引っ越しにかかる期間の目安は?

引っ越し準備に必要な期間は、世帯の人数・荷物の量・手続きの有無によって大きく変わります。
実際には、1〜2週間〜1か月前から準備を始める人が多いものの、余裕を持って進めたいなら1〜2か月前から動くのが理想的です。
ここでは、単身者とファミリー世帯の違い、そして荷造りだけにかかる日数の目安を解説します。
単身(一人暮らし)の場合:2週間〜1か月
荷物が比較的少ない一人暮らしの場合は、2〜3週間前からの準備でもなんとか間に合うケースが多いです。
ただし、賃貸物件の解約手続きや引っ越し業者の見積もり、ライフラインの連絡などを含めると、1か月前から動いておくと良いでしょう。
荷造りだけにかかる時間は、平均して3〜5日程度。
部屋の広さが1Kでも、段ボールが10〜15箱になることもあり、平日の夜や週末しか作業できない場合は時間が足りなくなることも少なくありません。
早めに「持っていくもの」「捨てるもの」「売るもの」を仕分けすることで、無理のないスケジュールで進められます。
家族の場合:1か月〜2か月
ファミリー世帯では、荷物の量が多いだけでなく、子どもの転校手続きや保育園の移動連絡など、個別の準備が増えるのが特徴です。
そのため、1〜2か月前からの準備開始が理想的です。
引っ越し業者の予約も、3〜4月の繁忙期はすぐに埋まるため、2か月以上前から候補を探しておくと選択肢が広がります。
また、家族の引っ越しでは段ボール30〜40箱以上になることも珍しくありません。荷造りやごみ処分に想像以上の時間がかかることも。
「いつの間にか部屋が段ボールで埋まっていた…」という声も多いため、余裕を持ったスケジューリングが必要です。
荷造り(梱包)だけにかかる日数は?
荷造り作業は、一見シンプルなようで、実際には非常に手間がかかります。
以下は、間取りや荷物量に応じた荷造りに必要な日数の目安です。
| 間取り | 荷造りの目安期間 | ダンボール数の目安 |
|---|---|---|
| 1K〜1DK | 約3〜5日 | 約10〜15箱 |
| 2LDK | 約5〜7日 | 約20〜30箱 |
| 3LDK以上 | 約7〜10日 | 約30〜40箱以上 |
荷物を1箱詰めるのに10分かかるとしても、30箱で5時間。
分類・掃除・梱包を並行すると、作業時間はあっという間に数倍に膨らみます。
「数日で終わるだろう」と油断していると、引っ越し前日に徹夜…という事態にもつながりかねません。荷造り日数を短縮するなら不用品を早めに整理することが大切です。
時期別スケジュール!引っ越し前にやること

引っ越し準備には、順番とタイミングがとても重要です。
退去通知や公共サービスの手続きには期限が決まっているため、計画的に進めないと余計な費用や手間がかかってしまいます。
ここでは、引っ越し当日から逆算して、やるべきことを時期別に整理していきます。
引っ越し決定〜1か月前まで:物件決定・解約
引っ越しが決まったら、まず最優先で対応したいのが、住まいとインフラに関する手続きです。
賃貸の解約は1か月前通知が原則となっていることが多いため、早めに確認しましょう。
新居を探して契約する
繁忙期は希望の物件が埋まりやすいため、1か月以上前から動いておくと選択肢に余裕が持てます。
現在の住まいの解約通知を出す
退去日の1か月前までに管理会社へ解約の連絡を入れておくことで、余計な家賃が発生するのを防げます。
駐車場の解約も忘れずに手続きする
住居とは別契約になっている場合もあるため、契約書を確認し、両方の解約を済ませる必要があります。
子どもの転校準備を進める
在校中の学校に早めに相談して、必要書類や手続きを確認しておくとスムーズです。
インターネット回線の移転を申し込む
工事が必要な場合は1か月以上かかることもあるため、引っ越し先で使い始めたい日程に合わせて早めに申請する必要があります。
1か月前〜3週間前:見積もり・引っ越し業者の選定
引っ越しまで1か月を切ったら、次は業者選びです。複数社の見積もりを比較し、運ぶ荷物と処分する物を明確にしておくと、料金も抑えやすくなります。
