意外と困る物干し竿の捨て方!不用品回収のプロの目線から間違いのない処分方法をご紹介します


ベランダで、お庭で、タオルやお布団、洋服など洗濯物を干すのに活躍するのが物干し竿です。
金属でできていますが仲は空洞になっているものが多く、軽量で持ち上げるのも楽ですがその分長く屋外に置いたままだと湾曲しやすく、不用品となることもあります。
不用となった物干し竿は、粗大ごみに出すのが一般的ですが他にも様々な処分方法があります。今回は物干し竿の簡単な処分方法をいくつかご紹介していきますので、ぜひご一読ください。

私が監修致しました

意外と困る物干し竿の捨て方!不用品回収のプロの目線から間違いのない処分方法をご紹介します監修者
黒田 真一

買取いちばんスタッフの黒田です。物干し竿、使っていますか?昔は「たけや~さおだけ~」なんてトラックで移動販売していた通り、竹製のものが多かったですが今は金属でできていて頑丈です。 しかし、やはり長さもありますし屋外で雨風にさらされるものですから使い方によっては劣化もしますし、折れてしまうこともあります。 また、引っ越し先のベランダのサイズと合わず、今お使いの物干し竿を処分したい!と思われることもあるかもしれません。 そんなときに「物干し竿って大きくてごみ袋には入らないけど何ごみで捨てればいいの?」と困らないように、今回は物干し竿の処分方法や処分の際にかかる費用の目安も解説しています。 ご参考になれば幸いです!

ごみ袋に入らない大きなものを処分したいと思った場合、まず頭に思い浮かぶのが粗大ごみではないでしょうか。
今回は物干し竿の捨て方についてですので、まずは素材や粗大ごみとして出すことが可能なのかを詳しく確認していきましょう。

物干し竿はどんな素材でできている?

物干し竿の素材は大きくはスチール、ステンレスやアルミの3種類の金属からできており、あとは端にプラスチックが付いています。

昔主流だった竹でできた物干し竿やその後とってかわった鉄製のものは今の物干し竿のように伸び縮みせず、サイズが決まったタイプでした。
ご実家などで鉄製の物干し竿を持ってみたことはありますでしょうか?鉄ですのでずっしりと重量があり、雨や雪など水分の影響で錆びやすいのが特徴的でした。

アルミやスチール、ステンレスでできた現在の物干し竿はとても軽く、洗濯物の量やベランダの広さによって伸び縮みできる機能性を備えており、1本1000円しないで買えるものもあります。

しかし物干し竿はその軽量化を図るために中が空洞となっているため、素材がアルミやスチールのタイプは強度が弱く、ストッパーがないと風の強い日は動いてしまったり、布団など耐荷重を超えた重たいものを干しすぎると湾曲しやすいというデメリットがあります。
そんな負担が降り積もると、洗濯物を乾かしている最中に物干し竿が折れてしまうケースもあります。

物干し竿は何ごみで処分できるの?

アルミ、スチール、ステンレス…と物干し竿が作られる素材だけで見ると、不燃ごみとして出せばいいように思いますが、物干し竿はその「長さ」がネックとなり、そのまま不燃ごみで捨てることができないのです。

一般的な可燃ごみ、不燃ごみとしてものを捨てる際には、自治体にもよりますが1辺の長さが30㎝を超えないようにして指定の袋に納めないといけません。 

最近の物干し竿は昔に比べ伸び縮みさせられるとはいっても、短くても1m以上あります。
伸び縮みできないバーのタイプだと長さが2m近くもあるため、そのまま処分するということであれば物干し竿は粗大ごみに分類されます。
不燃ごみとして物干し竿を処分する方法もありますので、あとでご紹介します。

