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引っ越しやへたってきたので買い換えるときなど、ソファーを処分したいと思うタイミングはさまざまです。一番に思いつくのは粗大ごみでの回収や、お金を払って不用品回収業者に依頼することではないでしょうか。
実はソファーの処分方法の正解はひとつではなく、予算やかけられる手間によっていくつかの中から選ぶことができるのです。
今回はソファーを不用品回収や粗大ごみで廃棄する以外の方法についても詳しくご紹介しています。
地球に優しいエコな方法も掲載していますので、ぜひご参考になさってください。

私が監修致しました

寺坂 健吾

買取いちばんスタッフの寺坂です。我々は不用品の回収・買取をメインに行っておりますが、ソファーの回収は本当によくご依頼をいただきます。 洋式の生活にも慣れソファーは人気の家具ですが、お引越しの際に不用になり手放したい、汚れたり寿命でへたってきたため買い替えたい、遺品整理や生前整理など、ソファーを処分するタイミングは思っているより多く訪れます。 粗大ごみで廃棄する場合は、一人で運べるサイズの大きさのソファーや運べる人数の確保が必要になりますが、一人暮らしで大きなソファーを運んだり、ご高齢の方や女性は自分だけの力でソファーを回収場所へ運ぶのはなかなか難しいケースもあるでしょう。 そんなときに、我々のような不用品回収業者にご依頼いただけるとスムーズにソファーを処分することができます。 今回は不用品回収でソファーを処分する方法の他にも、お得なソファーの処分方法をいくつかご紹介しています。ソファーの処分で迷われている方はぜひご一読ください。

ソファーを買い替えたり処分するタイミングはいつ？

ソファーには様々な素材でできたものがあり、その素材によってベストな買い替え時期は変わってきます。
まずは素材によるソファーの買い替えポイントをご紹介します。

• 布ソファー…7～10年ほどが目安。シミや汚れが付きやすいので、カバーが外せるものはこまめに洗濯をすると寿命を延ばせます。
• 合皮ソファー…経年により表面が剥がれたり、日光で劣化してしまうことが多く合皮のものであれば5～8年ほど。
  こまめに水拭きをし直射日光の当たらない場所で使うなどの工夫が必要です。
• 本革ソファー…合皮のソファーとは違い使うほど味が出てくるので、大事に使えば10年以上使えることもあります。
  水濡れに弱いため注意したり、直射日光を避けることで使用寿命を伸ばすことができます。

ギシギシ音、ヘタレ、匂い…こんな場合も買い替えの目安

経年による劣化以外にも、このような症状が出てきたらソファーを買い換えるタイミングかもしれません。

• 表面の生地の汚れや傷みが目立つ
• 生活臭やペットの匂いなどがついた
• 体重をかけるときしんで音がするようになった
• ウレタンが押しても戻らず座り心地が悪くなってきた

ソファーの中のクッション部分にはウレタンが入っていることが多いのですが、このクッション部分がヘタってきて座り心地が悪くなってきたら買い替えを検討してもよいでしょう。
いつも同じ位置に体重をかけたり、ソファーを使用する人数が多いときはソファーの寿命が早まってしまうこともあります。
ソファーは一生使う家具ではなく、消耗品であることを覚えておきましょう。

ソファーを自治体の戸別収集で処分する

費用をなるべくかけずにソファーを処分する方法としては、やはり自治体での回収に出すのが一番です。
ほとんどの自治体では1辺が30cmを超えるものは粗大ごみとなりますので、ソファーは当然粗大ごみとして回収してもらうことになります。

1. 電話かインターネットで粗大ごみ回収を予約（このときに処分金額がわかります）
2. 処分金額に応じた手数料納付券をコンビニなどで購入し、ソファーに貼り付けておく
3. 収集日当日の朝8時までに指定の収集場所へソファーを運び出す

という流れで処分することができます。

スプリング入りのソファーは粗大ごみに出せない！？

処分しようとしているソファーにスプリングが入っていると、粗大ごみとして出せない可能性があるので注意が必要です。
粗大ごみは回収した後に分別を行うため、金属製のバネであるスプリングが入っていると自治体によっては処分ができないと言われてしまう場合があるのです。

