【無料回収できる?】プロが教える!名古屋市で廃タイヤを処分する方法8選!
自動車にとって必要不可欠なタイヤ。皆さんは、そのタイヤを手放すときどのように処分するのかご存知でしょうか?
廃タイヤは多くの地域で「適正処理困難物」に指定されており、自治体による「ゴミ」としての回収で処分することはできません。
そのため専門の業者などに引き取ってもらい処分することとなりますが、今回はただ廃タイヤを捨てるのではなく”お得に処分したい!”という方のために、「廃タイヤは無料回収できるのか」に焦点を当てたいと思います。
コンディションによっては、捨てるはずだった廃タイヤがお金に生まれ変わりプラスになることも十分に考えられます。
今回はタイヤの状態によって適した処分方法をご紹介していきます。
自宅に処分したい廃タイヤがあって困っている…という方はぜひ処分の際の参考にしてくださいね!
私が監修致しました
買取いちばんスタッフの黒田です。 お庭やベランダまたはガレージなどに、取り替えた後の古タイヤや余分に買って使っていない不要な廃タイヤは転がっていないでしょうか? お金を払って処分するしかないのか…と思っていらっしゃる方、あきらめるのはまだ早いです。 もちろんタイヤの状態にもよりますが、もしかしたらその廃タイヤを無料回収できるかもしれませんよ! タイヤの処分を検討するタイミングはご家庭によりさまざまかと思いますが、一度「買取」という方法も視野に入れてみてはいかがでしょう? 今回は無料回収できる買取を含めた廃タイヤの処分方法をいくつかご紹介しておりますので、ぜひご一読ください!
目次
廃タイヤは何ゴミ?
古くなったタイヤは、タイヤ販売店やカー用品店で交換してもらった場合、交換してくれた店舗で処分してもらえます。
しかし、ご自身で交換した場合は当然ご自身で不要になったタイヤを処分しなければなりません。
タイヤを処分する機会はそう多くないため、どうやって処分すべきか悩む方も多いのではないでしょうか?
そこで、まずは廃タイヤが何ゴミに該当するのか、名古屋市を例に挙げてご紹介したいと思います。
名古屋市の自治体では廃タイヤは処分できない
名古屋市では、廃タイヤは「適正処理困難物(※1)」に指定されていることから自治体が回収することはできません。
名古屋市のホームページにも「タイヤ」も「ホイール」も販売店に引き取ってもらうよう記載されており、自治体に回収を依頼するのではなく、ご自身で業者へ費用を支払い処分してもらう必要があります。
※1 市町村が処理する一般廃棄物のうち、全国的に適正な処理が困難となっているもの。タイヤ・テレビ・冷蔵庫・スプリング入りマットレスの4品目が指定されています。
廃タイヤは基本的に自治体で処分することは難しい
名古屋市に限らず、廃タイヤは普通ゴミとして捨てることができない自治体が多いです。
ゴム製品なので一見すると普通にゴミとして捨てられそうですが、タイヤはゴムやワイヤーなどさまざまな素材を組み合わせてできているため、自治体の施設では処理が難しく回収することができません。
そのため多くの自治体では、回収業者に依頼するか販売店やディーラーなどを利用し各自で処分を行うよう案内がされています。
なお、「切り刻んで指定のゴミ袋に入れて出す」「ホイール単体のみで回収してもらう」こともできないためご注意ください。
自治体によっては回収が可能な場合も
ただし、中には廃タイヤを捨てることが可能な自治体もあります。
埼玉県さいたま市は廃タイヤを「特定適正処理困難物」として扱っており、粗大ゴミと同様に戸別収集にて有料で回収しています。
自治体によってもルールはさまざまなので、まずはお住まいの地域では何ゴミ扱いとなっているのか確認しておくと安心でしょう。
廃タイヤ処分にルールはあるの?