粗大ごみとして物干し竿を処分するには

粗大ごみの捨て方は、お近くの指定場所まで持っていくか、ごみ処理施設まで運搬するかのどちらかになります。

戸別収集で物干し竿を粗大ごみに出す捨て方

自治体で粗大ごみとして物干し竿を処分する際の流れを紹介します。
 

  1. 受付センターで予約をとる
    電話またはインターネットから、回収の受付を行いましょう。その際に手数料がいくらか分かります。
  2. 手数料納付券を購入する
    コンビニやスーパー、郵便局などで売られている手数料納付券を上記の金額分購入し、必要事項を記入しておきましょう。
  3. 手数料納付券を物干し竿に貼る
    物干し竿の目立つところや見やすいところに手数料納付券を貼っておきましょう。
  4. 物干し竿を指定の回収場所に出す
    予約した収集日時の当日朝8時までに、自治体が指定した場所に物干し竿を出しておけば完了です。

粗大ごみとして物干し竿を出すときも、そのサイズに気を遣わなくてはなりません。大きさは自治体によって差がありますが230cm以下と定められている場合が多いようです。
あまりに長いものは折る、切断するなどといった方法でコンパクトにする必要があります。

物干し竿の処分料金の目安は、名古屋市では250円でした。物干し台付きですとまた料金が変わりますのでご注意ください。

物干し竿を指定ごみ処理センターに持ち込む捨て方

車に載せられるサイズにまで物干し竿をコンパクトにできるということであれば、ごみ処理センターへ直接持ち込むという捨て方もあります。
料金は重さによって変わりますが、軽量な物干し竿であれば個別回収よりさらにお得に処分できるかもしれません。

不燃ごみとして物干し竿を処分するには

指定のごみ袋に入るサイズまで物干し竿を小さく切断することができれば、不燃ごみとして処分できます。
その場合かかるのはごみ袋代だけで、処分費用がかかりません。
 
しかし物干し竿の解体作業には労力や手間がかかります。2メートル近いものを解体するので、スペースも必要となりますし、パイプカッターという工具も必要です。

物干し竿の解体に必要な道具を紹介します。

  • パイプカッター(直径30~32mmくらいの)もしくは金属用ノコギリ
  • 軍手
  • メガネやゴーグルなど目を保護するもの

100円ショップのダイソーでも、100円ではありませんがパイプカッターは売っています。
お近くにダイソーがなければホームセンターでも1000円ほどで購入できるでしょう。
のこぎりとはちがいカッターの刃と円柱の周囲を回転させながらカットするので強い力は要らず、女性でもお好みのサイズに物干し竿を解体することができます。

物干し竿の直径の長さは30㎜のものが多いですが、直径に合ったパイプカッターを購入するようにしましょう。
 
※ダイソーのパイプカッターは、製品によってはステンレス製の物干し竿が切れない時もありますので注意が必要です。
 
袋に入るサイズまで無事に物干し竿の解体ができたら、お住まいの地域のごみカレンダーで不燃ごみの日を確認して、回収場所へ出せば処分完了です。

不燃ごみで物干し竿を処分するときの費用の目安

粗大ごみで処分するときよりもさらに金額は抑えられます。
指定のごみ袋代が10~50円と、パイプカッターなどの工具を持っていなかった場合は新しく購入する必要があるので数百円~1,000円ほどかかります。
わざわざこのためだけに工具を買うのは気が引けますが、今後もパイプカッターを利用する機会があるのなら買っておいてもいいかもしれません。

物干し竿を粗大ごみ・不燃ごみで出すときのそれぞれの違い

物干し竿を粗大ごみ、不燃ごみそれぞれの方法で処分する際の日数や費用の違いをわかりやすく一覧にしてみました。

粗大ごみ不燃ごみ
処分までの日数7日から30日(月に1回)1日から30日(月に1~4回)
処分にかかる料金(名古屋市の場合)250円(物干し竿)~500円(物干し台)※手数料納付券の費用10円~50円※指定のごみ袋の料金
処分の手順予約→納付券の購入→搬出切断→搬出
怪我のリスク無し有り