まずはソファーの状態をよく確認し、不安であれば自治体に問い合わせてみましょう。

分解・解体して一般ごみとして処分

あまりおすすめできる方法ではありませんが、ソファーを一般ごみの袋に入るサイズまで細かく裁断できれば可燃ごみや不燃ごみとして処分することができます。

木材、スプリング類、革、スポンジなど燃えるものと燃えないものに分けることで費用をかけずに処分することができますが、大きなソファーを解体するのはかなりの手間がかかりますし、布製品であるソファーはホコリや木くずなども出るので室内で解体するのには向きません。

また、自治体によってはソファーは解体しても粗大ごみとして処分しなくてはいけない場合もあり、そうするとせっかく解体した苦労も水の泡となってしまいます。

自分で処理場へ持ち込んで処分する

お住まいの地域に処理施設があれば、自分でソファーを持ち込んで処分することもできます。

重さによって処分料金が決まるので、ソファーによっては粗大ごみで出すより安価に処分することができるでしょう。
ただしこちらもソファーを自分で処理施設まで運び出さなくてはいけないうえ、ソファーを積み込める車を用意できる方にしかできない方法になってしまいます。

自分で運び出すのが難しい場合は

これまで紹介した方法では、ソファーは指定されている収集場所まで自力で運び出す必要があります。

• 65歳以上で単身の家庭
• 身体障害者のみの家庭
• その他不自由な理由がある方

などは、例外として自治体の運び出しのサービスを受けることもできますので、該当する方はお住まいの自治体の役所まで問い合わせてみましょう。

ソファーが重くて運び出せないけれど、上の条件に当てはまらない…という方は不用品回収業者や宅配買取サービスを利用するなど、別の方法で処分することになります。

不用品回収業者で回収してもらう

運び出しが難しい方や、すぐにでも処分したい方、また処分になるべく手間をかけたくない！という方におすすめなのは不用品回収業者に依頼してソファーを回収してもらう方法です。

費用は数千円～10,000円ほどかかってしまいますが、早ければ即日で回収に来てくれますし面倒な運び出しも業者の方で行ってくれるので最も手軽な処分方法となっています。

2階以上の建物の場合、自分で1階までソファーを降ろすのはかなりの手間ですが、そうしたケースでもあらかじめ不用品回収業者に伝えておけば全て行ってくれるため便利です。

高額請求をしてきたり不法投棄を行うような悪徳業者も多いため、優良な不用品回収業者を自分で見極めなくてはいけません。
しかし不用品回収業者は正しく使えばお得に、しかも手間をかけずにソファーを処分することができます。

不用品回収業者で回収できるソファー

ソファーにも、お部屋のスタイルや家族の人数によって様々な種類があります。

• カウチソファー
• コーナーソファー
• ハイバックソファー
• フロアソファー
• リクライニングソファー
• オットマン付きソファー
• ソファーベッド
• 座椅子
• 電動ソファー
• アームチェア

などなど、大きさや重さによっては不用品回収業者でも一人で運ぶことができず、別途人件費が追加になるものもあるので事前にだいたいのソファーの大きさを伝えておくと良いでしょう。

引越業者に引き取ってもらう

タイミングよく引っ越しをする方であれば、利用する引っ越し業者に不用品回収のサービスを行っているか聞いてみましょう。
引越し料金とは別に回収料金がかかるところがほとんどですが、引っ越しと同時に不用なソファーを手放すことができるので、別々に業者を手配する手間が省けます。

引越し業者の中には荷物を運び出したついでに、不要な物を処分してくれる業者も存在します。この場合は別料金が発生するところがほとんどですので、事前にどの程度の料金がかかるかを確認してからお願いするようにしましょう。

家具を買い替えて引取サービスを利用する

ソファーを新しく買い替える予定があれば、引取サービスを行っている家具店での購入を検討してもいいかもしれません。
処分だけではこのサービスを利用することはできず、基本的には数千円ほど費用がかかります。
しかし新しいソファーが届くタイミングで不用なソファーを回収してもらえるため、置き場所に困ることがなくて手軽です。