タイヤは適正処理困難物に指定されていることから、処分に関して明確なルールが定められています。万が一タイヤを不法投棄すると罰則を課せられる可能性もあるため、タイヤ処分のルールを把握して適切に処分しましょう。
ここからは、タイヤ処分のルールについて詳しく解説していきたいと思います。
廃タイヤの処分には「廃棄物処理法」が適用される
タイヤは「廃棄物処理法」により、適正に処分することが義務付けられています。この「廃棄物処理法」とは、環境保全を目的に廃棄物の適正処理について定めている法律のことです。
個人で使用していたタイヤは「一般廃棄物」にあたり、そのうえ先述したように「適正処理困難物」に指定されています。
この法律に基づき、市町村長は適正処理困難物の処理が適正に行えるよう、タイヤの製造者や販売者に協力を求めることが可能になります。
そのため、廃タイヤを粗大ゴミとして回収しない自治体が多く、タイヤの製造者や販売者がタイヤを引き取ることが一般的とされているのです。
廃棄された廃タイヤはその後どうなる?
皆さんは引き取られた廃タイヤが、その後どうなっているのかご存知でしょうか?
日本自動車タイヤ協会(JATMA)が行った2022年の調査によると、日本で廃棄されるタイヤは年間約92,000本。重量は約100万tにもなるそうです。この数字だけ見ると”こんなに廃棄してしまって大丈夫?”と不安に感じるかもしれませんがご安心ください。
廃棄されたタイヤのうち約98万4,000tはリサイクルされており、リサイクル率は100%近い数字を叩き出しています。
現在、廃棄・回収されたタイヤの多くは専門の廃タイヤ処理業者やタイヤメーカーに引き取られ、リサイクル処理が行われます。
その後リサイクルされた廃タイヤは、道路の舗装材や再生ゴム原料、緩衝材などに生まれ変わるほか、廃タイヤを細かく切って作られた「タイヤチップ」は工場のボイラーの燃料となるなど、エネルギー資源としても広く注目されているのです。
廃タイヤを不法投棄した場合の罰則は?
タイヤを不法投棄した場合は、廃棄物処理法違反として、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、または併科(どちらの刑も科せられる)が科せられます。
「わざわざ販売店に持っていくのが面倒」「ちょっとくらい大丈夫だろう」「バレなきゃ平気」と軽い気持ちで不法投棄を行った結果、物凄く重い罰則を科せられることになるのです。
自分には必要なくなったものと言えど、廃タイヤはとても大切な資源です。
タイヤを廃棄する際は正規の業者に依頼して、きちんとリサイクルできるようにしたいですね。
タイヤの寿命、買い替えどきはいつ?
ここまで廃タイヤは何ゴミに該当するのかや、気をつけなければならないルールについて見てまいりましたが、タイヤの「寿命」や「替え時」はいつなのか分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか?
ここでは、タイヤの交換時期の目安と交換しない場合の危険性についてしっかりと確認していきましょう。
スリップサインが出たら即交換!
確実にタイヤを交換しなくてはいけない判断基準のひとつが、タイヤの「スリップサイン」です。
タイヤの側面にある三角マーク(△印)を見たことはありませんか?
その三角マークの延長線上のタイヤの溝をチェックすると、溝の奥にスリップサイン(ゴムが盛り上がった部分)があります。
タイヤが摩耗し、溝の深さが1.6mmになってしまうと、スリップサインはタイヤの表面(トレッド面)と同じ高さになります。スリップサインは「そのままのタイヤで走行していると、スリップしやすい状態になっていますよ」と知らせるものです。車検では、溝の深さは保安基準の1.6mm以上であれば合格、1.6mm未満の場合は通りません。
【要注意!】タイヤの溝が浅い状態での走行は大変危険!