引っ越し業者に相見積もりを依頼する
土日や月末は予約が埋まりやすく料金も高くなりがちなため、日程を確保する意味でも早めの連絡が必要です。
最低でも2〜3社は比較して、料金だけでなく作業内容やサービスの違いもチェックすることをおすすめします。
「午前便」「午後便」「フリー便」などによって料金に差が出ることがあるため、自分の都合と合わせて検討しましょう。
粗大ごみの処分スケジュールを組む
荷物の量が分かっていないとトラックのサイズや人員数が決められず、正確な見積もりが出せません。
自治体の収集は申し込みから2週間以上かかる場合もあるため、引っ越し日から逆算して予約を入れるのが安全です。
3週間前〜1週間前:手続き・荷造り開始
この時期は、役所・ライフライン・郵便・ネット回線などの事務手続きを一気に片づけるタイミングです。
加えて、使用頻度の低いものから本格的な荷造りをスタートすると、直前に慌てずに済みます。
役所で転出届の手続きを済ませる
引っ越し元の自治体で転出届を出す必要があるため、14日前から当日までに対応しておくとスムーズです。
電気・ガス・水道の停止と開始を手続きする
それぞれの契約先に連絡し、停止日と開始日を決めておく必要があります。
ガスの閉栓・開栓には立会いが必要なため、早めの予約が安心です。
郵便局で転送届(転居届)を提出する
郵便物が新住所に届くように、1年間の無料転送サービスに申し込みましょう。
手続きはオンラインで完了しますが、登録反映まで数日かかるため余裕を持っておきたいところです。
インターネット回線の移転・開通手続きを進める
開通工事の有無や引っ越し先の対応状況によっては2〜3週間以上かかることもあるため、遅くともこの時期には連絡を入れるのが目安です。
使用頻度の低いものから荷造りを始める
シーズンオフの衣類、書籍、アルバム、来客用の食器類など、生活に支障のないものから箱詰めを始めておくと、後半の作業が楽になります。
ダンボールには「中身」と「新居のどの部屋に運ぶか」をマジックで大きく書いておくことで、搬入と荷解きがスムーズになります。
1週間前〜前日:ラストスパート
いよいよ引っ越し直前のタイミング。
生活に必要なものを除いて、ほぼすべての荷物を段ボールにまとめておく段階です。
また、大型家電の水抜きや、新居でのレイアウト確認など、当日に向けた最終準備も必要になってきます。
冷蔵庫の電源を切って霜取りと水抜きを行う
引っ越し前日の夜にはコンセントを抜いておくことで、内部の霜が溶けて水がたまりやすくなります。
霜が多い場合は2〜3日前から電源を落としておくと、搬送時の水漏れを防ぎやすくなります。
洗濯機の給排水ホースの水を抜いておく
蛇口を閉めたあとにホースを外し、残った水をバケツなどに流しておきます。
最後に「脱水のみ」で数分回すと、洗濯槽内部の水分もしっかり排出できます。
新居での家具・家電の配置を確認しておく
あらかじめレイアウトを決めておくことで、搬入時の指示がスムーズになり、荷解き作業の手間も減らせます。
大型家具が通るかどうか、玄関や廊下の幅も測っておくと安心です。
引っ越し当日:搬出・搬入・立会い
当日は、旧居での最終確認から始まり、新居への搬入・ガス開栓・最低限の荷解きまで、やることが一気に押し寄せます。
作業がスムーズに進むよう、事前の準備と当日の段取り意識が大切です。
旧居のごみ出しと掃除を済ませる
朝一番で可燃ごみ・不燃ごみを出し、最後に部屋全体を軽く掃除しておくことで、退去後のトラブルを防げます。
貴重品や重要書類を手荷物として分けておく
現金・通帳・鍵・身分証・印鑑などは段ボールに入れず、すぐに取り出せるカバンに入れて持ち運ぶのが基本です。
搬出作業の前に、作業スタッフと打ち合わせする
玄関のサイズ、エレベーターの使用可否、壊れやすい荷物の扱いなどを最初に共有しておくことで、作業中の行き違いを減らせます。
ガスの閉栓立会いを旧居で行う
事前に予約した時間帯に合わせて、ガス会社のスタッフと一緒にメーターを確認し、立会いのうえ閉栓作業を終える必要があります。
