廃タイヤの処分方法8選!無料回収の手順、注意点も詳しく解説

廃タイヤは多くの地域で「適正処理困難物」に指定されているため、自治体では家庭ゴミとして回収してもらえません。
料金を支払い、専門の業者などに依頼して引き取ってもらう必要があります。
とはいえ「実は捨て方を知らない」「まだ使えるタイヤを捨てるのがもったいない」と思う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、タイヤの処分に悩む方に向けて、売却や無料回収などさまざまな処分方法をご紹介します。
「家に古いタイヤがあって困っている…」という方は、ぜひ参考にしてみてください!

私が監修致しました

黒田 真一
買取いちばんスタッフの黒田です。 お庭やベランダ、ガレージなどに、取り替えた後の古タイヤや余分に買って使っていない不要な廃タイヤは転がっていないでしょうか? お金を払って処分するしかないのか…と思っていらっしゃる方、あきらめるのはまだ早いです。 もちろんタイヤの状態にもよりますが、もしかしたらその廃タイヤを無料回収できるかもしれませんよ! タイヤの処分を検討するタイミングはご家庭によりさまざまかと思いますが、一度「買取」という方法も視野に入れてみてはいかがでしょう? 今回は無料回収できる買取を含めた廃タイヤの処分方法をいくつかご紹介しておりますので、ぜひご一読ください!
目次

廃タイヤは何ゴミ?

タイヤ

古くなったタイヤは、タイヤ販売店やカー用品店での交換時、処分してもらえます。
しかし自力で交換した場合は、当然不要になったタイヤを自分で処分しなければなりません。
タイヤを処分する機会はそう多くないため、どうやって処分すべきか悩む方も多いのではないでしょうか?

そこで、まずは廃タイヤが何ゴミに該当するのか、名古屋市を例に挙げてご紹介したいと思います。

名古屋市の自治体では廃タイヤは処分できない

名古屋市では、廃タイヤは「適正処理困難物(※1)」に分類されており、「タイヤ」も「ホイール」も自治体では処分できません。
そのため、処分する際は購入した販売店などに引き取りを依頼する必要があります。

自治体に依頼しても回収してもらえないため、注意しましょう。

※1 市町村が処理する一般廃棄物のうち、全国的に適正な処理が困難となっているもの。タイヤ・テレビ・冷蔵庫・スプリング入りマットレスの4品目が指定されています。

廃タイヤは基本的に自治体で処分することは難しい

名古屋市に限らず、廃タイヤは多くの自治体で回収不可となっています。

ゴムの部分が多いためつい家庭ゴミとして出せそうに思われがちですが、タイヤはゴムのほかにもワイヤー、金属など複数の素材で構成されており、自治体の設備では適切に処理できないことがほとんどです。
そのため多くの自治体では、回収業者に依頼するか販売店やディーラーなどを利用し各自で処分を行うよう案内がされています。

なお、タイヤは「切り刻んで指定のゴミ袋に入れて出す」「ホイール単体のみで回収してもらう」といった対応も認められていませんので、誤って出さないようご注意ください。

自治体によっては回収が可能な場合も

とはいえ、中には廃タイヤを回収可能な自治体もあります。
例えば埼玉県さいたま市は廃タイヤを「特定適正処理困難物」として扱い、粗大ゴミと同様に戸別収集にて有料回収しています。

このように自治体によってもルールはさまざまなので、まずはお住まいの地域でタイヤが何ゴミ扱いとなっているのか確認しましょう。

廃タイヤ処分にルールはあるの?