溝が減っている状態では排水力が落ちるので、とくに雨の日は滑りやすくなります。
例えばブレーキを踏んだときにスーッと滑る感覚があったり、停止するまでの距離(制動距離)が伸びたりしてくるときは、タイヤが路面を捉えるグリップ性能が落ちるのでスリップもしやすい状態です。
さらに、ハイドロプレーニング現象(※1)も起こりやすい状況になっています。しかし、危険とは分かりつつも、どの程度で交換すべきかいまいち分かりませんよね。
一般的にはタイヤは残り溝4.0mmから性能が大きく低下すると言われています。
したがって、安全に走行するためにも残り溝が4.0mm以下になったら交換することをおすすめいたします。
※1 ハイドロプレーニング現象とは、路面とタイヤの間に水が入り込んでタイヤが浮いた状態になり、ハンドル操作、アクセル、ブレーキが効かなくなる状態のことを指します。
走行距離の目安は「32,000km」
新品タイヤの溝は、ブランド・サイズにより異なりますが約8mm程度。タイヤのサイズにもよりますが、一般的なタイヤのゴムは走行距離約5,000kmにつき1mm摩耗するとされています。
このことから、32,000km走行するとタイヤの溝は1.6mmとなる計算となり、つまり新品タイヤに交換後、走行距離32,000kmが使用限度の目安と言えます。
しかし、これはあくまで机上の計算であって、使用状況によってもタイヤの摩耗具合は異なりますし、タイヤ残りの溝が1.6mm以上なら安心というわけではありません。
少しでも磨耗し始めたら雨の日のグリップ力は落ち、滑りやすい状態になっていると認識しておきましょう。
使用年数が「4~5年」以上経過したら要注意
使用開始後4~5年経過している方はタイヤ交換をおすすめします。
タイヤはゴム製品なため、使用していない場合や見た目には溝が充分にある場合でも、時間の経過とともにゴムの状態は劣化していきます。
明確なタイヤの消費期限を決められないのは保有者によって、
- タイヤの保管状況
- 車の使用状況
- 運転方法
などが違うためです。
例えば、砂利道や下道走行が多い車や常に車内に荷物を多く積んで走る車などは、タイヤの減りは早くなります。
さらに屋外駐車の車は、紫外線と雨風に晒されるので、ゴムの劣化が早くなる傾向に。
ゴムが劣化したまま走り続けると、タイヤが突然バースト(破裂)する場合があります。
タイヤのバーストは、ご自身だけでなくほかの車を巻き込む大きな事故につながる可能性もあり、大変危険です。
中古車を購入した人や、いつタイヤ交換したのか覚えていない方もご安心くださいね。
使用年数=製造年数ではありませんが、タイヤの製造年数がタイヤ側面に表記されていますので使用年数の参考にすると良いでしょう。
見た目は「傷、変形、摩耗の有無」をチェック
日常点検は安全に車を走らせるためのコツです。タイヤの傷や亀裂、ひび割れ、偏摩耗などしていないか、車を走らせる前後はタイヤの状態を注意して確認する習慣をつけましょう。
タイヤチェックを習慣化させることで、いち早くタイヤの異変に気が付くこともできます。
- トレッド面の一部がツルツルな状態(偏摩耗)
- トレッド面、サイドウォール部などに切り傷がある
- サイドウォール部に深いひび割れや擦り傷がある
- 釘やガラスなど金属片がタイヤに刺さっている
このような症状があったら、タイヤ交換の時期です。ご自身やほかのドライバーの安心と安全のためにもきちんと状態を見極めて、しっかりと新しいものに買い替えましょう。
廃タイヤは”無料回収”はできるの?
廃タイヤは基本的に自治体で処分できず費用が必要になるとお伝えしましたが、できればお得に処分したいですし、場合によっては無料回収ができるのかどうかも気になりますよね。
すでにお伝えしているとおり、基本的に廃タイヤは無料では処分できないものです。
ただし、処分方法8つのうちの「リサイクルショップ」「カー用品専門買取業者」「ネットオークション・フリマアプリ」「不用品回収業者」を利用し売却できた場合、無料回収が可能になることも。
売ることができれば処分に費用がかからないどころか、場合によってはプラスになることだって考えられます。
しかし、どんな廃タイヤでも買い取れるかというと残念ながらそうではありません。
廃タイヤを無料回収してもらうには以下のような基準となる条件があります。まずはお持ちの廃タイヤが条件を満たしているのかを確認していきましょう!