物干し竿を粗大ごみで処分するにしても不燃ごみで処分するにしても、どちらにもメリットとデメリットが発生します。
自治体にもよりますが粗大ごみの回収日は基本的に月1回しかないため、予約するタイミングによってはすぐに物干し竿を処分できないことがあります。
費用はどちらも安価ですが、より費用を抑えるには不燃ごみでの処分のほうがごみ袋代だけで済むため経済的でしょう。
ただごみ袋に入るサイズまで物干し竿を小さく解体しなくてはいけないため、手間も時間もかかる上慣れない作業でケガをしてしまうリスクがあります。

物干し竿を粗大ごみ・不燃ごみどちらで処分するか迷ったら、ご自身がどれだけ処分に手間や費用をかけられるかを考えて決めると良いでしょう。

販売店舗に物干し竿を引き取ってもらう

処分だけでなく新しく物干し竿を買い換えるということであれば、新しい物干し竿を購入するホームセンターや家具屋などで回収してもらえるケースもあります。

カインズなどのホームセンターでは、同数、同量のものを購入するなどの条件を満たせばなんと無料で不用になった物干し竿をを引き取ってもらえますので、買い替えの予定がある場合はぜひご検討ください。

【カインズ】無料引き取りサービス(店舗持ち込み)

ホームセンターのカインズでは対象商品を1点購入すると、同じ製品を同じ数量であれば無料で引き取ってくれるサービスがあります。
 
適用条件と料金

  • 対象の物干し竿を1点購入すると、物干し竿を1点無料で引き取ってくれる
  • 引き取ってもらう古い物干し竿を店舗に持ち込まなければならない
  • オンラインでの購入の際は納品書または明細書が必要

【ニトリ】有料引き取り

ニトリで新しく物干し竿を購入すれば、有料ですが新商品のお届けと同時に不要になった物干し竿を自宅にいながら引き取ってもらえます。
 ただしニトリの物干し竿は数百円~1000円台と低価格なものが多いため、4000円出して処分するのは賢明な捨て方とは言えないかもしれません。

適用条件と料金

  • 新しく購入した物干し竿と引き取ってもらう物干し竿が同数量もしくは同容量まで
  • 配送員設置商品と書かれた商品に限定し、宅配便を使う商品は不可
  • 1度の注文・配送につき4,000円(+消費税)で引き取ってもらえる 

不用品回収業者に回収してもらう捨て方

料金より手間のかからなさを重視したい方や、引っ越しなどで物干し竿以外にも処分したいものがあるということでしたら不用品回収業者に回収をお願いするのが楽です。
粗大ごみや不燃ごみとして物干し竿を捨てる場合は回収日が月1回と決まっておりそれまでは保管しておかなくてはならず、また解体の手間や回収場所まで持っていく労力もかかります。

しかし不用品回収業者に依頼すれば、こちらの都合のいい日時に指定できるうえ玄関先まで回収に来てくれるので、労力・時間などの一切の手間を使わず物干し竿を処分できます。

物干し竿1本からでも回収を依頼することはできますが割高になりますので、家庭内で他に不用品が出れば、まとめて出すことでパックプランを利用できるところも多いのでそちらのほうがお得です。 
 
デメリットとしては、手間がない分自治体などで処分するよりも費用が割高になる点と、回収したものを不法投棄したり、あとで高額な請求をしてくる悪徳な業者も存在するため、業者をしっかり見極めなくてはならない点です。

業者の見分け方については、

  • 地域で長年営業していて信頼がある
  • ホームページに実績を多数載せている
  • 質問にはきはきと回答してくれる

等、透明性の高い業者を選ぶと失敗が少ないです。

不用品回収業者で物干し竿を処分するメリット・デメリット

メリット

  • 状態のいいものは買取にまわしてもらえることもあり、改修費用から買取金額を差し引いてもらえるため便利
  • 夜間や土日でも対応してくれる上、早ければ連絡をした即日に来てもらえるので引っ越しなどで急いで処分したい方や、日中はお仕事で留守がちな方におすすめ
  • 梱包や運び出しまですべて業者が行ってくれるため、手間や労力の負担はナシ!

