バイオリンの中古買取!高く売るコツと査定ポイントは?


子供が使っていた、趣味で演奏していたけれどもう使う機会がなくなったバイオリンが自宅にありませんか?

バイオリンを手放したいと思ったとき、どんな方法があるのかよくわからないとお困りの方もいるかと思います。

バイオリンなどの楽器はまだ演奏ができる状態なら、中古買取してもらうこともできますよ。

ここでは売れるバイオリンとはどんなものなのか、人気のメーカー、高額買取のコツをご紹介します。

1.売れるバイオリンはどんなもの?査定ポイントは?

バイオリンの買取において、よく見られているポイントをまとめました!

人気メーカー・ブランドのバイオリン

バイオリンは中古品としてもめずらしいタイプで、製造年数が新しければ必ず価値が高いとは言えない楽器です。

もちろん見た目の状態がきれいで、次の人が気持ちよく使えるようなバイオリンならより高く買い取ってもらえますが、一番買取値が上下するのはメーカー。

バイオリンは有名メーカー品を愛用している人が多く、新品では購入できない、もしくは練習用に手頃な中古楽器を買い求めるケースがめずらしくないのです。

国内のブランドはもちろん、海外にも多くの有名ブランドがあるのがバイオリン。

たとえば国内ならYAMAHA、海外ならドイツのカールへフナーが日本でも大人気!

バイオリンと言えば有名なストラディバリウス、アマティなどが挙げられますが、こちらは中古でも数千万などのとんでもない価値がつけられるため、リスクを考慮して買取自体を行わない業者も。

骨董的価値の高いバイオリンを手放す場合は、信頼のおける買取業者を見つけることも重要です。

メンテナンス済みのバイオリン

バイオリンは定期的に弦を貼りかえるなどのメンテナンスが必要です。

長期間しまっていたバイオリンは弦が傷んでいたり、湿気によって木材の部分が歪んでいたり、品質が劣化している場合もあります。

普段から定期的にメンテナンスをしており、すぐにでも演奏ができるバイオリンは次の買取手がつきやすい分高値での買取が期待できますよ。

2.売れないバイオリンとは?

次に査定をしてもらっても売れにくいバイオリンをご紹介します。

傷・汚れの目立つ使用感が強いバイオリン

バイオリンは本当に長年使い続けられる楽器で、プロの演奏家は練習用に100年、200年前ものバイオリンを使っている例もめずらしくありません。

中古市場でも最新のモデルだけでなく、1800~1900年代のバイオリンでも演奏に支障がなく見た目もそれなりにきれいであれば買取をしている業者もあります。

しかし、反対に購入してから年数が短いバイオリンでも、大きな傷や拭いてもとれない変色や目立つシミがある場合は買取を断られる可能性が高いので気をつけましょう。

中古品としての買取基準は、大きな修復をしなくとも次の人が問題なく使える楽器。

骨董的な価値があっても、状態が悪ければ買取につながらないケースもあるため普段から保管方法に気をつけたいですね。

バイオリンの型番・シリアルナンバーが確認できないもの

バイオリンの買取で注意したいのが、本体やケースに記載されている型番シール、製造番号が判別できないと買取不可になる業者が多いこと。

バイオリンにはメーカー名だけでなく、そのバイオリンごとの製造番号などが明記されています。

たとえばヤマハのバイオリンなら、型番の先頭は「Y」から始まるアルファベット3文字と数字が刻印されています。

番号を見ればどのグレードのモデルなのか判断ができますが、記載がなければ偽物の可能性も考えられます。

見た目の状態がきれいでも買取不可になることがあるため、型番シールや製造番号の部分をむやみに傷つけないよう気をつけましょう。

3.人気のバイオリンを紹介!

バイオリンの人気ブランド、高価買取してもらいやすいメーカーをご紹介します!