人気メーカーや車メーカーの純正のもの
人気メーカーのタイヤは買取してもらいやすいです。
例えば、以下のようなメーカーのタイヤは高く売れる傾向にあります。
- BRIDGESTONE(ブリヂストン)
- Michelin(ミシュラン)
- DUNLOP(ダンロップ)
- 横浜ゴム
また、車メーカーの純正タイヤも買取価格が高くなりやすいです。
新車外しのもの
「新車外し」とは、新車に装着されていたタイヤのことです。新車には、自動車メーカーが定める基準をクリアしたタイヤしか装着されていません。とくに、高級外車の新車外しは希少価値が高く、4本セットなら高額で買取してもらえるケースもあります!
高性能であることがほとんどなうえ、中古市場ではあまり出回らないため、高く買取してもらいやすいのです。
スタッドレス
ノーマルタイヤに比べると、スタッドレスタイヤの方が高く買取してもらえるケースが多いです。
とくに寒くなる時期より少し前の10〜11月に売る場合は、スタッドレスタイヤの買取価格が高くなる傾向にあります。
そのほかこんなタイヤなら売れるかも!
お伝えしたような条件のほかに、
- 溝があってまだ使えるもの
- 新品、未使用
- アルミホイール付きタイヤ
これらのタイヤを不用品としてお持ちの際は、何も考えずに廃棄してしまうのはもったいないです。
廃タイヤは、一般的には新品・未使用品、もしくは再使用ができる状態以外のものは買い取ってもらうことは難しいとされていますが、タイヤの溝が7分以上残っていれば買取に出してみる価値は十分にあります。
タイヤと一緒にホイールも持っていけば、資源的価値もあるため買取価格はよりUPすることでしょう。
本来お金を支払って処分を依頼するところを、逆にお金に生まれ変わらせることができるのなら喜ばしいですよね。
廃棄処分をしてしまう前に、お手持ちのタイヤが買取できるかどうかぜひ一度確認してみてくださいね。
廃タイヤの処分方法8選
タイヤ交換の目安や重要性、また無料回収できるのかどうかを見てきたところで、次はいよいよ処分方法について解説していきたいと思います。
廃タイヤの主な処分方法には、
- カー用品店やタイヤ販売店に持ち込む
- ガソリンスタンドに持ち込む
- 自動車整備工場で処分してもらう
- カーディーラーで処分してもらう
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- カー用品専門買取業者に買い取ってもらう
- ネットオークション・フリマアプリに出品する
- 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する
これら8つの方法があります。
まずはそれぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
1. カー用品店やタイヤ販売店に持ち込む
カー用品店やタイヤ販売店では、自動車用品の販売だけでなく古いタイヤの引き取りも可能です。
店舗ごとに料金には差がある場合がありますが、外してあるタイヤなら1本あたり数百円で処分してもらえます。
ただし、タイヤは1本当たり10kgの重量があります。それをいくつも運ぶとなるとかなりの労力が必要となりますし、ホイール付きのタイヤはホイールを外すために別途手数料がかかるのでご注意ください。
新品タイヤの買い替えと同時に廃タイヤを処分する方法も
処分だけでなく新しくタイヤを買い替えるのであれば、その取り付け時に古いタイヤの引き取り処分を行ってもらえば賢く廃タイヤを処分することができます。
新しく買うタイヤの料金と一緒に廃タイヤの処分費用も払ってしまえるため、追加の支払いを心配することもありません。
2. ガソリンスタンドに持ち込む
近所のガソリンスタンドでも、パンク修理やタイヤ交換を行っているところであればタイヤの引き取りをしていることがあります。
手数料は店舗により異なり、タイヤ1本につき数百円~数千円とかなりバラつきがあるため、事前に処分費を確認してからお店を選ぶようにしましょう。
またセルフスタンドで従業員が常駐していない店舗や、車検を実施していないガソリンスタンドではタイヤ処分に対応していないことも多いため、事前の確認が必須となります。
こちらの方法もカー用品・タイヤ販売店に引き取ってもらう際と同様に運搬には労力を必要とします。体力に自信のない方であれば無理に運ぼうとせず、自宅まで引き取り可能な方法を検討しましょう。
3. 自動車整備工場で処分してもらう
自動車の修理工場・整備工場でも廃タイヤを処分してもらうことができます。