タイヤは適正処理困難物に指定され、処分に関して明確なルールが定められています。
適切に処理できなかったり不法投棄したりすると罰則を課せられる可能性もあるため、タイヤを処分する際はルールをきちんと把握して、適切に処分しましょう。

ここからは、タイヤを処分する際のルールについて詳しく解説していきたいと思います。

廃タイヤの処分には「廃棄物処理法」が適用される

「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(通称:廃棄物処理法)」は、環境保全を目的として、廃棄物の適正な処理方法を定めた法律です。

この法律により、市町村長は適正処理困難物の処理が適正に行えるよう、タイヤの製造者や販売者に協力を求められるようになりました。
そのため、廃タイヤは自治体では回収されず、販売店やディーラーによる引き取りが一般的な処分方法となっているのです。

廃棄された廃タイヤはその後どうなる?

皆さんは、回収された廃タイヤがその後どうなっているかご存じでしょうか?

日本自動車タイヤ協会(JATMA)の2022年調査によると、日本で廃棄されるタイヤは年間およそ92,000本。
重量にすると約100万トンにもなります。

この数字を見ると「こんなに捨てて大丈夫なの?」と不安に感じる方もいるかもしれませんが、ご安心を。
現在、廃タイヤの多くは専門の処理業者やタイヤメーカーに回収され、リサイクルされています。

再利用の用途は多岐にわたり、道路の舗装材や再生ゴムの原料、緩衝材などに姿を変えるほか、細かく裁断した「タイヤチップ」は工場のボイラー燃料として活用されることも。
化石燃料の代替品となる新たなエネルギー資源として、注目を集めています。

廃タイヤを不法投棄した場合の罰則は?

廃タイヤを不法投棄した場合、廃棄物処理法に基づき「5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、またはその併科」と重い罰則が科せられることとなっています。

「ちょっとくらい大丈夫だろう」と軽く考えることなく、適切な方法で処分を行いましょう。

タイヤの寿命、買い替えどきはいつ?

廃タイヤ

ここまで廃タイヤの分別や処分時のルールについて確認してきましたが、そもそもタイヤの「寿命」や「替え時」を知らないという方も多いのではないでしょうか?
そこでここでは、交換すべきタイヤの特徴や、交換時期について解説します。
知らずにタイヤを使い続けるリスクについても紹介しますので、ぜひ目を通してみてください。

スリップサインが出たら即交換!

タイヤの溝が1.6mmを下回ると、タイヤの表面に「スリップサイン」が現れます。

スリップサインは、タイヤの溝が摩耗し、交換の時期が来たことを示しています。
スリップサインが出たタイヤは、路面とのグリップ力が著しく低下している状態。
特に雨の日などは「ハイドロプレーニング現象(路面とタイヤの間に水が入り、タイヤが浮き、制御が効かなくなる状態)」が発生しやすくなり、大変危険です。

さらに、スリップサインが出たタイヤでは車検も通らなくなってしまいます。
安全な運転のためにも、定期的にタイヤの状態を確認し、スリップサインが現れたらすぐに交換するよう心がけましょう。

走行距離の目安は「32,000km」

新品タイヤの溝の深さは、ブランドやサイズによって異なりますが、およそ8mm程度です。
一般的に、タイヤのゴムは走行距離約5,000kmごとに1mm摩耗するとされています。

これを踏まえると、32,000km走行した時点でタイヤの溝は約1.6mmに達することになります。
つまり、新品タイヤに交換後、走行距離32,000kmが使用限度の目安と考えていいでしょう。

しかし、これはあくまで机上の計算であって、使用状況によってもタイヤの摩耗具合は異なりますし、タイヤ残りの溝が1.6mm以上なら安心!…というわけではありません。
「まだ新しいタイヤだから大丈夫」と過信せずに、定期的にチェックを行いましょう。

使用年数が「4~5年」以上経過したら要注意

タイヤの使用状況や運転スタイルは人それぞれ異なるため、明確な「消費期限」は設けられていません。
ただし、使用開始から4~5年を経過したタイヤは、経年劣化によって性能が低下している可能性があります。「溝が残っているから」「あまり走っていないから」と安心せず、交換のタイミングを見極めることが重要です。