新居での搬入時に家具・家電の配置を指示する
重い家具は一度置くと動かしづらいため、事前に決めておいたレイアウトに沿って、設置場所を指示しながら進めるのが効率的です。
ガスの開栓立会いと点火確認を済ませる
スタッフがキッチン・浴室などのガス機器を確認した後、ガスの使用が可能になります。
当日夕方〜夜にお風呂を使いたい場合は、早めの時間帯に設定しておくと安心です。
近隣への挨拶を済ませる
家族世帯やマンションの場合は、両隣・上下階・管理人などに軽く挨拶しておくと、今後の暮らしがスムーズになります。
手土産は、洗剤やタオルなどの消耗品が定番です。
引っ越し準備が終わらない!期間を短縮するコツは不用品処分

「時間がない」「荷物が減らない」と悩む方の多くが、不用品の処分を後回しにしてしまっています。
しかし実際には、いち早く「捨てる・売る・手放す」を進めることが、引っ越し準備全体をラクにする近道です。
ここでは、荷物を減らすことで得られる具体的なメリットと、処分方法ごとの注意点を整理します。
なぜモノを減らすと期間が短くなるのか?
荷物を減らすと、引っ越しにかかる作業時間が驚くほど短縮できます。
「梱包・運搬・荷解き」までの全工程に直結するため、最初の段階で減らすのが効果的です。
モノを減らすことで得られる効果
- ダンボールに詰める時間が減る
- トラックのサイズが小さくなり、引っ越し料金が下がることがある
- 新居での荷解きがスムーズになり、片付けのストレスも軽減される
荷物の量は時間・費用・労力に影響します。
運ぶものを見直して、引っ越し準備の負担を軽くしましょう。
引っ越し準備で時間がかかるのは、ごみの分別と処分
不要な物を捨てると決めても、実際には「どうやって処分するか」「いつ出せるか」に多くの時間を取られてしまいます。
粗大ごみや分別が必要なものは、引っ越し直前だと間に合わなくなることも。
分別・処分に時間がかかる理由
- 粗大ごみは自治体の予約制で、収集まで2週間以上かかることがある
- 家具の解体や仕分け、処分ルールの確認などに想像以上の手間がかかる
- ごみ出し日と引っ越し日が合わず、処分しきれずに新居に持っていくケースもある
思わぬ失敗を防ぐためにも、ごみの処分は早めにスケジュールへ組み込むことが大切です。
引っ越し期間中にフリマアプリで不用品を売る方法
「使わないけど、まだキレイだからフリマで売りたい」と考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、引っ越しが迫っている時期にフリマアプリを使うのは、リスクと手間を伴います。
フリマ出品で注意したいこと
- 出品・撮影・説明文・やり取り・梱包・発送まで含めると、1品あたり数十分の作業時間が必要
- 売れ残った場合、結局「捨てる・持っていく」を引っ越し直前に判断することになる
- 梱包資材が足りなかったり、荷造りと作業がバッティングしたりすることもある
フリマアプリを使うなら、引っ越しの1か月以上前から始め、小型かつ高単価のアイテムに限定するのが現実的です。
引っ越し期間中なら不用品買取が便利
「もう時間がない」「一気に片付けたい」といったときに便利なのが、出張買取サービスです。
フリマアプリやオークションのようにやり取りや発送の手間もなく、粗大ごみのように収集日を待つ必要もありません。
出張買取サービスのメリット
- 自宅で査定・即日回収してもらえるため、運び出しの手間がない
- 冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テレビなどの大型家電や家具も対象になる
- 引っ越し業者との予定と被らないように時間調整もでき、前日・当日対応が可能な業者もある
引っ越し前で処分する時間がないときは、買取で一気に片付けるのがおすすめです。
売れるかどうか迷うものがある場合は、事前に以下の記事も参考にしてみてください。
【意外!】家にある売れるもの16選!売れない品目や処分方法まで解説
