましょう。
お手持ちのタイヤがこのような状態ですと、基本的には売却での処分はできません。
新品のタイヤに買い替えるときに処分してもらう方法か、業者やディーラーへの持ち込みでの処分となりますのでそれぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
廃タイヤを処分する方法

3年以上が経った古いタイヤや溝がなくなってしまった廃タイヤ、パンクした廃タイヤなどは買い取ってもらうことは難しく、捨てるよりほかにないでしょう。
- 自分でタイヤの持ち込みができるかどうか
- 近くにお店があるか
- ホイールがついているかどうか
廃タイヤを処分する方法はいくつかありますが、上記のようなご自身の周辺環境を鑑みて利用しやすい場所を選ぶようにしましょう。
カー用品店で処分する
カー用品店では、自動車用品の販売だけでなく古いタイヤの引き取りも行っています。
カー用品店ごと、また同じ系列のお店でも店舗ごとに料金には差がある場合がありますが、外してあるタイヤなら1本あたり数百円で処分してもらえます。
新品タイヤの買い替えと同時に廃タイヤを処分する方法も
処分だけでなく新しくタイヤを買い替えるのであれば、その取り付け時に古いタイヤの引き取り処分を行ってもらえば賢く廃タイヤを処分することができます。
新しく買うタイヤの料金と一緒に廃タイヤの処分費用も払ってしまえるため、追加の支払いを心配することもありません。
有人のガソリンスタンドに処分を依頼する
近所のガソリンスタンドでも、パンク修理やタイヤ交換を行っているところであればタイヤの引き取りをしていることがあります。
手数料はお店により異なりタイヤ1本につき数百円~数千円とかなりばらつきがあるため、事前に処分費を確認してからお店を選ぶようにしましょう。
車を購入した販売店で処分してもらう
自動車を購入したお店に廃タイヤの処分を相談することもできます。
メーカー系の販売店や正規のディーラーよりも、いろいろなメーカー、車種を取り扱っているところの方が間口が広いためおすすめです。
一般的な中古車販売店でも、聞いてみると良心的な価格で回収に応じてくれることが多いのでまずは問い合わせてみましょう。
自動車修理工場にお願いする
自動車の修理工場・整備工場でも廃タイヤを処分してもらうことができます。
工場によって処分費用は異なりますが、比較的安価で処分してもらえることが多いです。
さらに普段車検などでお付き合いがある工場があれば、価格の交渉もしやすいので一度聞いてみるとよいでしょう。
不用品回収業者に依頼する
タイヤの状態がよくなかったりガレージに大量にあるというようなときは、自分でカー用品店などに持ち込むのは難しいですよね。
そんなときは不用品回収業者に依頼して、自宅まで回収に来てもらうのがおすすめです。
料金の相場はほかの方法に比べて割高ですが、電話やメールで早ければ即日に回収に駆けつけてくれる上に運び出しはすべて行ってもらえるので、忙しくて持ち込みができない方や手間をなるべく省きたいという方にはもってこいの方法です。
また廃タイヤ以外にも家具・家電などの不用品がある場合にもまとめて持って行ってくれるため相談してみるとよいでしょう。
トラックで「無料回収します」と宣伝しながら近所を回っていたり、チラシをポスティングしているようなところは料金体系が分かりづらく、高額な出張費や運搬費を上乗せしてくることもあるので避けるようにしましょう。
「お住いの地域 不用品回収」などでホームページを検索し、地域に密着し実績を多く掲載しているような業者に頼むと失敗が少ないです。
まとめ

廃タイヤを処分する方法をご紹介してまいりました。
状態のいいものであれば買取でお金に換えて処分できますので、もう使わないなと思ったらなるべく早めの処分をおすすめします。
ヒビが入ったタイヤや溝がすり減ったタイヤを使い続けることは危険なので、やはり早目に処分を検討されるとよいでしょう。買取での処分が難しいコンディションのタイヤでも、安価に処分できる方法を記載しておりますのでご参考になれば幸いです。
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