とくに屋外で保管している車は、紫外線や風雨にさらされやすく、タイヤのゴムが傷みやすい傾向にあります。劣化が進んだタイヤはバースト(破裂)のリスクもあるため、注意が必要です。
安全を守るためにも、定期的なチェックと早めの交換を心掛けましょう。

見た目は「傷、変形、摩耗の有無」をチェック

タイヤに傷や亀裂、ひび割れ、偏摩耗がないかなど、タイヤチェックを習慣化させることで、いち早くタイヤの異変に気が付けるようになります。

  • トレッド面の一部がツルツルな状態(偏摩耗)
  • トレッド面、サイドウォール部などに切り傷がある
  • サイドウォール部に深いひび割れや擦り傷がある
  • 釘やガラスなど金属片がタイヤに刺さっている

このような症状があったら、タイヤ交換の時期です。
ご自身やほかのドライバーの安心と安全のためにもきちんと状態を見極めて、しっかりと新しいものに買い替えましょう。

廃タイヤは”無料回収”はできるの?

タイヤを持つ男性

廃タイヤは通常、処分の際に費用がかかるものですが、状態によっては売却して現金化できる場合もあります。処分費用がかかるどころか、お金に変えられるならうれしいですよね。

とはいえ、すべての廃タイヤが買い取ってもらえるわけではありません。
無料回収や買取の対象となるには、いくつかの条件を満たす必要があります。
まずは、お手元の廃タイヤがその基準に該当するかをチェックしてみましょう。

人気メーカーや車メーカーの純正のもの

人気メーカーのタイヤは買取してもらいやすいです。
例えば、以下のようなメーカーのタイヤは高く売れる傾向にあります。

そのほか、車メーカーの純正タイヤも買取価格が高くなりやすいです。

新車外しのタイヤ

「新車外し」とは、新車に装着されていたタイヤのことを指します。
自動車メーカーの厳しい基準をクリアした高性能タイヤであることが多く、中古市場では流通が少ないため、状態が良ければ高額での買取が期待できます。
中でも高級外車の新車外しは特に希少価値が高く、4本セットならより高値がつくケースも少なくありません。

スタッドレス

ノーマルタイヤと比べて、スタッドレスタイヤは高値で買い取られるケースが多く見られます。
特に需要が高まる直前の10月〜11月頃は買取価格が上がりやすいため、売却のタイミングとしておすすめです。

そのほかこんなタイヤなら売れるかも!

一般的に廃タイヤは新品・未使用品、あるいは再使用できる状態のものに限って買取対象とされていますが、下記のような条件を満たすタイヤであれば、買取してもらえる可能性もあります。

  • 溝がまだ十分に残っているもの
  • 使用年数が短いもの
  • アルミホイール付きタイヤ

廃棄処分する前に、お手持ちのタイヤが買取できるかどうかぜひ一度確認してみてくださいね。

廃タイヤの処分方法8選

たくさん積まれたタイヤ

次はいよいよ処分方法について解説していきたいと思います。
廃タイヤの主な処分方法は以下の8つです。

  1. カー用品店やタイヤ販売店に持ち込む
  2. ガソリンスタンドに持ち込む
  3. 自動車整備工場で処分してもらう
  4. カーディーラーで処分してもらう
  5. リサイクルショップに買い取ってもらう
  6. カー用品専門買取業者に買い取ってもらう
  7. ネットオークション・フリマアプリに出品する
  8. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

方法それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

1. カー用品店やタイヤ販売店に持ち込む

カー用品店やタイヤ販売店では、自動車用品の販売だけでなく古いタイヤの引き取りも行っています。
店舗ごとに料金には差がありますが、外してあるタイヤなら1本あたり数百円で処分してもらえることが多いようです。

処分費用は安いとはいえ、タイヤは1本当たり10kgの重量があります。それをいくつも運ぶとなるとかなりの労力が必要となりますし、ホイール付きのタイヤはホイールを外すために別途手数料がかかるのでご注意ください。