 
デメリット

  • 自治体の粗大ごみで処分するよりも費用は数千円~と割高
  • 回収したものを不法投棄したり、あとで高額な費用を請求してくる悪徳業者もいるため業者選びを慎重に行う必要がある

オークションサイトやフリマアプリに出品して処分する

状態のよい物干し竿であれば、メルカリやラクマなどのフリマアプリやヤフーオークションなどを利用して売却することも可能です。
ただし、フリマアプリで売却する際には送料は出品者が負担する場合も多く、梱包もこちらで行う手間がある上、元々物干し竿は金額が低いのでほとんど無料同然の安価で売却することになるでしょう。
また出品してすぐに買い手がつくことは少ないため、すぐに物干し竿を処分したい!という方にはおすすめできない捨て方です。
多少手間や時間をかけても、お金に換えたいということであれば出品してみてもいいかもしれません。
 
不用品を近所の方に無償または安価で譲ることができるフリマアプリにジモティーというものもあります。
 
ジモティーは購入者に近所まで来てもらって商品を渡すこともできるので、梱包の手間がなく送料の心配もしなくていいのがメリットです。

コンクリートでできた物干し台の捨て方は?

物干し竿を処分する際に大変なのが支柱を固定するための物干し台の捨て方についてです。
物干し台にはブロー台と呼ばれる中に水を入れて重石にするものと、コンクリートの土台のものがあります。
コンクリート台の方は処分料が高めなのと処分ができない市区町村もあります。以下、物干し竿、物干し台の処分費用の一覧になります。

コンクリート台は安定感もあり長持ちしますが、適正処理困難物に指定する自治体が多いため一般のごみでは収集してもらえず、廃棄物処理業者や不用品回収業者にご自身で回収依頼を行わなくてはいけません。

物干し竿の処分でよくある質問

物干し竿を処分する際によくいただく質問をご紹介します。

Q.一番早く、手間なく処分する方法はありますか?

A.不用品回収業者を利用する方法が良いでしょう。

不用品回収業者なら即日に対応してくれる上、手数料納付券も購入や手続きなども必要なく、面倒な梱包や運び出しも全て業者で行ってくれるため労力や手間はほとんどかかりません。

Q.物干し台もまとめて処分できますか?

A.できますが、自治体によってはコンクリートの処分ができない場合もあります。

名古屋市の場合は物干し台は500円で粗大ごみとして処分ができますが、自治体によっては物干し台の材質であるコンクリートを適正処理困難物に指定していて受け付けてもらえないこともあります。

お住まいの自治体でコンクリートが適正処理困難物に指定されている場合は、廃棄物処理業者や不用品回収業者に自分で処分の手配をしなければなりません。

Q.不用品回収業者はどこで探せばいいでしょうか?

A.当ホームページからもお問い合わせが可能です!

お住まいの地域と不用品回収業者、で検索すれば不用品回収業者がたくさん出てくると思いますが、先程もお伝えしたように悪徳業者も多いため見極めるのは大変です。
当「買取いちばんドットコム」でも、お電話で専用オペレーターが対応させていただくのは勿論、メールやLINEからでも査定、ご相談が可能です。
ご相談は勿論無料ですし、他社様とも相見積もりをしていただいてもOKですので、ぜひ一度お問い合わせください!

まとめ

物干し竿の捨て方をご紹介いたしました。
費用をかけない方法なら小さく解体して不燃ごみに出す方法がよいですが、粗大ごみに出しても数百円で済むのでパイプカッターを用意して解体するのが手間ということであれば粗大ごみの回収を待ってもいいかもしれませんね。
お庭のあるお宅ですと台付きのタイプの物干し竿をお使いの方もいらっしゃると思いますが、その場合は粗大ごみで捨てることができませんので適切な処分方法をお選びくださいね。



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