1.スチールラックの買取相場はどれくらい?

スチールラックの買取価格は、サイズやブランド、状態によって大きく異なります。
以下は一般的な相場の目安です。
- 小型ラック(2〜3段):300〜1,000円前後
- 中型ラック(4〜5段・幅90cm程度):1,000〜3,000円前後
- 業務用大型ラック(重量用・スチール製):3,000〜10,000円以上
ラックが組み立て済みかどうか、付属品がそろっているかどうかによっても査定額は変動します。
また、サビやがたつきが出ているような状態の悪いラックは買取不可になってしまうことも。
処分時はお手持ちのスチールラックの状態をよく確認し、売却できるかどうか見極めることが大切です。
2. スチールラックの売却方法は3つ!

スチールラックを売却する方法は以下の3つです。
- リサイクルショップへ持ち込む
- フリマアプリ・ネットオークションに出品する
- 業務用什器買取業者に売却する
それぞれの方法や注意点を確認していきましょう。
①リサイクルショップへ持ち込む
まずはスチールラックをリサイクルショップに持ち込み、買い取ってもらう方法です。
以下のような人気メーカーのスチールラックであれば、問題なく買い取ってもらえるでしょう。
- ドウシシャ
- ニトリ
- アイリスオーヤマ
- ルミナス など
リサイクルショップの大きなメリットは、その場で現金化が可能な点。
急いで処分したい方や、手軽に片付けを済ませたい方に向いている手段です。
お店によっては出張買取や宅配買取に対応しているため、大きなスチールラックでも手軽に処分できる点も魅力でしょう。
ただし、リサイクルショップは取り扱う商品が多岐に渡るため、専門性が低く、買取額が安くなることがあります。
購入時に高価だったスチールラックや大型のラックでも低い金額で買い取られる可能性があるため、注意が必要です。
②フリマアプリ・ネットオークションに出品する
フリマアプリやネットオークションを利用してスチールラックを出品する方法です。
価格を自分で設定できるため、高く売れる可能性があるのが大きなメリット。
スマホ一台で簡単に出品できる手軽さも、人気の理由の一つです。
しかし、手軽に利用できる反面、売却後の梱包や発送は自分で行う必要があり、手間がかかる点には注意が必要です。
また、売れるまでスチールラックを手元に保管しなければならないため、すぐに売りたい場合には不向きな方法となっています。
「すぐ売りたい」「手間をかけたくない」といった場合には、他の方法を検討しましょう。
③業務用什器買取業者に売却する
業務用のスチールラックをお持ちの場合は、業務用什器を専門に取り扱う買取業者に依頼するといいでしょう。
オフィスや店舗向けに出張買取に対応していることが多く、大量の在庫にも対応可能なので安心して依頼できます。
状態が多少悪いスチールラックでも買取してもらえる可能性が高いのも大きなメリットです。
ただし、対応している店舗が限られており、地域によっては買取サービスを利用できないこともあります。
また、買取対象外となったスチールラックの処分には対応していない業者も多いため、その点には注意が必要です。
3. スチールラックを高く売るポイント

スチールラックを売却する際は、以下のポイントを意識してみてください。
- 掃除をしておく
- 付属品や説明書をそろえる
- メーカーやサイズを把握しておく
- 他の家具や家電とまとめて売る
- 相見積もりを取る
金属製のスチールラックは、経年によってサビが発生しやすい家具です。
サビがある状態だと買取が難しくなってしまうので、できるだけ査定前にサビを取っておきましょう。
また、取扱説明書や棚板、ビスなど付属品の欠品がないようにしておくことも大切です。
掃除やまとめ売り、相見積もりを取るのは忙しいときにはちょっと面倒ではあるのですが、ちょっとした手間で査定額が大きく変わることも。
高く売りたいなら、上記のポイントを忘れずに押さえておいてくださいね。
4. 売れなかったスチールラックはどうする?