新品タイヤの買い替えと同時に廃タイヤを処分する方法も

処分だけでなく新しくタイヤを買い替えるのであれば、その取り付け時に古いタイヤの引き取り処分を行ってもらうのがおすすめ。
新しく買うタイヤの料金と一緒に廃タイヤの処分費用も払ってしまえるため、追加の支払いも必要ありません。

2. ガソリンスタンドに持ち込む

ガソリンスタンドに不要なタイヤを持ち込む方法もあります。
手数料は店舗により異なり、タイヤ1本につき数百円~数千円とかなりバラつきがあるため、事前に処分費を確認してからお店を選ぶようにしましょう。
またセルフスタンドで従業員が常駐していない店舗や、車検を実施していないガソリンスタンドではタイヤ処分に対応していないことも多いため、事前の確認が必須です。

こちらもカー用品・タイヤ販売店に引き取ってもらう際と同様に、自分でタイヤを運搬する必要があります。
体力に自信のない方であれば無理に運ぼうとせず、自宅まで引き取り可能な方法を検討しましょう。

3. 自動車整備工場で処分してもらう

自動車の修理工場・整備工場でも、廃タイヤを処分してもらえます。
工場によって処分費用は異なりますが、比較的安価で処分してもらえることが多いですし、さらに普段車検などでお付き合いしている工場があれば、価格の交渉もしやすいので一度聞いてみると良いでしょう。

しかし、こちらもご自身でタイヤを持ち込む手間と労力がかかることがデメリットです。

4. カーディーラーで処分してもらう

カーディーラーに廃タイヤの処分を依頼してみるという方法もあります。
店舗によっては「廃タイヤのみ」の持ち込みに対応しているところもありますが、基本的にはタイヤ交換と同時に引き取ってもらうケースが一般的です。

ただし、処分費用は1本あたり550円〜が目安とされており、他の手段に比べてやや割高です。
そのため、複数本をまとめて処分したいときには、あまり向いていないかもしれません。

5. リサイクルショップに買い取ってもらう

廃タイヤをリサイクルショップに買い取ってもらうという方法もあります。
リサイクルショップなら店舗数も多いですし、買取方法も多いので便利に利用できますよね。

ただし、買取対象となるのは比較的新しく、状態の良いタイヤに限られます。
使用年数が長いものや劣化が目立つタイヤは、買取不可となる可能性が高いので注意が必要です。

また、リサイクルショップは幅広い品目を扱う反面、タイヤに関する専門知識に乏しいこともあり、適正価格より低く査定されるケースもあります。
本来の価値を正しく評価してもらうためには、タイヤ専門の買取業者に依頼する方が安心です。

6. カー用品専門買取業者に買い取ってもらう

タイヤをなるべく高く売りたいなら、タイヤ・ホイール専門の中古タイヤ販売業者や、カー用品・中古車の販売業者に依頼するのがおすすめです。
リサイクルショップとは異なり、専門知識も豊富なため安心しておまかせできるでしょう。
近隣に店舗がなくても、インターネットで出張・宅配での買取を全国対応で受けてくれるところもあるので活用してみてはいかがでしょうか。

ただし、こうした中古販売業者の利用は

  • ホイールの付いたもののみ対象で、タイヤのみでは買取できない
  • 使用から3年以上経過しているタイヤは買取できない

など、業者によって細かく条件が設定されている場合が多いので、事前に確認が必要です。

また、溝がすり減っているタイヤやひびが入ってしまったものなど、状態が悪い廃タイヤは買取できないことがほとんど。せっかく査定を受けたのに買取不可になってしまった…なんてことにならないよう、お手持ちの廃タイヤの使用年数や状態をしっかりとチェックしてみたうえで査定を依頼するようにしましょう。

7. ネットオークション・フリマアプリに出品する

廃タイヤをネットオークションやフリマアプリで売却するのも、有効な選択肢のひとつです。

中古タイヤ販売業者などでは買い取ってもらえない年式の古いタイヤや走行距離が多いタイヤであっても、購入希望者のニーズに合えば売れる可能性があります。
直接購入者とやり取りできるため、交渉次第では相場より高く売れることも。

