IDC大塚家具は国内大手家具小売店で、名前に含まれている「IDC」とは「インテリアデザインセンター」の略で、住み手が専門家とともに利用する大型施設をコンセプトに名づけられています。
1969年に埼玉県春日部市に箪笥販売店「大塚家具センター」を創業し、時代に合った家具を提案する事で大きく成長し、1993年から長期にわたり会員制のシステムを導入しました。それは、アメリカ式のインテリアコーディネーターがクライアントとともにデザインセンターを訪れるスタイルに倣い、大塚家具も来店客に対して販売員が付いて接客するというスタイルで建築士・インテリアコーディネーター・整理収納アドバイザーなど専門知識を持ったスペシャリストが在籍し、大規模なショップの中を要望に応じて案内する、という独自のスタイルです。そのような販売形態をとる事で大塚家具で家具を買う事が一種のステータスとなり、高級家具店というイメージを広げる事に成功しました。
IDC大塚家具の魅力は、世界中から集めた商品コレクション、そして多種多彩な個性やライフスタイルにもマッチするオリジナル商品の品揃えは43,000種類以上です。現在では国内に15の店舗・ショールーム・提携店を展開し顧客にベストな家具を提供し続けています。

大塚家具の特徴は、取り扱われる家具の品質と格式の高さに有ります。海外ブランドではポルトローナ・フラウ、デセデ、ロルフベンツなど極上の最高級ブランドを、国内ブランドではモリシゲや松創といった高級家具メーカーを取り扱っています。
それだけでなく、オリジナル製品にも注力し、大ヒットソファである「L/Sコンフォート」やアメリカのキングスダウンと提携した高級ベッド「レガリア」などを発表し人気を博しています。リーズナブルの価格帯の製品も多く、お値打ちながらも家具メーカーでは真似が出来ないレベルの高品質な製品で高い評価を得ています。