YAMAHA(ヤマハ)

日本を代表する楽器メーカーのヤマハ。

バイオリンも子供向けの扱いやすいモデルから、プロ仕様の本格的なストラディバリウスの形状を継いだハイクオリティモデルまで多数の種類を取り揃えています。

信頼のブランド力、長年の楽器作りの歴史に裏付けされた高品質なヤマハのバイオリンは幅広い世代に人気です。

中古もバイオリン初心者の方に人気が高く、状態が良ければ数万から10万以上の高価買取も期待できます!

鈴木バイオリン

鈴木バイオリンは日本の弦楽器製造メーカーです。

今や国内シェア30%を占めており、職人がていねいにこだわって作った楽器は一般にはもちろん学校などの公共施設でも多く使われています。
製造本数は年間1万本以上ですがそれぞれ時間をかけて手作りされており、限定数百本のモデルもめずらしくありません。

たとえばオリジナルデザインの「済韻」は、鈴木バイオリンの創設者の政吉が第一号として制作したモデル。

どこか懐かしさを覚える鈴木バイオリンのバイオリンは、多くの人の心をつかむ魅力があります。

文京楽器

1947年から弦楽器を発売している老舗メーカー。

始めはコントラバス専門店でしたが1970年代からはストラディバリウスの発売も開始。

そして1967年にはオリジナルブランドとなる「ピグマリウス」を発売しました。

日本だけに留まらず、ピグマリウスの名器たちは世界中で愛用者がいます。

誕生から40年を過ぎた今もなお、多くのバイオリン愛好家から愛されているシリーズです。

4.バイオリンを高く売るためのコツ

バイオリンを手放すのなら1円でも高価買取を目指したいですよね。

バイオリンは売る前に少し手間をかけることで、本体だけを売るよりも高値で買い取ってもらえる可能性がありますよ。

ここではバイオリンの高価買取のコツをご紹介します。

証明書・鑑定書をつける

バイオリンは有名メーカーの商品ほど、きちんとした証明書、鑑定書が残っていると買取値がアップしやすいです。

数百万円クラスの商品もめずらしくないため、その分偽物の多く出回っています。

買取業者にとっても、その場で鑑定書にて本物と証明ができるバイオリンは価値が高いもの。

買取値も上がることがあるため、忘れずに購入時の鑑定書などの書類もいっしょに提出しましょう。

ケース・弓などの付属品もセットで査定する

バイオリンは本体だけでなく、ケースの有無でも買取値が変化します。

きちんとそのバイオリンにフィットしたケースがないと保管もむずかしく、ケースだけを探すのは手間がかかります。

そのため、ケースや弓などの本体以外の付属品もそろえた状態で査定してもらいましょう。

ほかにも初心者用にバイオリンを手入れするときの松脂、クロスや弦などが一式そろっているとより高価買取が期待できますよ。

ぜひ鑑定書だけでなく付属品もしっかりそろえた状態で査定してもらうことをおすすめします。

バイオリンの買取実績が豊富な業者を選ぶ

中古品を売るとなるともっとも手軽なのが近所のリサイクルショップを利用する方法。

ほかの不用品とまとめて手放せるので時間がない人に便利ですよね。

しかし、バイオリンのような高価な楽器はまとめての査定より、楽器の買取に力を入れている専門業者に依頼しましょう。

バイオリンはメーカーや製造時期、ロットなど情報が多く、素人目で簡単に価値を判断できるものではありません。

そのため、買取実績が豊富なスタッフがいる業者に依頼するのが望ましいです。

買取業者のホームページを確認して、売りたいバイオリンのおおよその買取値をチェックするのもおすすめですよ。

5.まとめ

バイオリンは花形とも言える、とても存在感のある楽器です。

今も子供にバイオリンを習わせたい、趣味で演奏を始めたいという人は多く、中古品の価値もとても高いですよ。

使っていないバイオリンがあったら、そのまましまっておかずに次に必要としている誰かのために、ぜひ査定に出してみてはいかがでしょうか。



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