工場によって処分費用は異なりますが、比較的安価で処分してもらえることが多いです。さらに普段車検などでお付き合いがある工場があれば、価格の交渉もしやすいので一度聞いてみると良いでしょう。
しかし、こちらもご自身でタイヤを持ち込む手間と労力がかかることがデメリットです。
4. カーディーラーで処分してもらう
カーディーラーに廃タイヤの処分を相談することもできます。
お店によっては「廃タイヤのみ」の持ち込みも受け付けているようですが、タイヤ交換と同時に引き取ってもらうスタイルが一般的でしょう。
ただし、処分費用は1本につき550円〜とほかの方法に比べてやや高めなので、まとめていくつも廃タイヤを処分したいという場合には向かない方法かもしれません。
5. リサイクルショップに買い取ってもらう
リサイクルショップで買取をしてもらえる場合があります。買取には「出張買取」「宅配買取」そして「店頭買取」が利用でき便利です。
ただし、リサイクルショップに出す場合は、比較的新しく状態の良いタイヤが求められます。使用済みのタイヤはコンディションが分かりにくいため、リサイクルショップではあまり人気がある製品ではありません。また未使用であっても製造後3年未満である方が買取の可能性が高くなります。
また、リサイクルショップは数多くのジャンルを幅広く取り扱う便利なお店ではありますが、その分専門性に欠けるというデメリットもあります。本来なら価値のある廃タイヤでも、値段が付かない、あるいは相場の半分以下の値段で査定されてしまうこともあるのです。
もしも買取を検討しているのであれば専門知識のある別の業者へ依頼したほうが査定額は期待できるかもしれません。
6. カー用品専門買取業者に買い取ってもらう
タイヤ・ホイール専門の中古タイヤ販売業者や、カー用品・中古車の販売業者なら廃タイヤの買取を行っているところがあります。リサイクルショップとは異なり、専門知識も豊富なため安心してお任せできるでしょう。
近隣に店舗がなくても、インターネットで出張・宅配での買取を全国対応で受けてくれるところもあるので活用するのがおすすめです。
ただしこうした中古販売業者の場合は、
- ホイールの付いたもののみ対象で、タイヤのみでは買取できない
- 使用から3年以上経過しているタイヤは買取できない
など、業者によって細かく条件が設定されている場合が多いので事前に確認しておくと安心です。
また、溝がすり減っているタイヤやひびが入ってしまった廃タイヤも買取できないことが多いです。お手持ちの廃タイヤの使用年数や状態をしっかりとチェックしてみたうえで査定を依頼するようにしましょう。
7. ネットオークション・フリマアプリに出品する
ネットオークションやフリマアプリなどでは、廃タイヤの売買も行われています。
購入希望者にダイレクトに売ることができるので、タイヤの年式・メーカー・サイズなどが購入者の希望とぴったりあえば、スムーズに売れる場合もあります。
中古タイヤ販売業者やリサイクルショップなどでは買取をしてもらえない、走行距離の長いタイヤや年式の古いタイヤであっても売りに出してみることができます。
【ネットオークション・フリマアプリに出品する手順】
- 事前に廃タイヤの相場を調べたうえで、販売価格を決定する
- 商品説明をわかりやすく書く
- 商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
- 自宅からの運び出しと発送手続き
- 購入者とのやり取り
ただし、業者には買い取ってもらえないようなものでも売れる可能性があるのは嬉しいですが、いつ売れるの分からないため売れるまでは廃タイヤを保管し続ける必要があります。
また、配送料はこちらが負担することとなります。タイヤは重量も大きさもあるため、出品時に送料込みの価格を設定しておかないと、せっかく高額で売却できても送料でマイナスに…なんてことにもなり兼ねません。
さらに、商品に傷や汚れがついてはトラブルに発展し兼ねませんから、配送時の破損などを防ぐために梱包を厳重に行う必要もあり、出品から発送まで自分ひとりで行うにはそれなりの労力がいるかもしれません。本来ならお得な売却方法のひとつですが、売却方法の中では唯一手間やご自身の労力がかかる方法でもあります。
8. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する
わざわざ持ち込むのも面倒だし、そもそも重いタイヤをいくつも運ぶなんてできない…そんな方にもおすすめなのが「不用品回収業者」です!