不用品回収業者に回収してもらうよりは安価なケースが多いので、新品のソファーを購入する予定があるなら便利なサービスと言えるでしょう。

• IKEA…無料
• ニトリ…4,400円
• 無印良品…3,300円
• 大塚家具…3,000円～

上記のショップでは引取サービスを行っています。
同じ種類のものを同じ個数だけ、などショップによって条件が異なりますので、一度確認してみましょう。

不用品買取業者やリサイクルショップで買い取ってもらう

ブランド家具のソファーや、新品に近いようなきれいな状態のソファーなら、不用品買取業者やリサイクルショップで買い取ってもらうことでソファーをお金に変えることもできるかもしれません。

宅配買取を行っている業者やショップであれば家まで引き取りに来てくれるため、労力をかけることなくソファーを処分できます。
ただしブランドのソファーでないもので使用感がかなりあると、査定額をつけることができず買い取ってもらえない場合も多いです。
カッシーナやカリモクなど、有名ブランドのソファーなら多少の使用感があっても買い取ってもらえたり、買取価格がつかないまでも無料でひきとってくれることもよくあります。

フリマアプリやネットオークションに出す

不用品買取業者やリサイクルショップで査定額がつかなかったソファーでも、ネットオークションやフリマアプリでなら売却して処分できる可能性があります。

ノーブランドのソファーでもきれいなものであったり、ブランド品・アンティークのソファーなら中古でも欲しいという方は案外多いものです。

ヤフオクなどのネットオークションやメルカリ・ラクマなどのフリマサイトはユーザーも多く手軽に出品でき、購入希望者が現れれば確実に収入になるのでおすすめです。

ただし手間も多く、購入希望者とのメッセージのやり取りや、梱包から発送までを自分で行わなくてはいけないため手間をかけずにソファーを処分したい方には向かない方法となります。

またネットオークションやフリマアプリでの出品の際に、一番のネックになるのが送料の問題です。
大きなソファーを遠方へ送るとなると送料だけでも10,000円以上かかってしまうので、送料を出品者と落札者のどちらが負担するのかはよくかく人しておかなくてはいけません。

販売価格は出品者が自由に設定できますが、過去に売却された相場から金額を設定し、もし状態がよくない箇所があれば値引きをするなどの工夫をしましょう。

ジモティーなど地域の掲示板で譲る

買取価格がつかないけどまだまだ使える状態のソファーや、梱包や発送が面倒でメルカリなどに出すのは面倒だという方は、友人・知人やジモティーなど地域の掲示板アプリを利用して、欲しい方に譲ってしまうというのはどうでしょう。

最寄り駅や玄関先などまで取りに来てくれる人を募れば、梱包や発送の手間もかかりません。
上手に利用すれば無料でソファーを処分できますし、譲ってもらえた人には喜んでもらえるのでおすすめの方法です。

寄付や団体のリユースサービスを利用する

自治体によっては、ソファーに限らずまだ使うことができる家具などをリユースとして出せたり、NPO団体などを通じて発展途上国や被災地などに寄付するという方法もあります。

まだ使えるソファーはごみにならず、必要としている誰かへまた届けてもらえるためエコにもつながりますし、近頃はSDGsの観点からもこの取組に注目している企業も増えています。

各自治体からリユースを行っている団体・施設を紹介していることが多いので、自治体のホームページを確認してみるとよいでしょう。
寄付を受け付けている団体もインターネット検索で見つけることができるので、持ち込んだり送ることを考えて自宅のなるべく近くで探します。

団体や施設に寄付するにしてもリユースに出すにしても、車でソファーを運ぶ交通費や施設まで送る発送料は自己負担となる場合が多いです。
また、リサイクルショップなどとは違いあくまで社会貢献活動の一環となりますので、どんなに状態のいいソファーを持ち込んだとしてもそれがお金になることはありませんのでご注意ください。

まとめ

ソファーには不用品回収に出す以外にも処分方法があることをご紹介してきました。

自治体の粗大ごみに出せると安価ですし確実に処分してもらえるので安心ですが、一人でソファーを運ぶのはなかなか難しいもの。
不用品回収業者やリサイクルショップなど、ご自身の状態に合った負担にならない方法を見つけてソファーを処分すると良いでしょう。

社会貢献がしたいという気持ちがあれば、寄付したりリユースに出して地球に優しく椅子を処分することもできます。
ソファーの処分を考えたときに、選択肢の一つに参考にしていただけると嬉しいです。

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