【ネットオークション・フリマアプリに出品する手順】

  1. 事前に廃タイヤの相場を調べたうえで、販売価格を決定する
  2. 商品説明をわかりやすく書く
  3. 商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
  4. 自宅からの運び出しと発送手続き
  5. 購入者とのやり取り

スマホひとつで簡単に出品が行えるネットオークション・フリマアプリは便利な手段ですが、発送や梱包、購入者との連絡など、すべて自分で対応する必要があります。
タイヤは大きく重いため、送料がかさむことも。
出品時には送料込みの価格設定に注意しないと、利益がほとんど残らない場合もあります。

また、出品したからといってすぐに売れるわけではないので急ぎの場合に不向きというデメリットも。
お急ぎの方は別の手段を検討しましょう。

8. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

「わざわざタイヤをお店に持ち込むのが面倒」
「そもそも重いタイヤをいくつも運べない」

そんな方におすすめなのが「不用品回収業者」です!

廃タイヤは自治体で回収対象外となっているため、引き取り先を探したり、重いタイヤを持ち運んだりと処分にはなにかと手間がかかります。
しかし、不用品回収業者に依頼すれば、その面倒な作業はすべておまかせしてOK。
業者が自宅まで引き取りに来てくれ、搬出作業もスタッフが行ってくれるので、重いタイヤを無理して運ぶ必要は一切ありません。

タイヤだけでなく他に処分したいものがある場合も、一度にまとめて回収してもらえます。
引っ越しや物置の整理などで、大量の不用品を処分したい場合にもぴったりです。

手間をかけずに、簡単に廃タイヤを処分したい方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

悪徳業者に要注意!

不用品回収業者には多くのメリットがありますが、中には悪徳業者も存在するため注意が必要です。
過剰請求や不法投棄といったトラブルを防ぐためにも、以下のポイントをチェックし、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

  • 会社の情報が明確である
  • 実績が開示されている
  • 料金が事前に明確である
  • スタッフの対応が丁寧である
  • 料金交渉に柔軟に対応してくれる
  • 口コミが高評価

これらの条件を満たしている業者であれば、信頼して廃タイヤの処分を依頼できます。
安全な業者に依頼して、ラクに、手軽に廃タイヤを処分しましょう。

廃タイヤの処分費用はどのくらい?

電卓とお金

ここまでお伝えしてきた処分方法の費用のまとめは以下の通りです。

処分方法費用
カー用品店やタイヤ販売店に持ち込む1本あたり500円程度
ガソリンスタンドで処分する1本あたり300〜400円程度
自動車整備工場で処分してもらう1本あたり250〜550円程度
カーディーラーで処分してもらう1本あたり550円程度
リサイクルショップに買い取ってもらう買取金額次第
カー用品専門買取業者に買い取ってもらう買取金額次第
ネットオークション・フリマアプリに出品する販売手数料(5~10%)+送料
不用品回収業者へ買取・回収を依頼する1,000〜3,000円程度

見ていただくと分かるとおり、

  • カー用品店、タイヤ販売店
  • ガソリンスタンド
  • 自動車整備工場
  • カーディーラー

など、自治体並みにタイヤを安く処分してくれる場所は案外豊富にあります。

ただし、ホイールを外すために別途手数料を支払う必要があったり、ご自身で持ち込みをしなくてはいけなかったりするため利用が難しい方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、自宅まで回収に来てくれるリサイクルショップ、カー用品専門買取業者、不用品回収業者などを頼るのが手軽でおすすめです。

タイヤをできるだけ高く売るコツ!

グラフのイメージ

本来は処分に費用がかかる廃タイヤですが、状態が良く買い取ってもらえるのであれば少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。
ここでは、タイヤをできるだけ高い値段で買い取ってもらうためのコツを紹介したいと思います!