不用品回収業者はもちろん出張買取・回収もできます!自治体では回収できない廃タイヤの処分はなにかと面倒ですよね。それに重いタイヤを運ぶのは労力が必要ですし、体力に自信のない方やお年寄りには負担が大きいです。
不用品回収業者なら、そんなお悩みをすべて解決できちゃうんです!もちろんほかにも処分したいものが一度にまとめて処分可能!自宅にいながら査定・買取・搬出まで依頼主が何かする必要はありません!
不用品回収業者に依頼するメリットは、以下のとおり。
- 自分の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれる
- 不用品回収・買取を全てワンストップで行える
- 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる
- 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる
- 自分で運び出す必要がない
- ほかの不用品もまとめて処分してもらえる(まとめて処分する方がお得に!)
まとめて不用品を処分する場合にはお得になる料金形態もあり、中には決められた大きさのトラックに積める分であれば金額は据え置きという太っ腹なプランもあります!
悪徳業者に要注意!
しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方、中には悪徳業者も紛れている場合があるため注意が必要です。
どういった点を気を付けるべきなのかというと、
- 「無料」を謳い文句にする
- チラシ投函を積極的にしている
- トラックで町を巡回している
こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も結構あるんです。
ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も法で裁かれるので、決して他人事ではありません。
- 会社の情報を確認できる
- 実績が開示されている
- 料金が分かりやすい
- スタッフの対応が丁寧
- 値段交渉に応じてくれる
- 口コミが高評価
など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫!信頼できる業者であれば、楽してお得に廃タイヤを処分することができます。
重いタイヤをなるべく手間なくお得に処分したい場合に大変便利な業者ですので、ぜひ検討してみてくださいね。
廃タイヤの処分費用はどのくらい?
処分方法の確認が済んだら、次に気になるのは”結局どのくらいの費用がかかるのか”ですよね。
以下に方法別でかかる費用をまとめましたので参考までにご覧ください。
【方法別】廃タイヤの処分にかかる費用
処分方法 | 費用 |
---|---|
カー用品店やタイヤ販売店に持ち込む | 1本あたり500円程度 |
ガソリンスタンドで処分する | 1本あたり300〜400円程度 |
自動車整備工場で処分してもらう | 1本あたり1本あたり250〜550円程度 |
カーディーラーで処分してもらう | 1本あたり550円程度 |
リサイクルショップに買い取ってもらう | 買取金額次第 |
カー用品専門買取業者に買い取ってもらう | 買取金額次第 |
ネットオークション・フリマアプリに出品する | 販売手数料:5~10% 送料 |
不用品回収業者へ買取・回収を依頼する | 1,000〜3,000円程度 |
見ていただくと分かるとおり、
- カー用品店、タイヤ販売店
- ガソリンスタンド
- 自動車整備工場
- カーディーラー
など自治体並みにタイヤを安く処分してくれる場所は案外豊富にあります。
ただし、ホイール付きは外すために別途手数料を1,000円程度支払う必要がありますし、ご自身で持ち込みをしなくてはいけない場合がほとんど。
持ち込みをするのが難しい場合は、自宅まで回収に来てくれるリサイクルショップ、カー用品専門買取業者、不用品回収業者などを頼ると手軽でおすすめです。
タイヤをできるだけ高く売るコツ!
本来は処分に費用がかかる廃タイヤですが、状態が良く買い取ってもらえるのであれば少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。
ここでは、できるだけ高い値段で買い取ってもらうためにできる簡単なポイントをご紹介したいと思います!
綺麗に保管しておく!
誰だって汚れたものより掃除されて綺麗なものを購入したいと考えますよね。当然のことですが、大切に保管され綺麗なタイヤのほうが買取価格は上がります。
同じタイヤでもコンディションによって買取価格は異なり、綺麗な状態であるほど高く買取してもらいやすいのです。
買取してもらうまでに劣化しないよう、雨や直射日光が当たらない場所で保管しましょう。また、未使用ならラベルをつけたままの状態で買取してもらうことで、高く買取してもらえますよ!
セットで買取してもらう!