サビや傷みがひどいスチールラックの場合、買取不可になる可能性もあるでしょう。
その場合は以下のような方法で処分可能です。
自治体の粗大ごみとして出す
不要なスチールラックは自治体で「粗大ごみ」として排出できます。
その場合の手順は以下の通りです。
- 電話・インターネットで収集予約を取る
- 収集場所、収集日時、手数料を確認する
- コンビニ・スーパーなどで手数料納付券(シール)を購入する
- シールに必要事項を記入後、スチールラックに貼る
- 指定日時に所定の位置へ運び出し、処分完了
手数料は自治体ごとに異なり、大きさによっても変わることがあるため事前によく確認しましょう。
例えば名古屋市では、スチールラックは120cm×90cm未満のものが500円、120cm×90cm以上のものは1,000円となっています。
費用は比較的安価ですが、大きなスチールラックは持ち出しが難しいこともあります。
また、収集日が月一回程度と頻度が低いためすぐに捨てられないのもネックです。
「持ち運べない」「早く捨てたい」ということであれば別の方法を検討しましょう。
譲渡する
スチールラックを無料で手放したいということなら、欲しい人に譲る方法を検討してみてもいいかもしれません。身近な人に引取に来てもらえるなら梱包や発送も必要なく、気軽にスチールラックを処分できます。
周りに譲り先が見つからないなら、地域掲示板「ジモティー」を利用するのもいいでしょう。
ただし、お譲りできるスチールラックは再利用するのに問題ない品であることが前提条件です。
汚かったりぐらついたりと状態の悪いスチールラックをお譲りすると、引取拒否やクレームなど、トラブルに発展する可能性もあるため注意してください。
「なるべくきれいに掃除しておく」「譲る前に状態を目で見て確認してもらう」など、対策が必要です。
不用品回収業者を利用
スチールラックをもっと手軽に処分したいなら、不用品回収業者の利用がおすすめです。
業者が自宅まで引き取りに来てくれ、スタッフが運搬作業をすべて行ってくれるため、解体・運搬の手間が一切かかりません。大きなスチールラックを運搬する手段がない方や、一人暮らしの方にも便利です。
さらに、業者によっては買取も行ってくれるため、まだ使えるものをお得に手放せる可能性も。
買い取れないものはそのまま回収してもらえるので、いちいちリサイクルショップに持ち込んだり、売れなかったものをごみに出したり…なんて作業も必要ありません。
処分を一度で済ませたい方にぴったりです。
ただし、便利な反面、不用品回収業者は「回収費用が割高になりがち」な点がデメリット。
費用を抑えたい場合は、スチールラックだけでなくほかの不用品も一緒に引き取ってもらい、お得なプランを利用するのがおすすめです。
まとめて回収してもらうことで、1点当たりの費用を抑えつつ、家の中をスッキリ片付けられますよ。
5. スチールラック買取・処分時の注意点

スチールラックを買取・処分する際の注意点をまとめて紹介します。
知らずに処分することで損をする可能性もあるので、処分前には一度目を通しておいてくださいね。
解体が必要か事前に確認をとっておく
サイズの大きなスチールラックは解体して運び出したくなるものですが、解体済みのスチールラックは買取してもらえない可能性があるため、注意が必要です。
その一方、自治体のごみ回収では解体を求められることもあるなど、処分方法によって解体の必要性は異なります。
事前に解体が必要かどうか確認を済ませておくことが大切です。
解体時のケガに注意
スチールラックの解体作業は、継ぎ目やボルトの先端で手を切ったり、棚板で手を挟んでしまったりと、ケガのリスクがあります。
長袖の衣類や軍手を着用するなど、十分な対策をしてから作業を始めましょう。
また、大型のスチールラックはしっかりと支えながら作業をしないと、棚板が落下したり、ポールが倒れたりするおそれがあり、大変危険です。
大きなラックの解体作業は、必ず複数人で協力しながら進めるようにしましょう。
「メタルラック」もスチールラックと同じ方法で捨てられる
スチールラックは「メタルラック」とも呼ばれるため、「同じ商品なの?」「捨て方に違いはあるの?」と迷うことがあるかもしれません。スチールラックとメタルラックの違いは以下の通りです。
- スチールラック:金属製の収納棚。主に鋼鉄(スチール)を使用して作られている
- メタルラック:アイリスオーヤマが商標登録した金属製の収納棚のこと
どちらも金属製の収納棚である点に違いはないため、どちらも自治体で「粗大ごみ」として処分可能です。
処分時にはラックの状態やサイズに応じて、適切な方法を選んで処理しましょう。
6. 不要なスチールラックは相場を把握して賢く売ろう

スチールラックはリーズナブルで手に入りやすい製品なので買い取ってもらえないと思われがちですが、その状態や種類によって買取できるケースも多くあります。
相場をチェックし、複数の売却方法や業者を比較することで、より高く・スムーズに手放せるでしょう。
売却が難しい場合でも、正しい処分方法を知っていれば安心です。
弊社「買取いちばんドットコム」でも、スチールラックの買取・回収を行っています。
スチールラックの種類、大きさ問わず査定いたしますので、お気軽にご連絡ください。