荷造りを効率化して引っ越し準備期間を短縮するコツ

引っ越しでいちばん時間を取られるのは、荷造り作業そのものです。
ただ箱に詰めていくだけではなく、効率的な順番や詰め方のルールを知っておくと、作業時間は大きく短縮できます。
ここでは「詰め方」だけでなく、箱の使い方・収納の順番・再設置を見据えたひと工夫を解説します。
【基本の荷造り】ダンボールへの詰め方
「重いものは小さな箱、軽いものは大きな箱へ」という基本ルールに加えて、箱そのものの扱い方にも注目してみましょう。
衣装ケースや書籍用ボックスはそのまま運ぶ
軽い衣類だけが入っている衣装ケースは、中身を出さずに運べる場合があります。
書類ケースや小型チェストも、フタが閉まるなら箱としてカウントできます。
引き出し単位・棚単位で箱詰めする
「キッチン吊戸棚・右上段」「チェスト3段目」など、元の収納に合わせて梱包し、側面に記載しておくと、開梱後そのまま戻せます。
箱に番号・簡易インデックスをつける
各箱に通し番号を振り、スマホやノートに「箱1:本棚+冬服」「箱2:食器」など記録しておくと、探し物のロスが減ります。
封をしない箱を1つだけ作る
迷った物や当日まで使うかもしれない物は、あえて封をせず当日朝に閉じると無駄な出し直しが減ります。
場所別・アイテム別の梱包手順
荷物は「目的別・使う順」で詰めていくと、開梱の手間も一緒に減らせます。
少しの工夫で、段ボールの数そのものを抑えることも可能です。
食器類:緩衝材にも荷物を使う
新聞紙の代わりに、タオルや衣類を緩衝材として活用。破損リスクを減らしつつ、タオルも別で詰める必要がなくなります。
割れやすい皿は寝かせず立てて入れると、運搬中の衝撃が分散されて安心です。
衣類・寝具:圧縮・一時預かりで減量
季節外の衣類や布団は、圧縮袋でコンパクトにまとめると箱が減らせます。
新居にスペースがないときは、宅配型の一時預かりサービスを利用する方法も有効です。
家電・配線:外す前にスマホで写真を撮る
テレビやWi-Fiの裏面を撮影しておくと、新居で同じようにつなぎ直すだけで迷いません。
配線は外した後に、マスキングテープでラベルを貼っておくとさらに時短になります。
引っ越し期間に関するよくある質問

Q. 引っ越しにかかる平均期間は?
A.平均的には、引っ越しの1か月前から準備を始めるケースが多く見られます。
単身なら2〜3週間でも可能ですが、家族や繁忙期の場合は、1〜2か月前からの準備が安心です。
Q. 引っ越しは12月と1月どっちが安い?
A.どちらも繁忙期(3月〜4月)に比べて料金が安く抑えられる時期です。
12月の方が割安な傾向はありますが、日程(平日/月末/大安など)の方が費用に影響しやすくなります。
Q. 引っ越しで何日休めばいいですか?
A.近距離であれば1日、有給と週末で済ませるケースが多くなっています。
家族帯同や長距離の場合は、2〜3日ほど確保しておくと安心です。
Q. 住民票はいつまでに移せばいいですか?
引っ越し後14日以内に、新住所の市区町村役所で「転入届」を提出する必要があります。
また、旧住所の転出届は、引っ越し日前後2週間が目安とされています。
Q. 引っ越しまで時間がないときはどうすればいいですか?
A.準備期間が1週間ほどしかない場合は、やることを絞り、任せられる部分は業者に依頼するのが現実的です。
荷造りは「おまかせプラン」などを活用し、不用品は分別せずまとめて買取や回収サービスに出すと、短期間でも引っ越しが間に合います。
引っ越し期間を短縮するコツまとめ

引っ越しの準備期間は余裕を持って1〜2か月前からスタートするのが理想ですが、工夫次第で短くすることが可能です。
不要な荷物を減らすことは、梱包・運搬・荷解きの労力を減らし、引っ越し期間全体の負担を大きく下げる近道になります。
また、自治体の粗大ごみ回収は申込から収集まで時間がかかることもあるため、不用品買取サービスを利用するのもおすすめです。
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