タイヤは、2本セットや4本セットにしたほうが高く買取してもらえます。
そもそも、基本的にタイヤは2本か4本でセットにして販売しています。そのため、買取業者はセットのほうが高く買取できるのです。
1本だけでは買取してもらえないわけではありませんが、買取価格は安くなってしまいます。
ほかのカー用品も一緒に買取してもらう!
タイヤだけで買取してもらうよりも、ほかのカー用品を一緒に買取してもらった方が、買取価格は高くなりやすいです。
よくあるのは、タイヤとホイールを一緒に買取してもらうケースです。そのほかにも
- チェーン
- ドライブレコーダー
- 車載カメラ など
これらの関連アイテムをまとめて売ることで、買取価格を上乗せしてもらえる可能性があります。
タイヤが高く売れる時期をねらう!
何事も、需要と供給によって価格は変動します。欲しがる方が多いときには価格が上がりますし、欲しがる方が少ないときには価格は下がります。
廃タイヤを売るときも同様に需要が高まるときを狙えば、高い価格で売れる可能性が高まるというわけです。
タイヤは季節によって需要が変動します。先程も少し触れましたが、スタッドレスタイヤであれば10月から11月頃は冬タイヤに交換するシーズン(地域差あり)が近づき、購入する方が増えるのを見越して査定金額がUPすることがあります。
本格的に冬になってしまうと、スタッドレスタイヤに今から交換する方はだんだん減ってくるので、予想外に大雪が降らない限りスタッドレスタイヤ市場は静かになります。
同じように、夏タイヤもスタッドレスタイヤを外すシーズンを前にした1〜2月頃であれば、普段より高く買取ってもらえるかもしれません。
タイヤの買取価格は数ヶ月で変わってきますので、可能であれば季節を先取りして売りに出すほうがお得です。
不要になったらすぐに売りに出す
タイヤは走行しているうちに溝がすり減っていくものですが、外して保管していてもゴムの劣化は進んでしまいます。
つまり「いつか使うかもしれない」と大切に保管しておいても、タイヤの価値はどんどん下がってしまうのです。年数が経ってしまったタイヤは安全上の観点から使用することができません。
古いタイヤはいくらベストなタイミングで買取に出しても価格がつかなくなってしまいがちなので、タイミングを逃さないように注意して売りに出しましょう。
複数の業者に査定をしてもらう!
ネットオークションやフリマの場合には当てはまりませんが、リサイクルショップ、カー用品専門買取業者や不用品回収業者といった買取業者利用した場合、高く売るためにもっとも重要になるのが、「複数の買取業者に出して査定金額を比べる」ことです。なぜなら既にお伝えしたように買取業者によって得意なジャンルや買取基準がバラバラで、査定額に差が出るからです。
少なくとも3社程度は見積もりに出すと良いでしょう。いくつかの業者に見積もりに出すことでスタッフの対応など悪徳な業者かどうか判断するにも役立ちますし、お持ちのタイヤの買取相場を知ることもできます。ほかの店のほうが高かった…と後悔しないためにも、相見積もりは重要になるのです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「廃タイヤを処分する方法」について解説してまいりました。
廃タイヤの処分方法をおさらいすると、
- カー用品店やタイヤ販売店に持ち込む
- ガソリンスタンドに持ち込む
- 自動車整備工場で処分してもらう
- 車を購入した販売店で処分してもらう
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- カー用品専門買取業者に買い取ってもらう
- ネットオークション・フリマアプリに出品する
- 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する
これら8つの方法がありましたね。
名古屋市では、廃タイヤは適正処理困難物に指定されています。そのため、自治体で処分することはできず、処分に費用もかかります。
しかし、本来処分に費用がかかる廃タイヤでも、状態の良いものであれば無料回収も可能です。
その場合は買取でお金に換えることも可能なので、もう使わないなと思ったら劣化する前になるべく早めの処分をおすすめします。
また、ひびが入ったタイヤや溝がすり減ったタイヤを使い続けることは大変危険なので、この場合もやはり早目に処分を検討しましょう。
買取での処分が難しい廃タイヤでも手軽でお得に処分したいなら「不用品回収業者」がおすすめです!
弊社でも廃タイヤの買取・回収を行っています。
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