綺麗に保管しておく!

タイヤを高値で売却するためには、劣化を避けることが重要です。
雨や直射日光を避け、湿気の少ない場所で保管しましょう。

特に未使用のタイヤであれば、ラベルがついたままで保管することで、さらに高価買取が期待できます。

セットで買取してもらう!

基本的に、タイヤは2本または4本セットで販売されることが多いため、買取業者もセットでの買取を好みます。1本だけでも買取は可能ですが、セットに比べて価格が安くなってしまうことが一般的です。

もし複数のタイヤを持っている場合は、まとめてセットで売ることをおすすめします。

ほかのカー用品も一緒に買取してもらう!

タイヤのほかにも手放したいカー用品があるなら「セット売り」がおすすめ。
単体で売るよりも高値が付きやすくなります。

  • ホイール
  • チェーン
  • ドライブレコーダー
  • 車載カメラ など

また、お店によっては「まとめ売りキャンペーン」を定期的に実施していることもあります。
タイミングを合わせて売却すれば、通常よりも高く買い取ってもらえる可能性も。
お得なチャンスを逃さないよう、買取店のキャンペーン情報はこまめにチェックしておくのがおすすめです。

タイヤが高く売れる時期をねらう!

タイヤは季節によって需要が大きく変動するため、売るタイミングがとても重要です。
例えばスタッドレスタイヤは、交換シーズンが近づく10月〜11月頃に需要が高まり、査定額も上がる傾向があります。逆に冬本番を迎えると、買い替える人が減ってくるため市場は落ち着きがちに。

同じように、夏タイヤもスタッドレスタイヤを外す時期にあたる1〜2月頃であれば、通常よりも高く売れる可能性があります。
買取価格はわずか数ヶ月で変動することがあるため、季節を少し先取りして動くのがコツです。

不要になったらすぐに売りに出す

タイヤは使わずに保管しているだけでも、時間とともにゴムが劣化してしまいます。
「いつか使うかも」と保管していても、実際には価値が下がる一方です。

劣化が進んだタイヤは、安全面から買取不可になることも。
そうなる前に、売却のタイミングを見逃さないようにすることが大切です。

複数の業者に査定をしてもらう!

高く売りたいなら「複数の買取業者に査定を依頼して比較する」ことがポイントです。
少なくとも3社ほどに見積もりを取り、価格や対応をしっかり比べてみましょう。

相見積もりをすることで、買取相場の目安もわかりますし、スタッフの対応の良し悪しも見えてきます。
「もっと高く売れたのに…」と後悔しないためにも、手間を惜しまずチェックしてみてください。

まとめ

森の中のタイヤ

今回のコラムで紹介した廃タイヤの処分方法は以下の8つです。

  1. カー用品店やタイヤ販売店に持ち込む
  2. ガソリンスタンドに持ち込む
  3. 自動車整備工場で処分してもらう
  4. 車を購入した販売店で処分してもらう
  5. リサイクルショップに買い取ってもらう
  6. カー用品専門買取業者に買い取ってもらう
  7. ネットオークション・フリマアプリに出品する
  8. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する

名古屋市をはじめ多くの自治体では、廃タイヤが「適正処理困難物」に指定されており、家庭ゴミとして捨てられません。そのため「どう処分すればいいの?」と戸惑う人も多いはず。

もし「重くて運べない」「タイヤが大量にあって困っている」といった場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
査定・搬出はもちろん、買い取れなかったタイヤの引き取りまで対応してくれるので、面倒な処分作業を丸ごとおまかせできます。

弊社「買取いちばんドットコム」でも、タイヤの買取・回収を行っています。
「なるべく高く買い取ってほしい」「できるだけお得に処分したい」
そんなお悩みに真摯にお応えいたしますので、ぜひ一度ご相談ください!

▼カー用品関連の買取についてはこちらの記事をどうぞ!

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